※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【逆襲の】キャプテン霊夢28【魔理沙】
[139]森崎名無しさん:2015/04/29(水) 00:48:56 ID:??? ★紅魔館の様子→ スペードK ★
[140]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/04/29(水) 00:53:07 ID:??? 一緒のチームでも微妙にしこりが残っていたレミリアとフランがようやく仲直り、 となったところで今日の更新はここまでとさせて頂きます。 恐らく、明日には試合開始まで進められると思います。 皆様、本日も遅くまでお疲れ様でした。
[141]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/04/29(水) 12:46:03 ID:??? ★紅魔館の様子→ スペードK ★ ダイヤ、ハート、スペード→レミリアとフランがようやく仲直りしていた! ※レミリアとフランの喧嘩についてはスレ22 >>452、スレ23 >>705から続く流れとなります。 紅魔館の地下にある一室。その部屋の前で、レミリアは緊張した面持ちで立っていた。 最近はサッカーで定期的に発散しているのが良い影響になっているのか、フランの破壊の力が 暴走する事も少なくなってきている。だが、本人が特に地下の部屋に不自由を感じていないと いう事で、特に部屋替えは行われていなかった。 レミリア「……フラン、入っても良いかしら?」 フラン「……どーぞ」 部屋の中から聞こえてきた声色は決して歓迎しているとは言い難いものだったが、 それでも拒否されなかった事に安堵して、レミリアは扉を開ける。 フラン「何の用、お姉様?」 フランは特に何をするでもなく、ベッドに座ったまま足をぷらぷらさせていた。 表情は硬いが、拒絶するような装いではなく戸惑っているという感じである。 彼女も心の底では長く続いている姉との喧嘩を何とかしたいと思っているのだ。 レミリア「隣、いい?」 フラン「好きにすれば」 その言葉を聞き、ゆっくりとフランの隣に腰を下ろすレミリア。 そのまま、少しの間二人とも何の言葉も発せず沈黙が流れる。
[142]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/04/29(水) 12:47:29 ID:??? 沈黙を先に破ったのはレミリアだった。 レミリア「フラン、ごめんなさい。あの時は私が悪かったわ。 貴女の気持ちも考えないで、頭ごなしに反対してしまった」 フランの方を向き、小さく頭を下げながら言うレミリア。 フランは少し困惑したような表情になりながらも口を開く。 今の言葉だけでは、肝心のレミリアが反対した理由が分からない。 フラン「……ねえ、お姉様。何で私が天子のチームに誘われた時に反対したの?」 核心を突くその言葉に、レミリアはつっと顔を逸らして掠れるような声で呟く。 レミリア「……単にあの天人が気に入らなかっただけよ。それに、フランはあの天人の事を 気に入ってる様子だったし、そのまま向こうのチームに入っちゃうんじゃないか、 って心配してたの」 フラン「嘘」 間髪入れずの否定だった。余りの反応の速さに唖然としつつも、何とか言葉を返すレミリア。 レミリア「う、嘘じゃないわよ」 フラン「嘘じゃなかったとしても、それだけが理由じゃないよね? お姉様、本当の事を言わない時って私の目を見ないで話すんだもん」 自分では意識した事がなかったそれを、フランに見抜かれていた。 今度こそ完全に言葉を失ってしまうレミリア。 しばしの間、再び沈黙が二人の間を流れる。
[143]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/04/29(水) 12:49:12 ID:??? そのまま1分程経っただろうか。やがて、レミリアが観念したかのように語り出す。 視線の先はしっかりとフランの目に固定されている。 レミリア「……不安、だったのよ」 フラン「不安?」 レミリアにとって天子はどうにも好きになれない相手である事は間違いない。 それでも、フランをチームに誘ってくれた事自体は実は感謝もしていた。 フランの視野を広げる為には、紅魔館の外での交流が必要だと考えていたから。 レミリア「私やパチェ、咲夜のいないところで、もし試合中にフランが自分の力を 暴走させちゃったらって……」 フラン「え……」 だが、レミリアとしては自分や咲夜のいないところで、妹を紅魔館の外に出すのが どうしても不安だった。サッカーの試合が行われるスタジアムは人里の近くにあり、 当然観客には人里の人達が多く集まる。そこで万が一にもフランが破壊の力を暴走 させて、里の人達を……という事になったらどうなるか? 少なくとも、八雲紫は確実に動くだろう。最悪の場合、レミリア本人がフランを 罰する必要が出てくるかもしれない。自分はパチュリー、咲夜がいればフランの 事を良く知っている分、万が一の事があっても最悪の事態にはならないで済む。 だが、そうでない場合はその限りではない。
[144]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/04/29(水) 12:50:58 ID:??? フラン「……」 フランとて、自分の力の危険性は知っている。レミリアの言いたい事が分からない程馬鹿ではない。 フラン「ホント、しょうがないなあ、お姉様は……。 いつまで立っても心配性なんだから」 レミリア「う、うるさいわね!姉はいくつになっても妹が心配なのよ!」 恥ずかしそうに叫ぶ姉に対し、何処となく嬉しそうな様子のフラン。 結局、レミリアが反対した理由はフランが心配だから、という単純なものだった。 それを知って、ようやくフランもいつものような笑顔をレミリアに見せる。 元々、些細なすれ違いから発生した喧嘩だ。理由が分かれば、それ以上続く事もない。 フラン「はい、これで仲直りだね」 左手を差し出して、レミリアの左手に重ねるフラン。しかし、レミリアはその手を やんわりとどけると、自分の右手をフランの右手に重ねる。 フラン「爆ぜちゃうかもよ?」 レミリア「爆ぜないわよ」 何故フランがわざわざ利き手でない方の手を重ねてきたのか。 レミリアはその理由を分かっており、だからこそこうする。
[145]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/04/29(水) 12:52:26 ID:??? フラン「何処から出てくるのかな、その自信」 レミリア「決まってるじゃない。私の自慢の妹だからよ」 フラン「うわ、お姉様。そういうのって『しすこん』って言うんだよ」 レミリア「知った事じゃないわ。実の妹を自慢して、何が悪いの?」 偉そうに胸を張るレミリア。フランはああ、久しぶりだなこういうの、と考える。 フラン「……お姉様、明日の試合、頑張ろうね」 レミリア「ええ、勿論。霊夢達に借りを返して、返す刀で魔理沙達を倒すのよ。 私達ならそれが出来る筈よ」 フラン「うん!」 楽しそうに笑い合い、明日の事を話すレミリアとフラン。その様子を扉の外から そっと窺っていたメイド長は、この様子なら心配なさそうね、と自分の部屋に 戻って行く。姉妹水入らずの時間を邪魔しない為に。 ※レミリアとフランが仲直りしました!相互補正Lv1(+1)が復活しました!
[146]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/04/29(水) 12:54:03 ID:3PRqP6QU 大会9日目。ついに決勝トーナメントの本戦が開始される。 マリオとヨッシーFCは1試合目から目の登場となっている。 (本日の天候判定を行います) ★今日の天気は?→!card★ 先着一名様で引いて下さい。カードの数値によって分岐します。 K→雨が降ってきた! Q→物凄い風!今日は強風の中での試合だ! 3〜J→今日は曇りだ! A〜2→正に真夏日と言った感じの猛暑だ! クラブA→雹が降ってきた!?こんにちはマモノさん。 JOKER→???
[147]森崎名無しさん:2015/04/29(水) 12:57:22 ID:??? ★今日の天気は?→ ハート8 ★
[148]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/04/29(水) 13:02:52 ID:3PRqP6QU ★今日の天気は?→ ハート8 ★ 3〜J→今日は曇りだ! 霊夢「ちょっと曇ってるわね。でもこれくらいなら雨は降らなさそうかな?」 焔「晴れてると暑過ぎるし、丁度良いかも」 空「私は暑いの結構平気だよ!」 早苗「空さんは住んでた場所が場所ですからね……」 天候は快晴とはいかなかったが、どんよりとしている感じはなく季節を考えれば これくらいの天気の方が涼しくて良いのかもしれない。 リリーW「ナツデスヨー」 ※特に天候の影響はありません
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24