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【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】
[433]森崎名無しさん:2015/02/17(火) 23:28:33 ID:??? ハンブルグ戦で結果出したんだしJYの間は 若島津をキーパーにしてあげたいなぁ アルゼンチン戦でもチーム力違いで勝てたと思うし
[434]森崎名無しさん:2015/02/17(火) 23:38:46 ID:??? むしろユース編もこのまま二人が競っていく感じを期待してる。
[435]森末(仮):2015/02/18(水) 00:48:23 ID:??? >C.「次の試合も俺が必ずゴールを決めます。 任せてください」 かっこよく存在感をアピールだ ============================================================================================== ここで板野は強気に次の試合も必ず自分がゴールを決めると約束をした。 下手な者がやれば顰蹙を買ったかもしれないが、板野の実力は誰もが認める所。 今日の試合でもハットトリックを達成しており、次の試合でも勝敗を分けるのは彼の奮闘次第だとチーム内からも理解を得ていた。 響「おー! たっのもしいな〜! 次の試合も応援してるから、頑張ってね!」 板野「はい!(ヘルナンデスとジェンティーレ相手に勝てるかわからないけど。 やるっきゃないもんな!)」 そして、この板野の宣言には真と響も好印象を抱き素直に彼を応援した。 今日の試合での活躍やこれまでの板野のプレイなどを見る限りこの宣言が偽りになるものではなく、 また、何よりも今までの取材の対応などから板野を純粋に応援出来る程度には彼女達も好意を抱いていたのである。 無論、あくまでもサッカー選手を応援するという意味での好意ではあるが。 その後、全日本メンバーは話を打ち切るとその場を後にした。 流石に20人以上の団体が揃って座れる場所はそう簡単に確保出来ず、 予め関係者席を融通してもらっていた為にそちらへ移動する為である。 響「ところで次に全日本が試合するのってどこだっけ?」 真「もう、忘れたの? 日本のいるグループDは日本、アルゼンチン、そしてイタリアの3チーム。 だから次はイタリアとの試合だよ」 響「へー、そっか。 あれ? イタリアって強豪国じゃなかったっけ?」 真「そうだよ。 しかも堅い守備が自慢のね。 だから多分板野くんもあんな事言ったんじゃないかな?」 響「そっ、そうだったのか! てっきり普通に頑張るっていう意味かと思ってたぞ……」 因みに日本のメンバーが去った後、彼女たちはこんな会話をしていたという。 真「もう……事前に予習くらいしておきなよ。 サッカーにちょっと詳しい人ならこれくらいはわかるよ」 響「うがー! 国内サッカーならまだちょっと番組で取材したりでわかってきたけど、世界になるとさっぱりさー!」 プロデューサー「ラグボールならわかるんだけどね」
[436]森末(仮):2015/02/18(水) 00:49:50 ID:??? とにもかくにも、こうして全日本メンバー一行は無事に観客席に座り、 研究の為にとこの後行われる試合をつぶさに観察をした。 ピッピッピィーッ!! 実況「試合終了〜! 西ドイツ、噂に違わぬ凄まじい強さを発揮しました! 特にキャプテンのカール=ハインツ=シュナイダーくんは、この試合で3得点! ハットトリックを達成! 既に第1試合でハットトリックをしている全日本の板野くん同様、得点ランキング1位! 今大会ではその自慢のファイヤーショットでゴールを量産する姿が期待されます!」 シュナイダー「(俺は負けん、西ドイツは必ず優勝する。 そして俺は毎試合ハットトリックだ!)」 全日本メンバー「やっぱりシュナイダーは強いぜ」「ああ、相変わらず滅茶苦茶な威力のシュートだ」「突破力も上がってないか?」 松山「流石に西ドイツは強いな。 シュナイダーだけじゃない、あのマーガスっていうのもシェスターっていうのも危険だ」 若林「奴らはブレーメンJrで共にプレイをする中心選手たちだ。 どちらもシュナイダーに比べれば劣るが、相当な実力者である事には違いないぞ」 板野「(後はこれにミューラーが加わるんだよなぁ……やっぱ強すぎだよ、西ドイツ)」 若島津「(……取れる! 今の俺ならば、奴のファイヤーショットに無様にやられるような事は無い! 取れるぞ!!)」 まず第2試合――カナダと西ドイツの試合は、下馬評通りに西ドイツの圧勝。 4−0という日本とアルゼンチンとの試合以上の大差をつけての勝利の中で、シュナイダーは3ゴールでハットトリック。 マーガスも1ゴール2アシストと順調な滑り出しを見せ、 カルツ、シェスターという中盤の要もゲームをコントロールし見事に完勝をしてみせたのだった。 そして次の第3試合、ウルグアイとベルギーとの試合では全日本メンバーの多くが知らない選手が活躍を見せる。 実況「し、試合終了〜! ウルグアイ、強し! 今大会、3人目のハットトリッカー誕生! その名はウルグアイの彗星、ラモン=ビクトリーノ! ビクトリーノくんの活躍で4−1とこちらも大差で下し、まず一勝を挙げました!」 ビクトリーノ「ヒャッホー! やったぜベイビー!」
[437]森末(仮):2015/02/18(水) 00:51:37 ID:??? 中里「むぅ、凄まじきスピード……」 ピエール「正に点取り屋……」 ディアス「……ケッ(ウルグアイか。 全然興味が無かったけど、あんなのがいたとはな)」 南米の黒豹ことウルグアイのキャプテン、ラモン=ビクトリーノである。 彼もまたこの試合で3得点を挙げてハットトリックを達成。 彼は板野やシュナイダーには見た限りではパワーでは劣る様子だが、そのスピードの速さに一同は目を剥き驚く。 石崎「す、すごい……誰だあいつは……」 若林「世界にはまだまだ凄い力を持った選手がゴロゴロいると言う事だ」 板野「(なんだか地味だけど、やっぱりビクトリーノも凄い奴なんだよなぁ。 多分決勝トーナメントでかませ犬になるんだろうけど)」 政夫「しかしこれでハットトリックが3人目かよ。 ハットトリックした奴が凄いんだか相手のチームがヘボなんだかわかんねぇな」 山森「勿論板野さんを含め、シュナイダーやビクトリーノが凄いんでしょうけど……。 でも、今のベルギーもその前のカナダも、アルゼンチンに比べればそこまで強かった訳ではないですよね」 滝「まぁな。 勿論、アルゼンチンも守備力だけに関しちゃ似たようなもんだったけどな」 松山「しかし現時点では全員3得点で横一線だ。 どうだ板野、シュナイダーだけじゃなくビクトリーノって奴まで現れたけど、 この大会の得点王はやっぱり狙ってるのか?」 板野「うーん……」 A.「勿論。 ストライカーである以上は、そこは目指したいよ」 B.「そこまで考えてないよ。 試合に勝てればそれでいいさ」 C.「いや、多分無理だ。 次のイタリア戦で点が稼げそうにないもん」 D.「それよりウルグアイで1ゴールを挙げた奴の方が気になってるんだけど」 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 >>408 乙ありです。
[438]森崎名無しさん:2015/02/18(水) 00:53:00 ID:t55KkmU+ A
[439]森崎名無しさん:2015/02/18(水) 00:53:06 ID:8XS+/fmA B
[440]森崎名無しさん:2015/02/18(水) 00:58:00 ID:6F3qmrh+ B
[441]森末(仮):2015/02/18(水) 02:02:36 ID:??? >B.「そこまで考えてないよ。 試合に勝てればそれでいいさ」 ========================================================================== 松山「あれ? そうなのか?」 中西「なんや、まさかシュナイダーとか見てビビっとる訳やないやろな?」 板野「違う違う。 ただハットトリックとかに拘っても仕方ないだろ?」 全日本で1番と言えるシュートの威力を持つ板野が、 得点王は別に目指していないと宣言をした事で一部からは驚きの声が上がり、もしかして臆したのではと推測をする者もいた。 だが、板野はあくまでも勝利を第一に考え個人成績は二の次だと告げる。 板野「まぁなれれば嬉しいけど……1番はやっぱりチームが勝つ事だよ」 三杉「(確か中学サッカー大会の時の得点王発表でも、自分が得点王だという事を直前まで知らなかったな。 欲が無いというかなんというか……どうもストライカーらしくないな。 無論、個人成績にかまけてワンマンプレーをするようや者よりはよっぽどいいけどね)」 早田「なんだなんだ、面白くねぇな。 もっとこう、ガーッ!と気合入れて『俺が得点王になってやる!』って言う場面じゃねーのか?」 板野「いやまぁその、うーんなんというか……」 これに対してはチーム内でも賛否両論。 血気盛んな者の多い全日本の一部の者達からはストライカーがそんな気持ちでは困るという意見も出る中で、 逆に冷静な者からはワンマンプレーに走る事のない者だという認識がされる。 そんな中で、板野はもう一つ得点王を特に目指していない理由を――視線を右に向ける事で説明した。 来生「うーん、うーん。 俺が得点王になるには何点取ればいいんだ? 30点くらいか?」 井沢「来生……既に今日1試合終わって、決勝まで行っても残りは3試合しかないんだぞ?」 来生「ああそうか、1試合10点は流石の俺も無理だな。 ならハットトリックを全試合でしたとして……計15点もあれば大丈夫だろ」 滝「なんで3試合それぞれで3得点を取る計算で15点になるんだよ……」 板野「……こんな感じで、正直、取ろうって気は沸いてこないんだ」 奇天烈な発言をして滝と井沢に呆れられている来生を見ながら、苦笑をする板野。 この光景を見て、ようやく全日本メンバーは板野の気持ちに納得をするのだった。
[442]森末(仮):2015/02/18(水) 02:03:47 ID:??? その後、今日最後に行われた第4試合――イングランドとフランスの一戦。 地元開催国とサッカー母国の地の試合が始まり、一同は観戦をするのだが……。 バババババババッ!! 実況「こ……これはなんと言う華麗なテクニック! 無駄な動きが少しもない! その流れる様なドリブルにイングランドの選手達は誰一人ついていけません! 正にエル=シド=ピエールワンマンショー!!」 反町「す、すごいドリブルだ……」 岬「あの華麗なボールさばきからピエールはフランスではサッカーの芸術家、フィールドのアーティストと呼ばれてるんだ。 もしもフランスが上がってきたら、決勝トーナメントでは彼の動きに要注意だよ」 板野「(フィールドのアーティストっていつの間にか岬の二つ名になってたよなぁ……)」 早田「ディアスに続いてこんな奴までいやがるとはな……腕が鳴るぜ!」 まず彼らの目を引いたのは、フランスキャプテン。 ピエールの華麗な――否、芸術的なドリブル。 そのボール捌きに一同は絶句し、このままならばこの試合もフランスが勝利するのだろうかと考えるのだが……。 ボカッ! ポーン ボッシ「ああ〜!」 実況「あ〜っと惜しい! ピエールくんの絶妙のラストパス、これをFWのボッシくんシュートミス。 ボールはゴールバーを大きく超えました! フランス、立ち上がりの絶好チャンス物に出来ず!」 来生「なんだなんだ、今のを外すのかよ」 新田「最高のパスですよ、今の。 タイミングといいポジションといい、あれで決められなきゃFWじゃない」 板野「(うわぁ、こうして自分の目で見てみるとよくわかる。 フランスのひどさ。 正直俺よりパスカットもブロックも下手っぽい)」
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0ch BBS 2007-01-24