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【復活の】鈴仙奮闘記27【N】
[117]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/07(土) 00:40:52 ID:??? ウサギK「私は大歓迎ですよ〜!」 つかさ「……ふふ。皆で集まった方が楽しいですからね」 ウサギC「まるでおしくらまんじゅうみたいだぁ……(ちょくゆ)」 ウサギB「鈴仙さまー、くすぐったいですー!」 てゐ「鈴仙さまー、いい年ぶっこいてブリッコ気持ち悪いですぅ〜」 鈴仙「アンタだけには死んでも言われたくない! ……っていうか、何時の間に混じってたのよ」 ウサギ達は最初は驚きこそすれ、暫く時間も経たない内に鈴仙を優しく受け入れてくれた。 ウサギCが零したみたいに、後の方は佳歩を祝福するというよりは、 とにかくもみくちゃになる事の方が目的と化していたような気もするが、そんな下らない行動自体が楽しく感じる。 佳歩「あはは……っ」 それは佳歩も同じ……いや、それ以上だった。 かつて鈴仙と並び立つFWになると決意したかつてのウサギA――因幡佳歩は今、その夢を果たしつつある(今日の試合はSHだけど)。 自分に起きた夢のような出来事を目の当たりにして、 彼女は夢を見る事と、その夢に向かって努力する事の大切さを再認識していた。 佳歩「(鈴仙さま、てゐさま、Bちゃん、Cちゃん、Dちゃん、つかさちゃん、Kちゃん。 ――私、お蔭で今、とっても幸せです。夢を諦めないで、本当に良かった……!)」 *佳歩の評価値が上がりました。 *その他名無しウサギ、つかさの評価値がほんの少しあがりました。(てゐの評価値は変動なし)
[118]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/07(土) 00:41:57 ID:??? ――と、言った所で今日の更新はここまでにします。 明日は守矢チームの描写を書いて、次のキックオフに繋げていければと思います。 それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
[119]森崎名無しさん:2015/03/07(土) 00:42:33 ID:??? 乙ロットー!カホロットー!
[120]森崎名無しさん:2015/03/07(土) 00:46:04 ID:??? 乙です タックルでゴール? ああ、レッチェでインテルと戦うときによくやったなぁ 翼の一対一ドライブパスのほかにも
[121]森崎名無しさん:2015/03/07(土) 19:43:50 ID:??? 乙です 佳歩よ、そなたはもうじゅうぶんつよい になるとは感慨深いものが なおパスと守備 若島津君は君どこを目指しているのかな? サッカーしろよ 酒と暴力を好む獄卒ってもう学生復帰出来んじゃない……
[122]森崎名無しさん:2015/03/07(土) 20:23:58 ID:??? 矢車「若島津…お前もこっちへ来い……」 勇儀「旧地獄は良い所酔っといで!後、喧嘩も買うよ!」
[123]森崎名無しさん:2015/03/07(土) 20:52:19 ID:??? アルベス「ワカシマヅ、まだまだ甘いな」 ロペス「俺達アステカの勇士が本物の修羅を教えてやろうか」 ガルシア「お前なら、ルチャヒール最大の奥義『さらばサッカー、さようならみんな』を取得出来るはずだ」
[124]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/07(土) 23:51:45 ID:??? こんばんは、少しだけになりますが更新します。 >>119 乙ロットとカホロットありがとうございます! >>120 乙ありがとうございます。タックルでゴールって出来たんですね… >>121 乙ありがとうございます。佳歩のパスと守備も実は案外悪く無かったりします。 若島津は日向に忠実というよりも力に忠実という感じと思ったので、 それを突き詰めた結果キ○ガイキャラっぽくなってしまったかもしれません。 >>122-123 佳歩が凄かったのもあるので、まだ地獄ではない(はず)です! ガルシアもちょっと脚を掴んで負傷させた位なので、反則ではありますが全然普通ですね。
[125]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/07(土) 23:52:57 ID:??? 若島津「…………馬鹿な。何故、俺が点を取られる」 一方、前半早々にゴールを奪われた守矢みらくるずのメンバーは落胆を隠せなかった。 とりわけ、格下と信じていた佳歩に出し抜かれゴールを奪われた若島津は、 今自分の身に起きた現実を理解出来ないでいた。 若島津「――俺は、あの時の敗戦で、自らの弱さを理解した筈だ。 そして俺は、師の下に己の技を極限までに磨き、鬼をも凌駕する力を得た筈だ。なのに、何故……!」 若島津は地に手を着き愕然としていた。 そんな彼の姿を観客席から鋭い視線で射抜くのは、幻想郷における彼の師である仙人。 桃色にきらめく、シニョンで纏めた髪を軽く揺らしながら、 茨木華扇は無言の圧力を若島津に与える。( ココア を食べながら) 華扇「(――若島津よ。貴方の力は未だ単に無軌道な暴力。 それでは私の技を模倣は出来ても、真の意味で再現する事は出来ない。 だからこそ、こうして相手への慢心が生まれる。だからこそ、実力通りの力が出せない。 それを知らぬ限り、貴方は永遠に未熟なままです)」ムシャムシャ 若島津はそんな華扇の視線を感じ、屈辱的な気分になりながらも――辛うじて、再び立ち上がる。 言葉は無い。人間にして機械である彼は、失敗を悔いはしても、それ故に動きを止める事は無い。 華扇の心境を半分しか理解せずに、若島津は次のセービング機会に備える事とした。
[126]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/07(土) 23:53:58 ID:??? 早苗「すみません諏訪子様、神奈子様。今回の失点は、私のミスが原因です。 あの時もっと、常識に囚われていなければ……!」 諏訪子「あー早苗。そっちは後悔しなくても良いし、後悔のやり方も違うから黙ってて良いよ。 ……でもさ、マジでどうする? 神奈子。 とりあえず早速、私らのシナリオとは違う展開になって来たけど」 早苗と諏訪子、神奈子。そしてピエールを含む、その他の守矢みらくるずのメンバーは、 この次のキックオフに係る作戦を考えていた。 神奈子は先程故障した人形Jの予備として作成した、機械人形Kの投入準備を進めながら話し出す。 神奈子「そうだねぇ。私のシュートなら、キックオフでゴールを狙えるけれど……」 諏訪子「それって、自分がやって目立ちたいだけでしょ?」 神奈子「バレたか。 ……ま、私だって悪い意味では目立ちたくないからね、キックオフシュートは冗談よ。 でも、私達は少しでも早く、この点差を取り返す必要がある。違うかい?」 早苗「――では、ワントップである諏訪子様の突破力に期待をするんですね?」 神奈子「まぁ、諏訪子が目立つのは悔しいけれど、仕方あるまいね。 とはいえ、ワントップ制を敷いている我々だけに、そうなった時の諏訪子へのマークの集中は火を見るより明らか。 そしてピエール君は、攻撃が失敗した時の為に後ろ目に控えて貰いたい。だから……」
[127]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/08(日) 00:04:29 ID:??? ピエール「……だから。バックアップとしてのサナエも、重要になって来る、と言う訳ですね?」 神奈子「そうそう。だから早苗、さっきのリベンジだ。次は上手い事やるんだよ」 早苗「……はい、頑張ります!」 神奈子の言葉に続けて、ピエールが補足する。神奈子はポンと早苗の小さな肩に手を置いて、期待の意を伝えた。 早苗「(本当は、私なんかよりもピエール君の方が適任なのに……)」 そう言ってしまいたくなる気持ちを押えて、早苗は力強くそう頷いた。 心の中で、神々への更なる敬慕と使命感を背負いながら。 早苗「(神奈子様と諏訪子様はやっぱりお優しい。私のミスをあげつらわず、次へと期待をして下さる。 私だって神の端くれ。だったら、この期待には、絶対に応えなくては……!)」 神奈子「(そうだ早苗。お前は小さい時からいつも、私たちの事を誰よりも尊敬し、信仰してくれていた。 だからお前はきっと、様々な状況証拠があってなお、私達を疑ってすらいないんだろうね)」 諏訪子「(――そして、だからこそ。そんな私達から裏切られたと知ったら、あの子はどう思うかな。 嘆き悲しむか、怒り狂うか。それとも――私達の利に繋がる為ならばと、喜んで裏切られるのかな)」 信仰を尽くす神に蠢く俗世的な損得勘定や利害関係にも気づかず、 早苗は凛と背筋を伸ばし、五芒星を空になぞるように指を動かして祈り、白痴の如く奇跡を信じ続ける。 ピエール「(俺の家は金持ちだ。だが……金だけでは殉教者《マルティール》の、 純粋なる狂気を癒し、真なる道を諭す事は絶対にできない。そう言う事、なのか……?)」 そんな歪に美しい守矢の家族愛に、ピエールは疑問を頂きつつも、何もする事が出来ないでいた。 そして――。
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0ch BBS 2007-01-24