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【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】
[838]森崎名無しさん:2015/02/27(金) 01:10:42 ID:??? ギリギリか...怖い怖い
[839]森崎名無しさん:2015/02/27(金) 01:20:21 ID:??? 佐野はドリブルとパスカット上げれば充分WY編でも使えそうだな
[840]森崎名無しさん:2015/02/27(金) 01:21:55 ID:??? ダイスで負けても止められるのはありがたい この後は佐野がキープしてスカイラブにつなげるか、ポストプレイからのBマグナムの二択かな
[841]森末(仮):2015/02/27(金) 01:45:02 ID:??? >★バサレロ→パス 55 ( ダイヤ3 )( 6 + 2 )=63★ >★佐野→スカイラブカット 61 ( クラブJ )( 3 + 1 )=65★ >≦−2→全日本ボールに。 ==================================================================================== バサレロのロングボールは、決して悪くなかった。 完璧と言う程ではなかったが、それでも普通ならば取れない程高く飛んでいた。 それでいて、しっかりとランピオンがトラップ出来る程の位置に届こうとしていた。 だが、普通ではない選手が多くいる全日本の中でも、特に普通でない技を編み出したのが立花兄弟である。 両足を合体させ、その脚力を2倍にする事で通常よりも数段高く空を飛ぶ技――スカイラブハリケーン。 立花兄弟の代名詞的な技であるこれを、短い合宿の間で会得していたのが佐野満だ。 彼は己の平凡さ……ボールキープ以外はこれといって特徴の無い事を欠点だと思い、 ならばと一か八か大技を編み出すしかないと考えていた。 しかし、1から技を開発するのは難しく――そこで思いついたのがスカイラブハリケーンを自分も使えるようにする事である。 丁度よく彼の先輩であり慕っている次藤もスカイラブの土台役になろうとしていた為、 正に一石二鳥とばかりに彼は練習を繰り返した。 その甲斐もあってか彼は立花兄弟達とそん色ない程までに、スカイラブハリケーンを使いこなせるまでになったのだ。 佐野「(でも俺のジャンプ力や決定力じゃゴールを狙うのなんて無理だからな。 なら、違う方法でこれを活用するに限るってね!)」 そして彼は己に出来る事と出来ない事をよく理解し、応用を利かせた。 会得したとはいえそれ程高度も出ず、 ヘディングも得意ではない自分がこれでシュートを狙うというのは無理な話であると諦め、 守備に転用する事を考えたのである。 ブロック、クリアー共に苦手な佐野だが、そんな彼はその身軽さもあってかパスカットだけはFWの中でも巧い部類に入る。
[842]森末(仮):2015/02/27(金) 01:46:14 ID:??? 佐野「(体力の続く限り飛んで、ロングボールは全部カットしてやる! それが俺の生き残れる道だ!)ケケケーッ!!」 バシィッ!! ランピオン「ば、馬鹿な……色んな意味で……馬鹿な!?」 自分が代表で生き残る為にもと、勢いよく飛んだ佐野はあっさりとパスをカットした。 調子に乗って空中で前転をし、華麗に着地を決める余裕がある程にである。 そして、地面に着地した瞬間――。 ドッ! ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! 観客「わはははは! すげぇ、すげぇ技が出たぞ!!」「なんだあれ!? サーカス団が来たのか!?」 「すっげぇ飛んでたな!」「うん、すげぇ飛んでたし、色々と凄かった!色々と!」「いいぞー、もっとやれー!!」 佐野「(うぐっ……まあ、そういう反応が来るよな。 わかってたけどさ)」 フィールドにはこの大技を見た観客たちの大歓声――もとい、大爆笑がこだまし、 佐野は少しだけ恥ずかしそうに頬を赤らめるのだった。 政夫「あれ? なんで観客は笑ってんだ?」 和夫「佐野がまだまだ高度出せてないからだろ。 まったく、本家としちゃ恥ずかしいったらないぜ」 因みに立花兄弟は、何故彼が笑われているのか全く見当がついていなかったという。
[843]森末(仮):2015/02/27(金) 01:47:21 ID:??? 実況「こ、これは……スカイラブハリケーン! なんと佐野くん、スカイラブハリケーンでボールをカットした〜!! 本来は立花兄弟の技の筈のスカイラブハリケーンを、完璧に使いこなしています! 流石は中学サッカー大会でも活躍を見せ、 その小柄さと身軽さを生かした抜群のボールキープで軽業師との異名を取った佐野くんです! 日本、カウンターを見事に阻んだ〜っ!!」 響「ぬっひゃあ!? さ、佐野くんがスカイラブハリケーン!? なんで!?」 真「なんでって聞かれても僕だってわかんないよ! た、多分合宿中に練習したんじゃないかなぁ? っていうか、僕としては次藤くんが土台になった方が驚きだよ」 シェスター「ニンジャだ!」 カルツ「ぬ? ニ、ニンジャ?」 シェスター「ニンジャだ! 間違いない、あれはニンジャだ! ムササビのジュツだ!!」 シュナイダー「……ニンジャかどうかはともかく、あれは厄介だな。 下手をするとマーガスが使い物にならなくなるぞ」 マーガス「競り合い勝負なら負ける気はせんが、そもそも競り合いにすらならんのでは話にならん……」 ジェンティーレ「お、おのれ……何をやってる! あんなクソガキにいいようにされよって!!」 ヘルナンデス「(これは驚いた……そうか、空を飛べるならああいうボールの防ぎ方も出来るという事か。 しかし、困ったなこれは。 些か攻めるのに苦労しそうだが……今はそれよりも) みんな、落ち着け! どんな技だろうと、単にパスをカットされた! それだけだ! 不用意に不安がるな! さぁ、もう一度しっかりと守って今度こそ攻撃と行こう!」 イタリアメンバー「「「お、おう!!」」」 板野「(流石にこれで動揺はしてくれないか……まあ、立花兄弟のスカイラブツインを見てたみたいだしな……)」
[844]森末(仮):2015/02/27(金) 01:48:25 ID:??? 大勢の観客たちが笑う中でも、当然一部の者達はこの技の脅威をよくわかっていた。 特にロングボールを上げて前線のポストプレイヤーに落とさせ攻めるという手法を使う西ドイツは、 もしも自分たちと当たった時にこの技を使われては主力選手の1人が完全に無力化されると考え。 そして実際に今、試合で相対しているイタリアも……このままでは攻めあぐねてしまうやもしれないと考える。 だが、キャプテンであるヘルナンデスはそのような思いもおくびに出さず、あくまでも平静を装い一同を鼓舞した。 佐野「(折角恥ずかしい思いしたんだから少しはビビってくれた方がやりやすかったんだけどな、まあいいや)」 これを見て佐野は口を尖らせながらも、ボールを持ってさてどうしたものかと思案をする。 いつもならばこのまま単身突撃をしたいところだが、今の彼はDF。 自分が上がってはスカイラブカットも出来ず、おまけに最終ラインは人数的不利になってしまう。 佐野「(でもなんだか攻めあぐねてるみたいだしな。 相手は5バックだし、こっちも数かけないとFWも打ちにくいんじゃないか? ……DFの動き方って全然わからないからどれがいいかわかんねーぜ)」 板野「(おっと、佐野が迷ってるみたいだな。 ここは指示を出そうか?)」 A.「佐野、そのまま上がれ! イケイケドンドンだ!」 B.「無理するな佐野! 松山に預けろ」 C.「一旦岬に渡すんだ! 左に振れ!」 D.「俺だ、俺に持って来い!」 E.「前に蹴りこめ! こっちも高さを使って行くぞ!」 F.「(いや、何も言わなくていいか。 ここは様子を見よう)」 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[845]森崎名無しさん:2015/02/27(金) 01:48:45 ID:rSjWwLuw A
[846]森崎名無しさん:2015/02/27(金) 01:48:54 ID:zByz73S2 B
[847]森崎名無しさん:2015/02/27(金) 01:51:04 ID:IdbrGBGM B
[848]森末(仮):2015/02/27(金) 02:04:39 ID:??? >B.「無理するな佐野! 松山に預けろ」 =========================================================================== 佐野「はーい(ま、今日はDFだし大人しくするのがいいのかな)」 前目の位置での出場ならば彼としても突破をしたかった所だが、 今日の試合佐野が期待されているのはスカイラブカットでのランピオンへのパスカットである。 ならば攻撃は他の者に任せるのが妥当とも考え、素直に板野の指示に従い松山に預けた。 佐野「次藤さん、立てます?」 次藤「おう。 にしてもお前もようやったタイ。 さ、わしはもういっぺん上がるとするかのう」 佐野「ケケケ、お供します!(次藤さんとくっついてればまた奪われてもすぐ飛べるしな)」 実況「さぁボールは再び全日本! 佐野くん、これを全日本の司令塔、松山くんに預けます! ここからどうゲームを組み立てるのか!? 注目です!」 松山「ナイスディフェンスだ、佐野!(さて、どうするかな……)」 ボールを受け取った松山は佐野の守備を褒めつつ、周囲を見回し状況を分析する。 次藤と佐野は再び上がり始め、次藤の方がやや突出する形で立花兄弟の後方に備えようとしているが、 いかんせん鈍足の為か追いつくには些か時間がかかりそうである。 松山「(なら板野に撃たせるか? その為には……)」 バンビーノ「勝負だ、ニホンの10番!」 松山「(5バックを切り崩すしかない! その前に、まずはここを抜かないとな!)」
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0ch BBS 2007-01-24