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鈴谷の夜のエンジンはヌメヌメした甲板ニーソ
[931]戦う明石さん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 22:22:28 ID:??? 「あらあら、結構やるじゃない。もう艦隊の半数よ?」 「ええ。それでこそ、私たちも全力で戦えるというもの」 だが。 重ねて言うが、大鯨たち戦えない艦隊に休息はない。 感想戦をしている暇などありはしないのだ。 扶桑姉妹に任せろと言われ静観していた二隻が、とうとう動き出す。 香取「! いけません!」 大鯨「ぜ、全艦散ってください!!!」 陸奥「それじゃあ……まずは挨拶から始めようかしら!!」スッ 長門型の一隻にして、ビッグセブンに名を連ねる大戦艦。 長門型戦艦2番艦、陸奥。 大鳳「装甲空母の本当の力…見せてあげます!」ガシャ 技術の粋を集めた傑作空母、翔鶴型に更に改装を重ねた装甲空母。 大鳳型装甲空母1番艦、大鳳。 二人の暴威は、先までの航空戦艦姉妹を越える。
[932]戦う明石さん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 22:30:02 ID:??? ブォーン… あきつ丸「な、なんという……!」 大鯨「(艦載機…羨ましいようなっ…!)」 艦攻・艦爆・艦戦。大鳳が艦載機の波を作り出す。 それらが芸術的な飛行技術を見せつけながら、各艦を攻撃していく。 逃げようとしたところで、そこは計ったように陸奥のレンジ内。 一撃喰らえば即轟沈レベルの砲弾が雨霰と降ってくる。 秋津洲「も、もう無理かもっ……!!」 あきつ丸「……彼女たちには、怒りも油断もないのであります…」 香取「彼女たちの運は、艦隊でも低い方ですが……」 そもそも運が勝負に絡むレベルにまで到達していない。 多少向こうがツイておらず、こちらに幸運の女神が振り向こうが意味がない。 もし戦力差をひっくり返すとするなら、死の運命を覆し一人生き残るレベルの幸運の持ち主だろう。 大鯨「(攻撃が苛烈すぎます……。近づくことも、できないのでは…?)」 ☆絶対絶命か…? 1. 誰か!案を出してください! 2. とにかく応戦です! 3. 待ってください!この戦況を覆せる人がいます! 4. 降参する 5. ほか
[933]健全な名無しさん:2015/05/23(土) 22:48:36 ID:??? 1
[934]戦う明石さん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 23:05:14 ID:??? この絶体絶命の状況…。 大鯨は何も思い浮かばず、悲痛に叫ぶ。 誰か案を出してくれ、と。 あきつ丸「正直…!考え事している余裕もあんまりないのであります!!」 香取「戦艦と空母のコンビネーション…これほどとは……!!」 秋津洲「だ、大偵ちゃんもやられたかもっ…!」 明石「艤装も完全にメンテされてやがりますねえ!向こうのメカニックは素晴らしいんだろうなあ!」ヤケクソ 大鯨「(そんな……。もう、ダメなんですか…!)」 ここまで細い糸を手繰るように3隻まで撃破した。 しかし、ここまでなのだろうか……? ダレカタスケテー→!card ダイヤであの人の助言が!
[935]健全な名無しさん:2015/05/23(土) 23:09:46 ID:??? ダレカタスケテー→ ハート8 それでもまるゆさんなら、まるゆさんならきっと何とかしてくれる!
[936]戦う明石さん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 23:11:45 ID:??? 大鯨の呼びかけに答えはない。 敵の攻撃の激しさは増す一方。 もはや、打って出るしかないか……。 ☆行くか引くか 1. 全員、突撃です! 2. 降参です! 3. ほか
[937]健全な名無しさん:2015/05/23(土) 23:21:23 ID:??? 3 香取さん助けて!
[938]戦う明石さん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 23:23:44 ID:??? ☆CAUTION!☆ 今、誰に呼びかけても有効な策はもらえません! それでも香取さんに救いを求めますか?↓
[939]健全な名無しさん:2015/05/23(土) 23:27:54 ID:??? もしかしたら、艦載機を使った観測射撃してない……? 3 まるゆに視界を封じてもらう
[940]戦う明石さん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 23:31:11 ID:??? 大鯨「ま、まるゆさん!何とか陸奥さんたちの気を散らしてください!」 まるゆ「し、死んじゃいますよぉ!」ヒグッ それは破れかぶれの作戦だった。 大鯨にしても、何らかの意図があったかと言えば疑わしい。 ただ偶然まるゆを選び、旗艦として命令を下したのだ。 そして、奇跡は起きた。 明石「……あれ?」 あきつ丸「あれは……」 香取「…そうか!こんな単純な事も忘れていたなんて…!」
[941]戦う明石さん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 23:35:31 ID:??? まるゆ「あ、あれ……?」 まるゆ自身が一番驚いていただろう。 近づく者全てを殺しかねない嵐。 それは海上のみの出来事であり、水中にはほとんど破壊を成さない事を。 大鯨「……あ!さっきの香取さんの…!」 香取『大型艦には潜水艦で挑むのが通常の作戦ですが…。 彼女たちは航空戦艦。潜水艦であろうが殺しえます』 大鯨「(すっかり忘れていましたけど、まるゆさんは潜水艦なんです! だから…陸奥さんと大鳳さんは、まるゆさんを狙って攻撃できない!)」 香取「私としたことが、すっかり気が動転していましたね…。申し訳ありません」 明石「そうと決まればまるゆさん!攻撃をお願いします!」 まるゆ「………あ、あのぉ」 見えた光明に、盛り上がる戦えない艦隊。 勝てる、勝てるんだと喜ぶが…。 水を差したのは当のまるゆであった。
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0ch BBS 2007-01-24