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【復活の】鈴仙奮闘記27【N】
[590]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/20(金) 00:29:00 ID:??? 実況「あ……あお〜〜〜〜〜っ!? 凄いです人形G……? 選手! 前半戦の機械のようなドリブルとは違う、まるで生き物のように有機的で前衛的なボールキープ ――『芸術的なドリブル』を魅せてくれました〜〜〜!!」 あの永琳すらも、三杉の才能と技術を受け継いだ人形には太刀打ちできない。 そうして詰められたボールは、諏訪子、偽ザガロ、偽レンセンブリンクの周囲を往ったり来たり。 たまにつかさや慧音、輝夜が渾身の力でボールを零しても、そのまま早苗にフォローされてしまう。 後半戦が始まってから5分間。永遠亭ルナティックスは碌にボールに触れられていなかった。 鈴仙「(そ、そんな……! どうして!? 前半と後半で違いすぎるでしょ!? まさかここまで、相手が強化されてるなんて……聞いてないよぉ!?)」 神奈子「(まぁー、ちょっと予定よりも強かったかもねぇ。ぶっちゃけ)」 偽レナート「俺の出番はまだかー!? ブラジル最強クラスのパンチングを持つこの俺の出番は!?」 偽沢木「……あまり強い言葉を使うなよ。弱く見えるぞ?」 偽レナート「なにィ」 鈴仙は焦りつつも、しかしこの局面を打開する良い手段が思いつかない。 未知の相手に対処している以上、具体的な手立ては取れないし、抽象的な激励も通用しない。 ――間違い無く、手詰まりの状況だった。
[591]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/20(金) 00:30:06 ID:??? 偽ザガロ「うおおおお〜〜! 消し飛べ雑魚共!」 ドドドドドドド……バギイイイッ!! ウサギD「きゃ、きゃぁあああ〜〜っ!?」 実況「ああ〜〜〜っと、偽ザガロ選手、ウサギD選手を遥かフィールド外へと吹っ飛ばした!! これは『強引なドリブル』でしょうか!? 基礎力だけならば早苗選手にも匹敵する、凄い突破力だ!」 永琳「(ここまでは、私が先にウドンゲに言った通り。私達は、守矢みらくるずに敗北する――このままでは。 ……そう。このままでは……ね)」 パスカルのタックルが早苗のパスに躱され、つかさと慧音が偽三杉の『華麗なドリブル』により突破され。 今こうしてボールを受けた偽ザガロにより、ウサギDが遥か遠くに吹っ飛ばされ。 ――いよいよルナティックスのゴールを守る者が輝夜しか居なくなった時、鈴仙は絶望した。 鈴仙「(……やっぱり、やっぱり駄目なの? ……これまで練習して、チームで上手くなって行って。 ――それでもこうして、より高い才能で塗り固められた壁が出てくると、手も足も出ないの? だったら、私が今までやって来た努力って一体……?)」 守矢が具体にどんな手を使ったのかは、良く分からない。 今ハッキリと分かるのは、鈴仙がこれまで積み上げて来たものが、 いとも簡単に崩され掛けているという残酷な事実のみ。 鈴仙「(――友情とか努力とか色々言ってて、それで勝ててたけれど。 それは単に運が良かったか、案外大したことないチームと当たれていただけだったのかな……)」 今まで張り詰めていた糸が切れたように、鈴仙はフィールドに膝を突いてしまう。 審判を買収したり、裏技で才能ある選手を呼び寄せられる者が報われる現状に、鈴仙は耐えられなかったが。
[592]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/20(金) 00:31:07 ID:??? 鈴仙「(……あれ。おかしいな。ホイッスルの音が、聞こえないや)」 鈴仙はここで漸く異変に気付く。 これまでルナティックスを圧倒し、ゴールは寸前という場所まで来ていた筈の守矢みらくるずが、 この期に及んでまだ得点出来ていない。 一体どうしたのか、姫様が今度はゴールを地核にでも埋め込んだのかと鈴仙は振り返ると。 鈴仙「……えっ? あ…………あれ…………………は?」 ――そこには、まるで幻想のような光景が広がっていた。
[593]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/20(金) 00:38:53 ID:pwWzCrmU 偽ザガロ「……なンだ、貴様は? 悪いが俺には、あそこでプルプル命乞いしてる姉ちゃん(輝夜)に用があるんだが?」 謎のサッカー少年「…………」 ザワザワ……ザワザワ……! 実況「……ど、どういう事でしょうか、これは……!? 乱入者……乱入者です!? ――ウサギD選手が吹っ飛び、フィールドから戻れないうちに、この謎のサッカー少年が観客席から飛び込んで来ました! これから輝夜選手に一対一を挑もうとしていた偽ザガロ選手の間に割って入り、虚ろにボールを見つめています!」 ――実況が慌ただしく煽り、観客席がざわつく中心に、幻想的なその少年は居た。 風来坊を想起させる大きな三度笠のせいで、その顔は見えない。 服装はボロボロだが、人里を外れて旅を歩けるよう、頑丈そうな鎖帷子を装備しているその少年は、 少年とは言い難いまでに老成しきっている。 鈴仙「(な、謎のサッカー少年って。 ――あ、あれって……!)」 だがしかし、鈴仙にはこの少年に見覚えがあった。絶対に、忘れる事なんてできなかった。 少年はボサボサに伸びた前髪から、暫く虚ろに佇んでいたが――。
[594]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/20(金) 00:40:08 ID:pwWzCrmU 謎のサッカー少年「……とりあえず、ここは通して貰おうか。俺には、今こそ会うべき人が居るんだ」 偽ザガロ「……なにィ?」 ……彼は、会うべき人物と再開するために、眼前の障害物を排斥すべく駆けた。 先着2名様で ★偽ザガロ→ドリブル 50 (!card)(!dice + !dice)=★ ★謎のサッカー少年→タックル 53 (!card)(!dice + !dice)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→偽ザガロ、突破成功!? =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (慧音がフォロー)(パスカルがフォロー)(輝夜がフォロー) ≦−2→謎のサッカー少年、ザガロからボールを奪い取る。 【補足・補正・備考】 偽ザガロのマークがダイヤの時、「強引なドリブル「(+2、吹飛2)」が発動します。 ??のマークがダイヤの時、「アッシュタックル(+4)」が発動します。 ??のマークがハートの時、「バーニングタックル(+3、吹飛2)」が発動します。 ??はスキル・後天性ファンタジスタによりダイスの合計が2の時数値を10、3の時数値を9とします。
[595]森崎名無しさん:2015/03/20(金) 00:41:41 ID:??? ★偽ザガロ→ドリブル 50 ( クラブ8 )( 3 + 3 )=★ ウナギバスター
[596]森崎名無しさん:2015/03/20(金) 00:41:46 ID:??? ★謎のサッカー少年→タックル 53 ( スペード7 )( 2 + 3 )=★
[597]森崎名無しさん:2015/03/20(金) 00:41:47 ID:??? ★謎のサッカー少年→タックル 53 ( ダイヤ9 )( 5 + 2 )=★
[598]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/20(金) 00:42:37 ID:??? ――と、言ったところで今日の更新はここまでです。 謎のサッカー少年……一体何者なんだ…… 文章に少しヘンな所がありましたので、一部訂正いたします。 >>593より、 ×少年はボサボサに伸びた前髪から、暫く虚ろに佇んでいたが――。 ○少年はボサボサに伸びた前髪を揺らしながら、暫く虚ろに佇んでいたが――。 ……と、脳内変換をして頂ければ幸いです。 それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
[599]森崎名無しさん:2015/03/20(金) 00:43:36 ID:??? つえええええええええええ!!中山さんの抱き枕乙ううううううううううう!!
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0ch BBS 2007-01-24