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【歴史は】俺inキャプ森9【繰り返す】
[831]森末(仮):2015/03/28(土) 01:30:21 ID:??? >B.「任せてください、今日の試合も必ず勝って見せます!」 ============================================================================ ここで板野は響達の声に応えるべく、力強く今日の勝利を約束した。 応援してくれる者に対して選手がする対応としては、実に妥当なものだったと言えるだろう。 事実、板野の言葉を聞いて響や真達は嬉しそうに頷くのだが……。 フランスサポーター「なにぃ、勝つだと!」「ニホンがフランスに勝てるもんか!」「そうだそうだ!」 板野「あれっ!?」 中山「それほど大きな声ではなかったと思うが……どうやら聞こえてしまっていたようだな」 しかし、今日の試合は先ほどから言っているように地元開催国であるフランスが相手。 その上、そのフランスサポーターは日本の選手たちを遠巻きに見える位置にいたのである。 板野の声はさして大きくは無かったとはいえ、響達に力強く告げたそれは小さくもない。 よってフランスサポーターの耳にも自然と飛び込み、それは彼らの不興を買う事となってしまったのだ。 次藤「お、なんじゃい。 ケンカか?」 若島津「(……数は多いが大した奴はいなさそうだな)」 若林「(これが公式戦でもなんでもないならこっちから仕掛けてる所なんだが……)」 プロデューサー「フウ……面白い歓迎の仕方だな」 真「響、ボクの後ろに」 響「わ、わかったぞ」 すわ暴力沙汰になってしまうかと多くの者達が恐れる中で次藤や若島津、若林といった者達は不敵に笑い。 その背後で真は怯える響を自身の背中に隠していた。因みにプロデューサーは余裕綽々の笑みを浮かべていた。 そして、こうなれば当然監督である見上が黙っている筈もない。 暴力事件などという問題を起こす訳にもいかず、思わず乗り気になりかけている次藤たちを一喝し、 即座にスタジアムの中に入るよう急かそうと彼は雷を落とそうとするのだが……。
[832]森末(仮):2015/03/28(土) 01:31:45 ID:??? ナポレオン「あ、サポーターの皆さん! おはようございます!!」 フランスサポーター「ん?」「あ、ナポレオンだぞ!」「本当だ! フランスのストライカー、ナポレオンだ!!」 「ナポレオン!」「おい、今の内にサイン貰っておこうぜ!」「今日も頼んだぞナポレオン!」 沢田「(ふ、ふぅ〜っ……助かったぁ〜!)」 その時、不意に登場をしたのは全日本に遅れる事数分。 チームメンバーと共にバスでこのスタジアムに到着し、 一番にサポーターに挨拶をしようとこちらに向かってきていたルイ=ナポレオンその人だった。 怒気を含んでいたサポーターたちはフランスJrユースの主力選手の登場とあってか、 すぐさまそちらに意識を向け全日本への敵意を霧散させたのである。 元々板野の発言を勝手に聞いて勝手に逆恨みしていたが為に彼らの怒りもその程度。 これには全日本Jrユースでも温厚な部類に入る者達がほっと安堵をし……。 逆にそれ以外の者達はナポレオンの人となりを冷静に見定めようとしていた。 ナポレオン「あはは、今日も熱い声援をよろしくお願いします。 え、サインですか? 参ったなぁ。 えーと、ここに書けばいいんですね? はい、さらさらさら〜」 フランスサポーター「おう、応援は任せておけ!」「なんとしても決勝進出、そして優勝だぞ!」 三杉「(ふむ……あの暴力的なシュートと華麗なテクニック。 どこかちぐはぐな印象だったが、性格はやはり至って温厚な人物のようだな。 まあ、暴力的なシュートを打とうと善玉タイプの人間というのは全日本にもいるのだが)」 岬「(おかしいなぁ。 ナポレオンって聞いた話だととんでもない乱暴者の筈なのに……情報が間違ってたとも思えないし)」 松山「(どうやらナポレオンって奴はいい奴みたいだな。 アルゼンチンのディアス、イタリアのジェンティーレと一癖もふた癖もある奴ばかりが相手だったし、 ようやく互いに素直に健闘を称え合えるような相手が出てきてくれたなぁ)」
[833]森末(仮):2015/03/28(土) 01:33:07 ID:??? ナポレオンの立ち振る舞いや言動を見て、多くの者達はナポレオンを「人畜無害の善人」だと判断した。 実際、その行動は熱烈なファンに対して真摯に対応しているようにしか見えず、 ナポレオンに関する情報を多少なりと持っていた岬でさえそう判断せざるを得ない状況だった。 しかし、そんな中で唯一このナポレオンに違和感を覚えていた男がいる。 板野「(ひぃぃ〜っ! や、やっぱり俺の知ってるナポレオンと違う〜っ!?)」 無論、板野である。 キャプテン翼、キャプテン森崎、いずれのナポレオンも乱暴で粗野なカードコレクター。 板野はその知識を当然持ちあわせており、その為にナポレオンの言動に違和感を覚えていた。 いや、それはもはや違和感どころの話ではなく、恐怖に近いものである。 板野「(例えるなら若島津が『やあ板野くん、今日も元気にサッカーしようぜ!』とか言ってくるくらいのレベルだもんな! 本編で森崎が翼にやった爽やかにからかったあれに近い恐怖感がある! 正直病院につれていきたくなるくらいの怖さが!!)」 ナポレオン「あっ!」 板野「ひぇっ(目があった!)」 そして、板野にとって不運な事に――彼はナポレオンと目を合わせてしまった。 途端、ナポレオンはファンに一言断ってからすたすたと板野の方へと歩み、 怯える板野を一切気にせずにこやかに笑みを浮かべながらその口を開く。 ナポレオン「はじめまして、僕はフランスのFW……ルイ=ナポレオンです。 全日本のイタノくん……でしたね? お互いFW同士としてマッチアップは少ないでしょうけど、 その分ゴールの数で競い合いましょう。 今日はよろしくお願いしますね」 板野「(うわ〜っ!? 挨拶されたあああああっ!!!)」
[834]森末(仮):2015/03/28(土) 01:34:55 ID:??? あまりにも丁寧、あまりにも常識的な挨拶が――しかし、ナポレオンの口から飛び出す。 その事実に板野は逃げ出したくなる気持ちになりながら、それでも混乱する頭でどうにか返答しなければと考える。 板野「(みんなはナポレオンが変わっちゃったって知らないんだ! ここで変な対応したら俺の方が変人に見られるかもしれない! でもどうすりゃいいんだよ〜! 助けて森末〜! JOKERなかったことにして〜!!)」 A.「う、うん、よろしくな!」 無難に応対する B.「いや、ストライカーとしてなら俺の方が上だ!」 ナポレオンを煽ってみる C.「ところで他のフランスメンバーは?」 ここは注意を逸らそう D.「(そうだ、頭を叩けば打ちどころ次第では戻るんじゃないか!?)」 マグナムチョップだ! E.「ご、ごめん! ちょっと俺トイレいってくる!」 やっぱり逃げる!! F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 >>829 乙ありです。 >>830 ジャパンカップ編で森崎にアピールされたキャプテンシーのようなものについて早めに自覚出来た感じですね。
[835]森崎名無しさん:2015/03/28(土) 01:35:53 ID:djh77A56 A
[836]森崎名無しさん:2015/03/28(土) 01:36:45 ID:o0j0Qqr6 A
[837]森崎名無しさん:2015/03/28(土) 01:37:18 ID:dIWJGGLo B Fで その程度かお前の25cmは! とか言ってやりたかったのは内緒
[838]森末(仮):2015/03/28(土) 01:38:11 ID:??? 短いですが本日も一旦ここで区切らせていただきます。それでは。
[839]森崎名無しさん:2015/03/28(土) 07:02:12 ID:??? F たすけて!ピエール!
[840]森崎名無しさん:2015/03/28(土) 08:44:22 ID:??? ナポレオンが綺麗な話し方をするのを見るだけで吹くwww
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0ch BBS 2007-01-24