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【この試合】キャプテン霧雨102【巫女が勝つ】
[698]森崎名無しさん:2015/03/11(水) 11:50:07 ID:yJaSF2bo A
[699]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2015/03/12(木) 00:55:16 ID:??? >>A 試合再開 ―新・博麗連合 控え室 アルシオン「セイガニャンニャンのお茶を飲みつつ、ゆっくりと体を休める――最高の一時にゃん」 青娥「ふふーん、どんなもんにゃ」 アルシオンは青娥の給仕でお茶を楽しみ、ストラットはミアータといちゃついている。ゆっくりとした休憩の時間。 その終わりが近づき、無言で控え室の様子を眺めていた男が口を開く。 ジョアン「さて、アルシオン。前半の総括を聞こうか」 アルシオン「ええ。スコアは1-3。こちら3点の内の1点は偶発的なものですが…。 しかし試合はこちらが支配的に進めていると言って差支えがないでしょう」 そう言いながらも、アルシオンの顔は晴れない。 彼も理解しているのだ。その試合の要点を支えているのは自分ではなく、鉄壁を誇っているミューラーであると。 特に前半最後は完全にしてやられた形であり、ミューラーがいなければ失点は免れなかっただろう。 ジョアン「アルシオン。お前は3点のリードがあれば相手は諦めると予想していたようだが、甘かったな。 あのフランスのキャプテンは、アルゼンチンとの試合であの劣勢を跳ね返したのだ。 お前が手綱を緩めれば、試合の流れはあちらに持っていかれかねんぞ」 アルシオン「………考えが甘かったですね…」
[700]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2015/03/12(木) 00:56:17 ID:??? 問題があったとはいえ、中盤の柱石を抜き、3点のリード。 ここまですればさすがに折れるだろうと読んでいたが、しかし…。 現実として、そこからは守矢の反撃という展開になっていた。 アルシオン「(諦めの悪さは一流…ということか。 なるほどな。折れない相手と想定し直し、試合を組み直す…)」 青娥「ジョアにゃーん、アルにゃん大丈夫にゃん?」 ジョアン「さて…な?まあ、大丈夫でなかろうが構わんさ」 青娥「にゃにゃ、悪巧みはよくないにゃ」 ジョアン「…!……フ、これはこれは………。どうかな?アルシオンに入れ知恵してみては」 青娥「にゃにゃ、セイガニャンニャンはサッカーはわからないにゃー」 霊夢「……胡散臭い話してるわね、あんたらも。後半のミーティングってもう終わったの?」 アルシオン「…遅かったな。後半に変更はない。このまま行くぞ」 霊夢「攻め込まれてたけど…それは大丈夫なの?」 アルシオン「前半最後は、俺が緩んでいただけだ。締め直せば問題はない」 より優れたFW。より優れたGK。 そして、動かしているのは己。先ほどのような失態は晒すはずがないと断言する。 霊夢はふぅん、と無感動な返答を返しつつ、自分の靴紐を締め直す。
[701]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2015/03/12(木) 00:57:19 ID:??? アルシオン「お前こそ、後半は俺の指示を逸脱した真似はしないだろうな?」 霊夢「何?信用できない?」 もう逸脱する理由はない。 あんたの指示に従うわよ、と静かに言う霊夢。 アルシオンはその瞳を真っ直ぐに見据え……。 アルシオン「………」 先着1名様で フィールドは俺の独演会→!card と書き込んでください。カードで分岐します ダイヤ・ハート・スペード→信用は出来ない…が、お前は必要な駒だ クラブ→ああ、出来ない。次はないぞ クラブA→ジョアンさん、霊夢を懲罰交代しましょう JOKER→霊夢にゃん……
[702]森崎名無しさん:2015/03/12(木) 00:58:55 ID:??? フィールドは俺の独演会→ スペード3
[703]森崎名無しさん:2015/03/12(木) 00:59:09 ID:??? フィールドは俺の独演会→ ハート3
[704]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2015/03/12(木) 01:35:02 ID:??? 短いですが、今日はここまで。 明日から後半開始となります。それではー
[705]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2015/03/13(金) 00:47:42 ID:??? フィールドは俺の独演会→ スペード3 >>信用は出来ない…が、お前は必要な駒だ アルシオン「信用は出来ない。お前は必要だと思えば、俺の指示を反故にすることを何とも思っていないからだ」 アルシオンの霊夢評は的確だった。 フィールドを指揮しようとする彼からすれば、どうしようもない不協和音。 しかし。彼はまたそうした面々が現実に多く存在していることを知っている。 アルシオン「(俺が元の世界に戻っても全権を揮うためには、こんな躓き石一つでどうこうは言っていられん。 必要な駒は駒と割り切り、その動きさえも自らの演奏に加える…)」 霊夢「おーい?とりあえず何とも思ってないってとこまでは聞いたんだけど?んで何よ」 アルシオン「信用は出来ない……だが、連中を倒すためにお前は必要な駒だということだ。 きちんとその機能を全うするのならば、この試合においてお前を外す理由はない」 ジョアン「(ほう……)」 アルシオン「後半も容赦はしない。潰しても潰れない相手というならばちょうどいい。 サンドバッグとして使い出があるだろうさ……ククク」 芳香「おお、悪い顔をしているぞ!!」 霊夢「……そ。ま、どっちにしても私を使い続けるってんなら文句はないわ」 ジョアン「(フフ、そうだ。この試合を通じて……お前もまた成長するがいい、アルシオン)」
[706]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2015/03/13(金) 00:48:43 ID:??? こうして、波こそあったが大事なく博麗連合のハーフタイムも過ぎていく。 観客席の選手たちも、後半の開始に、浮き足立ってくる。 この試合、博麗優勢は揺るがないが、守矢はどこまで戦えるのか。 布都「うむ!青娥の奴も頑張っているようではないか!」 天子「アンタ、何で遅れたのよ」 布都「喫茶店もエース不在でな……。まぁ、太子に任せて来たしどうかにかなっているであろう!」 衣玖「(なってる気がしないのですが…空気を読んで黙っておきましょう)」 アリス「(騒がしくなってきたわね…。席を移ろうかしら)」 フライハイト「まあまあ。サンドイッチでもどうかな?」 アリス「遠慮するわ」 フライハイト「残念。ところで君は、どっちが勝つと思う?」 ボッシ「マリサだ!マリサならきっと不可能も可能にするぜ!」 アリス「…そこの男のテキトーは見立てはともかくとして…」 移動しようとしたが、こうも引き止められては仕方がない。 フライハイトの問いに、自分なりの回答を出す。 アリス「…普通に考えて博麗でしょうね。 守矢の攻撃はミューラーを抜くのは厳しい…。一方で、守矢は諏訪子に弱点がある」 フライハイト「そうだね。もちろん本人も気を付けてはいるだろうけども…。 隙を完全に無くすことは出来ない。当然狙ってくるだろう」
[707]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2015/03/13(金) 00:49:54 ID:??? そして…とフライハイトはフィールドを見下ろしつつ、アルシオンの事を考えていた。 前半最後、守矢は大きく攻め込むことが出来たが…。 後半もあのように攻めさせるだろうか、と。 フライハイト「(もし、この後半頭で1点差に詰め寄ることが出来れば……)」 実況「さあ!間もなく後半の45分が始まります! 試合の立ち上がりこそ、博麗の一方的なペースでしたが…。 早苗くんの交代を皮切りに、守矢が反撃を開始! 前半終了間際の勢いのままに後半もペースを握れるのか! 今、選手たちがフィールドに戻っていきます!!」 ワァァァァァァッ!! 観客「よーし、次こそ頼むぞ!」「神奈子様、信じておりますよーっ!!」「早苗さんの仇討だー!」 「霊夢!そのまま押し切れよ!」「アルにゃん、ドジはもうやめるにゃーん!」「こ、この人たち、ちょーこわいよー!?」 ディアス「さて……守矢がこけるかどうか…。見せてもらおうじゃねえか」 パスカル「…ああ。もし勝つのであれば、俺たちの再戦に役立つだろうからな」 ピッ………ピィィィィィィィッ!! 実況「後半開始!魔理沙くん、ちょこんとボールを蹴って神奈子くんへパス! ボールは神奈子くんから一旦金木くんへと戻されます!」 (7)金木「(よし…。最初の攻撃は魔理沙に繋ぐ…その予定だったな)」 ならば、このまま中央突破か…と考えたところで、その足が止まる。 アルシオンとの対決ということならば、勝てる自信は金木にはないのだ。
[708]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2015/03/13(金) 00:51:46 ID:??? 魔理沙「(ん?金木の奴、早速悩んでるようだな…。 ここは私が一発バシーッと指示をくれてやるか?)」 A 金木!恐れず行け! B 金木!カペロマンを使うんだ! C 金木!一旦こいしに渡せ! D 金木!私だ、私に持ってこい! E いや、金木の自主性に任せよう F 金木はともかく…EXモード、起動だ! ※消費300 G その他 現魔理沙ガッツ 800/1020 *先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
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0ch BBS 2007-01-24