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【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】
[99]森崎名無しさん:2015/02/11(水) 23:45:57 ID:??? ★選手交代?→ ダイヤ3 ★
[100]森崎名無しさん:2015/02/11(水) 23:47:10 ID:??? よっしゃあ!三杉と新田きたー!
[101]森末(仮):2015/02/12(木) 01:28:20 ID:??? >★選手交代?→ ダイヤ3 =見上「まず、沢田と反町に変えて三杉と新田を入れる」★ ================================================================================ 反町「え、えぇ……(そんな……1点取ったのに、もうお役御免なのか?)」 沢田「あわわ(み、三杉さんと交代かぁ……文句は……言えないよなぁ)」 新田「!!(や、やった! 出番が来た! よーし、俺の実力を見せてやる!!)」 三杉「(……なるほど、東邦コンビは対策をされるだろうしね)」 ここで見上は、まず始めにメンバーチェンジについて言明。 反町と沢田に変えて、新田と三杉を入れると宣言をしたのである。 これには前半戦、攻撃の中心だったとも言える東邦コンビが思わず情けない声を上げるも、 しかし監督に対して抗議のようなものは出なかった。 基本的に彼らは言いたい事が言えない男と、必要以上に気弱な男なのである。 見上「沢田と反町の連携は、確かにアルゼンチンに対し有効だった……が、後半からはそれを無効化される恐れもある。 アルゼンチンは組織的プレイが苦手と言えるが対人ディフェンスなどに関しては世界レベルである以上、 沢田や反町がボールを出す前に詰め寄られれば自然とキープ勝負に持ち込まれてしまうからだ」 板野「(ワンツーを出す前に奪われかねないって事だな……沢田なら問題ないかもしれないけど、反町だと厳しいのか)」 見上「よって、後半戦は板野、松山」 板野・松山「「はい!」」 見上「お前たちの連携も攻撃パターンの1つに組み込んでいけ。 特に板野は、多少遠目からでも構わん。 可能だと判断をすれば積極的に打っていく事も視野に入れろ」 板野「は、はい!(多少遠目からか……まあバーストマグナムなら多分キックオフで直接狙っても入りそうだもんな)」 見上「三杉、お前を投入する目的は言わずともわかるかもしれんが攻撃パターンを1つ増やす事だ。 ドリブルで切り込むもよし、パスを使って相手を乱すもよし。 状況に合わせて動け」 三杉「はい」 見上「新田、お前に期待をするのはシュート以外には無い。 守備についてはカバー以外には積極的に行かずとも構わん。 前線でボールを持った時の対処にだけ注意をしておけ」 新田「はい!!(……逆を言えば、俺のシュートはそれだけ期待されてるって事だ。 よし! やってやるぞ!!)」
[102]森末(仮):2015/02/12(木) 01:29:25 ID:??? 見上「交代後のフォーメーションはこうなる」 −J−−− J新田 −−−H− H板野 −−−−− ?GE−IF G井沢 E三杉 I松山 F岬 −−−−− D−B−C D早田 B中山 C中里 −−A−− A中西 −−@−− @若林 井沢「俺が……サイドハーフですか?」 見上「そうだ。 とはいえ、アルゼンチンにサイドアタックは無い。 このフォーメーションの意図は中盤の4人を一列に固め、ディアスへの対処をしやすくさせるというものに他ならない」 井沢「(……ま、なんでもいいけどさ)」 板野「(俺が1段下がったのは松山との連携をしやすくする為と……守備参加の為かな? ちょっと新田が孤立しないか心配だけど、かといってアイツを下げても意味ないもんな……。 それにしても中盤……3Mの中に井沢が入ってるってなんか色々と凄いなぁ)」 見上「では行ってこい。 残り30分、相手は死にもの狂いで追いつき、追い越そうとしてくるだろう。 だが、その攻撃を阻み、逆に返し、勝ってこい。 何度も言うが、勝っているからと油断などするんじゃないぞ!」 全日本メンバー「「「はい!!」」」 その後、簡単な作戦の概要を説明し、ハーフタイムを終えた一同は再びフィールドへと向かった。 反町「(もう少し出たかったなぁ……板野も折角励ましてくれたんだし……まぁ、1点奪えただけよしとしないと駄目か)」 沢田「(もう少し出たかったなぁ……次の試合も、スタメンで出られるといいんですけど……)」 ただし、選手交代を告げられた2人の顔は、やはりいつもよりも沈んでいたという。
[103]森末(仮):2015/02/12(木) 01:30:28 ID:??? こうして全日本メンバーがハーフタイムを終えていた頃、逆にアルゼンチンはどうだったかといえば。 こちらもやはり、監督であるディエゴ=バルバスが後半に向けての作戦を説明していた。 バルバス「1点リードを奪われ、後半はニホンのキックオフからの開始。 かなり厳しい状況だ、というのは言わなくてもわかっているな?」 アルゼンチンメンバー「「「………………」」」 バルバス「慢心は捨て去れ、今この時ばかりはニホンが弱小国の筈だという考えを捨てろ。 その上で……ジェイテス、センベロ」 ジェイテス・センベロ「「はい」」 バルバス「19番(反町)と24番(沢田)には張り付くようにしろ。 奴らの高速パスワークを防ぐぞ」 厳しい口調でアルゼンチンメンバーに喝を入れつつ、バルバスが具体的な守り方について話す。 前半戦、やはりうまくやり込められたのは反町と沢田の連携によるものが大きい。 よってそれを防ぐ案をすぐさま出した点は彼が監督としては優秀であるという証明に他ならないが、 残念な事に全日本は既に彼らを外して後半に臨む事を考えていた。 彼らは全日本の選手層の厚さを知らなかった為、これもやむなしと言える。 バルバス「DFも積極的に上がり、前目でプレスをかけろ。 個人技ならばそうそう負ける事はない。 そして、攻撃に関してだが……」 ディアス「俺にボールを集めろ、ですね? 監督」 そして攻撃について話が及びそうになった所で、ここまで口を閉ざしていたディアスが不敵に笑いながら話に割り込んだ。 一瞬、控室には重い沈黙が広がるのだが……バルバスは咳払いを一つしてから、ディアスに対して大きく頷く。
[104]森末(仮):2015/02/12(木) 01:31:59 ID:??? バルバス「そうだ。 この状況から逆転をするには、お前の力が当然必要だ。 当然だが……体力はどうだ?」 ディアス「へへへ、大丈夫ですよ。 あれだけ動きましたけど、余程動き回っても試合終了間際に切れるかどうかって感じです」 バルバス「……ならばいい。 ただし、不要にシュートを打ち体力を無駄に浪費するな。 お前が動けなくなった時点で、こちらは戦力ダウンという言葉では済まされない程の窮地に立たされるのだからな」 ディアス「わかってますって」 この試合、アルゼンチンが勝つにはディアスに頼るより他にない。 既に1点負けており、後半戦も無失点で切り抜けられるとは決して言いきれない以上、 ディアスには更なる得点を重ねて貰わなければならないのだ。 出来る、出来ないではなく。それしかとる手段は無いのである。 ディアス「いいかぁ、みんな! 前半リードして良い気になってやがる連中の鼻っ柱を折ってやろうじゃねぇか! そして教えてやろうぜ! アルゼンチンに天才 ファン=ディアスありって事をな!」 アルゼンチンメンバー「ディアス……」「ああ、そうだ!」「俺達も守備を頑張るから頼むぞディアス!」 ディアス「おう!(本当に頼むぞ。 あまり守備にだって動きたくないんだ……)」 その後、彼らはディアスの陽気な鼓舞をする声を聞き、なけなしの闘志を沸きたてながらフィールドに向かった。 南米の雄、強豪国アルゼンチンが……アルゼンチンが有する天才、ファン=ディアスが。 このような小さな大会で、その初戦で当たった東洋の島国を相手に、負ける訳にはいかない。 ディアスによる、ディアスの為の、ディアスのチームとすら揶揄されるアルゼンチンは、 こうしてどうにか息を吹き返す事に成功をしたのだ。誰でもない、ディアスの声に応える形で。 バルバス「(すまんな、ディアス……。 お前にばかり苦労をかける……)」 フィールドに向かうディアスの背中を見ながら、奥歯を噛み締め悔しがるバルバス。 彼はあくまでも戦術などに対してしか言及が出来ず、直接手助けが出来ない自らの身を呪った。 無論、半裸で。
[105]森末(仮):2015/02/12(木) 01:33:03 ID:??? ワアアアアアアアアアアアアアアアッ!! 実況「さあ、ハーフタイムを終えて両チームの選手が再び戻ってきました! と……ここで全日本はメンバーチェンジがあったようです。 背番号19番、反町くんに代わって18番、新田くん。 そして24番、沢田くんに代わって14番、三杉くんを投入します! 果たしてこのメンバーチェンジが吉と出るか、凶と出るか!?」 観客「あれ?あの高速ワンツーの2人組外すのか?」「まあいい加減アルゼンチンも対策してくるだろうしな」 「アルゼンチンチャンスじゃないか?」「ああ、あのパスワークが無くなれば守備の負担も減るだろ」 響「おおっ、三杉くんが出てきたぞ!!」 真「三杉くんかぁ……前半、松山くんとディアスくんが何度も激突してたけど……。 三杉くんはディアスくんに勝てるかな? どうかな?」 プロデューサー「あっちの坊やについてはなーんも無しかい?」 響「うーん……新田くんって、あんまり知らないんだよなぁ。 全国大会に出た訳でもないから」 真「中山くんや中西くんは有名なんだけどね。 でもハンブルグ戦でも途中出場してたんだし、実力者なのかもしれないよ」 カルツ「おっ、おっ! 出たぜ、14番」 マーガス「あれが噂のテクニシャンか。 確かカルツも上手くやり込められたんだったな?」 シュナイダー「そうだ。 重い病を患っているらしく長時間のプレイが出来ないようだが、プレイ内容自体はかなりのものだ。 シェスター、よく見ておけよ」 シェスター「ああ、わかってる」 ヘルナンデス「……あの2人は確か偵察に行ったときには出場していなかった筈だな」 バンビーノ「いや、確かあの14番は……ハンブルグ戦が終わった後の地元紙で取り上げられていた筈だぞ」 ストラット「そうなのか?」 ランピオン「それなら、注目しておいた方がよさそうだな」 翼「三杉くんだ! ……このタイミングで出して、心臓病は大丈夫なのかな?」 森崎「三杉か。あいつも変な凡ミスしやがるんだよなぁ。 ……にしても新田? なんの冗談だ?」
[106]森末(仮):2015/02/12(木) 01:34:08 ID:??? ディアス「(アイツは……確か、ハンブルグ戦の……)」 三杉「(凄いな……オカルトは信じない方だが、近くで見ているだけでまるで気圧されたような気分になる。 シュナイダーとはまた違う感覚だ。 これがディアス、か……)」 再び入場をしてきた選手たちを前にして、観客たちが声をかける中。 フィールドではディアスが顔を顰めながら三杉を見つめ、三杉もまた堂々としたたたずまいで彼を見つめ返していた。 ハンブルグ戦を偵察していた為、ディアスは三杉の実力というものをよく知っている。 恐らくは彼こそが、全日本内で1番の優れた才能の持ち主だろうという事を。 対する三杉も、ここまで試合を観戦はしていたものの、改めてフィールドでディアスと対面する事になり、 彼が持つ独特のオーラのようなものに気圧されかけていた。 無論、そのような雰囲気は微塵にも表には出さないのだが。 板野「(ディアスと三杉、か……。 豪華な2人だなぁ……っていうかそうして立ってるだけで絵になるよ)」 そして、この2人の様子を遠巻きに見ていたのは板野だった。 全日本の天才に、アルゼンチンの天才。 作中でも屈指の才能の持ち主と描写されてきたこの2人が、果たして後半どのような戦いを繰り広げるのか。 それを考えただけで、彼の心はワクワクであふれかえるのだった。 板野「(って、駄目だ駄目だ。 今は勝つ事に集中しないとな。 うん……)」 ただし、そういったファン心理のようなものは戦いには不要だと考え直し、すぐに気を取り直すのだが。
[107]森末(仮):2015/02/12(木) 01:35:47 ID:??? ピィーッ!! 実況「さあ、審判の笛が鳴りました! いよいよ後半開始です!!」 バムッ! バシッ! 新田「板野さん!」 こうして2人の天才の出会いが終わった所で、後半開始の笛が鳴り響いた。 日本のキックオフで始まったボールは、新田から板野へと渡り。 板野はボールを持ちながらまずはどう攻め入るべきか眉を顰め考える。 板野「(さて、折角のこちらで開始のボールだ。 なんとかいい形で1点を奪いに行きたい。 問題はどうやって攻めるかだなぁ……ん? ちょっとこっちから見て左サイドのアルゼンチン選手の様子がおかしいかな? ははーん、さては反町と沢田にマークに行くつもりだったのが肩すかしを食らってるのか。 流石監督だ。やっぱり対策は取られてたんだなぁ。ともかくここは……)」 A.迷う事はない! 俺がドリブルで持ち込むぞ! B.大丈夫だ問題ない! 俺がこのままシュートを打つぞ!(更に分岐します) C.松山との連携で一気に中盤を攻略だ! D.新田にやらせてみようか。目立ちたいみたいだし。 E.三杉に任せよう。三杉なら安心だろうし。 F.松山に預けよう。背番号10番は松山だもんな。 G.岬に渡そう。案外大したことありそうだ。 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[108]森崎名無しさん:2015/02/12(木) 01:35:58 ID:6eS+BLjE C
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0ch BBS 2007-01-24