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【歴史は】俺inキャプ森9【繰り返す】
[388]森崎名無しさん:2015/03/10(火) 22:32:20 ID:??? 利益や効率はそれなりに重視したいなあ。
[389]森崎名無しさん:2015/03/10(火) 22:41:48 ID:??? 利よりは板野くんの性格に合った方を重視したいかな あんまり効率的過ぎると冷血扱いされかねないだろうし
[390]森崎名無しさん:2015/03/10(火) 22:55:09 ID:??? ドライな交代策とかは自分も好みじゃないです。 育成も数人に絞らないで控えも育てたいタイプですし。
[391]森崎名無しさん:2015/03/10(火) 23:40:15 ID:??? 言い争ったりするのはよくないと思うけど 皆考えてくれてるんだなって分かるからここの作者がうらやましい
[392]森末(仮):2015/03/11(水) 01:14:35 ID:??? >>355 乙ありです。 >スカイラブストームなどについて。 スカイラブストームについてですが、実は書いてる人はいまいち動画などを見てもどういう原理なのか理解出来てなかったりします。 時間差スカイラブについては、途中までスカイラブハリケーンですが打つ所で前転シュート。 スカイラブタイフーンについては、兄弟が高空と低空に飛び、 高空の選手がオーバーヘッドで落としたのを低空の選手がボレーで蹴るものというのがわかりますが、スカイラブストームは、 1.兄弟のどちらかがパス? 2.誰か(次藤?)がリターン 3.兄弟が地面を蹴ってスカイラブツインのように手を繋いでジャンプ 4.前転シュートでツインシュート のように見えます。 地面を蹴ってジャンプしてスカイラブと名がついてるのもおかしいなと思いますし、 次藤が単にリターンするだけというのも不思議だなと思うので、解釈が違っているのかもしれません。 こういう原理だよ、というのがわかる方がおられましたら、教えて頂けるとありがたいです。 最後に。意見が衝突したり、合わなかったりする事もあると思いますが、その為の投票システムですので、 「私はこう思うからこうしたい」「私はそうじゃなくてああしたい」「「なら投票で決めましょう」」という感じにして欲しいです。 どの人がどういう考えで票を入れたというのも、どういう結果になったというのも恨まず騒がずでお願いしたいです。 また書いている身としましては、あまり攻撃的な言葉は使わないで頂けると助かるかなと思います。 必要以上にそういう雰囲気の場所で書くのは、やはりいい気持ちではありませんので。 板のトップにあるように、喧嘩は厳禁。マモノ憎んで人を憎まずでお願いします。
[393]森末(仮):2015/03/11(水) 01:15:39 ID:??? >★君は秘密兵器だから→ スペードK ★ >見上「駄目だ、後半の布陣はこのままでいく」 板野の提案が却下された! ================================================================================== 板野「え、えぇー……」 三杉、そして岬の読み通り、見上はここでの三杉投入を回避した。 これには提案をした板野を含む多くの者達が疑問を持つのだが、 見上が一度決定を下した事柄を覆す事は無いだろうという事も彼らはこの短い合宿期間で学んでいた。 よって、必要以上に声を荒立て目をつけられるような真似はしなかった。 見上「では後半の戦い方について説明する。 まず次藤……お前はもう上がらなくていい」 次藤「ぬ……ばってん、そうすると立花はスカイラブツインを使えんが?」 見上「既に2点リード、ならば必要以上に前がかりになる必要は無い。 それよりはイタリアが一気呵成に攻め入る事を警戒する方が得策だ。 ランピオン封じの為にも、お前は後ろにいろ」 政夫「(威力は落ちるけどデルタツインは使えるしな、問題ないか。 なんだったらデルタポストで板野に渡してもいいんだし)」 その後、見上は改めて後半からの戦術について説明。 まず、後半はイタリアが前半以上に攻め込んでくる事を見越し、次藤に滅多な事では上がらないように指示を出した。 前半は上手くいったものの、仮に次藤と佐野が上がってしまえばDFは2人だけ。 早田がストラットのマンマークにつく事を考えれば、実質SBの中山のみとなるのだ。 その状況で中盤を突破されてしまっては、安易に若島津との一対一に持ち込まれるのは目に見えている。 2点リードをしている以上、そこまで打って出る必要は無いという見上の言葉には一同も納得をした。 見上「攻撃については前半は上手く行った……が、後半も上手く行くと思うな。 あれは上出来過ぎるくらいだ」 岬「(それは僕自身がよくわかってるんだよね。 もう一度やれって言われてもやれる自信は無い)」 見上「油断する事なく、しかし自信を持って攻め込め。 相手が前がかりになると予想出来れば、 自ずと好機はやってくる。 早めに3点差にし、ケリをつけてこい」 全日本メンバー「「「はい!!!」」」 板野「(3点目か……出来れば、俺が決めたいな)」
[394]森末(仮):2015/03/11(水) 01:16:47 ID:??? こうして全日本メンバーが後半戦に向けて備えていた頃、イタリアもまたパウロ=カルシス監督の下、ミーティングを行っていた。 前半だけで2失点、攻撃はまるで成功せず、まるで反撃の糸口がつかめない。 この状況においてチームの士気が下がらない筈もなく、メンバーの顔色は浮かないが、 カルシスはあえてそれを指摘する事なくあくまでも戦術的な話だけを一同にした。 カルシス「後半からはフォーメーションを変更する。 4−4−2だ」 バンビーノ「4−4−2……DFを1人減らし、中盤の人数を増やすんですか?」 カルシス「既に2失点をしている以上、カウンター戦術は意味を為さない。 よって、後半は前で止め刻んでいく事を主眼とする。 ストラット、ランピオン」 ストラット「はい」 ランピオン「はい」 カルシス「お前たちも中盤争いに加われ、あの20番を相手にハイボール争い――ボールを待っているだけでは無意味だ。 焦る事なく、慎重に攻めていけ」 ランピオン「(……30分で最低でも2点を返す。 それ自体は可能な筈だ。 だが、あの20番が体力切れを起こすのは……早くても15分、といった所だろう。 それまで待つのは、得策ではない……か)わかりました」 カルシスの取った方策、それは20番――佐野との勝負を避けるというものだった。 ポストプレイに誇りを持つランピオンにとって、己の1番の武器を封印する作戦というのは受け入れがたいものだが、 それでも現状のままではその作戦を用いずとも自分はハイボールに触れられないまま試合を追える事となるだろう。 ならばチームの勝利をめざし、1番勝てる可能性が高い作戦を取るというのは当然の事だった。 カルシス「そしてヘルナンデス、ジェンティーレ。 ……もう失点は許されんぞ」 ヘルナンデス「わかっています(これ以上無様を晒す訳にはいかない。 勝利のためにも、誇りのためにも)」 ジェンティーレ「はい(俺がいる限り、もう二度と失点は許さん。 どんなシュートだろうと防いでみせる)」 そして、勝利の為にはこれ以上の失点が許されない事は周知の事実。 このチームの守備の柱である2人は監督直々に名指しで釘を刺された事で一層気を引き締め、 こうしてイタリアは後半戦に臨むのだった。
[395]森末(仮):2015/03/11(水) 01:17:56 ID:??? ワーワー! ワーワー!! 実況「さぁ、短いハーフタイムが終わり再び両チームが入場してきます。 前半終了時には2−0という、下馬評を覆すスコアで日本が大きくリード。 しかし、試合終了の笛が鳴るまでは何が起こるかわからないのがサッカーです。 イタリアも後半こそは同点、そして逆転と意気込んでいる事を考えれば、まだどうなるかわからない。 果たして西ドイツ、ウルグアイ、フランスに続く決勝トーナメント進出の座を掴むのはイタリアか全日本か!? いよいよ後半がはじまろうとしています」 観客「後半こそはしっかりしろよイタリア!」「このまま負けるんじゃないぞ!!」 「ニホン、ここまで来たら勝っちまえ!」「まあどうせ決勝トーナメントじゃフランスに負けるんだけどな!」 カルツ「どう思うねシュナイダーちゃん、イタリアはここから勝てるかい?」 シュナイダー「不可能か可能かで言えば可能だろう。 2点ビハインドの事実は重いがな……」 シェスター「まずはこのキックオフで早めに1点を返しておきたい所だよね」 ナポレオン「イタリアはどう攻めてくると思いますか?」 ピエール「もうランピオンは使えないと判断し、ハイボール争いはさせないとするか。 もしくは消耗を狙ってあえてハイボールを通そうとするかだが……。 イタリアはフォーメーションが変わっているな。 そうすると、自然と作戦も見えてくる」 松山「……みんな、後半は前半のようにいかないかもしれないぞ」 板野「え? どういう事?」 松山「イタリアは中盤に4人割いてきている。 フォーメーションを変えてきているんだ。 ロングボールを出してランピオンに競り合わせるという戦術を、使ってこない可能性が高い」 小池「ほほう……となると、中盤メンバーでパスを回して攻めてくるかもしれんという事か」 岬「(パス回しなら僕がまた活躍出来るかもしれないな。 あまり目立ちたくはないけど、稼げるときに評価は稼いでおきたい)」
[396]森末(仮):2015/03/11(水) 01:19:00 ID:??? こうして後半開始時間が近づくにつれて、フィールド――そして観客席は徐々にヒートアップをし始めた。 強豪国としてイタリアの奮戦に期待をする観客。 弱小国と言われながら、先のアルゼンチン戦に続き強さを見せつけ勝とうとしている日本を応援する観客。 それらに与しない中立と言える者達は試合の展望について話しあい、 実際にフィールドに立つ全日本の選手達は戦術眼に定評のある松山の助言を聞き気を引き締め直した。 高橋「うーん、勝ってくれないと困るんだけどな、イタリアは」 ニネー「(この試合、イタリアが苦戦を強いられているのは立花くん達や岬くんが予想以上に活躍しているのもあるけど、 何より佐野くんがいるからなのよね……ほんと、どうしちゃったのかしら?)」 そして、それらとは一線を画し――遥かな高みから、悠々と試合を見つめる招かれざる者達。 1人は思っていた以上にイタリアが日本を苦しめてくれない事を嘆き、 もう1人は自分の持つ知識からは大きくかけ離れた存在がいる事に疑問を抱いた。 ニネー「(この世界は外伝、それはわかりきっている。 けれど、限りなく私達の世界に近い世界なのに……)」 森崎「おい、どうしたんだ? さっきからボーッとして」 ニネー「……なんでもありませんわ(いずれにしろ、やる事は変わりありませんわね)」 しかし、幾ら疑問を持ってもそれを解決できるだけの情報は無い。 森崎に声をかけられたんだニネーはそっと思わず誰もが見惚れてしまうかのような微笑を浮かべて首を振ると、 センターサークルに入ったイタリアの選手たちへと視線を向けた。
[397]森末(仮):2015/03/11(水) 01:20:09 ID:??? ピィーッ!! ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! バムッ バシッ! ポーンッ!! ストラット「それ、みんな落ち着いて行こうぜ!」 バンビーノ「おう!」 マルコ「オーライ!」 板野「松山の言った通りだ! パスを回してきたぞ!」 政夫「こりゃ俺達も下がった方がいいな……」 和夫「うん、中盤は3人だけだもんな」 そして後半開始の笛が鳴り、イタリアボールでキックオフ。 イタリアはこのボールを、松山の予想通りゆっくりとパスを回して溜めを作りながら攻め立てようとした。 前半とは違う攻め方にもし何も聞かされていなければ板野達も驚いていたかもしれないが、 事前に情報を得ていた為にすぐに対応――松山、岬、小池しかいない中盤3人では簡単に翻弄されるだろうと考え、 彼らも下がってボールを追いかけはじめた。
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0ch BBS 2007-01-24