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空母大勝利!希望の未来へレディー・ゴー!
[860]>>856ですねー。某黒丸なアニメの轍は踏まないで欲しいものです>>858ジキルとハイドかな ◆2pV1gRdG.o :2015/04/02(木) 22:41:50 ID:??? プリンツ「………」 艦娘としての力を籠め、ガードレールを強く叩く。 呆気なく鉄板は砕け、ひしゃげる。 そうか、これはいけない。 プリンツ「なるほど、そっかあ……」 これは艦娘故の難儀さか。 短絡的な暴力手段を豊富に有するが故に、それらの行為では愉悦できないのだ。 例えば、今暴力をもって提督に迫れば恐怖を与える事は出来るが、それは彼女の求めるものではない。 表層的な恐怖や絶望など何の意味があろうか。 先ほどの菫もそうだ。 あんな開き直りのような暴力ではなく、後輩を射る絶望を含んでいてくれたならば。 ああ、それは何と甘美だろうか。 プリンツ「そっか」 口角が釣り上がる。 表情は笑みの形に。
[861]愉悦少女 ◆2pV1gRdG.o :2015/04/02(木) 22:45:36 ID:??? 自分は決して見失ったのではない。 身体は理性以上に知っていた、ということなのだろう。 気分は軽く、一歩を踏み出す。 プリンツ「ウジウジ悩んで結構時間経っちゃったなあ。 もう一人ぐらいと話したら帰らないとなー」 次の子↓
[862]扶桑姉様と添い寝がしたい名無しさん:2015/04/02(木) 23:02:01 ID:??? すっかり利根ねーさんにアイドルの座を奪われ尽くされた可哀想な那珂ちゃん
[863]愉悦少女 ◆2pV1gRdG.o :2015/04/02(木) 23:10:57 ID:??? 那珂「那珂ちゃんスマイル!」キャハッ プリンツ「(あれ?何してるんだろう?)」 自分と同じように、一人何か練習をしている少女がいた。 彼女は先ほどまでとは違う、余裕の心持ちで彼女へ歩み寄る。 あちらはまだ気付いていないようだが、プリンツは少女の正体に気付いた。 プリンツ「(あ!あの利根さんとメンバーだった子だ!)」 今やお茶の間でもアイドルとなっているスーパー艦娘ラブリー利根。 その彼女とユニットを組んでいたということで、記憶に残っていた。 しかし、その彼女がどうしてここに? プリンツは物怖じせず、話しかけてみる。 プリンツ「Guten Tag!こんばんわっ!」 那珂「えっ……ど、どちら様……?」 プリンツ「あ、私は艦娘のプリンツ・オイゲンって言うんだ!あの、アイドルの人だよね?」 那珂「!」 那珂「ふっふーん!そうだよ!那珂ちゃんはスーパーアイドルだから!」
[864]愉悦少女 ◆2pV1gRdG.o :2015/04/02(木) 23:15:14 ID:??? プリンツの言葉に、喜びビシッとポーズを取って見せる。 そうしてみれば、確かにアイドルとしてのオーラはあった。 プリンツ「那珂さんかあ!すごいなあ」 那珂「うんうん!サイン!特別に書いてあげる!」サラサラー プリンツ「(欲しいとも言ってないんだけどな)」 でもとりあえずサインを受け取る。 そうそう、確か利根もこのグループにいたはずだ。 プリンツ「(さて?どうしようかな)」 ☆那珂ちゃんスマイル! 1. 利根さんのサインももらえますか? 2. こんなところで一体何を? 3. 最近テレビで那珂さん、見ませんよね? 4. 何か悩み、あるんじゃないですか? 5. ほか
[865]扶桑姉様と添い寝がしたい名無しさん:2015/04/02(木) 23:15:59 ID:??? 2
[866]愉悦少女 ◆2pV1gRdG.o :2015/04/02(木) 23:19:47 ID:??? プリンツ「そのアイドルの那珂さんがこんなところで一体何を?」 那珂「う……」 プリンツ「撮影かな?って思ったんですけど、人もいないみたいですし…」キョロキョロ 那珂「そ、それはね……」 那珂「え、演技の練習してたんだ!今度ドラマに出るから!もー、那珂ちゃんってば引っ張りだこ!」 プリンツ「演技の練習……ドラマ…」 那珂「そうなの!だから人のいないところでやりたかったんだけど…。 プリンツちゃんを引き付けちゃうなんて…これはアイドルオーラ出過ぎてるよ!」 ☆アイドルオーラ 1. なんてドラマですか? 2. 楽しみにしてますね!(ニコッ 3. ほか
[867]扶桑姉様と添い寝がしたい名無しさん:2015/04/02(木) 23:24:48 ID:??? 1
[868]愉悦少女 ◆2pV1gRdG.o :2015/04/02(木) 23:34:48 ID:??? 那珂「そ、そそそそそそ…それは……」 プリンツ「(まあ、やっぱりかあ)」 当然ながら、プリンツは那珂の嘘をとうに看破している。 だからこその鋭い指摘に、那珂はうろたえる。 もちろんドラマの演技練習など大嘘なのである。 那珂「そ、それは…。き、企業秘密で言えないかなーって…あは、あはは……」 プリンツ「誰にも言いませんから、教えてください!」 那珂「(ど、どどどど…どうしよう……!)」 純粋なファン(に見えるプリンツ)を前に、那珂の罪悪感はざくざくと刺激される。 もちろん、プリンツはうろたえ困惑する那珂を見てたっぷり愉悦していたのだが。 那珂ちゃんのメンタル→!numnum ダイヤ→…こうなったら本当にオーディション受けて合格!やるぞぉ! ハート・スペード→…ごめん……嘘です… クラブ→そうだ!利根ちゃんなら一枠くらい譲ってくれるはずだよ!(クズ)
[869]扶桑姉様と添い寝がしたい名無しさん:2015/04/02(木) 23:36:08 ID:??? 那珂ちゃんのメンタル→ スペードK 見せてやれ! 川内型を維持をォオーー!
[870]愉悦少女 ◆2pV1gRdG.o :2015/04/02(木) 23:41:54 ID:??? 耐えきれなかった。 那珂ちゃんは善良なるアイドル。 利根ちゃんに負けることはあったとしても、その心根までは汚れていない。 那珂「……その…ごめん。実は…嘘、なんだ…」 プリンツ「嘘…?」 那珂「…うん。演技の練習なんて嘘……ドラマなんてないんだ」 プリンツ「そんな……」 那珂「利根ちゃんの人気は凄いけど、私個人の人気は微妙でさ。 だから、こうして一人になれる時間が結構あるんだよね」
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0ch BBS 2007-01-24