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【歴史は】俺inキャプ森9【繰り返す】
[189]森末(仮):2015/03/07(土) 00:53:47 ID:??? >★佐野→ドリブル 58 ( ハート9 )( 1 + 2 )=61★ >★トリノ→タックル 56 ( ハートJ )( 3 + 1 )+(人数差補正+1)=61 > ゴルバテ→タックル 56 ( クラブ5 )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)=63★ >≦−2→イタリアボールに。 ============================================================================== 思いが力になる時もあれば、逆に足枷となる時もある。 先ほどの佐野の突破に関して言えば、佐野の強い意志は前者の作用を齎した。 しかし、今回は――後者の作用を佐野に与えてしまう。 佐野「(センタリング! センタリング! アシスト! アシスト!!)」 目先の手柄に逸り、功名心を抑えきれなかった佐野。 彼の注意は既に誰にセンタリングを上げれば自身にアシストがつくかの計算になっており、 目の前に迫っていたトリノとゴルバテに対し注意が散漫になっていた。 バチィッ! バンッ!! トリノ「甘いぜ!」 ゴルバテ「そんなので俺達を抜けると思うな!」 佐野「し、しまったぁ!?」 板野「あちゃあ……(どうにもあと少しが決まらないなぁ。 なんとかシュートを打っておきたいんだけど……)」 となれば、当然佐野のドリブルも先ほど見せた奇跡的なフェイント技術とは比べるべくもない、 なんとも稚拙なものとなってしまう。 これをトリノが零すのも、ゴルバテがしっかりフォローをするのも、必然と言ってよかっただろう。 実況「佐野くん……ここは通れない! イタリア、またも! 辛くも! センタリングを上げられる前に止めました! 失点をしてからというものの、攻め込まれはしますが決して打たせない! イタリア守備陣のこれ以上失点してはなるものかという気迫が伝わってくるかのような堅守です!!」
[190]森末(仮):2015/03/07(土) 00:55:14 ID:??? 響「うが〜!! なんだかイライラするぞ! あとちょっとなのに!!」 真「焦りは禁物だよ、リードしてるのは日本なんだしね。 それに、今回はまだ攻撃は続きそうだ」 プロデューサー「へっ、備えあれば憂いなし……対策は完全って訳だ!」 ゴルバテ「よし、今度こそ……」 次藤「そうはさせんとね!」 ゴルバテ「うっ!?」 ドタドタドタッ!! そしてボールを奪ったイタリアは、即座に前線に向けてクリアーをしようとするのだが……。 これには佐野とほぼ同時に上がり、彼をフォローするように立ち回っていた次藤がすぐさまチェックをかける。 次藤「(まだ調子に乗るとこば甘いが、そこをフォローするのがわしの仕事タイ)さぁ、ここを奪って今度こそシュートタイ!」 ゴルバテ「(お、落ち着け! ここをかわしさえすれば、相手はDFが2人しかいないんだ!)」 先着2名様で、 ★ゴルバテ→ドリブル 51 (!card)(!dice + !dice)=★ ★次藤→タックル 56 (!card)(!dice + !dice)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→ゴルバテがキープに成功!? そのままクリアーだ! =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(岬がフォロー、ゴールラインを割る、バンビーノがフォロー) ≦−2→全日本ボールに。 【補足・補正・備考】 次藤:ダイヤかハートで「パワータックル(+2&吹っ飛び係数4)」 >>186 いえいえ、お気になさらずです。
[191]森末(仮):2015/03/07(土) 00:56:20 ID:??? 判定は正しくは =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(バンビーノがフォロー、ゴールラインを割る、岬がフォロー) でした。
[192]森崎名無しさん:2015/03/07(土) 00:56:22 ID:??? ★ゴルバテ→ドリブル 51 ( クラブQ )( 2 + 4 )=★
[193]森崎名無しさん:2015/03/07(土) 00:56:33 ID:??? ★次藤→タックル 56 ( ハートK )( 3 + 5 )=★
[194]森崎名無しさん:2015/03/07(土) 00:57:04 ID:??? ゴルバテが壊れた
[195]森崎名無しさん:2015/03/07(土) 01:01:06 ID:??? イタリアがどんどん追い詰められていってるな
[196]森崎名無しさん:2015/03/07(土) 01:07:42 ID:??? 一手一手じっくり詰めていってる感じが凄いw
[197]森末(仮):2015/03/07(土) 01:29:09 ID:??? >★ゴルバテ→ドリブル 51 ( クラブQ )( 2 + 4 )=57★ *吹っ飛び* *負傷発生!* >★次藤→タックル 56 ( ハートK )( 3 + 5 )+(パワータックル+2)=66★ >≦−2→全日本ボールに。 >※ゴルバテが「軽傷未治療」になりました。 ======================================================================================= ゴルバテは必死だった。 ここでボールを奪われては尚もピンチは続き、更なる失点を重ねてしまうかもしれない。 なんとしてもそれだけは避ける為に、ここは是が非でもキープをしなければならない場面だった。 次藤「うおりゃああっ!!!」 ズドガシャバキィンッ!!! ゴルバテ「おぶぇっ!?(い、いてえええええええええええええっ!!!!)」 だが、どれだけ必死に頑張っても、努力をしても、実力差は埋められない。体格差も埋められない。 欧米の選手らしく、決してゴルバテも非力なタイプの選手ではなかったのだが、流石に相手が悪すぎたのだ。 全日本でも屈指の巨躯を誇る次藤の力任せのスライディングタックルを受けて無事で済むはずもなく、 彼はあっさりと吹き飛ばされ、その際に明らかに人体が鳴らしてはいけない音を立てて地面に横たわる。 次藤「へへへ、ブロックもいいがやっぱりこういうのも楽しか」 佐野「(流石次藤さんだ、かっこいいな〜)」 トリノ「ゴ、ゴルバテ……大丈夫か?」 ゴルバテ「だ、だいじょうぶじゃない……いたい、ニホンこわい……」 ストリートファイターとして喧嘩に明け暮れていた男の性か、 次藤はこの光景を見て思わずにやりと不敵な笑みを浮かべ――佐野はキラキラした瞳でそんな次藤を見つめる。 そんな彼らを見て、ゴルバテは痛む足を抱えつつ神秘の国ニホンへの恐怖心を高めてしまうのだった。
[198]森末(仮):2015/03/07(土) 01:30:10 ID:??? ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!! 実況「駄目です、イタリアクリアー出来ない! またもボールを奪われた!! 次藤くん、急いで立ち上がりセンタリングを上げる構えだ! 日本、今日3本目のシュートが打てるか!?」 観客「おいおい、大丈夫かイタリア!」「ここで点を取られたら厳しすぎるぞ!!」「せめて1点差で折り返さないと!」 ナポレオン「イタリアは完全に押し込まれてしまっていますね」 ピエール「中盤の支配力が低く、前線のランピオンとストラットは封じ込められている。 となれば、日本がボールを即座に奪い何度も攻撃を出来るというのは自明の理だ」 カルツ「やっぱり中盤の差かねぇ? カウンターも上手く決まらんしなぁ」 マーガス「いいゲームメイカーが1人でもいれば展開は違うんだろうけどな」 ヘルナンデス「(相手は……9番と双子に加えて、10番(松山)と11番(岬)……。 バンビーノ達も戻っているが、数が多すぎる! だが、警戒すべきは9番だ!!) ジェンティーレ、対応を間違えるなよ!」 ジェンティーレ「わかっている!! 貴様の好きにはさせんぞ、ジャッポネーゼ!!」 板野「(やっぱりフリーにはさせてくれないよな……)」 松山「次藤、来い! 俺が決めてみせる!!」 政夫「俺達に任せろ、次藤!」 和夫「今日の俺達は絶好調だぜ!!」 岬「(さて、僕の予想だと次藤は……)」 こうして全日本にとっては3度目となるシュートチャンスが来訪。 イタリアもここから次藤にセンタリングを上げられる前に止めるのは不可能と判断したかPA内を固め、 全日本攻撃陣もこれを受け止めつついつでもボールに合わせられるようにゴール前へと詰め寄せる。
[199]森末(仮):2015/03/07(土) 01:31:12 ID:??? だが、ここでセンタリングを上げようとした次藤は内心頭を抱えた。 次藤「(ぬう、わしのキックじゃ狙って上手く合わせられんのう……)」 ボールを強く蹴る事ならば彼の得意中の得意の分野であるが、こと精度となると話が変わる。 サッカーをしてまだ日が浅い為かパスコースを探す事も、細かいコントロールをする事も彼は苦手としていたのだ。 無論、ボールにバックスピンをかけて相手を翻弄したり、 佐野とのコンビプレイ(正しくは佐野の次藤とのコンビプレイ)に見られるように一定の技術こそ持っていたものの、 本職であるFWやMFに比べればその精度は劣るものである。 よってこの時、次藤はどうしたものかと考えるのだが――。 佐野が起き上がるのを待つのも、再びボールを奪われる可能性を考えれば悪手。 サイドチェンジして小池に上げさせるにも、それでは不要に相手に戻る時間を与えるだけである。 次藤(ばってん、ここで待っててもどうにもならんタイ。 上手く誰かが合わせてくれるのを期待するしかなか!) そらっ、これで決めてこいタイ!」 バコォンッ!! そして色々と考えた末、次藤は思い切ってゴール前にボールを上げる事にした。 仲間のいずれかが合わせてくれる事を願って。
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0ch BBS 2007-01-24