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【キスメマジック】キャプテン霊夢29【再び】

[204]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ ：2015/05/11(月) 22:56:44 ID:??? 霊夢達が博麗神社で休んでいる頃、スタジアムでは地底・妖怪の山連合対ＹＯ・ＳＥＩ！の 試合が行われていた。最も、この試合は大方の予想通り地底・妖怪の山連合が優勢に試合を 進めており、ＹＯ・ＳＥＩ！も光の三妖精を中心に何度か攻撃チャンスを作るものの、 地底・妖怪の山連合の堅い守りに阻まれてしまい、中々得点には至らない。そして、 ピィッ、ピィッ、ピィーーーーーーーーーーーーーー！！！ 天狗Ａ「ここで試合終了のホイッスル！準々決勝第二試合、地底・妖怪の山連合対ＹＯ・ＳＥＩ！ 　　　　の試合は大方の予想通り、５−１で地底・妖怪の山連合の勝利となりました！ 　　　　ＦＷの勇儀選手は前の試合の２得点に続き、この試合ではハットトリックを達成！ 　　　　まだ準々決勝の試合全てが終了していない為暫定ではありますが、得点王ランキングでも 　　　　マリオとヨッシーＦＣの空選手を抜いて再び単独１位に浮上しました！ 　　　　ただ、ＹＯ・ＳＥＩ！（うう、このチーム名を大声で言うのちょっと恥ずかしい……） 　　　　の選手も全体的に中盤を支配される苦しい展開の中、必死の守りを見せカウンターで 　　　　１点をもぎとって見せ、また防がれはしましたが何度も攻撃を仕掛けてチャンスを作り、 　　　　試合を盛りあげてくれました！観客席からも拍手が送られています！」 サニーミルク「ううー、霊夢さん達と戦う前に負けちゃった……」 スターサファイア「まあ、でも決勝トーナメントまで来れたんだし、 　　　　　　　　　私達にしてみれば中々頑張ったんじゃないかしら」 ルナチャイルド「それはクジ運のお蔭だけど……でも楽しかったかな」 実質完敗と言えるスコアではあったが、光の三妖精達はそこまで気落ちしていなかった。 元々決勝トーナメントに進めただけでも上出来の結果と言えたし、何より、試合と称して 思う存分能力を使って悪戯を仕掛けられるサッカーは、例え負けたとしても彼女達に とっては大変楽しい時間だったのだ。
[205]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ ：2015/05/11(月) 22:58:33 ID:??? サニーミルク「ねえ、天狗さん達と話していこうよ」 スターサファイア「そうね、そうしましょう。ほら、シュガーも」 ？？？「はーい」 タッタッタッタッ ルナチャイルド「天狗さん、お疲れ様でしたー！」 文「あや、お疲れ様でした。いやー、意外と粘られましたね。 　　もうちょっと点を取れると思ったのですが」 サニーミルク「いやー、でも５点も取られちゃってますし……」 ルナチャイルド「そっちシュート強すぎですよぉ……。近くで撃たれたら止めようないですし、 　　　　　　　　天狗さんにドリブルされたら全く止まらないですし……」 キスメ「（よーせいさん達のがったいシュートとかふぉわーどさんのシュートもなかなかだった、です！ 　　　　　キスメの心眼がなければあぶなかったです！）」 スターサファイア「この桶に入った子、私たちのシュート全部防いだんだよね……。 　　　　　　　　　そんなに強そうな妖怪には見えないのに……」 ちなみに１失点したのはキスメではなく、途中から交代で入った萃香だったりする。
[206]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ ：2015/05/11(月) 22:59:51 ID:??? 勇儀「そういえば、あのちっこいのは何者なんだい？こんな小さいのがどんなシュートを撃つのか、 　　　なんて思ってたら凄いシュート力でびっくりしたよ」 ？？？「わたしー？おもいっきりけってるだけだよー？」 サニーミルク「あはは……この子、見た目によらずすっごい怪力なんですよ。 　　　　　　　流石に鬼さんにはかなわないですけど」 サニーミルク、スターサファイア、ルナチャイルド達もかなり小さい方だが、 それよりも更に小さい。仕草も三妖精より幼く、実年齢も低い事が分かる。 文「ふーむ、うちのチームは強力なＦＷが勇儀さんくらいしかいなくて困ってるんですよね。 　　どうでしょう、この大会が終わったらうちのチームに入りませんか？」 ？？？「えー、ルナ達と一緒ならいいけどー」 そう言ってぴとっとルナチャイルドの足にしがみつく小さな妖精。 どうやら、三妖精の中ではルナチャイルドに特に懐いているらしい。 ルナ「ふふ、中々分かってるじゃない、シュガー」 ルナもまんざらではないらしく、嬉しそうな顔でそのままにさせている。 文「あや……ＭＦは既に満杯なのですが……」 はたて「ちょっと文、何相談もしないでいきなりスカウトしてるのよ」 そんなこんなで勝敗が決まったにも関わらずのほほんと話している両チームの選手たち。 この２チームは互いに因縁が全くない上に相手がのんきな妖精という事もあり、 決勝トーナメントにも関わらずそれにそぐわないのんびりとした雰囲気が広がっていた。 ※地底・妖怪の山連合のメンバーが少し成長しました！
[207]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ ：2015/05/11(月) 23:01:58 ID:??? 一方、解説の仕事（？）が終わった翼と松山はスタジアムの中で思わぬ人物との遭遇をしていた。 翼「か、片桐さん？どうしてここへ？」 片桐「……久しぶりだな、という程には経っていないか。 　　　まさかこんな訳の分からない所にいるとは思わなかったぞ」 松山「いや、と言われても俺達の意思でこっちに来た訳ではないんですけど……」 翼「松山君。ここは俺が説明するよ」 翼はともかく、松山はあまり片桐とは面識がない。代表合宿中に数回会った事がある程度だ。 事情の説明は翼に任せて、自分は時折補足を入れる程度にする。 片桐「そういう事か……。しかし、もう少し時期を考えても良いだろうに……。 　　　いきなり合宿中に二人がいなくなったものだからこっちでは軽い騒ぎになってたんだぞ。 　　　しかも、コーチに召集しようとしていた三杉まで見当たらないし……」 翼「そういえば、前に三杉君がこっちにいるのを見かけたような……」 片桐「三杉もか！？……一体全体何がどうなっているんだ？ぶつぶつ……」 松山「（ひょ、ひょっとして俺達がいなくなったのって想像以上にまずい事になってるのか？ 　　　　もしかして代表のユニフォーム剥奪とかもありえるんじゃ……？）」 だが、松山の懸念とは裏腹に、片桐は真剣な表情のまま考え込んでいる。 サングラスなので分かりづらいが、怒っているようには見えない。 やがて考えがまとまったのか、組んでいた腕を解くと二人に向き合う。 片桐「……いや、これはむしろ好都合だったのかもしれないな。 　　　翼、松山。お前たちが実際にここで試合をした時の事と、 　　　これまで見てきた試合について詳しく説明してくれないか？」
[208]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ ：2015/05/11(月) 23:03:09 ID:??? （９日目試合結果） ■準々決勝第一試合 ○マリオとヨッシーＦＣ　９−１　×紅魔スカーレットムーンズ ・得点者一覧　※（）内はアシスト 　５分：因幡 焔（霊夢） １０分：霊烏路 空（希） １５分：フランドール・スカーレット（燐） ２４分：霊烏路 空（妖夢） ２８分：魂魄 妖夢（霊夢） ３２分：霊烏路 空 ３５分：メルラン・プリズムリバー（霊夢） ４０分：因幡 希（ルナサ） ４８分：メルラン・プリズムリバー（霊夢） ５８分：博麗 霊夢（早苗） ■準々決勝第二試合 ○地底・妖怪の山連合　５−１ ×ＹＯ・ＳＥＩ！ ・得点者一覧　※（）内はアシスト 　４分：星熊 勇儀（パルスィ） １１分：射命丸 文 ２１分：星熊 勇儀（パルスィ） ３８分：射命丸 文（はたて） ４６分：？？？（スターサファイア） ５０分：星熊 勇儀（文） ※得点王、アシスト王ランキングは準々決勝の試合が全て終了した後に更新します
[209]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ ：2015/05/11(月) 23:04:18 ID:??? 天狗Ａ「皆さん、こんばんは。天狗Ａです」 天狗Ｂ「天狗Ｂでーす。今日も試合結果の感想を皆様にお伝えしまーす」 天狗Ａ「これって何の意味があるんだろう……。え、えっと、では早速準々決勝第一試合、 　　　　マリオとヨッシーＦＣ対紅魔スカーレットムーンズの試合結果からとなりますが……、 　　　　なんというか、得点者一覧が凄い事になっちゃってますね」 天狗Ｂ「まさかのこのスレ最大の得点差だもんねぇ……。第二回大会の時は割と守備が粘って、 　　　　３−０だったのに……。今回の試合は５−３くらいになるかなと予想してたらしいよ」 天狗Ａ「それが終わってみればまさかの９−１。コメントでも言われてましたけど、 　　　　本当に良くない神様に取り憑かれてしまったのかもしれません……。 　　　　２−１までは結構接戦だったんですけど、フランドールさんのシュートが 　　　　ナズーリンさんのＫ引きで防がれてから一気に流れが変わった印象ですね」 天狗Ｂ「そこから先は皆さんも知っての通り。空さんの一発でさとりさんが怪我、 　　　　美鈴さんのシュートは２連続でダイス、後半開始早々ＦＫを与えて失点、 　　　　挙句の果てにメルランさんのセンターサークルからのシュートまで決まる始末。 　　　　最後のダイジェストも含めて『これはひどい』試合でしたー」 天狗Ａ「霊夢さんがJOKER２枚、焔さんが特殊JOKER１枚、希さんが１枚、心さんも１枚。 　　　　マリオとヨッシーＦＣにとっては準決勝、決勝に向けて非常に収穫の多い試合でしたね」 天狗Ｂ「霊夢さんは能力値的に偉い事になってるけどね……。相互補正まで含めれば、 　　　　もう次の大会でも普通に戦えるレベルになっちゃってるし」
[210]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ ：2015/05/11(月) 23:05:31 ID:??? 天狗Ａ「では準々決勝第二試合の方に移ります。こちらはまあ順当な結果ですね」 天狗Ｂ「流石にチーム力が違い過ぎたね。でも妖精さん達は楽しそうだったけど。 　　　　そういえば、結局あの？？？って誰だったんだろ？」 天狗Ａ「ぶっちゃけちゃうとシュガーサテラさんだそうです。実際にはいないキャラですけど、 　　　　一応画像とか設定らしきものは捏造ですがありますね。三妖精チームに得点力の 　　　　あるキャラを入れたかったという事で、今回登場してもらったらしいです」 天狗Ｂ「また微妙なところから……」 天狗Ａ「小さいというのはその設定にもありますけど、怪力というのはオリジナル設定ですね。 　　　　まだ生まれてから間もなくてサッカーの経験の少ないので、技術とかは全然ない子です」 天狗Ｂ「完全なシュートマシーン！って感じだね」 天狗Ａ「あとは捏造設定で『気配を変える程度の能力』となっていたので、その要素もあったりします。 　　　　マークしてたと思ったらいきなり別のところにいてシュートを撃たれた！なんてパターンもありえますね。 　　　　今回地底・妖怪の山連合から１点を取ったのもそのパターンです」 天狗Ｂ「ふむふむ。まあでももう登場はしないのかな？」 天狗Ａ「どうだろう？展開と皆さんの選択次第ではあるかもしれないね。 　　　　っと、もう２レス分消費しちゃうね。えーと、じゃあ今日の試合の解説は 　　　　実況をやらせて頂いています天狗Ａと……」 天狗Ｂ「アシスタント役の天狗Ｂでお届けしました！次回も宜しくお願いします！」 天狗Ａ「是非とも次の私のダイスでは６を出して下さいね！お願いします！」 ※大会９日目が終了しました！
[211]森崎名無しさん：2015/05/11(月) 23:06:04 ID:??? シュガーサテラか ？？？って
[212]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ ：2015/05/11(月) 23:06:37 ID:Am/FhvDE （大会十日目） 大会も十日目。 この日はマリオとヨッシーＦＣの試合はなく、逆ブロックの準々決勝２試合が行われる。 ○午前 （準々決勝第三試合） 霧雨恋色マジック vs 新生命蓮寺シーカーズ ○午後 （準々決勝第四試合） 永遠亭ルナティックス vs モブチームＦ 永遠亭ルナティックスはくじ運に恵まれ、準々決勝でありながらモブチームとの試合である。 これは正直に言って見る価値はあまりないだろう。 午前中の試合は、午後に比べればまだ見る価値はあるかもしれない。 だが、霧雨恋色マジックは紅魔スカーレットムーンズとの試合を偵察しているし、 新生命蓮寺シーカーズとは人里杯の時に既に試合をして戦力はある程度把握している。 どちらが勝つかという意味でならともかく、偵察という意味ではその価値があるかは微妙だ。 （賭けの予想は単純に戦力が充実している霧雨恋色マジックの有利） 霊夢「（今日は試合がないのよね。どっちの試合も偵察するには微妙だし……。 　　　　ただ、ナズーリンと白蓮は午前中は村紗達の応援に行くみたいね。 　　　　さて、午前中は何をしようかな？）」 Ａ 魔理沙達の試合を偵察に行こう（一部判定が入りますが基本はダイジェストです） Ｂ 午前中は日常フェイズを行う（更に分岐） Ｃ 今日は何もしない！のんびり休む！（大会１１日目に移行します） Ｄ その他（何かあれば明記して下さい。全体練習、特訓等は出来ません） 先に２票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください
[213]森崎名無しさん：2015/05/11(月) 23:08:08 ID:oBMDxz7+ B
[214]森崎名無しさん：2015/05/11(月) 23:08:09 ID:PUq/znkU B

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0ch BBS 2007-01-24