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【続クロスナイツの】森崎の聖戦16【中央突破】
[205]森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/04/28(火) 00:11:10 ID:??? アグスティ組から漏れていました。地味すぎるよ結構強いのに LV(EX) MHP 力 魔 技 速 運 守 魔防 14(*0) 46 18 *2 17 18 *4 17 *3 グレイド ランスナイト =============================================================== A 援軍のアーダンとともに籠城し、森崎が来るまで持ちこたえる! アイラ「…うん、わかった。有三なら、このくらいで弱音なんか吐かない」 アゼル「アイラ? あの、アイラさーん…自分の世界に入らないで〜」 アイラの脳裏に浮かぶ森崎の勇姿が、彼女に決意を固めさせる。 その森崎は、実物より2回りくらい美化されているのだが…それをアゼルが知る由もない。 アイラ「よし…アゼル公子、なんとしても耐え抜こう! 私に…力を貸してくれ!」 アゼル「あーよかった、戻った戻った…というか、最近こっちのほうがあんま見ないけどね。 森崎くんと一緒のときはいつもデレデレだからなあ…がんばろう、アイラ!」 ※マディノ組の作戦が籠城に確定しました。 この後レックスが情報を持ってくる可能性がありますが、森崎の作戦パートより後になります。
[206]森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/04/28(火) 00:13:22 ID:??? 〜ブラギの塔最上階 祭壇〜 クロード「アビラウンケンソワカ…ノーマクサンマンダー…カシコミカシコミ…」 ティルテュ「ふわああ…ねむねむ…」 エスニャ「お姉様、ばちがあたりますよ! ほら、私たちもブラギの神にお祈りを…」 デュー「っていっても、オイラお祈りなんてしたことないし…神父様のまねをしようにも 何をやってんだかさっぱりわからないよ…むにゃむにゃ…」 クロードは謎の呪文?を唱えながら、怪しげな不規則ダンスを繰り返している。 残りの3人は、とっくの昔に掃除を終えてしまい…ぴかぴかの祭壇の前で、暇を持て余している。 …ひゅううううう。 風の音→!card !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。 ダイヤ→ ティルテュ「あれ? なんだろ、あの…」 ハート→ エスニャ「風が…ざわついている?」 スペード→ デュー「もうひとまわり、おたからを探してこようかな?」 クラブ→ クロード「ナンミョー…マカハンニャ…ハラタイラニスリーサウザン…」 JOKER→ どっかーん! ブラギの塔が大爆発し、地下から…
[207]森崎名無しさん:2015/04/28(火) 00:17:32 ID:??? 風の音→ ハートK
[208]森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/04/28(火) 22:02:16 ID:??? ハート→ エスニャ「風が…ざわついている?」 ティルテュ「かぜ? どうしたの、エスニャ?」 突然のエスニャの言葉に、ティルテュが聞き返す。 エスニャ「うーん…なんとなくですけど、風の音が妙なんです。 何か、良くないことが起こっているような…」 デュー「ええっ…こわいこと言わないでよ! 心配になってきちゃった… そうだ、こういうことなら、神父様のほうが詳しいんじゃないの? ねえ、神父様ー!」 ティルテュ「しーっ! お祈り中なんだから、邪魔しちゃだめだよ!」 大声を上げそうになったデューを静止するティルテュだが… 正式に精霊と契約を結んでいないとはいえ、エスニャは風魔法の優秀な使い手である。 そのエスニャが風の声を聴いたとすれば、あながち笑い飛ばすわけにもいかない。 不安そうに自分を見つめる姉に、エスニャは… 風の音→!card !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。 ダイヤ→ いえ、違いました…この風は、塔のさらに下から…? ハート→ いまは、ここを動かない方がいい…気が、します スペード、クラブ→ ここはお願いします、お姉様。私は、森崎さんに合流します! JOKER→ では、この魔導書を試してみましょう…!
[209]森崎名無しさん:2015/04/28(火) 22:03:32 ID:??? 風の音→ スペード10
[210]森崎名無しさん:2015/04/28(火) 22:04:01 ID:??? 風の音→ ハート10
[211]森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/04/28(火) 23:58:57 ID:??? スペード、クラブ→ ここはお願いします、お姉様。私は、森崎さんに合流します! ティルテュ「ええーっ?! 一人でだいじょうぶなの?」 デュー「そうだよ! 行くならみんなで行った方が…」 エスニャ「いえ、自分の身は自分で守れますし…魔法で飛んでいけば、私一人の方が 早く合流できるはずです。それに、クロード様の護衛も大切な任務ですから! お姉様、デューさん! お願いしますね、ぶいっ!」 ばさっ! …ふわっ。 デュー「あ…窓から?! あぶないって!」 ティルテュ「そっか。エスニャ…気を付けて…」 返答を待たずに、エスニャは塔の窓から勢いよく飛び降りる。 その身体は淡い風に包まれ、自然な速度でふわりと着地する。 エスニャの飛行能力はそれほど長時間持続するものではなく、海を渡ることができるほどではない。 それでも要所要所を飛行でショートカットすれば、彼女の健脚とあいまって、さほど時間をかけずに オーガヒル砦まではたどりつけるはずだ。 それをよく理解しているティルテュは、エスニャを強く引き止めることなく、妹の思うがままにさせる。 しかし、その表情は晴れやか…とは言い難い。 ティルテュ「あたし、あの子のお姉ちゃんやってて、ほんとうに…いいのかな?」 クロード「アーメン…ソーメン…ボクツケメン…」 ※エスニャが森崎と合流すべく出発しました。わりとすぐに合流します。 ※ティルテュとエスニャの友好度が少し上昇しました。
[212]森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/04/29(水) 00:01:46 ID:??? 〜オーガヒル サッカーグラウンド〜 森崎「来たのかよ…こんな時に…」 ほぼ1年ぶりの戦。いつかは来るものと覚悟していたが、 せっかくの勝利を台無しにして襲い来るとまでは予期できなかった。 森崎「とにかくみんな集まれ! あと、シャナンはディアドラの様子を…」 グラーニェ「シャナン様なら、既に向かわれていますわ。 森崎さん、ついにこの時が…来てしまいましたわね」 森崎の言葉を遮り、グラーニェが力強く告げる。 見れば、彼女は既に白銀の甲冑姿に着替え、自身の愛馬に騎乗していた。 彼女の声に、動揺の色は見えない。 森崎「準備万端といった感じだが…知っていたのか? 王妃さん」 グラーニェ「ええ。必ず今…とまで、確信を持っていたわけではありませんけれど。 その可能性は非常に高い、と考えていました」 ラケシス「お義姉様…?」 若島津「……」 シルウィス「……」 声が上ずり気味のラケシスと、表情を変えない若島津・シルウィス。 その差がどこから来るかといえば、語るまでもないだろう。 フィン「(隊長も、若島津殿もシルウィス殿も…知っておられた。 知らなかったのは、私とラケシス王女様と…あとは?)」 シルヴィア「うええ…戦争なんて、くだらないよ…」 レヴィン「(ちっ! だからシャガールなどと、和平などと…!)」 ホリン「…血が騒ぐな」
[213]森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/04/29(水) 00:03:23 ID:??? グラーニェ「森崎さん、私は行きます。エルを…止めなくては。 シルウィス、若島津さん! お力を、貸してくれますね?」 シルウィス「聞かれるまでもないわ。貴女との最後の契約…果たさせてもらうわ」 若島津「…わかった」 森崎「おい、ちょっと待てよ! 一応ここのリーダーは俺だ、まずは作戦を…」 ラケシス「お義姉様! 私も…! 私も、連れて…!」 森崎とラケシスが慌てて、グラーニェたちを引き留める。 いざ戦ともなれば、全体の統率が鍵となる。独断行動はえてして、良い結果を生まない。 しかし… グラーニェ「…行きましょう。馬と船は用意してあります。こちらに…はあっ!」 シルウィス「ごめん、森崎君。生きていれば、この埋め合わせは…いつか」 若島津「すまない、王女…!」 グラーニェはそれだけ言うと、馬を駆り、船着き場へと駈けていく。 シルウィスと若島津もそれに続き、グラウンド外れの木へと走る。 そこには、グラーニェの手配した軍馬が2頭。 ぱからっ、ぱからっ… 皆の制止もむなしく、3人はあっという間に視界から消えていった。 おそらく船着き場にも、すぐに出立できるように船を用意してあるのだろう。
[214]森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2015/04/29(水) 00:04:59 ID:??? ラケシス「ああっ…待って! 待ってよっ! 私も…私もっ!」 レヴィン「落ち着け、王女! 船着き場までの距離を考えれば、徒歩では追いつけねえ!」 ラケシス「追いつけなくてもかまいません! 少しでも早く、次の船を見つけて… マディノまでたどりつければ、馬も見つかるはずです!」 フィン「ラケシス様、マディノも戦火に巻き込まれている可能性があるんですよ! 単独行動は危険です、行くならば皆と一緒に!」 ラケシス「それならなおさら、私だけでもお義姉様を止めに向かわなければいけません! お義姉様は、エルト兄様と…そんなことのために、私はここにいるんじゃありませんっ!」 試合終了間際にみせた、あの冷静な判断力はどこへやら。 ラケシスは甲高い声で、通っているようで通っていない理屈を喚き散らしている。 森崎「あーもう、みんな落ち着けって! ここは俺が何か言ってやらねえと収集つかねえな。 俺だって、シグルドやアイラのことが不安でしょうがねえってのに…とにかく、王女さんは…」 まずは、この場をとりまとめなければならない。 人を統べることの難しさを、改めて痛感する。 そんな森崎は、ある人物の姿が周囲から消えていることに、気づいていなかった。
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0ch BBS 2007-01-24