【飛び出せ】ミサト監督の挑戦6【次世代】

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[27]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o ：2015/07/23(木) 13:28:45 ID:??? 
★ファルコ スペード2 ★
スペード…ジャコウの紹介

ファルコ「我が帝都の政治家で、ジャコウという男がいるんだが…彼を雇えないか？」
ファルコは、天帝を幽閉していたならず者だが、優れた資質を持った政治家で策略家だとジャコウを紹介した。
ファルコ「南斗の男達が、帝都を陥落させてくれたおかげで捕らえる事が出来てな。」
ファルコは、サウザーを向く。サウザーは…頭上に？を浮かべている。
側近「(言えない…プロモーションビデオ撮影の為に帝都を陥落したなんて言えない…)」
ミサト「分からないわね。何故帝都を追われる男を私達に紹介するの？」
ファルコ「如何に帝都を追われるとはいえ、優れた資質を持つ男だからだ。
全ての闇の部分を一身に担い、その政治力は図抜けたものがある。
我が帝都では精神的に安定せず、反乱を起こす種となったが…
精神的に安定させている事が出来れば、これ程心強い男もいない。」
ミサト「何故助命を？死刑にしないの？」
ファルコは、一拍の間を置いて語った。
ファルコ「…甘いと言われようが、私にはこうする他になかった。」
無益な殺生をしたくない。恐らく、ジャコウにしても帝都に害を与えないという条件での助命だろう。
助かりたい一心で、ジャコウはファルコに縋ったに違いない。そして、ファルコもまたそれを無碍にしなかった。
甘いと言えばそれまでだが、人間味溢れる仕置だ。
ミサト「条件は？」
ファルコ「我が帝都との交流、そして必要とあらば金銭の支援か、交換留学か。
我が帝都のクラブチームとの姉妹提携でも良い。発足間もないチームとしては、好条件だとは思うが。」
ミサト「ふむ。ファルコ、ジャコウの行き先さえ決めれば、その提携はアリかしら？」
ファルコ「無論。その場合は金銭の支援は出来なくなるが。」
ミサト「(こいつは思案のしどころね。)」
アルバトロスに引き取るならば、帝都からの金銭的な支援も含めたバックアップ。そして優れた政治力も手に入る。
他に就職先を見つけるならば、帝都のクラブチームとの交流。
断ってもファルコは特には恨みに思わないだろう。
ミサト「(優れた資質を持つ政治家であるならば、紹介すべきは我留間か。)」
彼の盟友・紗亜の秘書とするならば、紗亜の影となり働くだろう。
その精神の安定が何であるか、分からないが。

前次写

0ch BBS 2007-01-24