※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【影の役者】鈴仙奮闘記30【天才の相棒】
[425]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/28(火) 00:37:25 ID:FwGPTSVM ギュルルル……パシッ。 てゐ「……パスカル君。中々のパスだけど……まだ私の『バックスピン兎玉』の威力には及ばないね!」 実況「ああ〜〜っと! そしてそして! これでボールが、前線の因幡てゐ選手に渡ってしまいました! 妹紅選手のクリアからパスカル選手のパスが綺麗に繋がっています!」 佳歩「れ、鈴仙さま……!」 鈴仙「――分かってるわ。佳歩!(聖徳ホウリューズのDF陣は今、必死にてゐのパスを止めようと走っているけれど……。 クリアにパスという速攻カウンターでここまで来た私達の方が位置取り的に有利! このまま、『インビジブルデューパー』を撃ちに行けそうな感じだけど……ここは、ここはどうするかなんて……! あの必死に前へ走ってる佳歩の顔を見たら、分かるわよね?!)」 A:――このまま、『インビジブルデューパー』で撃ち抜く!(威力:65)250×2消費 B:――このまま、『インビジブルデューパー』で撃ち抜くと見せかけて、蹴り先を枠外にする。(威力:??)250×3消費 C:このまま、てゐにドリブル突破で一対一を狙わせる。 D:自分(鈴仙)にグラウンダーのパスを要求する。 E:佳歩に『ラビットテイル』でゴールを狙って貰う。 F:佳歩にドリブル突破で一対一を狙わせる。 G:鈴仙「パスカル君、アンタも私達に続くのよ!」パスカルも誘ってみる。 H:その他 自由選択枠 鈴仙のガッツ:680/970 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[426]森崎名無しさん:2015/07/28(火) 00:40:03 ID:MwUUqXfw B
[427]森崎名無しさん:2015/07/28(火) 00:43:20 ID:wyBv08ys B
[428]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/28(火) 00:44:25 ID:FwGPTSVM B:――このまま、『インビジブルデューパー』で撃ち抜くと見せかけて、蹴り先を枠外にする。(威力:??)250×3消費 鈴仙「(……正直、マトモに考えたら。ここで佳歩の言う通りに、蹴り先をわざと外すなんてのは。 貴重な『インビジブルデューパー』の機会を自分からドブに捨ててく狂行よね……)」 いざ佳歩の策を遂行する段になって、鈴仙の脳裏には再び迷いが生じた。 それも当然である。常識的に考えて、今から自分達がしようとする事は、 漸く芽生え始めた勝利への道を自ら刈り取ってしまう事に他ならないからだ。 鈴仙「(もしも佳歩がマジで裏切り者で、私とてゐが無為に消耗するのを狙っての行為だったら……? ――今の状況を作り出す事こそが、あの試合前の半端な下剤混入事件の真の狙いってのも、あり得るんじゃないかしら……?)」 鈴仙の心には再び疑心の雲が浮かぶ。如何に感情が否定しようとしても、理性がそれを晴らそうとはしない。 ……ピタッ。 タッ、タッ……。 佳歩「れ、鈴仙……さま!?」 てゐ「(――ま。気持ちは分かるけどね)」 鈴仙の歩みは止まりかけていた。本当に、自分はこのまま佳歩の言う通りに動いて良いのか。 信じると決めた筈なのに、実際に行動に移せない自分が居た。 鈴仙「(な、なんてヘタレなんだろうか……私ってば。さっき、あんなにカッコ良く佳歩に頷いたのに……!)」 岸田「? CFの動きが鈍くなったぞ? まさかこのままあのMF(てゐ)に、ドリブルゴールでも目指させるのか?」 布都「いや、これはフェイントかもしれぬが……う〜む」 高杉「ウププ……もしかして、急に怖くなったんじゃないのか? 負けるのがさ」 大丸「そういう言い方は無いだろう……」
[429]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/28(火) 00:45:55 ID:FwGPTSVM ――敵チームの選手すらもが、訝しげに鈴仙を見ている。 一番悔しかったのが、あの小物っぽい高杉が鈴仙の心情に一番近い答えを導いていた事だろうか。 ともかく、鈴仙は最後の引き金。てゐに自分まで『エンシェントデューパー』を撃って貰うよう頼む事ができないでいた。 鈴仙「(な、何が『佳歩を信じる』よ……! 何が『真実の友情〈インビジブルデューパー〉』よ……! あれだけクヨクヨして、あれだけ慰められて。その結果がこれなの……!?)」 感情が理性に鞭を撃つが、理性は石のように動かない。てゐの足元へ布都と岸田が迫っている。 鈴仙は考えるのをやめ――。 『……ても良いと思う。そうやって割り切れないのが、あなたの良い所だしさ』 鈴仙「……?」 ――心の中から、どこか懐かしい声が聞こえた。 その声の主は誰だっただろうか。旧年来の親友だったか、それとも最近仲良くなった誰かか。 暖かい『誰か』の波長は、固くなった鈴仙の心に罅を入れた。 『……裏切られる事を怖がっても良い。ううん。むしろ、裏切られる事を怖がれない人に、人を信じる資格なんて無いよ』 誰かは鈴仙の恐怖を受け入れ、それでもなお、信じる気持ちは大切だと説く。 その声には自責の念があるようにも鈴仙には思えた。 傷つくのが怖くて、それで仲間を信じられずに逃げ出した自分自身に対する自責が。
[430]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/28(火) 00:49:14 ID:FwGPTSVM 『……だから。怖くても、失敗しても良いから――一歩踏み出して、鈴仙。昔のわたしが出来なかった事を、やってみせて』 ――鈴仙には、その声の正体が分かった。残存するノイズは薄れて消えた。 パスカルと中山との出会いで、鈴仙は過去の自分と決別し、強くなりたいと思えた。 輝夜や永琳、慧音や妹紅、てゐやウサギ達、他チームのライバル達との交流で、 鈴仙は自分を支えてくれる、認めてくれる存在を再確認でき、強くなれた。 そして……今。鈴仙は、ここまでたどり着いた自分自身を、信じる事ができた。できるようになった。 だから――。鈴仙は鈍る身体を無理やりにでも突き動かして、一歩踏み出した。 それは幻想郷にとっては小さい一歩でも、鈴仙にとっては間違いなく大きな一歩だった。 鈴仙「(……ありがとうね――昔の私。……それと、皆)……………てゐ」 てゐ「(鈴仙……なんか吹っ切れたね。それも、自分自身の力で吹っ切ったと見た)――あいよ!」 バシュッ! ギュンッ! ギュンギュンギュンギュン………! グワアアアアアアアアアアアアッ、バシイイイイイイイイイイイイイイイッ! ギュォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!! ―――ギュウウウウッ! グィイイイイッ……ン!! ギュンギュンギュンギュンッ!! ズッゴォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!! 布都「やはり来たか! 無敵の『インビジブルデューパー』とやら! だが我らも負、け……!?」 ギュウウウウウ………… 高杉「ひ、ヒイイイーーーー!! お助けーーーー!? ……って、なんだよ。これ、枠外じゃね?」 佳歩「何を言うんです。まだ終わりじゃありません。……私達がこれまで悩んで、楽しんで、練習して。 それで身に付けた連携プレーは……『真実の友情』は、こんなものじゃありません!!」
[431]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/28(火) 00:55:31 ID:FwGPTSVM 鈴仙とてゐは佳歩を信じて、インビジブルデューパーを遥か天空へ放った。 佳歩はその軌道を見て、得意げに頷き、――当然のように、ゴールバーを蹴って空中へと飛んだ。 まるで、鈴仙が最初からこの軌道にボールを上げてくれると信じていたかのように。 川上「な、なんだ……コレ?」 バッ! ダッ! バアァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ! グワァァァァ…! ……バギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ! ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!! ギュルギュルギュルギュル……バシュルルウッ!ギュンッ!ゴオオオオッ……ギュウウッ! 永琳「あの複雑怪奇な『インビジブルデューパー』の軌道を……あの佳歩が一発で読み切って。 しかもその上で、高空からヘディングで叩き落とした……! これは……『奇跡』なのかしら?」 中山「(……いや。奇跡じゃない。これは――必然だ。完全に俺では無く。 鈴仙さんが中心になって引き起こした……完璧なる、必然だ!!)」 鈴仙・てゐ・佳歩「「「――いっ……けぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーっ!!」」」
[432]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/28(火) 00:58:04 ID:FwGPTSVM 先着4名様で、 ★鈴仙→『真実の友情』 67 ( !card )+( !dice + !dice )=★ ★岸田→ブロック 43 (!card)+(!dice + !dice)+(人数補正+2)+(軽傷治療済-1)= 大丸→ブロック 43 (!card)+(!dice + !dice)+(人数補正+2)=★ ★布都→ブロック 51 (!card)+(!dice + !dice)+(人数補正+2)= 高杉→ブロック 53 (!card)+(!dice + !dice)+(人数補正+2)=★ ★川上→パンチング 58 (!card)+(!dice + !dice)=★ と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。 【シューター】−MAX【ブロッカー】 ≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。 =4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。 =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (パスカルがねじ込み)(永琳がフォロー)(川上がフォロー) ≦−2→聖徳ボールに。 【シューター】−【キーパー】 ≧2→鈴仙達の『真実の友情』が聖徳ゴールに突き刺さる! =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (パスカルがねじ込み)(永琳がフォロー)(ルナティックスのコーナーキック) ≦−2→聖徳ボールに。 【補足・補正・備考】 鈴仙のスートと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。 布都のマークがダイヤ・ハートで「大物忌正餐」(+7、200消費)が発動します。 高杉のマークがダイヤ・ハートで「顔面ブロック」(+6、150消費)が発動します。 高杉のマークがスペードで「頭突きブロック」(+4、100消費)が発動します。 川上のマークがダイヤ・ハートで「するどいパンチング」(+2)が発動します。 ――――――――――――――――――――――――――――――――― ……と、言ったところで今日の更新はここまでです。 鈴仙達の新技は超強力ですが、色々と制約があるのでロマン技になるかもです。 それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。
[433]森崎名無しさん:2015/07/28(火) 00:58:34 ID:??? ★鈴仙→『真実の友情』 67 ( ハート7 )+( 6 + 6 )=★
[434]森崎名無しさん:2015/07/28(火) 00:58:48 ID:??? ★鈴仙→『真実の友情』 67 ( ダイヤK )+( 5 + 2 )=★
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24