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空母大勝利!希望の未来へレディー・ゴー!
[867]扶桑姉様と添い寝がしたい名無しさん:2015/04/02(木) 23:24:48 ID:??? 1
[868]愉悦少女 ◆2pV1gRdG.o :2015/04/02(木) 23:34:48 ID:??? 那珂「そ、そそそそそそ…それは……」 プリンツ「(まあ、やっぱりかあ)」 当然ながら、プリンツは那珂の嘘をとうに看破している。 だからこその鋭い指摘に、那珂はうろたえる。 もちろんドラマの演技練習など大嘘なのである。 那珂「そ、それは…。き、企業秘密で言えないかなーって…あは、あはは……」 プリンツ「誰にも言いませんから、教えてください!」 那珂「(ど、どどどど…どうしよう……!)」 純粋なファン(に見えるプリンツ)を前に、那珂の罪悪感はざくざくと刺激される。 もちろん、プリンツはうろたえ困惑する那珂を見てたっぷり愉悦していたのだが。 那珂ちゃんのメンタル→!numnum ダイヤ→…こうなったら本当にオーディション受けて合格!やるぞぉ! ハート・スペード→…ごめん……嘘です… クラブ→そうだ!利根ちゃんなら一枠くらい譲ってくれるはずだよ!(クズ)
[869]扶桑姉様と添い寝がしたい名無しさん:2015/04/02(木) 23:36:08 ID:??? 那珂ちゃんのメンタル→ スペードK 見せてやれ! 川内型を維持をォオーー!
[870]愉悦少女 ◆2pV1gRdG.o :2015/04/02(木) 23:41:54 ID:??? 耐えきれなかった。 那珂ちゃんは善良なるアイドル。 利根ちゃんに負けることはあったとしても、その心根までは汚れていない。 那珂「……その…ごめん。実は…嘘、なんだ…」 プリンツ「嘘…?」 那珂「…うん。演技の練習なんて嘘……ドラマなんてないんだ」 プリンツ「そんな……」 那珂「利根ちゃんの人気は凄いけど、私個人の人気は微妙でさ。 だから、こうして一人になれる時間が結構あるんだよね」
[871]愉悦少女 ◆2pV1gRdG.o :2015/04/02(木) 23:49:28 ID:??? その時間は休める時間ではなく、何もないことに押し潰されるような時間だった。 だからこうして一人、那珂ちゃんはアイドルポーズの練習をする。 自分の存在意義を思い出すように……。 那珂「だから暇つぶしで結構やるんだよね、那珂ちゃんスマイルとか!」ニコー プリンツ「そ、そうだったんですか」 那珂「うん、ごめんね。ヘンな嘘ついちゃって!」テヘ ☆いい人だ! 1. う、嘘だったんですか… 2. 利根さんさえいなければ、そんなことを考えたことは? 3. 那珂さん、一体何が悪いんでしょうね…? 4. 本当に暇つぶしだけ…なんですか? 5. ほか
[872]扶桑姉様と添い寝がしたい名無しさん:2015/04/02(木) 23:51:19 ID:??? 4
[873]愉悦少女 ◆2pV1gRdG.o :2015/04/03(金) 00:37:52 ID:??? その笑顔の底に、傷口が見えた。 プリンツは少しばかり驚いたという、その人懐こい少女の顔のまま言葉を続ける。 那珂ちゃんの傷口を開きかねないその一言を。 プリンツ「本当に暇つぶしだけ…なんですか?」 那珂「………………えっ?」 プリンツ「笑顔の練習なんて、暇でもするかなって、ちょっと思っただけですけど」 那珂「うっ……」 利根ちゃんに完全に人気で負け、自分はアイドルとして完全に敗北した。 パフォーマンスで上回ろう、そう思っても勝てない。 全ての面で敗北していた。 だから。 だけど。 仲間を憎むような、そんな気持ちにはなれなくて。 ただ自分の気持ちを鼓舞するように、笑顔の練習をしていた。 その事実を正面から見つめ……。瞳から涙が溢れていた。
[874]愉悦少女 ◆2pV1gRdG.o :2015/04/03(金) 00:43:34 ID:??? 那珂「ぅぅっ……うっ……」ポタ…ポタ…… 何故利根ちゃんに勝てるところが一つもないのだろうか。 悔しく、自分の無力さに涙が伝い落ちる。 プリンツはそれを見つめ、優しく声を掛ける。 プリンツ「辛いんですね」ヨシヨシ 那珂「………そ、そんなことないよ。那珂ちゃんはアイドルだから…」 プリンツ「いえいえ。アイドルだって感情に溺れていいって、私は思うな」 那珂「……そっか、ありがとう。ちょっと気が楽になれたかも」 プリンツ「そう?ならよかった!」 人好きのする笑みで、プリンツはそう答える。 那珂ちゃんが感情のままに振舞えばどうなるか…。 その結果はわからないし、見えない。 しかし……。確実に今までと大きく変わる。 プリンツ「(そこに私の望むものがあるかはわからないけど…)」
[875]愉悦少女 ◆2pV1gRdG.o :2015/04/03(金) 00:51:06 ID:??? 今日のところはこれぐらいしかできないだろう。 時間ももうすっかりいい時間となっている。 那珂と別れ、一人鎮守府へ帰っていく。 ビスマルク「あら、プリンツ。お帰り。どう?気分転換にはなった?」 プリンツ「はい!悩みも解決しました!」 ビスマルク「プリンツの悩み?ははーん、ビールの味についてね?」 プリンツ「(別にそういう訳でもないんだけど)」 まあ、取るに足らない悩みだったという点ではそれほど間違ってはいないか。 幾分か晴れやかな気持ちで、プリンツは休日の徘徊を終えるのだった。 continue……?
[876]◆2pV1gRdG.o :2015/04/03(金) 00:53:50 ID:??? ホントここの愉悦部は優秀ですわ ☆次やること 2ひょう 1. 磯風「エクスカリバァァァァァ!!!」 比叡「比叡カレェエエエエエエッ!!!」 2. 提督「そういえばアイツ元気にしてるかな…」 3. 愉悦部プリンツ・ツヴァイ 4. 提督「脱衣麻雀?」 5. ほか
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0ch BBS 2007-01-24