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鈴谷の夜のエンジンはヌメヌメした甲板ニーソ
[361]まさかの人選 ◆2pV1gRdG.o :2015/04/18(土) 20:56:39 ID:??? / \ _人_ ' ` 、 \ Υ'/ / / ト、 丶 / / / | | | Χ } .′ il / | | \ | / `、 リ | i | _|l__∧ト、八 | メ´ ニニ / } | | | || `>x、\| 斗チ芋ミ、∨ ,′j | |l l|斗示芋ミ、 ''h!::::::::} ,′ , |l 八 И'h!::::::} 乂___ノ / / || \| 乂__ノ /i/i/ / /l| .八 ゝ /i/i/i i / / / / | ‘,\ ハ r ア /l/ / /:: | ト、 込、 _ノ // ,イ::: l| |l l\ \> .,_ /∨ /l|: 八_ |ヽ. 八l_\ \-─=ー ァ--< / / 八 { \ `ヽ | | ./ /´ ハ 〕 { 〉 ,′ / ` ヽ \∧ | |/─、_ / |∨ __ X__=| / 〕\ \ | | Y´ \\.ノ (`ヽ \\) | ,′ \ 丶
[362]健全な名無しさん:2015/04/18(土) 21:52:50 ID:??? ナンデ!?
[363]◆2pV1gRdG.o :2015/04/18(土) 22:33:21 ID:??? ダメ提督「(……で、でも勘違いしちゃダメだな。長門は明らかにダメな子としてしか見てないだろうしな…)」 ダメ提督「あ、ありがとうな…長門。やれば出来るなんて言ってくれたの、お前が初めてだよ」 長門「違うだろう。言われても、お前は自分が何か出来るなんて思ってこなかったんじゃないか。 だから響かなかった、それだけのことだ」 変わらず厳しい長門の言葉。 しかし、もう説教臭いとは提督は思わなかった。 ダメ提督「俺も……スズえもんに頼らず、頑張ってみることにするよ」 長門「ああ、それがいい。ちゃんと続けるんだぞ」 ダメ提督「わ、わかってるって」
[364]◆2pV1gRdG.o :2015/04/18(土) 22:37:29 ID:??? その日は鈴谷に告白できなかったことを報告し…。 うわ、ヘタレじゃんと笑い、罵られた。 けれども。 提督が長門の言葉で前向きになり、頼り切らず頑張るという言葉に。 今まで提督見たことがない神妙な表情で、鈴谷は頷いた。 鈴谷「そっか。うん、いいんじゃない?」 ダメ提督「だろ!スズえもんもしっかり見守ってくれよな!あと、どうしてもだめなら助けてください!」 鈴谷「はー、全くこの提督は。その時も皆でどうにかすんの!」 ダメ提督「み、皆俺の為に頑張ってくれるかな…」 鈴谷「さあ?でも、やればできるって頑張ればいいんじゃない?長門はそれで落ちたんでしょ?」 ダメ提督「落とせてませんが何か!」 鈴谷「あはははははははは!ヘッタレー」 ダメ提督「うぐぐぐぐ……もう寝る!」 鈴谷「…………。うん、おやすみ、提督」
[365]◆2pV1gRdG.o :2015/04/18(土) 22:38:31 ID:??? 次の日 ダメ提督「いない……スズえもんがいない!!!」
[366]◆2pV1gRdG.o :2015/04/18(土) 22:47:12 ID:??? 執務室に向かうと、机の上に書置きが残されていた。 提督が前向きになってくれて嬉しいと思っていること。 未来に連絡したら、ダメ提督は少しはマシになっているらしいこと。 これで任務完了だね、とそれで書置きは終わっていた。 ダメ提督「そ、そんな……まだ全然終わってないじゃないか……」 長門「提督?朝のトレーニングに来なかったが、どうしたんだ?」ガチャ ダメ提督「た、大変だ長門!スズえもんがいないんだ!!」 長門「どら焼きでも買いに行ったんじゃないか?」 呑気な事を言う長門に、提督は書置きを見せた。 しばらく考え込んでいた長門だが、しばらくしてようやく口を開いた。 長門「そうか、帰ったか………」 ダメ提督「そ、そんな…。帰ったって……ま、まだスズえもんにはいて欲しかったのに…」 長門「それではダメだろう、提督。お前をちゃんとした提督にするのがスズえもんの望みだったんだ。 鈴谷に依存するようでは、お前は結局更生できていないということだ」 ダメ提督「それにしたって早すぎだよ………」
[367]◆2pV1gRdG.o :2015/04/18(土) 22:53:39 ID:??? これからスズえもんの力を借りずとも頑張ろうと思った。 それは確かだ。 でもそれは、スズえもんが今すぐいなくなることなんて思っていなかった。 長門「そうだな。だが、いつか来るはずだったものだ。それがたまたまだったというだけだろう」 ダメ提督「………」グスグス 長門「さて、提督。朝の分のトレーニングに行くぞ」 ダメ提督「……」 力のない提督の腕を長門が力強く掴む。 長門「…提督。スズえもんはお前を信用しているんだ。 その言葉はなかったがな」 ダメ提督「信用……?」 長門「そうだ。自分がいなくても、提督はしっかりやっていけると。 そう信じなければ、どうして目の前から消えられる?」 ダメ提督「………」
[368]◆2pV1gRdG.o :2015/04/18(土) 22:56:34 ID:??? 長門「お前はスズえもんの信頼に応えたい…そう思わないのか?」 ダメ提督「………」 ダメ提督「…スズえもんも、長門と一緒で……。俺がちゃんとした提督になれるって信じてくれてるんだよな」 長門「ああ。そうだ。だから一緒に頑張ろう。 スズえもんが生まれる未来、偉くなって会ってみたらさぞ痛快だろうな」 ダメ提督「だな!見たかスズえもんってドヤ顔してやるぞ!」 長門「その意気だ、提督!」
[369]◆2pV1gRdG.o :2015/04/18(土) 22:59:02 ID:??? こうして、提督は長門の言葉に立ち直った。 スズえもんはもういない。 でもその未来に今は繋がっている。 なら、その再開の時までに信頼に応えねばならない。 ダメ提督「よーしっ!!長門!!トレーニングするぞ!!」 長門「ああ!まずは42.195km走るぞ!!」 ダメ提督「いきなりはしにます」 そして、今は長門が隣にいる。 彼女ならばパートナーとして、自分と共に頑張ってくれる。 提督はそんな明るい気持ちで、執務室から一歩踏み出したのだった…!! おわり
[370]◆2pV1gRdG.o :2015/04/18(土) 23:00:04 ID:??? おわり! というわけで作ってあそぼを始めますので少々お待ちを
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0ch BBS 2007-01-24