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【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】
[437]森末(仮):2015/02/18(水) 00:51:37 ID:??? 中里「むぅ、凄まじきスピード……」 ピエール「正に点取り屋……」 ディアス「……ケッ(ウルグアイか。 全然興味が無かったけど、あんなのがいたとはな)」 南米の黒豹ことウルグアイのキャプテン、ラモン=ビクトリーノである。 彼もまたこの試合で3得点を挙げてハットトリックを達成。 彼は板野やシュナイダーには見た限りではパワーでは劣る様子だが、そのスピードの速さに一同は目を剥き驚く。 石崎「す、すごい……誰だあいつは……」 若林「世界にはまだまだ凄い力を持った選手がゴロゴロいると言う事だ」 板野「(なんだか地味だけど、やっぱりビクトリーノも凄い奴なんだよなぁ。 多分決勝トーナメントでかませ犬になるんだろうけど)」 政夫「しかしこれでハットトリックが3人目かよ。 ハットトリックした奴が凄いんだか相手のチームがヘボなんだかわかんねぇな」 山森「勿論板野さんを含め、シュナイダーやビクトリーノが凄いんでしょうけど……。 でも、今のベルギーもその前のカナダも、アルゼンチンに比べればそこまで強かった訳ではないですよね」 滝「まぁな。 勿論、アルゼンチンも守備力だけに関しちゃ似たようなもんだったけどな」 松山「しかし現時点では全員3得点で横一線だ。 どうだ板野、シュナイダーだけじゃなくビクトリーノって奴まで現れたけど、 この大会の得点王はやっぱり狙ってるのか?」 板野「うーん……」 A.「勿論。 ストライカーである以上は、そこは目指したいよ」 B.「そこまで考えてないよ。 試合に勝てればそれでいいさ」 C.「いや、多分無理だ。 次のイタリア戦で点が稼げそうにないもん」 D.「それよりウルグアイで1ゴールを挙げた奴の方が気になってるんだけど」 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 >>408 乙ありです。
[438]森崎名無しさん:2015/02/18(水) 00:53:00 ID:t55KkmU+ A
[439]森崎名無しさん:2015/02/18(水) 00:53:06 ID:8XS+/fmA B
[440]森崎名無しさん:2015/02/18(水) 00:58:00 ID:6F3qmrh+ B
[441]森末(仮):2015/02/18(水) 02:02:36 ID:??? >B.「そこまで考えてないよ。 試合に勝てればそれでいいさ」 ========================================================================== 松山「あれ? そうなのか?」 中西「なんや、まさかシュナイダーとか見てビビっとる訳やないやろな?」 板野「違う違う。 ただハットトリックとかに拘っても仕方ないだろ?」 全日本で1番と言えるシュートの威力を持つ板野が、 得点王は別に目指していないと宣言をした事で一部からは驚きの声が上がり、もしかして臆したのではと推測をする者もいた。 だが、板野はあくまでも勝利を第一に考え個人成績は二の次だと告げる。 板野「まぁなれれば嬉しいけど……1番はやっぱりチームが勝つ事だよ」 三杉「(確か中学サッカー大会の時の得点王発表でも、自分が得点王だという事を直前まで知らなかったな。 欲が無いというかなんというか……どうもストライカーらしくないな。 無論、個人成績にかまけてワンマンプレーをするようや者よりはよっぽどいいけどね)」 早田「なんだなんだ、面白くねぇな。 もっとこう、ガーッ!と気合入れて『俺が得点王になってやる!』って言う場面じゃねーのか?」 板野「いやまぁその、うーんなんというか……」 これに対してはチーム内でも賛否両論。 血気盛んな者の多い全日本の一部の者達からはストライカーがそんな気持ちでは困るという意見も出る中で、 逆に冷静な者からはワンマンプレーに走る事のない者だという認識がされる。 そんな中で、板野はもう一つ得点王を特に目指していない理由を――視線を右に向ける事で説明した。 来生「うーん、うーん。 俺が得点王になるには何点取ればいいんだ? 30点くらいか?」 井沢「来生……既に今日1試合終わって、決勝まで行っても残りは3試合しかないんだぞ?」 来生「ああそうか、1試合10点は流石の俺も無理だな。 ならハットトリックを全試合でしたとして……計15点もあれば大丈夫だろ」 滝「なんで3試合それぞれで3得点を取る計算で15点になるんだよ……」 板野「……こんな感じで、正直、取ろうって気は沸いてこないんだ」 奇天烈な発言をして滝と井沢に呆れられている来生を見ながら、苦笑をする板野。 この光景を見て、ようやく全日本メンバーは板野の気持ちに納得をするのだった。
[442]森末(仮):2015/02/18(水) 02:03:47 ID:??? その後、今日最後に行われた第4試合――イングランドとフランスの一戦。 地元開催国とサッカー母国の地の試合が始まり、一同は観戦をするのだが……。 バババババババッ!! 実況「こ……これはなんと言う華麗なテクニック! 無駄な動きが少しもない! その流れる様なドリブルにイングランドの選手達は誰一人ついていけません! 正にエル=シド=ピエールワンマンショー!!」 反町「す、すごいドリブルだ……」 岬「あの華麗なボールさばきからピエールはフランスではサッカーの芸術家、フィールドのアーティストと呼ばれてるんだ。 もしもフランスが上がってきたら、決勝トーナメントでは彼の動きに要注意だよ」 板野「(フィールドのアーティストっていつの間にか岬の二つ名になってたよなぁ……)」 早田「ディアスに続いてこんな奴までいやがるとはな……腕が鳴るぜ!」 まず彼らの目を引いたのは、フランスキャプテン。 ピエールの華麗な――否、芸術的なドリブル。 そのボール捌きに一同は絶句し、このままならばこの試合もフランスが勝利するのだろうかと考えるのだが……。 ボカッ! ポーン ボッシ「ああ〜!」 実況「あ〜っと惜しい! ピエールくんの絶妙のラストパス、これをFWのボッシくんシュートミス。 ボールはゴールバーを大きく超えました! フランス、立ち上がりの絶好チャンス物に出来ず!」 来生「なんだなんだ、今のを外すのかよ」 新田「最高のパスですよ、今の。 タイミングといいポジションといい、あれで決められなきゃFWじゃない」 板野「(うわぁ、こうして自分の目で見てみるとよくわかる。 フランスのひどさ。 正直俺よりパスカットもブロックも下手っぽい)」
[443]森末(仮):2015/02/18(水) 02:04:48 ID:??? ピエール以外の選手が、揃いも揃って酷すぎる実力者ばかり。 読み物としてそれを知っている板野も、実際にサッカーをする内に目が肥え、そして自身も相当な実力者となった今。 改めてフランスのモブ選手たちの実力の低さを目の当りにし、思わずピエールに同情をしてしまう。 こうして今日のアルゼンチンのディアス以上に1人だけで戦い続けるピエール。 彼の決死の奮闘の甲斐もあって前半しばらくはなんとか同点で試合が続いたものの、 途中、ピエールのいない間を抜きイングランドがあっさりと得点。1−0とリードを許す展開となってしまう。 ピエール「(まずいな……相手は相当こちらを研究してきている。 このままでは駄目だ。 どうにか同点に追いつかないと!)ハァッ!!」 ロブソン「ふっ、その程度のシュートが効くものか!」 当然フランスもこの1点を返そうと(主にピエールが)必死に反撃をするのだが、 イングランドのキャプテン、ビリー=ロブソンがこれを跳ね返し同点を許さない。 板野「(あ、ロブソンだ。 地味だけどやっぱり強いな……)」 次藤「あのDF……(ワシより素早くブロックに行けとるタイ。 やはりパワーだけでなくスピードも無いといけんのかのう)」 松山「このままじゃフランスはまずいぞ。 流石にピエールだけで勝てる相手じゃない」 三杉「今日の僕たちの試合と一緒だね。 如何に1人の凄い選手がいたからといって、それで勝てる程サッカーは甘くない」 岬「(まずいなぁ、フランスには勝ち上がってくれないと困るんだけどな……ん?)」 沢田「あれ? フランスは……選手交代ですか?」 若島津「選手を代えて強引に流れを変えるつもりか……」 板野「(いや、違う。 あれは……)」 実況「フランス、サイドラインにボールを蹴りだしなんとかピンチ脱出です。 おっとそしてフランスはここで早くもメンバーチェンジです。 ゼッケン3番ブラボーくんに代わりゼッケン20番ナポレオンくんが入ります」 板野「(ナポレオンだー! まぁそりゃ出すよね。 勝てないもんこのままだと……)」
[444]森末(仮):2015/02/18(水) 02:06:18 ID:??? そして、いい加減ピンチが続き、ピエールまでもがディフェンスに参加し始めた時。 ようやくフランスベンチが動いた。 唯一ピエール以外でマトモと言える選手、ルイ=ナポレオンを出場させたのである。 ロブソン「(ナポレオン、ナポレオンか……)」 フィールドに姿を現したナポレオンを見ながら、考え込んだのはイングランドのロブソンである。 彼はこの大会前、偶然にも板野と出会った際にナポレオンの情報を得ていた。 フランスにはピエールだけではない、ナポレオンというストライカーもいるという情報を。 ロブソン「(確か強烈なミドルシュートと、それをダイレクトで撃てる選手だったな)」 板野から情報を聞いた後、ロブソンはすぐさまナポレオンの資料を出来る範囲で集め、調査をした。 無論、たまたま出会った敵国チームの男から聞いた情報。 鵜?みにはしていなかったが、それでも隠し玉がいるやもしれんとは以前から思っていた事であり、 杞憂に終わればそれはそれで構わないと考えた上でナポレオンについて調べたのである。 結果、ロブソンは少しの資料だけでもナポレオンの実力を知る事となり、 何故そんな彼がフランスに途中合流をしたのか、今日の試合でも途中出場だったのかまでも調べ上げた。 ロブソン「(粗野で横暴、警告を受けた数は数えきれない程の荒くれ者か。 確かにそんな選手を使うのは一か八かだな。 だが、情報を得ていれば対処自体に苦慮する事は無い筈)」 こうして本来ならば予想外の隠し玉に苦しめられる筈のロブソンは、 不敵な笑みを浮かべながら試合を再開するのだが……。
[445]森末(仮):2015/02/18(水) 02:07:22 ID:??? 先着1名様で、 ★勝つのはフランス→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→ナポレオン「レ・ブルーのユニフォームを纏ったからには僕はもう乱暴なプレイはしません」 なにィ!?綺麗なナポレオン!? ダイヤ・ハート→空中でナポレオンとロブソンがもつれあう! そして……? スペード・クラブ→ロブソンがナポレオンを徹底マークするが……? 本日は一旦ここで区切らせていただきます。遅くまでご参加ありがとうございました。それでは。
[446]森崎名無しさん:2015/02/18(水) 02:07:41 ID:??? ★勝つのはフランス→ JOKER ★
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0ch BBS 2007-01-24