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【全国への】私の巫女様Ⅹ【険しき道のり】
[935]森崎名無しさん：2015/10/12(月) 06:46:58 ID:FWpKO4Oo A
[936]森崎名無しさん：2015/10/12(月) 06:47:44 ID:GeT57m2k A
[937]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2015/10/12(月) 23:22:56 ID:??? A これで問題ない、試合再開！ ―――――――――――――――――――――――――――――――― -Side 竹井 久- 竹井 久 「いやー、見事にやられたわねぇ」 ｹﾗｹﾗ 須賀 京太郎 「すいません……俺が止められなかったばかりに」 ﾍﾟｯｺﾘﾝ 竹井 久 「いいわよ。 今までだって完封できた試合なんかないんだしね」 須賀 京太郎 「それでも……」 竹井 久 「やられちゃったものはしょうがないわ、いつも通り作戦変えるわよー。 和、まこ、優希、変えた後の動きを間違えないでね？」 下を向き反省しきりのGK、須賀 京太郎から視線を外す竹井 久。 こうなっては何を言っても、自分を責める事は分かりきっているので――後の事を話すに限る。 竹井 久 （大体が、私なんかが励ましたり何なりするより――もっと適役がいるものの、このチームには） ﾁﾗ 横目で見れば須賀くんの周りには和、咲、優希が集まって励ましている。 咲は幼馴染らしく、優しく彼を励ましている。 優希はいかにも悪友っぽく、体を叩いたり大声を掛けたりして励ましている。 和は――理知的にフォローはしているけど、そこに優しさが含まれているのが私には分かる。
[938]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2015/10/12(月) 23:26:16 ID:??? 皆の励ましで須賀くんの表情に張りが戻った。 咲は心の底から安堵してるし、優希は若干照れくさそうに。 和は須賀くんが自分の後ろにいることを、どこか誇らしげにしている。 竹井 久 （もし私が引退しても、来年にサッカー部が無くなってる――何てことはなさそうね） ｸｽ "悪待ち" で3年間待った。 中学生活初めての大会出場、どちらにしろ自分に "この後" の道はないだろう。 だったら――せめて自分の後ろに付いて来た後輩の道は作ってやりたい。 竹井 久 （だから――悪いけど負けて貰うわよ、諏訪社中） ﾆﾔｯ 嫌われ者は慣れている。 嫌われれば嫌われるほどに、私の存在は大きくなる。 そうなれば――きっと頼れる後輩たちがやってくれるだろう。 -Side Out- ＊清澄中がフォーメーションを変えました。 清澄中学校 4-5-1 2V －－①－－ ①須賀 京太郎 －－－－－ ⑥③－④⑤ －⑦－②－ ⑦染谷 まこ ②原村 和 －－⑧－－ －⑩－⑨－ ⑩竹井 久 ⑨片岡 優希 －－⑪－－ ⑪宮永 咲
[939]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2015/10/12(月) 23:35:36 ID:??? 君代 命 「……中盤が一気に肉厚になりましたね」 有栖 桃子 「スイーパーの原村がボランチに上がったわね？ あとはちっこい1年（片岡優希）が下がって、ちょっとサイドに張り出した？」 中盤を「N」の字のように変形させ、ボックス型を形成する4-5-1。 11番（宮永咲）にボールを集める？ スイーパーだった原村さんに何かをさせる？ いやいや、FWだった片岡さんをややウイング気味にしたのは一体……？ 迷っている間に審判が笛を咥え、試合再開となりました。 ……前半は3分とロスタイムだけ、どうしましょうかね。 竹井 久 「和、おねがいね」 ﾄﾝ 原村 和 「はい」 ﾊﾟｼ 染谷 まこ （うーむ、何度見ても不思議じゃのう……和のは。 頬が染まって行くというのは、どんな仕組みなんじゃろうのう……） ……原村さんが頬を紅潮させてる？ 疲れてるんでしょうか……それでもボールを下げられると、 ゆっくりとボールを持ったまま上がってきましたね。 有栖 桃子 「私もう守備はやんないわよ、体力きついし」 ｼﾚ まぁ有栖さんはそうですよね、さっきまで私の奇跡なしではスタミナ切れの瀬戸際でしたし。
[940]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2015/10/12(月) 23:38:40 ID:??? 君代 命 （仕掛けさせるかどうか……ボランチの位置とあって、ちょっと距離があるんですよね） ―――――――――――――――――――――――――――――――― どうする？ 残りガッツ 440/780 A 判断をみなさんに任せよう……。 B プレスを掛けさせる！ C いや、放っておこう。 D こっそり私がアタックしてみようか？ E 美月さんにこっそりやらせてみようか？（ステルスは現在発動していません） F その他 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 先に【２】票入った選択肢が採用されます。 （IDが確認出来るように投票してください、それ以外ではカウントされません。
[941]森崎名無しさん：2015/10/12(月) 23:43:40 ID:??? Ｂ
[942]森崎名無しさん：2015/10/13(火) 00:01:04 ID:tE1uWvMs B
[943]森崎名無しさん：2015/10/13(火) 00:11:45 ID:tIAiQAvs B
[944]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2015/10/13(火) 23:46:17 ID:??? B プレスを掛けさせる！ ―――――――――――――――――――――――――――――――― 君代 命 （いや――みなさんそう疲れてないはず、有栖さんにボールを集めすぎた分！） 「行ってください！」 菱型 咲夜 「わかったわ――やるわよみんな、DFに負けられないわ！」 南波 一枝 「 "高遠原の天使" ――相手にするには十分です、勝負だ！」 剣立 一馬 「数合わせくらいには……！」 揃って俊足の３人が、ボランチの位置でボールを持つ原村さんへ殺到。 さぁどうする？ 横に叩いて逃げるか、DFに戻すのか、それともGKに戻すのか――？ 原村 和 （身体が試合に溶け込んでいく――今なら） スッ―― 菱型 咲夜 「足を振り上げた、パス？」 原村 和 （見てきたプレーを元に計算、私のパススピードは36。 相手の守備範囲を計算に入れ、3人同時にカバーできる範囲を読む――） ｷｨｨ スイーパーだった選手とは思えない、大胆な縦へのパスと言う選択。 原村さんがどんな読みでリスキーなプレーを選んだのかわかりませんが……！
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0ch BBS 2007-01-24