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【がんばれ】ライ滝第三十五話【甲児君】
[794]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2015/12/09(水) 23:57:16 ID:??? >>793 乙感謝です 石崎の引き如何では十分迎撃出来ていただけにここでのクラブは本当に痛かったですね このスレの石崎は普通に強いので敵として戦う時は十分に警戒する事をお勧めします 審判「反町君! 大丈夫かね!?」 反町「うぐぐぐぐ……」 得点を告げるホイッスルを鳴らし終えるやいなや、審判はすぐさまグラウンドに転がる反町の元へと飛んでいった。 背中を雷獣シュートを放つ土台代わりにされたのだから無理もない事だろう。 当然反町はうめき声を上げながら地面をのたうち回っていたが、当の加害者たる日向は涼しい顔でその光景を眺めていた。 日向「ふん、慌てるな。こいつの背中はそんなに軟じゃねえ(ように改造してある)。 しばらくは痛むだろうが怪我はしてない(ように改造してある)はずだぜ」 審判「え……あ、本当だ」 俄かには信じられずにいた審判であったが、確かに良く見てみれば反町の背中は赤くなってこそいたが全くの無傷であった。 ショッカーによってポイズン男に改造されていた反町の背中は、土台として活用できるよう強化を施されていたのである。 こうなれば審判としても必要以上に文句をつける事は出来ない。 審判は日向に軽く注意だけをすると、持ち場へと戻って行くのだった。 反町「うごごごご……(日向の奴、ひょっとして怪我しない程度には気を使ってくれたのか……?)」 日向(計算上じゃ反町の背中はまだ雷獣シュートの威力を上げても耐えられるんだったな。次はもっと強烈なやつをぶち込んでやるぜ)
[795]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2015/12/09(水) 23:58:28 ID:??? 一方、延長後半になって遂に失点を許してしまった南葛サイドはといえば。 まずは反町に対した怪我がない事に一同揃って安堵の表情を浮かべていた。 岸田「どうやら反町は無事だったみたいだな。まずは何よりって所か」 石崎「ああ。しかし、日向の野郎がここまでとち狂ってやがるとは思わなかったぜ……あ痛てて」 中里「うむ。あれぞ正に魔王であろう。拙者心底肝を冷やしたでござるよ」 井沢「日向の野郎の事はとりあえずここまでだ。今はこの後の事を考えるぞ」 仙道「延長後半で0-1。時間を考えりゃ次がラストチャンスだな。となれば俺達が取るべき行動は――」 この言葉に、一同は一斉に一人の男へと視線を向ける。 長野「俺の一発、か……」 それは勿論南葛の最大火力保持者、長野に向けてであった。 仙道「ここまでお前は二発撃って二回とも負けてるわけだが……やるかい?」 仙道の問いに、長野は即座に首を縦に振る。 長野「当然ですよ。今度こそ必ず決めて見せます」 仙道「ふ、上等。そんじゃ俺達は何が何でも長野にボールを繋ぐぞ」 浦辺「了解です!」
[796]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2015/12/09(水) 23:59:48 ID:??? 長野に渡して長野が決める。 この窮地にあって、南葛のこの後の作戦は非常にシンプルであった。 残り時間も僅かな今、彼らにそれ以外の行動を取る選択肢は残されておらず、 それ以上にチームメイト達が長野を信じていたが故の作戦であった。 そして―― ピィィィィィッ!! 泣いても笑ってもこれが最後。 両チームの命運を決める、試合再開のホイッスルが高らかと鳴り響いた。 【分岐】 先着一名様で、 【延長判定、その4→!card】 !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します 【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります ダイヤ→仙道がPA手前で東條からファウルを奪う! 最大のチャンスだ! ハート、スペード→南葛決死の攻撃によって長野にボールが渡る! クラブ→南葛、東邦の守備を切り崩せずに試合終了。優勝は東邦学園! JOKER→なんやかんやで長野が若島津の腹をぶち抜きます 本日はこれだけとなります それではー
[797]森崎名無しさん:2015/12/10(木) 00:02:16 ID:??? 【延長判定、その4→ ダイヤ5 】
[798]森崎名無しさん:2015/12/10(木) 12:46:01 ID:??? とりあえず反町の心配するシャークはスポーツマンの鑑だと思うの
[799]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2015/12/10(木) 22:46:45 ID:??? >>798 本編と比べて環境が非常に良いためかこのスレの南葛組は井沢岬高杉辺りを除くと非常にKENZENな成長をしております 可能な限り更新をすると言っておいて大変申し訳ありませんが、本日ちょっと筆が進まなかったので更新を休ませていただきます また明日は職場の忘年会の為更新が出来ません。ご容赦下さいませ
[800]森崎名無しさん:2015/12/12(土) 16:03:00 ID:??? ジャンピング雷獣シュートの致命的欠陥に気づいてしまった 現在ツートップでシュートの性質上どうしてもFW二人が纏まって動くことになる浮き球シュートなのでオフサイドトラップに死ぬほど弱い 同点になったら提案してみるか
[801]森崎名無しさん:2015/12/12(土) 19:02:41 ID:??? 南葛はほぼ自動だから無理じゃない?
[802]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2015/12/13(日) 00:16:30 ID:??? >>800-801 残念ながらオフサイドトラップは誰かがスキルを持ってないと使えないのが森崎板なのです(知ったような口) 延長判定、その4→ダイヤ5 →仙道がPA手前で東條からファウルを奪う! 最大のチャンスだ! 仙道「……」 試合再開直後、ボールを受け取った仙道はしばしなにか考え込む素振りを見せる。 ただ長野にボールを渡すだけならばそう難しくはないが、そこからより確実に点を奪う方法は何かないか。 仙道はそれを思案していたのである。 ――そして、彼は一つの方法を思いついた。 仙道「よし、そんじゃ行きますか」 作戦を閃くやいなや、仙道はドリブルを開始。 仙道「悪いが押し通らせてもらうぜ」 日向「ちいっ!」 反町(背中痛い) ザ・サッカーカット「はわわ」 最早後がない状況に極限まで研ぎ澄まされた仙道のドリブルのキレは凄まじく、 東邦の前線の選手達は一息に突破を許してしまう。
[803]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2015/12/13(日) 00:17:38 ID:??? 仙道「行くぜ、浦辺」 浦辺「はい!」 東條「またパスで逃げるのか!」 立て続けに仙道はそのままボランチの浦辺と共にパス回しを行い、東條を翻弄した末に抜き去るのだった。 その際仙道は東條にほんの一瞬だけ顔を向け、小さく笑みを浮かべる。 東條「あいつ……!」 言葉にこそ出さなかったが、表情から仙道が自分を嘲っていると確信する東條。 ここまで仙道を相手に良い所がなく焦りを募らせていた事もあり、彼は激情のままに仙道を後ろから猛然と追い始めた。 それが罠であるとも知らずに。 東條「僕は……僕は英雄になるんだーっ!!」 仙道「うおっ!」 仙道の動きは遅く、PA手前で彼を射程圏内に捉えた東條はなりふり構わず背後から強烈なスライディングタックルを放つ。 これを仙道はかわす事が出来ず、仙道は勢いよく吹き飛ばされボールは東條が確保するが―― ピィィィィィッ!! 東條「え……?」 直後、東條のバックチャージを告げる審判の笛が高らかとグラウンド上に鳴り響いた。
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0ch BBS 2007-01-24