※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【歴史は】俺inキャプ森9【繰り返す】
[857]森末(仮):2015/03/29(日) 01:38:19 ID:??? 本日は一旦ここで区切らせていただきます。 明日は西ドイツとウルグアイの試合を描写し、フランス戦はもう少し後になると思います。 それでは。
[858]森崎名無しさん:2015/03/29(日) 01:42:46 ID:??? >新田「(でも、俺ならあのキーパーからでもゴールを奪える気がする……このファルコンクロウで!!)」 なつかしい、乙でした
[859]森崎名無しさん:2015/03/29(日) 02:15:27 ID:??? >ミューラー「ミューラーのサインなんて価値ないって言われるくらい書いてやる」 あれは・・・西ドイツの番長!? ブログやってそう
[860]森崎名無しさん:2015/03/29(日) 02:40:01 ID:??? 本編では明確にされてなかったけどJrユースでもGKカノーバ様か 後に世界トップクラス一歩手前にはなるんだけどまだ弱そう
[861]森末(仮):2015/03/30(月) 01:22:35 ID:??? >★ミューラーは普通の筈→ ハート4 =パァン!ってした。★ ================================================================================ パァンッ!! 板野「(うひゃああ!? 今、握力でボールを割った!?)」 ベンチに坐したまま、なんとミューラーはその右手に持っていたボールを破裂させた。 何かにぶつけてその衝撃で潰しただとか、或いは刃物で切り付けたなどという事はなく、 純粋な握力だけでボールを握りつぶしたのである。 キック力こそ自信はあるものの、手で――片手だけでボールを割る事など板野には当然不可能であり、 それは板野だけでなくこの場にいる全日本Jrユースメンバー……否、恐らくはどのチームの選手たちも出来ない事だろう。 だからこそ、一層ミューラーの馬鹿げた力に板野は戦慄し、恐れ戦くしかなかった。 ミューラー「(……何故俺がスターティングメンバーではないんだ。 これでは折角山を下りてこのチームに合流した甲斐がまるでない。 チッ!)」 パァン! ミューラー「(あんなザコを出すくらいならば俺を使えばいいものを……)」 パァン!! 因みにミューラーは板野が恐れから目を離している間にも、二個、三個と続けてボールを潰し続けた。 詳細が一切不明の師匠の指示により、クラブチームに所属する事も許されずただひたすら修行を繰り返してきたミューラー。 その為に彼は恵まれた才能と鍛え上げた実力を持ちながらも、試合というものを殆どした事がなく、 実際に試合の中でプレイをするという事に対して異常なまでに餓えていた。 だからこそ師匠から試合に出る事を許され、西ドイツJrユースに合流をした際、彼は内心では歓喜をしていたのだが……。 この試合、彼はスターティングメンバーに名を連ねておらずベンチでサブキーパーとして控える事が決定していた。 それに対して彼が怒りを覚え、苛立ちをボールにぶつけたというのも仕方のない話だろう。
[862]森末(仮):2015/03/30(月) 01:23:41 ID:??? 無論、ミューラーをベンチに置き温存をする事には理由がある。 今日の試合、ウルグアイは確かに強敵ではあるがそれでも地力ならば西ドイツの方が優位。 ならばミューラーを出さず、秘密兵器としてその存在を隠しておきたいというのが1つ。 もう1つは純粋に、ミューラーが合流したての為にDF達との連携が未だに甘いという事があった。 GKとしての実力こそ高いものの、指揮力などに関しては試合経験が殆ど無い為に低い彼に――。 しかも性格もお世辞にも愛そうがいいと言えない彼に、DF達と連携をしろという方が無理難題と言える。 ともかく、こういった事柄から西ドイツ監督のギルドはミューラーを控えとして置いていたのだが……。 パァン! パァン!! パァン!!! ミューラー「………………」 ギルド「(わ、私は選択を間違ってしまったのかもしれない……色々と……)」 割ったボールの数が2桁を越えた辺りで、ギルドは冷や汗を流し、ミューラーと距離を取りながら後悔をした。 それが今日のスタメンに対する悔いなのか、 それともそもそもミューラーを招集したという事に対する悔いなのかについては彼自身にもわからなかったが。
[863]森末(仮):2015/03/30(月) 01:24:46 ID:??? こうしてミューラーが元気にボールを割ってストレスを解消していた頃。 フィールドで練習をしていたシュナイダー達は、その練習の手を止め一旦ベンチに引き揚げようとしていた。 その際、シュナイダーはふと立ち止まると観客席を探し……やがて一点を見つめ、睨みつける。 シュナイダー「(そこで見ていろ、ワカシマヅ。 今日の試合、必ず俺達西ドイツは勝ってみせる。 だからお前たちはフランスを倒して決勝戦に必ず上がってこい! そして決勝戦で、あのときのリベンジを果たし――俺達は優勝という栄誉を掴みとって見せる!)」 若島津「(……フン、あのギラギラした視線。 俺に対するものだな。 どうやらあの試合での言葉を奴も覚えているらしい……いいぞ、勝ちあがってこいシュナイダー。 俺も必ず今日の試合、明日の試合も出て――貴様たちを超える力があるという事を証明してみせる)」 睨みつけられた男――若島津健は、その視線の意図に気づくと自身もまた眼光鋭くシュナイダーを見つめ返した。 彼らにとって忘れられないのは、全日本Jrユースとハンブルグの試合である。 あの時、若島津は初めて世界の壁というものを知らされ、しかし、それと同時に強い向上心を抱く事となった。 その切欠こそが今、フィールドに立つ男、カール=ハインツ=シュナイダーであり。 今の自分ならばあの時のように無様に大量失点はしない筈だと、シュナイダーに対するリベンジを誓っていた。 シュナイダーにとっても、あの試合でハットトリックを達成出来たはいいものの、勝利する事は出来なかった。 その原因の1つとなったのが試合終了間際、自身の自慢であるファイヤーショットを空中戦でダイレクトに放ったそれを、 若島津が僅差で止め、ゴールを守り切ったというものがある。 あれよりシュナイダーは若島津に対して微かな期待と強いリベンジの思いを抱いており、その闘志は未だに消え失せていなかったのだ。 西ドイツの若き皇帝と東洋の守護神(候補)。 彼らは無言で互いの再戦を望み合い、そして今度こそは己が勝つ事を疑ってはいなかった。
[864]森末(仮):2015/03/30(月) 01:25:51 ID:??? それから数分後、西ドイツとウルグアイの一戦が開始された。 キックオフはウルグアイボールで開始され、まずはウルグアイが得意のスピードに乗った、 DFをも攻撃参加させる積極的な攻めで西ドイツに攻め込む。 まさか序盤からいきなりDFがオーバーラップをするなどという一見すれば博打のような攻めをすると思ってもいなかったのか、 西ドイツはこの攻撃を前にうまく対応しきれず、 試合開始早々にビクトリーノのシュートによってウルグアイに先取点を奪われる展開となってしまった。 実況「ああ〜〜〜っ、決まったァビクトリーノくんのダイビングボレーシュートォ!! 試合開始わずか50秒の先取点はウルグアイJrユースです! 西ドイツやや有利かの下馬評を覆すウルグアイの速攻、あっと言う間にゴールを決めたのは "南米の黒豹"の異名を持つエースストライカー、今大会得点王を狙うラモン=ビクトリーノくんでした! 」 政夫「ええ〜っ!? もう点が入ったのかよ!?」 和夫「シュートに持ってくまで1分もかかってないぞ!?」 新田「(俺もスピードだけなら負けてるつもりはないけど……ビクトリーノはそれに加えてマーカーを避ける動きが出来ていた。 スピードだけじゃない、テクニックまであるんだ……)」 中西「なんや、西ドイツはほんまに守備がボロカスやな」 三杉「中盤の守備力、それにDF陣も悪くは無いんだが……GKに関しては弁明出来ないね、これは」 このいきなりの西ドイツの失点に、全日本メンバーの誰もが度肝を抜かれていた。 大方の予想を覆すプレイが目の前で――試合開始直後に起こったのだから当然と言える。 よって、誰もが気づかなかった。 ミューラー「………………!」 パァァン!! 西ドイツのベンチにて、ミューラーがあまりにも不甲斐ない西ドイツGK――シュタインを睨みつけつつ、 18個目のボールを破裂させていた事に。
[865]森末(仮):2015/03/30(月) 01:27:07 ID:??? >>858 乙ありです。 >>859 JOKERが出た場合、ぐうの音も出ない程の聖人になっていましたね。 短く判定もありませんが本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。
[866]森崎名無しさん:2015/03/30(月) 02:52:46 ID:??? 乙です。 ミューラー、ボールを18個破裂させるとかやり過ぎでしょww 普通、代表チームって練習の時に何個ぐらいボールを持ち込んでるんだろ? 何となくのイメージだけど、2〜30個ぐらいの気がするんだけど・・・ (いくら何でも100個とかはないでしょ)
[867]森崎名無しさん:2015/03/30(月) 08:08:08 ID:??? 18個。野球臭。乙です。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24