※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】
[179]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/13(日) 23:02:34 ID:hy6RxmoI ★つかさの特別ブロック練習(?)→ ダイヤ2 ★ ★チルノによるコーチング(?)→ スペードK ★ 10〜15→つかさ、ガッツウーマンになる。 最大ガッツ+100 鈴仙「で、でりゃああああっ!」 グワアアアアッ、バシュッ、バシコーンッ! グワアアアアッ、バシュッ、バシコーンッ! チルノ「……いってぇええっ! いや、痛くないもん!」 鈴仙「ど……どおっせーいっ!」 グワアアアアッ、バシュッ、バシコーンッ! グワアアアアッ、バシュッ、バシコーンッ! チルノ「へ、平気平気ぃ! この程度痒いくらいね!」 鈴仙「はぁ、はぁ……ま、まだまだぁ〜っ!」 グワアアアアッ、バシュッ、バシコーンッ! グワアアアアッ、バシュッ、バシコーンッ! チルノ「ごぶほっ! ……ふーんだ、こんなの楽勝よっ!」 鈴仙「……(あ、脚が痛い……! こいつ、どんだけ石頭なのよぉ……!?)」 グワアアアアッ、バシュッ、バシコーンッ! グワアアアアッ、バシュッ、バシコーンッ! チルノ「ら、楽勝楽勝、あたいさい……きょ……――――」
[180]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/13(日) 23:04:02 ID:hy6RxmoI パタン。 鈴仙「……はぁ、はぁ。やっと、やっと気絶した……!」 いざ顔面ブロックの練習を開始してみると、鈴仙の予想以上にチルノはしぶとかった。 つかさの時もそうだったが、チルノはそれ以上に負けん気が強かった。 どうしても負けない、弱い所を見せたくない、最強でいたい。 そうした思いから発せられる、子供らしい小生意気な強がりは、しかし終盤になると鈴仙にとって恐怖に感じた。 鈴仙「……信じられない。三千回は全力で顔面を蹴り飛ばしたのに、 一回休みにすらならず、意識を失う寸前まで全然気力が衰えてなかったわよ。 普通の人間だったら今頃、良くて植物人間。悪けりゃ死んでるな筈なのに」 つかさ「……そうか。分かりましたよ鈴仙さま」 そして、鈴仙にとってはおぞましかったチルノの挙動は、つかさにとっては至極納得の行く道理であったらしい。 ぐったりと倒れ込んだチルノの横顔を見つめながら、つかさは興奮を抑えながら鈴仙に語ってくれた。 つかさ「――要するに、「やる気」なんです。彼女の場合は」 鈴仙「は?」 が。小一時間の暴力の末に得たつかさの気付きは、たったの一言。 温厚な鈴仙は思わず威圧的な口調で問い返してしまうくらい、その結論は単純だった。 つかさ「――単純に、彼女はやる気、気合、根性……全てにおいて、優れているんです。 そして、その引き金となる動機も多い。 種族妖精として感じる、他種族へのコンプレックス……。最強になりたいという願い、大妖精さんを守りたいという想い、 ライバルである光の妖精に負けたくない意地、密かに憧れている来生さんに追いつきたいという目標、 ――色々な気持ちがあるからこそ、彼女は強いんです」 鈴仙「な、成程……(今のでそこまで分かったんだ……覚り妖怪か何か?)」
[181]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/13(日) 23:05:37 ID:hy6RxmoI 無論、こうして正確に話を聞けばつかさは一連のチルノの頑張りに、明確な意義を見出しているようだった。 チルノの強さを語った後、つかさは自分の弱さについて鈴仙に語ってくれた。 つかさ「私は……今にして思うと、彼女程色々な気持ちが無く。 また、一意に専心する事こそが最上だと考えていました。 私はただ守る。Dちゃんを、姫様、チームの皆を守る。ただそれだけだ……と。 勿論、こうした気持ちは大事です。だけど、私はそう考える事で、甘えを許していた気がするのです。 『皆を守る事さえ出来れば、自分は最強で無くとも構わない。弱くとも構わない』。 一つの考えに固執する事で、私は他の考えを深める努力を怠っていたのだと思います」 鈴仙「他の考えを、深める努力……か。――何だか、中山さんみたいな事を言うのね、つかさったら」 つかさ「鈴仙さま程じゃないですよ。鈴仙さまはチルノ以上に行動で示していますよ。 中山さんが教えてくれた、道が無くてもなお、もがこうと努力する事の大切さを。 ……兎に角、私は分かりました」 ゴオオッ……! つかさがそう呟くと同時に、風のようなうねりを上げて強烈な妖力が渦巻いた。 それはこれまで鈴仙が片鱗のみ感じていた、 つかさの体内に眠る「ガッツ」のポテンシャルそのものだった。 つかさ「サッカーにおける「ガッツ」とは、純粋な体力では無いのです。 刻一刻と変わりつつづける状況下で、最善のプレーを維持する為の精神力。 ごく一瞬のチャンスに、如何に食らいついていけるかの集中力。 心技体全てが揃って初めて、ガッツというものは満たされるのです!」 そう豪語するつかさの佇まいにハッタリは無く、 実際に彼女からはこれまでよりも更に一回り上の、瑞々しい「ガッツ」に溢れていた。 鈴仙「(うんうん。何か色々酷い事もあったような気もするけれど。 結果的にはつかさが更に成長できるきっかけを掴んだみたいで、めでたしめでたしね……多分)」
[182]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/13(日) 23:06:45 ID:hy6RxmoI ――そして、鈴仙は二点程忘れていた。 つかさ「――さあ、鈴仙さま! 次は私です! 夕べは千回が限界でしたが、今日はまだまだ夜が長いですからね。 チルノに合わせて三千回……いえ! チルノに勝つべく五千回! 五千回です! 私を蹴って蹴って蹴りまくって下さい! そしてブロックの極意を私に掴ませて下さいませ!」 バッ! 鈴仙「わ、ちょ。土下座までしないでよ……!」 まず一つに。 普段は淑女であるが、サッカーの場においてはクレイジーとも呼べるガッツウーマンであるつかさが、 他人の練習光景を見ただけでは納得する筈が無いという事を。 そしてもう一つに――。 ザッ、ザッ……。 アリス「ふう。今日は買いすぎちゃったわね。小麦粉を三十キロに、砂糖を8キロに、卵を4ダースに……。 これだけあれば、きっと次のティーパーティは大丈夫よね、ウフフ……」 鈴仙「あ、アリスさん!? 結局あの後買い物に行ってたんですか……?」
[183]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/13(日) 23:08:45 ID:hy6RxmoI アリス「あ……あら。鈴仙じゃない。まだそこに居たの。素直じゃないわね。 やっぱりお茶とお菓子が欲しいならそう言えば良かったのに……って。あら? その血だまりは……」 鈴仙「!? わ、私じゃない……私じゃなーーーーいっ!? 私だけど、私じゃなかったーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!?」 ……鈴仙のすぐ近くに、チルノを中心とした大きな血だまりが出来ていて。 更にそこには気絶した大妖精が倒れている上、 血濡れの足元には、つかさが跪いて許しを乞うている(ように見える)ような。 もしもそんな光景を、第三者が見た場合、どのような感想を抱くのが普通であるか、という事を――。 ――なお、アリスは「友達」である事を理由に鈴仙を通報せず、 事情をしっかり聴いてくれた上でチルノを介抱してくれたので大事には至らなかった。 友達の大切さが身に沁みた鈴仙だった。 *つかさの最大ガッツが+100されました。 *更につかさがスキル・ド根性(ガッツが0になるまでペナを受けない。しかしガッツが0以下になると強制退場)を 習得しました。 *つかさの評価値が大きく上がりました。
[184]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/13(日) 23:18:12 ID:hy6RxmoI 〜大会17日目・午前〜 鈴仙「昨日はアリスさんのお蔭で助かったわね……。 もしも目撃してたのが魔理沙とか別な人だったら今頃私、永遠亭の地下牢にでも放り込まれてたわ……。 ――さ、さて。今日はどうしようかな。 決勝戦がいよいよ明日に近づいた事だし、最終調整にでも入った方がいいかしら。 それとも、幻想郷でやれる事を済ませておこうかしら……・?」 A:自由行動をする(自由行動フェイズに移ります。更に分岐) B:練習をする(一人か仲間で練習したり、コーチングをします。更に分岐) C:狂気度を使用する(更に分岐。一部を除き、この行動では時間を消費しません)鈴仙の狂気度:28 D:現在の能力値を確認する(この行動では時間を消費しません)(※1票決) ×:アイテムを使用する(この行動では時間を消費しません) ※「ボロボロのボール」など、練習用アイテムはCの練習の選択時に使用してください。 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 (参考:大会17日目〜大会18日目(決勝戦終了)までのスケジュール) 午 前 午 後 17日目 休 み←今ココ聖徳×紅魔(三位決定戦) 18日目 休 み 永遠×博麗 ※試合のある時は、鈴仙は自由行動ができません。 ※新聞イベントについては今回・明日分も省略して、博麗連合戦時に役立つ情報を少し開示する、 などという形を取る事で代用したいと思います。 ※予定として、決勝後から残り時間までは、行動の指針を示す為にも新聞イベントを復活して、 ついでに最初の方にやっていた選択式に戻そうかと考えています。
[185]森崎名無しさん:2015/09/13(日) 23:20:25 ID:d1P4yHPU B
[186]森崎名無しさん:2015/09/13(日) 23:21:39 ID:??? 狂気度が上がってもおかしくない光景ですね(震え声) レミリア様のシュート講座 しゃべるボール完成 どちらか?
[187]森崎名無しさん:2015/09/13(日) 23:26:04 ID:??? 狂気の沙汰ほど面白い(白目)
[188]森崎名無しさん:2015/09/13(日) 23:27:13 ID:OIhxJrqg B
[189]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/13(日) 23:31:58 ID:hy6RxmoI B:練習をする(一人か仲間で練習したり、コーチングをします。更に分岐) 鈴仙「……よし。今日は決勝前日だからね。最終調整を進めていきましょうか」 現在の能力値 選手 ド パ シ タ カ ブ せ 総 高/低 鈴仙 52 52 53 51 50 46 52 356 2 3 所持中のフラグ:タックル(10/20)、スルー(15/20)、オフサイドトラップ(18/20)、フェアプレイ精神(17/20) 最大ガッツ:980 (必殺技リスト) →たくさんあるので省略。>>2を参照してください。 A:基礎能力を上げる(更に分岐) B:必殺技の練習をする(更に分岐) C:スタミナをつける(判定で最大ガッツが上がります) D:コーチングをする(更に分岐)※記号の後にコーチしたい選手名を記載してください。(例:DウサギA、ウサギB) ☆現在一緒に練習できる選手☆ 妹紅、慧音、てゐ、中山、輝夜、佳歩、霞、ウサギC、ウサギD、つかさ、永琳、パスカル:無条件で参加 ☆コーチング可能な選手☆ 永琳、パスカル、中山を除く全選手 (続きます)
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24