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【復活の】鈴仙奮闘記27【N】
[649]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/23(月) 00:49:31 ID:??? こんばんは、今日こそは更新しようと思いましたが、できませんでした(汗) 文章は書いているので、明日こそは更新したいと思います。 >>639さん、>>640さん、>>641さん、>>644さん。 乙ロットとおつおつと乙と乙ロットをありがとうございました! >>634 どの選択肢もこのスレでの鈴仙っぽくはあるかな、と考えてはいましたが(Eはネタ半分ですがw)、 色々とヒロインっぽい?行動を考えて下さって嬉しいです。 >>636 森崎「おのれ鈴仙め、俺の中山を奪いやがって… ユ ル サ ナ イ」チャキッ …的な展開は気持ち悪いのでクラブAでもやりませんw >中山さんの乱入って反則でしょ? そうかもしれません。ですが、このシーンで反則を取られるとカッコ悪いと思います。 なので、反則じゃないと私は思います。陽一先生もそうおっしゃってくださると思います。 >中山のスキル・底知れぬポテンシャルについて そこについては、当初から成長後にはスキルを無くす予定でした。 このスキルによる覚醒を序盤にして貰って、成長後は覚醒した分野が強くなってる…的な仕掛けです。 皆さま、明日こそ! 明日こそ宜しくお願いいたします。お疲れ様でした。
[650]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/23(月) 23:09:55 ID:??? こんばんは、今日も更新します。 土日はあまり更新できずすみませんでしたが、その代わりチャットで楽しく有意義な時間を過ごさせて頂きました。 参加して下さった皆さん、そしてチャットを立てて下さった698さんにはこの場を借りてお礼を言わせて頂きます。 本当にありがとうございました。楽しかったです。 またこれからも、(まずは私自身ですが)皆で楽しめるようなスレ運営を目指していきたいと思いますので、宜しくお願いいたします。
[651]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/23(月) 23:11:42 ID:??? C:「ば、バカバカっ! なんで今ごろひょっこり出て来るのよ、もう!」泣きながら怒ってみる。 鈴仙「――ば、バカバカっ! なんで今ごろひょっこり出て来るのよ、もう!」 鈴仙は、中山のそんな目が、そんな仕草が、そんな言葉が、そんな優しさが―― 何となく、無性に腹だたしく思えてしまった。 ポカポカポカッ! 中山「あ、あいてて。何するんだ、鈴仙さん」 鈴仙「だって……酷いじゃない! こんな気取ったタイミングで、こんな気取った風に登場するなんて。 見てたんだったら、最初っから手伝ってくれればよかったのに、どうしてこんな……!」 中山「……そ、それは済まない。鈴仙さんなら、こうして守矢に助っ人さえ来なければ何とでもなると思っていたんだ」 鈴仙「何とかなる訳ないでしょお……!? 私がこれまで、一体どんだけ苦労したと思ってるのよ!」 これまでの試合でキャプテンの重責を担ってきた鈴仙は、 こうして今、中山と再開出来た事により、兎に角気持ちが高ぶっていた。 だからこそ、鈴仙は中山を穏やかに迎えたりとか、純粋に喜んだりとかでは無く―― これまでの感情を爆発させながら、中山に向かって泣きながら胸に拳を何度も当てた。 鈴仙「バカ! バカ! 中山さんのバカ! どうしてあんたはいつも、 こうしてデリカシーが無い癖して、いつもこうして的確な所を突いてくるのよ!」 ――自分でも何を言っているのか分からないのは承知である。 しかしそれでも兎にも角にも、鈴仙は中山に対してこれまでの不安や怒り、悲しみをぶつけたくなったのだから仕方ない。 中山はそんな鈴仙に戸惑いを見せる事無く、ただ静かにその感情を受け止めている。 鈴仙は最初、中山のこんな余裕溢れる佇まいもまた腹立たしいと思って、 ますます中山にしがみつきたくなってしまっていた。
[652]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/23(月) 23:16:33 ID:??? 中山「――悪かったな、鈴仙さん」 中山はぶっきらぼうにそう鈴仙に言った。 女性を口説く甘い言葉とは縁遠い、質実な中山の口調が鈴仙は好きだった。 鈴仙の中の怒りは、だんだんと別の感情へとシフトしていくような気がした。 暖かいのだけれど、怒りとか喜びとは違う別の何かのような。 中山「……もし許してくれるのなら。この局面……俺にも手を貸させてくれまいか。 こんな場所で絶望し挫折するために、君は努力をして来た訳では無い筈だ。それと……」 スッ…… 鈴仙「それと……?」 ――が、結果を先に言うと、鈴仙がこの感情の正体を掴む事は終ぞ敵わなかった。 中山はそう言って、鈴仙から一歩距離を引き、スタジアム中を一瞥する。 今にも鈴仙を抱きしめんかの勢いだった中山が立ち去ったのを、鈴仙は不思議に想っていたが――。 その次の瞬間、鈴仙は中山の行動の意味をしっかりと理解した。
[653]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/23(月) 23:17:38 ID:??? 観客「キャーーーーーーっ! あの鈴仙が男に泣きついてるーー!?」「なんだー、痴話げんかかー!?」 「いいぞーー! 脱げーーー!!」「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」 実況「な、なんだこれは〜〜! 鈴仙選手、突然乱入して来た謎のサッカー少年……中山選手を前に、 まるで中山選手のガールフレンドのように、理不尽な怒りを見せているようです! これはもしや、試合以上の一大スクープか〜〜!?」 はたて「う〜ん……とりあえず一枚取っときましょ。 ……って、文ー?」 射命丸「――ん、うん。 ええ、そうですね。 こりゃあ特ダネですねぇ!」 はたて「(……やっぱり文、最近元気が無い感じ。いつもならとっくに消えて、あられもない噂をばら撒いてる頃なのに)」 神奈子「オホン! 若いのは良い事だけどね、少年少女よ。ほら、今は試合中だから……ね。 そういった若い話は、また試合後どこかの……宿やら何やらで休憩しながら……」 鈴仙「――そ、そそそ……そんなんじゃないってばーーー!?」 観客が、実況が、新聞記者が、果ては相手チームの選手までもが。 鈴仙の素直で純粋な感情を、何か間違った下世話なゴシップと歪めて見ていた。 幸い、中山が早々に鈴仙から離れ、特別なスキンシップを取っていなかった点。 中山が逆に気の毒に思える位必死に、鈴仙が中山との関係を否定した点などが功を奏し、 とりあえず、これ以上の炎上は免れた……と、鈴仙は信じることにした。
[654]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/23(月) 23:18:54 ID:??? 中山「……まあ、鈴仙さんの怒りが紛れてくれて良かったよ。ハハ」 鈴仙「(――中山さん。まさか私がこうなるのを知っててわざとあんな雰囲気を作ったんじゃあ……?)」 故意か偶然か、兎に角そんなこともあって。 鈴仙のヒロイン染みた、純粋な感情の奔流は引っ込まざるを得なくなったが。 確かにこの時、これまで鈴仙が担いでいた重荷が、フッと軽くなる感覚を覚えていた。 *中山政男が、永遠亭ルナティックスに再加入しました。 *以前離脱時よりも全能力+3、ガッツ+100され、ドリブル・シュート・タックルは第一部の限界まで覚醒。 それ以外の分野は第一部の限界一歩手前まで覚醒しています。 *今の能力傾向をざっくり表すと、突破力:S 得点力:A ボールカット:S ゴール前:A スタミナ:A …くらいです。 *なお、第一章で未消化だったせりあい(クリア)フラグはこのまま残っています。
[655]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/23(月) 23:19:56 ID:??? 諏訪子「……でもあれ、反則だよね。 ウサギDが吹っ飛んでフィールドに居なかったとはいえ、ルナティックスは一時12人でサッカーしてた事になるし」 神奈子「――厳密には反則だ。しかし、審判の笛は鳴らなかった。 ことサッカーにおいては、審判は絶対の神様だから、私達と言えど従わざるを得ないよ。 それに中山政男は、確かに今年の4月――締切時に出されたルナティックスのチーム名簿に、その名前がある。 ミカンやレモン汁なんて絞らずとも、間違い無く彼の乱入は合法という訳さ」 諏訪子「そ、そんなぁ。 ……そんな事、ありなの〜?」 神奈子「――アリだろうさ。大体それを言えば、私達の方が余程黒い事をやってる。 告発しようとしても、逆にカウンターを受ける羽目になるよ?」 自身のやり口――ホームタウンディシジョンやグレーな選手召喚――を韜晦したいが為に、 神奈子と諏訪子は中山の乱入に対して明確な反論が出来ないでいる。 そんな中、中山は二人に目をくれず、ぐるりとフィールド上に配置された六体の人形を眺めて――。 中山「――大体分かった。あの人形にプログラムされている選手データが。 機械的なメカニズムか、それとも魔法的な話か。そこまでは俺には分からないが、 どうやら守矢チームはハーフタイムの間に、人形の選手コピープログラムを発動させたみたいだな」 永琳「……流石ね。たったの数分でそこまで読めているなんて」 軽いミーティングの時間を取り、フィールド脇に集合したルナティックスメンバーに 再開の言葉や謝罪を告げるよりも先に、自身が知り得た情報を仲間達に伝える。 暫くの修行により、中山の経験に基づく知恵は永琳をも唸らせる程に成長していた。
[656]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/23(月) 23:21:58 ID:??? 中山「FW2人のうち、CFはマルシオ・パッソス・ザガロ。強引なドリブルと強力なミドルシュートを得意とする。 右のFWはヨハン・レンセンブリンク。長身を生かしたポストプレイとオーバーヘッドキックが得意らしい。 OMFについたのは、俺も良く知る人物――三杉淳だ。 あんな古臭い人形で奴の才能の全てがコピーできる筈も無いが、それでも全方面に、一流に近いクラスの能力を持っているだろう。 DMFについたのは……東ドイツの選手だな。幻想入りし、妖怪に殺されたらしいKGB職員の遺留品からデータを見た。 彼の名はジークムント・フライハイト。高水準の守備能力を誇るが、その真価は雨になれば発揮されるらしい。……今は晴れているが」 パスカル「ザガロ……その悪名だけは聞いた事があるな。ディフェンス殺しだとか、カードコレクターだとか。 だが、同時に選手としての実力も高いと言う。決して油断できない存在だ」 中山の説明にパスカルは自然と頷く。乱入から今までの数分で、中山は既にチームに溶け込んでいるようだった。 ……ひょっとしたら、後半になって牙を剥いた守矢の猛攻に疲弊し、中山の登場を祝う余裕も無いのかもしれない。 中山「後のDF二人は、多分そこまで脅威じゃない。特に左のDF(レナート)は酷いな。ポストの方がまだマシな予感すらある」 偽レナート「なにィ」 輝夜「ひ、ひいいーーっ!? ぽ、ポストが喋ったーーーー!?」 妹紅「アンタは何をボケてるのよ。ここには私達のチームメンバーしか居ないじゃない。しかも、ゴールからも離れてるし……」 中山「……コホン。残りの右のDFもたぶん、俺の知り合いだな。 ――アイツの元になったのは沢木。 髪型を活かしたヘッドが強力だったが、没個性な人形の姿で、どこまでそれを操れるか。 後、能力的にも最初の4人とは大きく劣るな。流石にポストよりはマシだが」 偽レナート「なにィ」 輝夜「ま、また喋ったーーー!?」 偽レナート「(こいつ……俺が見えるのか?)」 輝夜「そうやって私に無駄オリジナル新設定付けるのやめろォ!?」
[657]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/23(月) 23:24:27 ID:9uFNEPec 中山はこうして、ルナティックスにとって正体不明だった守矢チームの情報を鈴仙に教えてくれた。 これまで真っ暗闇の泥沼と思われた道に、確かな明かりが灯されたのである。 後は、どのようにこの沼を抜けていくか。その方法を鈴仙が考え付くだけとなる。 中山「――さあ。もうここまで言えば分かるだろう、鈴仙さん?」 中山はにっこりと鈴仙の方を向いて言った。 鈴仙「今の局面。ガラリと戦局の変わった後半戦を、どう乗り切るか……よね。 (――ど、どうすればいいんだろ……?)」 中山のナチュラルに高い期待に、鈴仙は応えられる自信が無く目を逸らしてみるが、 中山は鈴仙を信頼している、キラキラとした目線を外さない。 だんだん、永琳とは違う手口で、中山は自分を苛めたいのでは無いかと思えて来る。 それでも、鈴仙は健気にも後半戦を戦い抜くフォーメーションを考え、そして――。 A:「5−4−1よ。中山さんと妹紅、パスカル君をCBに置いて最終ラインを厚くしましょう!」(>>553のとおり) B:「5−4−1で、Aと同じだけど、ウサギBちゃんを左SH、てゐを中央に置きましょう!」(>>554のとおり) C:「4−5−1よ。妹紅をCBにして、中山さんをトップ下にしましょう! 中盤を支配するのよ!」 D:「4−5−1で、Cと同じだけど、師匠をトップ下にして、中山さんはボランチよ!」 E:「4−3−3よ。妹紅をCBに下げて、佳歩と中山さんと私の3トップで、手薄な敵の守備を突くわ!」 F:「4−3−3で、Eと同じだけど、3トップは私と佳歩とパスカル君。中山さんはサイドバックよ!」 G:「待てよ。私は中山さんの加入を認めないぞ! これまでやって来たメンバーの努力はどうなる?」もっともな事を言う。 H:その他 自由選択枠 鈴仙のガッツ:920/960 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *基本的に、抜けるのはウサギDを想定した選択肢となっています。 *代わりに他のメンバーと交代させたい場合などは、Hの自由選択枠でご対応下さい。 *選択後、こちらで調整したフォーメーションを提示します。微調整はその後可能です。
[658]森崎名無しさん:2015/03/23(月) 23:25:17 ID:5nkSwzq2 B とにかく守って繋ぐ、まずはそこから
[659]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/23(月) 23:25:28 ID:9uFNEPec (参考:今のフォーメーション) −−@−− @若島津 B−A−C B偽レナート A神奈子 C偽沢木 −−−−− −D−E− D偽フライハイト Eピエール −−−−− −I−G− I早苗 G偽三杉 H−−−− −−J−F H諏訪子 J偽ザガロ F偽レンセンブリンク 守矢みらくるず:3−4−3 永遠亭ルナティックス:4−4−2 −−−−− −H−J− H鈴仙 J妹紅 −−−−− G−−−F Gてゐ F佳歩 −E−I− EウサギB I永琳 −ACB− AウサギD C慧音 Bパスカル −−D−− Dつかさ −−@−− @輝夜
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0ch BBS 2007-01-24