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【影の役者】鈴仙奮闘記30【天才の相棒】
[99]森崎名無しさん:2015/07/04(土) 22:20:21 ID:??? これは止めた時点でレッドになるだろうね。流した場合はわからないけど。
[100]森崎名無しさん:2015/07/04(土) 22:22:01 ID:??? 小田がイエローカードだから審判の心証は既にかなり悪いはず。策士策に溺れるとはこのことか。
[101]森崎名無しさん:2015/07/04(土) 22:24:55 ID:??? ダーティ失敗してきっちり反則を取られるとは いかにも岬らしいなw
[102]森崎名無しさん:2015/07/04(土) 22:31:06 ID:??? ミサキーヌにはレッドのカードを、姫様にはブロリーとパラガスのカード(ダス)をプレゼントだw
[103]森崎名無しさん:2015/07/04(土) 22:37:51 ID:??? ナナハンタックルをかわした翼と同じですタイね もう逆立ちしたって勝てねえな。 (まあ、パサー兼カット要員を早々に使い潰そうとする戦略がry)
[104]森崎名無しさん:2015/07/04(土) 22:43:32 ID:??? 影の役者天才の相棒、パスカルと岬の両方に言えるんですよね
[105]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/05(日) 00:12:51 ID:Sp+SD2e2 ★パスカル→ドリブル 52 ( ダイヤ7 )( 3 + 2 )+(クリップジャンプ+5)=62★ ★岬→ダーティディフェンス 54 ( クラブ3 )( 1 + 4 )+(ガッツ300未満ペナ-1)=58★*反則! ≧2→パスカル、ドリブル突破。そこで……? パスカル「(早い。そして……鋭い! ただ単に、自暴自棄になってのプレーでは無い! 計算され尽くした、俺を刈る事だけに特化したプレー! これを避けるには……地面では無い、空から攻めるんだ!)」 ガシイィッ! ポーーーンッ! 岬「ッ……!(何て早い判断力、そして思考力だ! この動きを見てから『クリップジャンプ』に行けるなんて、一部の直感型の天才位だと言うのに。 最初から最後まで理詰めで、この行動が出せるとは……。今の彼は、世界最高の秀才と言っても過言ではないな)」 岬はパスカルのプレーを冷静に分析していた。 ……ピィイイイイイイイイイッ! 審判が血相を変えて笛を鳴らし、胸ポケットに手を入れながら走っていてもなお、 岬は表面上はともかく、内心は冷静でいた。 岬「(……ここで来るのはレッドカードか、それとも温情のイエローか。どちらでも関係無い。 この試合の勝ち負けでは無い、僕の進退のみを考えるんだ、岬太郎……)」 詐欺師は苦境においてこそ、今こそが最大の好機であると振る舞う必要がある。 そう心がけていた岬は、誰にでも無くこう打ち明ける。 岬「――もう限界です、太子様……」
[106]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/05(日) 00:14:07 ID:Sp+SD2e2 中山「岬。まさか、お前……」 岬「……今更何を言っても、裁定は変わりはしないよ」 中山の言葉に対し、岬はそう静かに頭を振る。 ――しかしこの中山の反応は、岬が神子に隠れて、この試合前から通して作り始めていた、 大がかりな仕掛けの第一関門が無事に突破された事を意味していた。 中山「いいや、言わせて貰う。 ……審判さん。これを以て彼への裁定を考え直してくれ、とは言わない。 ただ……少し待ってほしい。彼にも恐らく、彼なりの事情があるのだから」 審判「あ、ああ……」 以前の聖徳ホウリューズと紅魔スカーレットムーンズとの試合で、 審判の間に割って出た霊夢のように、中山は審判の都合も気にせず話しだす。 その様子を岬は外面はおどおどとした様子で、内面ではほくそ笑んだ様子で観察していた。 岬「(そうだ。中山政男。君はどこまでも真面目で誠実、実直すぎる人間だ。 だからこそ君はここまで、普通じゃできない努力を愚直に積み重ねて、ここまで上がってこれたのだし、 そんな君は間違い無く、さっきのパスカルのような機転は利かさない。 自分の手を汚さず、豊聡耳神子の元から離れる計画を立て始めた時から。 僕の狙いは、最初から最後まで君だけだったんだ……!)」 完璧超人にも見える中山にも欠点がある事を、南葛FCでの彼をよく観察していた岬は熟知していた。 中山の根本は嫌になる位の白色。だからこそ、黒い企みの存在を知識としては知りつつも、 自身の周囲に根付くそれに対しては、僅かに鈍感な面がある事を岬は利用していた。 そうとも知らず、中山は語り続ける。
[107]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/05(日) 00:15:24 ID:Sp+SD2e2 中山「……今日の試合、俺達のチームの控室に何者かから下剤が届いていた。 そして、その何者かは俺達のチームの選手間を暗躍し、疑心を植え付けていた。 しかし。その何者かの計画は、案外大したことなく破たんした。 ――岬。お前は始めから、俺達のチームを害する気は無かったんじゃないのか? お前は俺達の誰かに気付いて欲しくて、件の工作を仕掛けた。 自分は神子の忠実な手下では無い、誰か自分を止めて欲しい……と、暗にメッセージを残すため」 岬「天才・八意永琳を。そして君を欺くのは、随分と骨が折れるからね。そう推測するのも、無理が無い、かな」 審判を置き去りにして、中山はそう結論を付ける。岬はそれを明確に否定しなかった。 鈴仙「確かに、あの時。私に佳歩の裏切りを暗示して来た時も、岬は騙すにはどこか様子がおかしかったような……」 佳歩「騙されてた私が言うのもおかしいですけど。 手紙とかドリンクとか、現場に跡を残す工作をしている時点で、何となく計画にちぐはぐさが残るような気がします」 てゐ「(まぁ、そりゃあそうかもだけど。……な〜んか、そこも含めてキナ臭い気がするねぇ。同業者的に考えて)」 そして、中山の指摘に則り、周囲の騙されていた者達も声を上げる。 今回の反則と言い、試合前の工作と言い、岬には何かしらの理由があるのではないか? そう思わせるような状況証拠が。そして今ここで泣きそうな顔をしている岬の表情にはあった。 無論一部には懐疑的な者も居たが。 中山や鈴仙と言った、チームにおいても中心的な人物の意図は、より確実にフィールド上へと広がって行った。 岬「(審判の判定がこれで甘くなるかどうかは運次第。 だけど、判定とは別の。周囲を包む、感情的な怒りの矛先は確実に鈍くなった筈だ)」
[108]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/05(日) 00:17:22 ID:Sp+SD2e2 これまでの遠大な岬の行動の意図の全てはまさにそれだった。 自分は途中で神子に捨てられるであろう事は、何となく分かっていた。 しかし、自分は神子に対し社会的な弱みを大量に握られている。だから、そう簡単には裏切りは出来ない。 そのために岬は、神子の命に従いながら、命に従う範囲内で少しずつ『保険』を積み重ねて来た。 ひとつひとつは僅かでか細い保険であり、実際の危機に際して効果があるかどうかは不明。 今回にしても、中山が岬を擁護しない可能性も高かったし、仮にそう動いても当の神子本人に止められる可能性もあった。 岬「(……中山。君はもう少し、自分の立場を考えるべきだったね)」 だが、今回の計画――中山の実直さを利用し、進退の危機に立った際、岬を擁護させる―― を立てるにあたり、岬には何となくのこれが成功するとの確信があった。 岬「(中山政男。――君はあの八雲紫から幻想郷を脅かす者として、危険視されている。 何故なら君は大きな力があるからだ。 目には見えないけれど伝播しやすく、僅かに触れただけで、その者の在り方を変えてしまう、大きな力が。 僕は君と言うよりは、君の持つ強大なその力を、利用させて貰ったんだ。 そう―――君や森崎、そして今や君のチームメイト達が持つ、大いなる『希望』の力をね)」 岬は目を閉じて審判の裁定を待つ。 果たすだけの手はこれまで打って来た。そしてそれを実らすための振る舞いにも心がけて来た。 それでも、審判の裁定は覆らない可能性はある。しかし、今や岬はそれを恐れていない。 岬「(これで少なくとも、僕が豊聡耳神子の完全な言いなりになったとは見なされない筈だ。 そして、神子にしても、公然と裏切り行為を働いていない僕を罰するのは、建前上難しい筈。 ……どうだ。聖徳太子。これが僕の……詐欺師としての、持てる全力だ)」
[109]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/05(日) 00:20:02 ID:Sp+SD2e2 神子「………(……成程、君はそういう『仕込み』をしていた訳か。面白い)」 神子は弟子の成長を喜ぶ師匠のような気色の笑みで岬を見つめている。 そんな彼女の余裕染みた態度に岬は僅かな恐怖を覚えながらも耐え。そして――。 先着1名様で、 ★岬の運命→!card★ と書き込んでください。カードのマークや数値で結果が分岐します。 ダイヤ・ハート・スペード・クラブ7以上→イエローカード! クラブA〜6→レッドカード! JOKER→岬「僕はこれから、心を入れ替えてルナティックスの一員になる!」なんと、岬が聖徳ホウリューズを裏切った! *本来は流しても良い局面でしたが、イベントの都合でどうしても試合を止めさせていただきました。 *故意に反則をしたこともあり、岬への裁定はかなり厳しくなっています。 *……が、岬の口上(と言う名のイベント補正)により、退場率は本来よりも低くなっています。
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0ch BBS 2007-01-24