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【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】
[463]森末(仮):2015/02/19(木) 00:45:30 ID:??? ピエール「………………は?」 ナポレオン「必ずこの試合、勝ちましょうね!」 ピエール「………………」 ナポレオン「さぁ皆さん、1点くらいすぐに返してやりましょう! 力を合わせ、そして観客の声援のパワーを貰えばきっとこの試合に勝てますよ!」 ボッシ「え、え……?」 ジョルジュ「ど……」 フランスメンバー「「「どういう事なの……」」」 無論、このナポレオンを見てフランスの他のメンバーは目を丸くするしかなかったという。 その後、試合が再開をしてしばらく――フランスは相変わらずイングランドに攻め込まれる展開が多くなった。 ナポレオンを加えた事でチーム力自体は驚異的に上がったが、 それ以上にフランスメンバーの精神状態がまともに試合を出来るものではなかった為である。 イングランドFW「よし、抜いた!」 ピエール「し、しまった!」 ナポレオン「ドンマイ、キャプテン!」 ピエール「お、おう……」 イングランドDF「よーし、貰ったぜ!」 ボッシ「ああ、奪われた!」 ナポレオン「ドンマイドンマイ! すぐに取り返しましょう!」 ボッシ「え、えぇー……」
[464]森末(仮):2015/02/19(木) 00:46:44 ID:??? 勿論、その精神状態を引き起こしたのがナポレオンである事は言うまでもない。 試合が再開され下手なプレイをするメンバーに対し、いつもの彼ならば罵声を飛ばす所だが、実際はその真逆。 やけに優しげに慰めフォローをする彼の姿にフランスメンバーが動揺をするのは当然と言えた。 こうしてナポレオンを投入したが為に余計にピンチを拡大してしまったフランスだったが、 それでもギリギリの所で防ぎ1−0のまま徐々に試合は膠着状態に陥る。 実況「フランス、ここもなんとか凌いだ! ピエールくん、華麗にパスをインターセプトです! ナポレオンくんの投入以来動きが硬かったフランスですが、少しずつ緊張が解れてきた様子だ!」 ピエール「(い、いかんいかん。 落ち着け、クールになるんだエル=シド=ピエール。 ナポレオンがどうしてああなったかはしらんが、いい事だ。 そう、これはいい事な筈なんだ。 問題児が改心をして悪い筈がない。 いいか、クールになるんだピエール!)」 ナポレオン「キャプテン、こちらです!」 ピエール「ひぃっ……わ、わかった! 頼むぞナポレオン!」 ロブソン「むっ……来たか! みんな、落ち着いて当たれ! あいつはラフプレイが得意だが持ち味はそれだけだ!」 イングランドメンバー「「「おう!!」」」 そして、前半終了間際――件のナポレオンへと、ついにボールが渡った。 これに対してイングランドの守備陣は事前の情報通り、ナポレオンのラフプレイに警戒をして守備にあたる。 なるべく力に力で対抗しないよう、スピードとテクニックでぶつかろうと考えたのである。
[465]森末(仮):2015/02/19(木) 00:47:44 ID:??? スルッ スルスルッ スタタターッ!! イングランドメンバー「「「はああああああああっ!?」」」 ナポレオン「(ラフプレイは厳禁ですね。 ここは華麗にかわしてみせましょう)」 だが、このイングランドの対策は間違いだった。 正確には、試合開始前に集めた情報としては正しかったがナポレオンがフィールドに立った瞬間に役立たずとなってしまったのである。 観客の声援を受け、改心をしてしまったナポレオンはラフプレイを起こさぬよう、 実は備わっていた華麗なドリブルでイングランドメンバーを一気にごぼうぬき。 ロブソン「ちょ、ちょっと待て! 情報と違うぞ!? まさかこいつもピエール同様テクニカルな選手……?」 ボッシ「ナ、ナポレオン! シュートチャンスだぞ!」 ナポレオン「はい! これで同点にしてみせます!」 ロブソン「くっ!(となれば情報を鵜?みにする訳にはいかん! キャノンシュートとやらの存在も虚報だったのかも……)」 ナポレオン「さぁ、おあがりなさい! キャノンシュートです!」 ロブソン「ええええええええええ!? これはあるのかよおおおおおおおおおお!?」 ドゴォン! バァンッ! ピピィーッ!! この事前情報とはまるで違うナポレオンの動きにイングランドキャプテンのロブソンは情報が間違っているのかと考え、 ナポレオンが持つというキャノンシュートについても嘘であると判断しブロックに向かった。 しかし、ナポレオンは当然のようにキャノンシュートを打った。 ラフプレイで相手の選手を怪我させるなどをすれば故意とも思われるかもしれないが、シュートに関してはその限りではない。 何よりも目一杯力を込めて放つだけのシュートが反則を取られる訳がないからである。 よって、この時のナポレオンは迷う事なくキャノンシュートを放ち、完全に虚をつかれたイングランドはあっさりと失点をした。
[466]森末(仮):2015/02/19(木) 00:48:46 ID:??? ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! フランスサポーター「よーし、いいぞナポレオン!」「シュナイダーが西ドイツの皇帝ならお前はフランスの皇帝だ!」 「この調子で逆転を頼むぞ!」「「「ナポレオン! ナポレオン! ナポレオン!!」」」 ナポレオン「(ああ、気持ちいい。 こんなにも歓声を受けてプレイをするのが気持ちいいなんて知らなかった。 これが国を代表するという事……これがレ・ブルーとしての誇りなのですね)」 ピエール「ナ、ナイスゴールだナポレオン……」 フェレーリ「さ、流石だな……」 ナポレオン「いえ、この程度で満足は出来ません。 さぁ皆さん、後半は逆転といきましょう!」 フランスメンバー「「「お、おう……」」」 ロブソン「ど、どういう事なの……」 イングランドメンバー「訳がわからん」「本当にわからん」「なんか展開がギャグ調になってるぞ、いいのか?」 こうしてフランスは同点に追いつき、イングランドは失意と混乱の中にいた。 事前の情報と全く違う言動にプレイを見せるナポレオン。 フランスメンバー程ではないがそれらに困惑をした彼らは試合が後半になってもナポレオンに対処出来ず、 逆に少しずつ慣れてきたフランスメンバーは調子を取り戻し、結果的に3−1でフランスの勝利。 ナポレオンはハットトリックを達成し、こうして今日のハットトリッカー……その4人目が誕生をしたのであった。 ピエール「よ、よし! 勝てたぞみんな、よくやった!」 ナポレオン「さぁ皆さん、熱い声援を送ってくれたサポーターの皆さんに感謝の言葉を言いに行きましょう」 アモロ「う、うん……」 ロブソン「もうやだこの国……」
[467]森末(仮):2015/02/19(木) 00:49:49 ID:??? ※大会初日が終わった時点での得点王・アシスト王ランキングです。 名前が上がるのは主要選手だけです。 大会得点王ランキング 3ゴール 板野、シュナイダー、ビクトリーノ、ナポレオン 1ゴール 反町、ディアス、マーガス 大会アシスト王ランキング 2アシスト マーガス、ピエール 1アシスト 松山、岬、三杉、沢田
[468]森末(仮):2015/02/19(木) 00:50:54 ID:??? 実況「試合終了〜! フランス、前半はどうなる事かと思いましたが、後半は怒涛の攻撃の連続で勝利しました! 特にエースストライカーのナポレオンくんは、途中出場ながらハットトリックを達成! 全日本の板野くん、西ドイツのシュナイダーくん、ウルグアイのビクトリーノくんと並び、 これで4人のハットトリッカーが誕生しました!」 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! パチパチパチパチ!!! フランスサポーター「いいぞ!ナポレオン!」「この調子で頼むぞ!」「ピエールもよくやった!」 ナポレオン「ありがとうございます! ありがとうございます!」 ピエール「(どうしよう、なんでこうなったか聞きたいけど聞くの怖い……)」 ジョルジュ「(ピエールが満面の笑みのナポレオンを見て震えてる……)」 こうしてフランスが予想外の出来事を起こしながらも勝利を収めた頃。 観客席にいる者達もまたこの試合を見て思う所があったようで、各々口を開き始める。 ジェンティーレ「ふん、途中で入ったナポレオンとかいうのも……。 まあ他の者に比べればまともといえるが俺達を抜くには些か実力不足だな」 ヘルナンデス「だが油断はするなよ、ジェンティーレ」 ストラット「4人のハットトリッカーか……明日は俺も、狙うとするかな」 バンビーノ「ああ、その意気だ!」 シュナイダー「後半はピエールも守備に奔走していたな」 マーガス「ナポレオンがいる分、ピエールも守備に集中出来たんだろうな。 他の奴らは箸にも棒にもかからん奴らばかりだったし」 松山「エル=シド=ピエールにルイ=ナポレオンか……」 若島津「岬の話だとナポレオンはラフプレイが得意な選手だったんじゃないのか?」 沢田「全然そんな素振りすら見せませんでしたよね? むしろ華麗なテクニシャンって感じでした」 小池「まああのシュートは確かに暴力的とは言えるかもしれねーけどな」 岬「う、うーん……僕も雑誌か何かで見ただけだから、詳しく彼は知らないんだよね(おかしいなぁ? 確かにそう書かれてた筈なのに)」 板野「(……えーと、これってもしかして?)」
[469]森末(仮):2015/02/19(木) 00:51:54 ID:??? 多くの者達がフランスの戦力分析をする中で、唯一全日本は岬という情報提供者がいる為か、ナポレオンに注目をしていた。 岬も実際にナポレオンに会った事はないが、事前に彼の情報を得ており、 その際に暴力的なプレイが得意な危険人物であるという知識を得、皆に知らせておいた。 だが、試合を見てみればナポレオンはその逆――テクニシャンと言って差し支えない動きをしており、一同は混乱するのだが、 結局は岬の勘違いか思い違いだったのだろうという結論に至る。 しかし、この中で唯一――否、板野を含めた6人がこのナポレオンの"変化"について察していた。 高橋「……これ、君じゃないよね? そんな事して得って何も無いもんね?」 ニネー「勿論です。 私達が手を加えた訳でもなく、この世界の元管理者さんがそう作っていた訳でもない。 つまりは……」 森崎「あれだろ? 俺の世界や他の世界でもゴロゴロあって、割と世界の方向性まで変わっちまう事のあるアレ」 翼「ここだと、東邦学園の小池とかもその影響があったんだよね?」 森末「……これ、多分。 改変者がやった奴じゃないなぁ……突拍子無さすぎるもん」 そう、これは森末が設定した事でもなければ高橋やニネーが改変した訳でもない。 世界を管理する者すら手を焼く事もある、気まぐれな神様の力。 人はその神様の事をこう呼ぶ。 板野・森末・高橋・ニネー・森崎・翼「「「「「「 J O K E R だ こ れ 」」」」」」 ※フランスメンバーのナポレオンに対する感情が フランスメンバー→(どうしようこれ)→ナポレオン になりました。 ※ナポレオンのプレイスタイルが変化しました。同時に取得していた技も変化しました。
[470]森末(仮):2015/02/19(木) 00:53:00 ID:??? >>449 >>451 乙ありでした。 判定はありませんが本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。
[471]森崎名無しさん:2015/02/19(木) 00:59:55 ID:??? 乙です。 おあがりなさいてw
[472]森崎名無しさん:2015/02/19(木) 01:22:46 ID:??? 乙 ナポレオンかわいい
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0ch BBS 2007-01-24