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【復活の】鈴仙奮闘記27【N】
[805]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/31(火) 00:10:57 ID:??? ★ウサギBの反応→ スペード10 ★ それ以外→ウサギB「指示を出して下さった鈴仙さまのおかげです。また頑張りますね。えへへっ!」普通に明るく返答した。 ウサギBは素直にそう笑って、鈴仙に小悪魔じみたウインクを返してくれる。 こうした年相応のストレートな少女っぽさは、佳歩やつかさにも無いウサギBの特徴かもしれない。 ……時折大リーグボールもビックリな魔球を投げたりするが。 鈴仙「あ、あはは。 ……でも、次からはきっとBちゃんにも相応の警戒が来ると思うわ。 だから、油断せず委縮せずで頑張ってね」 ウサギB「はい、了解です!(鈴仙さま、ちょっとビビってるように見えるけど……気のせいかな。 何か悩んでいるんだったら、原因でも調べてみようかな)」 この時、無邪気にも鈍く光るウサギBの視線に気付かなかった鈴仙は、ある意味では幸運だったのかもしれない。 *ウサギBの評価値が上がりました。 *ゴールを決めたので、人気が上がります。77→79 *永琳印象値も少しだけ上がります。48→49
[806]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/31(火) 00:12:09 ID:??? *** 苦しい状況を乗り越えてのゴールに湧く永遠亭ルナティックスサイドに対し、 圧倒的な優勢を得た筈なのに、その隙を掻い潜られ失点を許した守矢みらくるずサイドは、 少なからず動揺を覚えていた。 早苗「――申し訳ございません。私が至らぬばかりに……」 神奈子「……いや。今の失点は早苗だけの責任じゃない。むしろ、守り切れなかった私の方が悪い。 けど、よしんば誰かが全面的に悪かろうが、戦犯叩きはやる方が愉快なだけで何も生まない。 今は、如何にして同点に持ち込むか、だよ」 諏訪子「そうそう。神奈子はその辺上手く割り切り出来るよねー」 特に一番、この場で消沈していたのは早苗に見えた。 普段の自信溢れる不敵な笑みは鳴りを潜め、恐らく彼女の素であろう、 真面目で気弱な泣き顔を覗かせながら、ポツリポツリと言葉を漏らす。 神奈子と諏訪子はそれを気にするな、と笑ってくれたが、早苗は気が気では無かった。 早苗「……いいえ! やっぱり私が信仰を得るにあたって何の役にも立てていないのは事実ですっ! ですから……作戦を立て直しましょう! PDCAサイクルを必死に回して、闇の中に信仰の明かりを灯すのです!」 早苗はきゅっと下唇を噛みながら、泣きべそ顔の眉を必死に逆方向にして、 握りこぶしでこれからの戦略を考えるよう、チームの全員に提案をした。 トップ下として、この試合のゲームメイクを任せられている早苗は、 いつまでも神奈子達任せでなく、自分で試合を組み立て役立ちたいと強く思っていた。 ……無論、その奥にはライバルである霊夢や、 今日の試合、同じような立場ながら立派にチームを指揮している鈴仙への対抗心もあったのだが。
[807]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/31(火) 00:14:30 ID:OIZ8c6NY 諏訪子「――おっ。PDCAサイクルってのが私には良く分からんけど、仕切り直しって訳だね!」 神奈子「うむうむ。それでこそ私達の子だ、早苗よ。……別に私、親とかじゃないけど。 ――で、何かいい案はあるのかい?」 早苗「はい、あります。 ……たった今、考えました!」 必死な形相の早苗だが、その顔には彼女らしい自信も溢れている。 このキックオフまでの僅かな時間でチームを立て直して、そして再び同点、逆転を目指す。 早苗には、何度自信を挫かれてもこうして立ち上がる芯の強さと往生際の悪さがあった。 かくして、早苗が次のキックオフに備えて、考えた案というのは――。 先着1名様で、 ★早苗の作戦→!card★ と書き込んでください。カードのマークや数値で結果が分岐します。 JOKER→ピエール「……なあ、皆。そろそろ止めにしないか」 ダイヤ→早苗「わ……私が。私が霊夢さんみたく、中央を突破してチャンスを作りますっ!」 ハート→早苗「……布陣を少し変えます。中盤をフラットにして、攻撃を更に強化させましょう!」 スペード→早苗「……洩矢様。次のキックオフは、速攻のドリブルで切り込んで下さい!」 クラブ→早苗「……洩矢様、八坂様。――まずはあの技で、相手をビックリさせちゃいましょう!」 クラブA→早苗?「諏訪子様と神奈子様の事かーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?」バリバリバリッ? 諏訪子「早苗はなれたんだ……超東風谷人に……!」
[808]森崎名無しさん:2015/03/31(火) 00:16:25 ID:??? ★早苗の作戦→ スペード3 ★
[809]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/31(火) 00:16:45 ID:??? ――と、言ったところで短いですが、今日の更新はここまでです。 皆さま、本日もお疲れ様でした。
[810]森崎名無しさん:2015/03/31(火) 00:16:57 ID:??? ★早苗の作戦→ スペード6 ★
[811]森崎名無しさん:2015/03/31(火) 00:24:18 ID:??? 乙なのです! 超東風谷人(笑) ちょっと見てみたかった。これは諏訪子様と神奈子様がどうなって怒ったんですかねえ しかし森崎みたいな必殺セービング持ちだから燃費の問題が付きまとうけど、 平均的に優れたMFの早苗さんが超化したらシュートだけ撃たなければほとんど問題ないから凄い脅威だ
[812]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/01(水) 00:10:30 ID:??? こんばんは、今日も少しだけですが、更新します。 >>811 乙ありがとうございます。 実際のところ、もしなってたらガッツ消費が1.5倍でなく2倍だとか、 そうでなくてもシステム上の利を取らず、普通にシュートに出るとかになってたかと思います。 どうやって早苗さんが激しい怒りを覚えたかは私も分かりませんね。
[813]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/01(水) 00:11:31 ID:??? ★早苗の作戦→ スペード3 ★ スペード→早苗「……洩矢様。次のキックオフは、速攻のドリブルで切り込んで下さい!」 早苗「……ルナティックスの中盤。その弱点は、左サイド側です!」 早苗はズバリ人差し指を突きたてて、自陣のフィールドから向かって右側 ――つまり、ルナティックス側から見ると左側を指さした。 芝居がかったその様子に、ピエールは少しびっくりしながらその方向を見ると、 ピエール「……成程。確かに、左サイドギリギリにまでボールを寄せた場合。 右サイド側の中央に居るエイリン選手は寄っていけないだろうな」 ……確かに、早苗の言う事はもっともらしく思える。 ルナティックスの左側のMFはてゐとウサギB。 そのうちウサギBの能力は未だ脅威ではないし、 てゐにしても、彼女が得意なパスカットでは無くタックルでの勝負であれば、少なくとも八意永琳よりは御しやすい筈だ。 諏訪子「――左サイド、ってなると……私の出番かな?」 早苗「もちろんです、諏訪子様……いえ、洩矢様! 洩矢様の神々しいドリブルさえあれば、邪教の使徒たるルナティックスなんて、一網打尽ですよ!」 早苗は語気を強めて、普段通りのハイテンションに諏訪子に頷く。 様々なコンプレックスから来る空元気もあるが、単純にノリが良い気質でもある早苗は基本的に可燃性。 良い意味でチームメンバーを引っ張っていく才覚は確かにあった。 神奈子も早苗の案を聞いて大きく頷くと、 神奈子「……うん。それが良い。ルナティックスにしても、一度なら隙を突ける筈さ。 ――それじゃあ早苗、今度こそ……今度こそ、勝つんだよ」 早苗「(……今度こそを強調されている! 神奈子様は寛容ながらも、次の私の成功に大きく期待している! ――だったら、失望させる訳にはいかない……!)――はいっ! 頑張りますっ!!」
[814]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/01(水) 00:13:18 ID:??? 優しい母親のような口調で、しかし同時に父親のような厳格さをちらつかせながら、早苗に対して神託を行った。 早苗は神奈子の言葉を、神奈子の意図よりも深く深く読み込んで、次の得点、ひいては勝利に向けて士気を高ぶらせる。 早苗「(……そうよ。私はこんな所で負ける程度じゃない! 私は霊夢さんに並び、そして勝つための努力を積み重ねて来た! 私は決して、ここで終わりはしない……!)」 危険なまでに意志の力がひらめく双眸を横でも後ろでも無い、前方にのみ向けて早苗はフィールドの中央に立ち。 そして、他の守矢みらくるずのメンバーも続く。 ルナティックス側は既に準備が出来ているようだった。 審判はその様子を見て、ホイッスルを口元に加えて――。 ――ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!! 実況「さあ、試合再開〜〜!! 後半13分、ビハインドを許した、守矢みらくるずのキックオフで試合再開です!! ボールを持った早苗選手、僅かにパスワークでルナティックスの陣形を確かめながら……!」 早苗「――諏訪子様、頼みます!」 バシッ…。 諏訪子「あいよ、任されたッ!」 タッ! タタタタタッ…………………!! 実況「守矢みらくるずのFW、諏訪子選手が左サイドを大きくえぐり取る、ドリブル突破です〜〜!! 永琳選手との勝負を避けつつ、ボールを少しでも前に送りFWに繋げたいみらくるず、 王道かつ手堅く、ゲームを組み立てていきます!!」 鈴仙「わ、ワントップのFWには少し遠い位置ねぇ……!」
[815]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/01(水) 00:14:28 ID:y4P9JRVE 鈴仙が一瞬うろたえたとおり、諏訪子は一直線に左サイドへと向かっている。 中央に据えられた鈴仙では、持ち前の脚の速さを活かして積極的にプレスにでも向かわない限り、 諏訪子を捉え切るのは難しいように感じる。 中盤のMFと連携している暇があったら、その隙にMFともども追い抜かれてしまう事だろう。 鈴仙「(……だから、私が実質的に取れる選択肢は3つ! サシでタックルに挑むか、フォローに備えてMFの近く辺りまでやや下がるか、このままカウンターに備えて棒立ちか。 諏訪子さんは、幻想郷縁起によるとかなり強い力を持った神様らしいから、私の瞳はまず効かないでしょうね。 ――もしもタックルに成功したら、かなり理想的に攻め上がれはするんだけど。 一番安定するのは、フォローに備えて下がる事なんだけど、それでうまく守れても、今度は攻め手が居なくなる。 このままカウンターに備えて棒立ち……は、フォローが出来なくて不安だけど。攻撃を封じた後、動き易くはなるかしら……?)」 諏訪子が自分を横切ってしまわない内に、鈴仙は結論を出した。 諏訪子に単身タックル勝負を挑むのか、フォローに備えるのか、それとも攻撃失敗後のカウンターに備えるのか。 その答えは――――。 A:諏訪子にタックル勝負を挑む!(鈴仙のタックル:49) B:やや下がって、フォローに備える! C:このままの位置で、カウンターに備える! D:その他 自由選択枠 鈴仙のガッツ:690/960 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
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0ch BBS 2007-01-24