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【歴史は】俺inキャプ森9【繰り返す】
[879]森末(仮):2015/04/01(水) 02:10:48 ID:??? ドリブルでの突破に定評のあるビクトリーノからボールを奪った守備力。 幾人がかかってきたところで物ともしない、豪と柔を併せ持った突破力。 そして、説明不要の決定力。 全てにおいて高い実力を見せたシュナイダーは改めて他の選手と格が違うという事を観客たちに知らしめ、 しかし己はあくまでもクールにウルグアイゴールに背を向けて自陣へと戻って行った。 ビクトリーノ「ぐぬぬ……!(あの野郎、スカしやがって!! このまま俺達が終わると思うなよ!?)」 ゴールを喜ぼうとしないその態度にウルグアイメンバーが神経を逆なでされたような気持ちになるのは当然だが、 しかし、再び不用意に攻めてボールを奪われ、2点差に広げられては勝利が更に遠のくという事も辛うじて理解出来ていた。 よって彼らは次のキックオフ――焦って攻め入る事を選択せず、まずは落ち着いて相手の隙を伺う方向で戦術を固めた。 一方で西ドイツ側も、ストライカーのシュナイダーが早々に2本のシュートを打ち、 彼を多少なりと休ませる必要もあった為に無理に攻め込もうとはせず……やがて試合は膠着状態に陥った。 実況「さぁ、早く同点に追いつきたいウルグアイと更に点差を広げたい西ドイツですが、試合は膠着状態となっています。 ウルグアイはどうやら速攻ではなく、パスワークを中心として攻め立てようとしている模様。 西ドイツも折々でカットに入りますが、中々攻撃が繋がりません」 岬「攻撃が繋がらないというよりは、シュナイダーを使うのを避けているという感じだね」 三杉「体力の温存の為だろうな。 彼の体力が切れれば、 西ドイツの攻撃力は半減……ウルグアイが攻勢に出る可能性が高い以上、そう簡単に消耗させる訳にもいかない」 滝「若林さん、あのマーガスって奴に決定力は無いんですか?」 若林「一応ヘディングならばそれなりの威力のシュートは出来る筈だ。 だがファイヤーショットに比較すれば数段落ちるぞ」 松山「シュナイダーが使えない以上、パスの出し先がわかりやすくなる……だからウルグアイもすぐにボールを奪い返せるんだな」 ビクトリーノ「(そろそろいいか? よし……)こっちに出せ!」 シェスター「あ、ま、まずい!」
[880]森末(仮):2015/04/01(水) 02:12:01 ID:??? そして、前半終了間際――好機と見たビクトリーノはボールを要求した。 長い時間試合展開が膠着した為、西ドイツの陣形はやや歪な形になっておりビクトリーノのマークも多少緩くなる。 辛うじてパスコースに入りこめそうだったシェスターも、受け手のビクトリーノが即座にポジションを替え、 パスの出し先を変えた事でカットに向かえずボールはすんなりとビクトリーノの下へ渡った。 これを持ったビクトリーノは迷うことなく西ドイツゴールをめざし、一気に突破を図ろうとするのだが……。 ガシッ!! ビクトリーノ「うっ!」 マガトゥー「あ、しまった!」 ピィイイイイイイイイイイイイイイイイッ!! 実況「あーっと! これは反則だ!! 西ドイツDFマガトゥーくん、ここで痛恨のファウル!! しかもゴール真正面、ペナルティエリア外ギリギリの位置です! これは西ドイツピンチか!?」 早田「あーあー、西ドイツは早まったな。 こりゃやべーぞ?」 新田「(あの位置からのフリーキックなんて、ただフリーでシュートが打てるようなものじゃないか。 壁があろうと関係ない、ビクトリーノなら決めてくる筈だ)」 ここで西ドイツに反則が発生し、ウルグアイにフリーキックが与えられる。 ゴール真正面、しかもPA付近というこれ以上ない場面。当然キッカーはビクトリーノであり、 観客たちの多くはこれでウルグアイが同点に戻すかと考える。 ただし、それ以外の予想をする者もいるにはいた。
[881]森末(仮):2015/04/01(水) 02:13:53 ID:??? 板野「(確か……この場面って……)」 実況「おっと、ここで西ドイツは選手を交代する模様です。 西ドイツゴールキーパー、シュタインくんに代わり……」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…… ミューラー「………………」 実況「デューター=ミューラーくんが入ります! なんという事でしょう、彼は本当に15歳なのか!? のしのしと歩く姿は、さながら大きな山のようであります。 身長は2メートル以上、非常に体格もいい! この場面で出るという事は、西ドイツの秘密兵器という事でしょうか?! しかし、こちらにはそのような情報は一切入っていません。 一体何者なんだ!?」 板野「(やっぱりミューラーだー!!)」 ざわざわ…… ざわざわ…… 観客「お、おい……なんだあいつ?」「2メートルとかそういうレベルじゃない、巨人だろあれは」「顔に傷があるんだが……」 西ドイツがウルグアイにフリーキックを与えるこの場面において登場する、原作におけるラスボス的な存在。 その初登場のシーンを鮮明に覚えていた板野は内心やっぱりと思いながらも、改めてその巨体に驚く。 先ほどもベンチでその姿を確認こそしたものの、フィールドに現れた姿を見ると、 他の選手と比較をして一回りも二回りも巨大な事に気づかされたのだ。
[882]森末(仮):2015/04/01(水) 02:15:01 ID:??? 板野「(縦だけじゃなくて横もでかいもんな……俺が2人分? 3人分くらいあるかもしれない……)」 中山「な、なにものだあいつは……?」 若島津「フン、GKはガタイだけで出来るもんじゃない。 あれだけでかいなら俊敏に動けるとも思えん、ウルグアイの同点だ」 中西「(……ワイもこう見えても、国内やったら体の割に素早く動ける扱いなんやけどなぁ)」 そして板野が驚くのと同様に、全日本メンバーの者達も衝撃を受けていた。 それだけ、ミューラーの巨大さ……インパクトというものは凄まじすぎた。 板野「(だって明らかに15歳の身体じゃないもん……というか、大人でもあんなのいないよ……。 でもどうしよう、俺も何か言っておこうかな?)」 A.「いや、わかんないぞ若島津。 動けるデブかもしれない」 動けるデブかもしれない B.「感じるぞ……とんでもないキーパーだ、アイツ!!」 大仰にミューラーを評価しておく C.「これで同点だろうな。 ビクトリーノがあの位置から決められないとも思えないし」 ビクトリーノを評価しておく D.「若林、あいつの情報とかは無いの? 西ドイツにいて長いんでしょ」 若林に話を振る E.「あんな15歳いる筈ないだろ! インチキだ!!」 インチキだと騒ぎ立てる F.「(いや、何も言わなくていいや)」 何も言わず黙って見ておく 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[883]森末(仮):2015/04/01(水) 02:16:04 ID:??? 本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。
[884]超モリサキ名無しさん:2015/04/01(水) 02:17:09 ID:EkVe8/T+ B
[885]超モリサキ名無しさん:2015/04/01(水) 02:18:47 ID:yftDHYiU B
[886]森崎名無しさん:2015/04/02(木) 00:05:15 ID:??? 一番の正論はEな気がする
[887]森崎名無しさん:2015/04/02(木) 00:07:04 ID:??? あんな人間いる筈ないだろ! インチキだ!!
[888]森崎名無しさん:2015/04/02(木) 03:02:16 ID:??? 本編で森崎がもうやったぜ
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0ch BBS 2007-01-24