※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【歴史は】俺inキャプ森9【繰り返す】
[705]森崎名無しさん:2015/03/19(木) 01:02:14 ID:??? NGな選択肢だったなら、無理して採用しなくても・・・
[706]森崎名無しさん:2015/03/19(木) 01:20:21 ID:??? キャプ森とは別に、やる夫スレの安価スレに参加しているのですが、 自由に書いていい台詞安価では長々と格好良いこと書いた物が採用された場合は大抵地雷踏んでたりします。 他の選択肢が一行なのですから、自由選択も同様に一行にするのは正解でしょうね。
[707]森崎名無しさん:2015/03/19(木) 01:41:05 ID:??? 後A+Bみたいな自由選択とかも良くありますよね
[708]森末(仮):2015/03/19(木) 02:47:40 ID:??? >E そもそも、ジャッポネーゼ風情とか、立花兄弟を猿扱いとか >そういう人種差別発言の方がよっぽど品性に欠ける問題なんだよ。 >人種差別についてこれからもっと厳しくなるはずだし >このままじゃお前とアズーリ、将来FIFAに処罰されかねないぞ。 ============================================================================ 板野「(ん? 待てよ? そういえばそもそもジェンティーレからしてこっちを挑発するような事言ってたよな。 それだってよっぽど品性に欠ける事だぞ?)」 思わずジェンティーレに気圧をされた板野であったが、しかしここで彼の脳裏に過ぎったのは試合開始前。 ジェンティーレが散々立花兄弟達や小馬鹿にする事も品性に欠ける行為だったのではないかと考えたのである。 一旦その考えを思い浮かべると板野の中には仲のいい友人たちや自分が馬鹿にされた事に対する怒りが沸き、 彼は頬を膨らませながらジェンティーレに対してその事を指摘する。 板野「お前だって俺の事をジャッポネーゼとか、立花兄弟を猿扱いとか……こっちを散々小馬鹿にしてたじゃないか! そういう奴にそんな事を言われても説得力なんて全然無いぞ!」 ジェンティーレ「ふん、実際にお前はジャッポネーゼであいつらは猿顔だろうが」 板野「(……やっぱり嫌な奴だ)」 ジェンティーレ「………………」 しかし、板野が指摘をしてもジェンティーレはやはりどこ吹く風であった。 その態度に板野は更に怒りをヒートアップさせかけるのだが……そんな折、 不意にジェンティーレはすっと右手を板野に向けて差し出す。 思いがけない形で出てきた手に、すわ殴られるのかと身構える板野だったがその様子も無い。 一体なんのつもりかとジェンティーレの表情を見てみれば……彼は口角を嫌味に上げながら、 それでも(多分彼なりには精一杯の微笑のつもりなのだろう)歪んだ笑顔を浮かべている。 それを見て、ようやく板野はジェンティーレが握手を求めているのだと勘づく事が出来た。
[709]森末(仮):2015/03/19(木) 02:49:29 ID:??? ジェンティーレ「次の相手は開催国のフランスだ。 実力的には貴様たちならば大量得点をして勝てるだろうザコどもだが……。 ゆめゆめ油断などせんようにな、奴らには地の利がある」 板野「う、うん……(ホームタウンディシジョンの事だよね? あれ、ジェンティーレが忠告してくれてる?)」 ジェンティーレ「貴様たちは俺達を倒したんだからな。 精々優勝でもしてくれねば、敗退した俺達の腹の虫も収まらん」 更にジェンティーレの口からは板野達が知らないだろうと思ったのだろう、 ホームタウンディシジョンに関する情報や(無論、板野自身はそれを知識としてしっかり把握していた)、 激励……のような言葉が飛び出し、板野は目を白黒させながらそれらを耳に入れていく。 ジェンティーレ「……じゃあな、サッカーの上手いジャッポネーゼ。 次に会う時は、今日のような無様は決して見せんぞ」 板野「あ、ああ」 そして、極めつけは最後に出てきたサッカーの上手い、という板野を認めるかのような言葉。 果たしてこれがジェンティーレなのかと板野は困惑しながらも、 それでも相手がこちらに一定の敬意を払い――また、助言をしてくれていたのだと知ると怒りも収め、 素直にジェンティーレの右手を取って握手を交わし……そのまま2人は別れたのだった。 板野「(あいつの性格がよくわからない……ただの嫌な奴じゃないのかな?)」
[710]森末(仮):2015/03/19(木) 02:50:35 ID:??? その後、別れた後も混乱をする板野。 彼はジェンティーレの性格の全てを把握していなかったからこそ、彼の態度に疑問を持っていたのだが――。 ジェンティーレという男は傲慢さとプライドの高さを兼ね備えた男であり、非常に扱いにくい性格をしており、 中々人を認めないという意地っ張りな面も多々見受けられたものの――。 一度認めた者には、ある程度の敬意を払い素直に目標とする事も出来る熱い男でもあった。 ジェンティーレ「(今日からは奴を倒す事を俺が目標とする番だ。 見ていろ、ジャッポネーゼ――否、イタノ。 もう貴様には好きにはさせんぞ)」 ここでジェンティーレが素直に板野を認められたのは、無論今日の試合で彼に完敗を喫したというものがあっただろう。 だが、それ以上に――彼には国内においてライバルと呼べる者がまるでいなかったという点も影響をしていたかもしれない。 板野住明とサルバトーレ=ジェンティーレ。 世界最高峰のストライカーとリベロの初対決は、こうして幕を下ろした。 彼らが再び出会うのは、もう少しだけ未来の話。 そして、そこから幾多もの名勝負を作り上げていくのは――更にその未来の話となる。 ※板野のジェンティーレに対する感情が 板野→(悪い奴ではない?)→ジェンティーレ になりました。
[711]森末(仮):2015/03/19(木) 02:52:16 ID:??? こうして板野達が別れていた頃、1人浮かない表情でとぼとぼとベンチに帰ろうとしていたのはストラットであった。 彼は今日の試合において、自身の力不足を誰よりも感じていた内の1人だったと言える。 失点をしたのはジェンティーレとヘルナンデスの不幸な負傷や不調などによるものだが、 無得点に終わってしまったのは明らかに自身の責任であると感じていたのだ。 バンビーノ「ストラット、すまん……もう少しお前に楽に打たせてやれていれば……」 ストラット「いや……(違うんだ、バンビーノ。 打てたとしても、ゴールを決められたかわからない。 あの最後のマグノスゾーンシュート、あれはベストショットとは言えなかったかもしれないが……。 それでも、いつも通りの威力は出せていたんだ。 それを、完璧にキャッチされたんだ……)」 無論、彼1人が責任を感じる必要などなく、 むしろ客観的に見れば中盤を支配出来なかったバンビーノの方がその責は重いと言えたかもしれない。 だが、ストラットが気にしていたのはただ点を取れなかった事だけではなく、 それ以上に自身の今の実力では若島津には敵わないという事実である。 イタリアのエースストライカーとして君臨をするストラットであるが、 この時点での彼は守備の柱であるジェンティーレとヘルナンデスに一歩及ばないレベルの選手だと周囲に認識されていた。 事実、練習などにおいてもストラットは彼らに幾度となくシュートを防がれ、ドリブルを止められてきたのだ。 世界的なストライカーとして現状でも十二分な実力を持っているストラット。 しかし、それでも彼はその程度では納得できない――。 今のままでは世界レベルではあるものの、世界屈指の実力者には敵わないという事をこの時ようやく心の底から理解したのである。 ストラット「(今のままでは駄目だ。 マグノスゾーンシュートじゃない、もっと破壊力のあるシュートを身に着けなければ……。 国内ですらジェンティーレやヘルナンデスに通用しないんだ。 世界で通用する筈もない!)」
[712]森末(仮):2015/03/19(木) 02:53:25 ID:??? この時、いち早く世界の壁を知る事が出来たのはこの世界のストラットにとって幸運だった。 板野やシュナイダーと比較をした際のシュートの威力の差。 更にはキープ力などを比べれば自身が彼らに一枚も二枚も劣っている事に気づけた。 それは同時に反骨心となり、このまま彼らの後塵を排するだけになるものかという感情にもなる。 ストラット「(決めたぞ……俺はこのままでは終わらない! もっと自分を磨き、アズーリの9番として恥じないだけの実力を身に着けてみせる!! 問題はどうやって鍛え直すかだが……)」 ヘルナンデス「ストラット、あまり気に病むなよ。 俺が言えた事じゃないかもしれないけどな」 ストラット「……ああ、わかってるさ(とにかく、このままじゃいけない。 もっと力を身に着けなければ)」 その後、ヘルナンデスやランピオンら仲間たちが暗い表情をするストラットの下へと慰めにやってきた所で、 ひとまずストラットは気持ちを切り替え、彼らに弱弱しくだが笑顔を見せた。 心中で、静かな闘志を燃やしながら。 今大会、先のアルゼンチン戦ではハットトリックを遂げ世界屈指のストライカーとしての片鱗を見せつけたチェザーレ=ストラット。 彼がその真の力を世界の舞台で発揮するのも、当分先の話となる。 ヘルナンデス「それにしても久々に派手にやられてしまったな(こんな時は可愛いレディの笑顔を見れば癒されるんだが)」 バンビーノ「俺達を負かしたんだ、ニホンには優勝でもしてもらわないとな」 ランピオン「ああ……(なんだろうな、負けて悔しいのは当然なんだが……決勝に上がらなくて助かったという気持ちにもなってしまう)」
[713]森末(仮):2015/03/19(木) 02:55:09 ID:??? 〜 西ドイツ 〜 マリー「あ〜ん、ランピオンさんが全然映らなかったわ……それに負けちゃったし、これでイタリアはもう試合が無いから、 ランピオンさんはもう見れないのよね……。 あ、そうだわ! お兄ちゃんが決勝戦は見においでって言ってたから、会場に行けばランピオンさんにまた会えるかも! チームが敗退しても、そのまま残って研究や勉強をする事もあるってお兄ちゃんも言ってたものね。 そうと決まればママとパパを急いで説得しなきゃ……」 そして、このイタリアの敗北を受けて動き始めていた少女が西ドイツに1人いた。 よもやランピオンも己の行動1つによって、壊れかけていた家族が絆を取り戻す切欠になったとは知る由もないだろう。 〜再び パルク・デ・フランス〜 シュナイダー「…………!」 カルツ「ん? ど、どうしたシュナイダーちゃん。 怖い顔しちゃって」 マーガス「(また怒られるような事はしてないよな、俺?)」 シュナイダー「いや……何故だか無性に腹が立ってきてな……」ギロッ マーガス「お、おい……なんでこっちを睨むんだよ」 シュナイダー「わからん……わからんが、無性にポストプレイヤーに対して怒りがわいてきてな……!!」 無論、この事実を知った時――その少女の事を溺愛する兄がランピオンに感謝するどころか、 皇帝の怒りを見せつける事も、ランピオンはまだ知らない。
[714]森末(仮):2015/03/19(木) 03:02:26 ID:??? >>705 NGという訳ではなかったです。一旦決まった標なので、無効にするのもやはりよくないので。 >>706 地雷という訳ではありませんが、長文になると言葉を詰めるという事になりますので、 その分ちょっと描写などに困る事になってしまいますね。 また、正論が必ずしも受け入れられるという訳ではないので、その点もご容赦願いたいです。 正論を受け入れないのは人としてどうなんだと思われる人もいるかもしれませんが、 古い話になりますが、かつて対花輪戦の後に板野が立花兄弟にアドバイスをするような自由選択がありましたが、 あれももしも選ばれていたら、立花兄弟に反発されていたと思います。 大敗した直後に印象は良かったけれどそこまでまだ深い仲とは言えない関係であり、かつ正論で攻められては、 どうしても受け入れようがないかなと思いますので。 今の立花兄弟になら、受け入れられるかもしれません。 正論が通るのは相手の性格や親密さ、状況などもありますので、その点はご留意頂きたいなと思います。 長文で地雷になりやすいと思われるのは、そういった点があるからかなと思いますね。 >>707 そうですね、そういった○○+○○というような複数選択も次回からは遠慮させて頂こうかと思います。 判定はありませんが、一旦ここで区切らせていただきます。 明日は主人公ptの精算からはじめたいと思います。>>2のテンプレではポイントが4になっていますが、 前スレで新田へのアドバイスの際に2使っていますのでダイジェストの上昇分と合わせて8が正確な数値となります。 テンプレのミス申し訳ないです。 それでは。
[715]森崎名無しさん:2015/03/19(木) 04:50:28 ID:??? ジェンティーレと険悪にならないでよかった。 乙でした
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24