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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】
[163]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/13(日) 15:41:11 ID:??? つかさと大妖精も鈴仙の援護に回り、 自分達には用事があるため長居はできないという事を伝えようとするが、 意図が伝わらなかったり、アリスの繊細な心の琴線に触れてしまったりして、話は中々進まない。 そのうち、「とりあえず、暫くはアリスのペースに合わせておいて、機を見計らって外に出よう」 という暗黙の合意を経て、鈴仙達は暫く、アリスとの楽しい昼食会に興じる事にした。 アリス「(フフフ……気の合う友人達が訪問して、都会派なガールズトークに明け暮れる……。 ――これだわ。これこそが私の憧れていた暮らしだわ……)うっ、うっ……。 お母さぁん……、わたし、今まで生きててよかったぁ……」 鈴仙「ま、まぁまぁ泣かないで、アリスさん。ほらっ、このマドレーヌとか カルボナーラ とか凄く美味しいですよ! (そんなに私達が来てくれたのが嬉しかったんだ……)」 つかさ「でも……本当に大丈夫? もしも本当にチルノの事が心配だったら、 鈴仙さまとも相談して、無理矢理にでも外に出られるようにするけれど……?」ヒソヒソ 大妖精「うーん……そこまでしたら、凄く迷惑をかけちゃいますし、大丈夫です。 それに、チルノちゃんはその辺りの妖怪よりも強いですし。 ――最悪、妖精は万一があっても暫くしたら復活できますから。 だけど、どういう言い訳をするべきかは、今のうちに考えておいた方が良いかもですよね……」ヒソヒソ ――なお、アリスは感極まって泣きじゃくり、鈴仙はそれを窘めるのに必死になり。 つかさと大妖精は苦笑しつつも、如何にして穏便にこの場を抜け出すかの計画を練っているような昼食会が、 果たして本当に楽しいのか否かについては議論の余地があった。
[164]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/13(日) 15:42:33 ID:hy6RxmoI ***** アリス「悪かったわね、長時間引き留めてしまって。次はもっときちんとした用意をしておくわ」 鈴仙「あ、あはは……(次……あるのかなぁ)」 つかさ「(つ、疲れた……! 決して悪い人では無いと思うのだけれど……)」 大妖精「(チルノちゃん、結局来なかったし。なんかきっともう、一人で帰ってるような気がする……)」 鈴仙達が結局解放されたのは、アリスの家に入ってからおよそ4時間後の午後二時半。 三時のおやつを作ろうとしたアリスが手元の材料を使いきった事に気づき、 それを口実につかさが鈴仙よりも上手い口八丁で、帰る理由を捻りだせた事がきっかけだった。 つかさ「鈴仙さま……これから、どうしましょうか」 鈴仙「そうね。思った以上にアリスさん家で時間を食っちゃったし……」 大妖精「私も元気にはなったので、空を飛んで一人でチルノちゃんを探すなり、 一旦森の出口や、湖に戻ってみるなりは出来そうです」 つかさ「――私としては、これ以上鈴仙さまにお時間を取らせるのも恐縮ですから、 チルノに会いに行くのはまた後日となっても良いのですが。 ――大妖精ちゃんも、さっきの昼食会の時に約束してくれましたし」 大妖精「ええ。チルノちゃんは見つからなかったけれど、薬を貰ったりお世話になりましたから。 だから、もしもつかささんがチルノちゃんに会いたいと言うなら、お手伝いします!」 また、大妖精とつかさの会話を聞くに、アリスの家で過ごした時間は必ずしも全くの無駄では無かった。 昼食会で体力を回復し、ある程度つかさと心を通わせた大妖精は、 鈴仙達が今すぐにチルノ探しを手伝わずとも良く、また、後日でも彼女に会えるよう便宜を図ると言ってくれている。
[165]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/13(日) 15:46:13 ID:hy6RxmoI 鈴仙「(……うーん。そういう事なら、ここは大妖精の好意に甘えて、午後は別の事をしていようかしら? それともここまで来たからには、最後まで大妖精に付き合っておくべきかしら? 別にどっちを選んだからって、私への評価値がどうなるとかも無いとは思うけれど。ここは――)」 A:このままチルノ探しを続行する。(午後の自由行動フェイズを消費します。必ずチルノは見つかります) B:今日は諦めて、一旦永遠亭に帰る。 (午後は普通通りに自由行動や練習等できます。また、次回は必ずつかさをチルノに会わせる事ができます) 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *アリスの評価値が大きく上がりました。 *大妖精の評価値がやや上がりました。 *つかさの評価値がやや上がりました。
[166]森崎名無しさん:2015/09/13(日) 15:49:31 ID:OIhxJrqg A
[167]森崎名無しさん:2015/09/13(日) 15:57:03 ID:??? A
[168]森崎名無しさん:2015/09/13(日) 15:57:03 ID:??? A
[169]森崎名無しさん:2015/09/13(日) 16:03:33 ID:y7P1/qlE A すみませんまちがえました。
[170]森崎名無しさん:2015/09/13(日) 17:08:15 ID:??? Cトモダチのためにお菓子の材料を買ってくる
[171]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/13(日) 17:24:52 ID:hy6RxmoI A:このままチルノ探しを続行する。(午後の自由行動フェイズを消費します。必ずチルノは見つかります) 鈴仙「(――まぁ、でも。乗りかかった舟だしね)……いや。つかさ。 私の予定については気にしなくても良いわ。探しましょ、チルノの事」 つかさ「えっ……ほ、本当に良いんですか?」 鈴仙「――まぁ、特段の用事もないしね。だったら、善は急げとも言うし。 それに、私の都合的な意味でも、チルノには早く会えた方が良いっていうか」 大妖精「――すみません、ありがとうございます」 ペコリと頭を下げ感謝の意を伝える大妖精に鈴仙は照れながらも、 このままチルノ捜索は続行される事となった。 ……が、幸運な事にチルノはその後、想像以上にアッサリと見つかった。 大妖精「……あ、あれは!」 鈴仙一行がアリスの家から出てから数分。 暗い森の中でも一際目立つ鮮やかな水色のワンピースが目に入った。 大妖精が真っ先に駆けだして行くと、 それは右手に直径50センチもの巨大キノコを剣のように持って行進しているチルノだった。 チルノ「あっ、大ちゃん! ごめんごめん置いてきちゃって! 白黒の家からキノコ貰おうと思ってたら、そのまま長居しちゃってた!」 大妖精「そっか。チルノちゃんは魔理沙さんの家に居たのね。 私はアリスさんの家で、その、ちょっと……ゆっくりしていたから大丈夫だよ」
[172]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/13(日) 17:25:55 ID:hy6RxmoI つかさ「良かったですね、見つかって」 チルノ「……ん。なんだお前は。ちっこいな」 暫くは二人で無事を祝っている妖精達だったが、 後ろで見守るつかさと鈴仙の存在に気付いたチルノは、つかさを見上げながらそう言った。 つかさ「実は、私も貴女の事を探していたのよ。私、貴女のファンですから」 チルノ「えっ、あたいのファン! あんた、中々妖精を見る目があるじゃないの!」 訝しげにつかさを睨んでいたチルノだったが、「ファン」という言葉を聞くやいなや態度は一変。 目立ちたがり屋な氷精は嬉々揚々とはしゃぎ回り、 誰に向けてかは知らないが、兎に角誇らしげに小さい胸をえっへんと張っている。 つかさ「……それで、お願いがあるのだけど」 チルノ「ふふーん。何かね弟子一号よ! 三回回ってワンと鳴いても良いのよ!」 チルノの中で、「ファン」とは弟子という意味らしい。 大妖精を無視してキノコをブンブン振り回すチルノに対して、 つかさはあくまで謙虚に、かつ畏敬の念を持って、こう願い出た。 つかさ「――もし良ければ。私の近くで、貴女のブロックを見せて欲しいの」 チルノ「え……あたいの……蛙? 凍らせたやつ?」 大妖精「チルノちゃん、それはブロックじゃなくてフロッグだよ。ブロックはサッカーで、シュートを防ぐための動きの事だよ」 チルノ「あれ、そうだっけ。――ま、それなら別にいーけど。減るもんじゃないし」
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0ch BBS 2007-01-24