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鈴谷の夜のエンジンはヌメヌメした甲板ニーソ
[911]健全な名無しさん:2015/05/22(金) 23:27:14 ID:??? 妖精さんの今一番の活躍が実況でしたから……
[912]戦え大鯨ちゃん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/22(金) 23:49:35 ID:??? どれほど狂気的な性情をしていようが、時雨は軍属である。 その動きの基礎はしっかりしており、変態的に見える機動もその延長線に過ぎない。 香取が言った通り、時雨はそのような艦娘だった。 故に、その言動に惑わされ奇策に走った者は例外なく彼女に討ち取られてきた。 時雨「あははははははははははははは!!!」 笑いながらの突進。しかし、まだ速度は低い。 ここで溜めを作り、機関を吹かせ更に加速。 低速の移動を思い描けば、必ず攻撃は外れる。 だが、香取は狙いをその教科書通りの動きに合わせている。 つまり砲弾は、高速で移動するであろう時雨、その軌道に置いてあるのだ。 香取「読み通りです…!」 時雨「……!!!!」 避けきれない衝突を目の前に、時雨は笑みを浮かべる。 素晴らしい。これこそ希望だと。 だが、このまま大人しく倒れる彼女ではない。 最後に喰らえと、魚雷を香取に向けて射出。 時雨「最高だね…!でも、覚えておくといいよ…。この艦隊には、僕みたいなクズじゃない…。 本物の幸運が存在しているってことを…!」 香取「(本物の…幸運)」
[913]戦え大鯨ちゃん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/22(金) 23:57:07 ID:??? 機関を止めたところで、もはや勢いは止まらない。 約束された敗北に時雨は笑い。 砲弾を放った香取も、時雨の魚雷を避けることは出来ない。 ただ魚雷の行き先が外れることを祈るだけ。 ドォン!! ボォン!! 大鯨「……着弾音!?」 明石「やったあ!香取さん、あのバケモノぶっ倒しましたよ!」 まるゆ「ほ、本当にそうなんでしょうか……」 秋津洲「縁起でもないかも!」 あきつ丸「そうでありますな…」 あきつ丸「(着弾音ともう一つ、炸裂音……。恐らくはお互いに手傷を負ったはず。 問題は、どちらが致命的な傷を負ったか…)」 轟音と共に水柱を立てた海が静まり、そこに立っていたのは…。 香取「ふぅ……。この程度で済んでよかったですわ」 小破状態の香取。 魚雷の被弾は最小限であり、戦闘行動に支障はまだない。 一方の時雨は機関部に香取の放った砲弾が炸裂し、戦闘続行不能。 戦えないと言われた艦隊は、第一の敵艦を見事撃退してみせたのだった…。
[914]戦え大鯨ちゃん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 00:01:32 ID:??? だが。 ドォン!! ドォン!! 明石「ひええ!?敵艦隊の砲撃……!?」 大鯨「ひゃあああ!?」 まるゆ「も、もうダメ…です…」ガク 勝利の余韻に浸っている暇は彼女たちにはなかった。 演習とはいえ仲間をやられ、冷静でいられるわけがない。 とりわけ縁の深い仲間、扶桑型の姉妹であればそれは当然。 扶桑改二「山城……」 山城改二「ええ、姉様。時雨をやった奴ら…ただでは済ませませんよ!!」 怒れる航空戦艦姉妹が、今戦えない艦隊に牙を剥く――!
[915]戦え大鯨ちゃん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 00:07:37 ID:??? あきつ丸「怒っているでありますな」 香取「時雨さんと縁の深い艦娘……仇討ちのつもりなのでしょうね」 明石「降りかかる火の粉を振り払っただけなのに…」トホホ 秋津洲「でも、どう戦う?」 香取「大型艦には潜水艦で挑むのが通常の作戦ですが…。 彼女たちは航空戦艦。潜水艦であろうが殺しえます」 まるゆ「」カタカタ 大鯨「お、怯えさせてどうするんですか」 香取「ともかくも…。この場にただ留まるのは危険です」 大鯨「(確かに…。ここは彼女たちの砲撃圏内ですものね…)」 ☆vs扶桑姉妹 1. とにかく逃げよう! 2. いや、逆に突っ込むぞ! 3. 謝って許してもらおう 4. 降参です!降参します! 5. ほか
[916]健全な名無しさん:2015/05/23(土) 00:09:37 ID:??? 2
[917]戦え大鯨ちゃん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 00:22:21 ID:??? 逃げようとする大鯨だが、あることに気付く。 そう、それは将来的に空母たる彼女だからこそ気付いたこと。 大鯨「(砲撃圏内を離れても、扶桑さんたちの爆撃機が来る…!)」 加えて、この艦隊に超長距離を攻撃できるような者はいない。 遠くに逃げることは、逆に負けを確定させるような行為だ。 大鯨は扶桑姉妹を指差し、叫ぶ。 大鯨「皆さん!あの二人の近くへ!彼女たちにアウトレンジは危険です!」 香取「――!」 あきつ丸「なるほど…!そうでありますな!」 その大鯨の判断を肯定する二人。 ともなれば全員が扶桑型への距離を詰める。 ドォン! 秋津洲「ひぃーっ!」 ドォン! 明石「ああもう!提督!帰ったら覚えててくださいよ!!」
[918]戦え大鯨ちゃん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 00:40:27 ID:??? 山城改二「ええい!ちょこまかと!!」 扶桑改二「砲戦では負けないわ…」 ドォン!ドォン!ドォォン!! 近づくなと言わんばかりに激しくなる砲撃。 しかし、逆を言えば近接ではこちらにも戦う目があるという事。 問題は、敵の装甲。 大鯨「(こちらの攻撃で抜くことはできるんでしょうか…)」 逆にあちらの砲撃を受ければ、ほぼ一撃で終わり。 この圧倒的な戦力差をどうひっくり返せばいいのか。 確実に負けという目は潰した。 後はどうやって勝率を上げるべきか…? ☆どうする大鯨ちゃん 1. 一人に集中攻撃だ! 2. 一人囮を作る 3. 力が…力が欲しい…! 4. 誰かに相談する 5. ほか
[919]今日はここまで ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 01:07:12 ID:??? この戦いは 第一回戦:時雨 第二回戦:扶桑&山城 第三回戦:陸奥&大鳳 第四回戦:雪風 の全四回戦でお送りいたします。 途中での降参も可!
[920]健全な名無しさん:2015/05/23(土) 08:12:02 ID:??? 5 明石「あの艤装、抜けるぞ」(日向並みの感想)
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0ch BBS 2007-01-24