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【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】
[775]森末(仮):2015/02/26(木) 00:05:08 ID:??? >E.「みんな、熱くなるな。 熱くなりすぎると誰かみたいにカード貰っちゃうからね」 挑発返しだ! ================================================================================================ ジェンティーレ「なにぃ……?」 板野「(あ、効いてる効いてる!)」 真正面から言い返すか、それとも立花兄弟達を庇うかと考えた板野だったが、 そういえば……と昨日の試合でジェンティーレが見せた失態、『カードを貰った事』を思いだしそれを口に出した。 元来挑発行為などはその純粋とも言える性格から苦手だった板野であるものの、 この時ばかりはジェンティーレに対する怒りからそれを行ったのである。 これを受けて、ジェンティーレはポカンとしたようにしばらく放心をしていたが、 板野の放った言葉の意味を理解すると同時に、少しずつ顔面を怒りで紅潮させてゆく。 中山「そうだな、俺達は下手に熱くなりすぎないようにしよう。 多少の熱さはいいプレイをする為に重要だが、 それと同時に冷静さも無ければ選手としては二流以下だからな」 佐野「そうですね」 ジェンティーレ「きっ、貴様ら……!」 そして、更に板野の言葉に賛同をするようにして仲間たちがジェンティーレをこれ見よがしに見ながら追従すると、 いよいよジェンティーレの沸点はピークに達そうとしたのだが……。 ヘルナンデス「やめないか、ジェンティーレ。 審判がこちらを見ているぞ」 ジェンティーレ「……チッ!」 ここに来てようやくイタリアキャプテン、ヘルナンデスが動きジェンティーレが暴走をする直前に声をかけた。 彼の言うように審判は先ほどから言い合いをしているこちらをちらちら見ており、 もしもジェンティーレが暴れていれば何らかの処置――そうでなくとも心証は悪くなっていたに違いなく。 それをジェンティーレも理解しているのか、忌々しげに舌打ちをして引き下がるのだった。
[776]森末(仮):2015/02/26(木) 00:06:27 ID:??? ヘルナンデス「すまなかったな、アレも悪い奴ではないんだが……」 和夫「あそこまで言われて悪い奴じゃねぇなんて言われても納得できねーよ!」 ヘルナンデス「重ね重ね申し訳ない」 松山「(これがイタリアのキャプテンか……対応的には紳士的だな。 もう少し、早めに止めて欲しかったけど)」 その後、ヘルナンデスは改めて日本メンバーに謝罪をする。 挑発に対して挑発を返した手前、板野としても少しばかり罪悪感はあったのだが、 先に挑発をしたのはジェンティーレである為に、あくまでもヘルナンデスは丁寧に頭を下げた。 立花兄弟達は未だにご立腹だったものの、別にヘルナンデス自体が悪い訳ではない為に多くの者は怒りを収め……。 しかし、止めるならもう少し早く止めて欲しかったとヘルナンデスの対処の遅さに内心文句をつける者もいるのだった。 ヘルナンデス「(ジェンティーレは少し傲慢なくらいがいいプレイが出来るからな……ニホンには悪いが、 あれだけ言い散らかせば今日の調子はよくなるだろう。 もっとも、言い返された事に対して機嫌を損ねているだろうからそこはフォローしておかないとな)」 板野「(ヘルナンデスって本編でも性癖以外はまともな奴だったもんな……助かった)」 無論、ヘルナンデスが多分に利己的な考えでジェンティーレをある程度放置していた事を、 彼らは知る由もない。 ……… …… …
[777]森末(仮):2015/02/26(木) 00:07:52 ID:??? 森末「さぁ、本大会2戦目! イタリアJrユースとの闘いの時間がやってきたね! 本編ではヘルナンデスしかおらず、蜂の巣にされる彼がどれだけシュートを止められるか……という、 なんとも言えないチームになっていたけれど、この世界では誰かさんのせいで超強化。 ジェンティーレ、ストラット、バンビーノ、ランピオンという攻守のタレントが勢ぞろいしている。 当然強敵だけど……その中でも特に脅威となるのがジェンティーレ。 彼はこの段階で既に世界最高のDFだ。 彼とヘルナンデスが守るゴールを如何にして割るか、それがこの試合の最大の鍵となるね! それじゃあ最後にフォーメーションの確認だ!」 イタリアJrユース 5−3−2 −−@−− @ヘルナンデス −B−C− Bゴルバテ Cマリーニョ A−E−D Aトリノ Eジェンティーレ Dバサレロ −−−−− G−I−F Gコンティ Iバンビーノ Fディモス −−−−− −H−−− Hストラット −−−J− Jランピオン −−−−− −J−F− J政夫 800/800 F和夫 800/800 −−H−− H板野 930/930 −−−−− G−I−E G岬 850/850 I松山 850/850 E小池 700/700 −−−−− CD−AB C早田 800/800 D佐野 750/750 A次藤 800/800 B中山 850/850 −−−−− −−@−− @若島津 850/850 全日本Jrユース 4−3−3 森末「板野の新しいシュートなら、きっとカティナチオも粉砕!玉砕!大喝采できる筈だ! スゴイぞーカッコいいぞーと言えるように頑張ろうね! グッドラック!!」
[778]森末(仮):2015/02/26(木) 00:08:56 ID:??? ワーワー ワーワー 実況「さぁ、入場が終わり両チームのキャプテンがセンターサークルに入ります。 審判のもと、これよりコイントスを行うもようです」 観客「どっちが勝つだろうな?」「流石にイタリアだろう、ニホンも強いけど流石に東洋の島国じゃな」 「いや、案外大物くいがあるかもしれないぜ」「どっちにしたってフランスと当たるんだ。フランスに負ける運命さ」 やがて試合時間が近づくにつれて観客たちもこの試合の展望を予想し始めた。 どちらのチームも前評判は高く予想は困難を極めたが、大多数はイタリアが勝利を収めるだろうと考えた。 彼らも日本の強さというものを既に理解をしているが、それでも日本サッカーの歴史は浅い。 ポッと出の弱小国がアルゼンチンに大差をつけて勝ったからといって、続けてイタリアにも勝てるだろうとは思えなかったのだ。 観客「あのイタリアの守備陣を抜けるとは思えないしな」「なんせパーフェクトキーパーにイタリアの超新星がそろい踏みなんだからな」 その印象を決定づけたのは、やはりイタリアの守備力である。 昨日の試合でも見せたようにDFのジェンティーレの守備力については今大会でも随一。 ディアスの突破を完全に止めてみせた事から見ても、疑いようのない実力者である。 更には欧州No.1という異名を持つヘルナンデスがその背後に構えているのだから、 正にカティナチオの名に恥じない鉄壁の守備陣と言えるだろう。 真「うーん、やっぱり殆どの人はイタリア有利と見てるんだなぁ」 響「む〜! 日本だって強いのに、どうしてだ!?」 プロデューサー「カッカすると胃に悪いぜ」 真「やっぱりイタリアの守備を評価する声が多いみたいだね。 実際、両チームともアルゼンチン戦のスコアは同じだけど……イタリアの失点はPKの1点だけだったんだ、無理もないよ」 これに憤慨をしたのは日本を応援するアイドル達の片割れ、我那覇響だったのだが……。 彼女よりもサッカー事情に詳しいと言える菊地真は響を宥めつつ、冷静に戦況を分析する。
[779]森末(仮):2015/02/26(木) 00:10:02 ID:??? 真「今日の試合は、やっぱり日本がどうやって攻めるか……イタリアからゴールを奪えるかだね。 板野くん、それに立花くん達を使ってる事から見てもかなり攻撃に偏重してるようだけど」 プロデューサー「お前さんスポーツの事になると頭の回転早くなるねぇ」 真「へへっ、スポーツは大好きですからね!」 響「真、多分プロデューサー褒めてないと思うぞ……にしてもそっか、昨日も言ってたけど点を取れるかどうかなのか」 プロデューサーの言葉に何を勘違いしたか照れる真にツッコミを入れつつ、 響はフィールドの板野へと視線を向ける。 響「(大丈夫かな、板野くん……)」 点を取る事が問題となれば、その問題を解決するのはFWの仕事。 即ち、板野の役割である。 以前取材をした時より少しだけ……ほんのちょっぴりだけ板野の事を意識していた響は、 いつにも増して真剣な表情でゴクリと唾を飲み込み、緊張した面持ちで試合開始を待っていた。
[780]森末(仮):2015/02/26(木) 00:11:40 ID:??? ヘルナンデス「今日の試合、君と戦うのを楽しみにしていたよ。 改めてよろしく頼む」 板野「こちらこそ(ヘルナンデス……さっきは助かったけど、これからこいつと戦うんだよな)」 そして、フィールドでは両チームのキャプテンが握手を交わしていた。 ヘルナンデスの言葉に偽りはない。 ハンブルグ戦、アルゼンチン戦と彼は日本の事を研究しており、その中でも特に板野に注目をしていた。 ゴールキーパーである彼が、今大会でも屈指の決定力を持つ板野に注目し、 どちらが上か雌雄を決するのを楽しみにしていたとしても何ら不思議ではないだろう。 逆に板野としては、内心強敵の出現に恐れ半分楽しさ半分という気持ちでいた。 彼は知識として知っている。ヘルナンデスが世界的なレベルのキーパーであるという事を。 更に今のイタリアにいるジェンティーレは、本編でも最強のDFとして現れた事を。 果たして自分が彼らに勝てるのか、不安になる気持ちがあって当然と言える。 板野「(いや、大丈夫……大丈夫だ。 俺にはバーストマグナムがある! 多田野くんのお陰で覚えた新しいシュートがあるんだ! 負けるはずがないんだ!)」 だが、それでも彼は必死に自身を奮い立たせた。 新しい力を欲し、友からのアドバイスを受けて完成させた技があれば勝てると信じて。 ヘルナンデス「では審判、コイントスを(いい目だ……最初は弱弱しかったのが、次第に闘争心に燃えてきている。 これは油断出来そうにないぞ)」 板野「(見てろヘルナンデス、お前とジェンティーレの守るゴールを俺が絶対に破ってやるぞ!!)」 ジノ=ヘルナンデスとサルバトーレ=ジェンティーレ、そして板野住明。 やがて遠くない未来再び対決をする世界を代表するストライカーと堅固な壁の、初めての対戦が始まろうとしていた。
[781]森末(仮):2015/02/26(木) 00:12:42 ID:??? 先着1名様で、 ★コイントス→!dice★ と書き込んでください。マークで分岐します。 丁→全日本ボール 半→イタリアボール >>766 乙ありです。
[782]森崎名無しさん:2015/02/26(木) 00:12:59 ID:??? ★コイントス→ 2 ★
[783]森末(仮):2015/02/26(木) 00:55:24 ID:??? >★コイントス→ 2 =全日本ボール★ ============================================================================ 実況「コイントスが終わり……どうやら日本がボールを持ったもよう! 両チーム選手たちが散り、いよいよ予選リーグ最終試合! 全日本対イタリアの試合が始まります!」 ピィーッ!! ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! ダムッ バシッ! そして審判の笛が鳴り響き、全日本ボールで試合開始。 政夫から受け取ったボールを持ちながら、板野はゆっくりと視線を彷徨わせまずどう攻め込むか逡巡をする。 折角のマイボール、難しくとも出来る事ならばこの攻撃で1点をもぎ取り勢いに乗りたい。 板野「よし……まずはどうしようかな」 A.挨拶代りだ!ここから俺がロングシュートで行くぞ!(更に分岐) B.俺のドリブルが守備の国イタリアに通じるか試してやる! C.一旦後ろの松山に預けるぞ! 司令塔は松山なんだ! D.右サイドの小池に任せてみよう! それでも小池ならなんとかしてくれる! E.左サイドの岬に任せてみよう! 大したことあるからなんとかしてくれる! F.和夫にボールを渡そう! 3トップなんだしFWで攻め込んだ方がいいと思う。 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[784]森崎名無しさん:2015/02/26(木) 00:56:07 ID:HNGI37Pg D GO!
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0ch BBS 2007-01-24