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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】
[488]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/26(土) 01:04:39 ID:??? こんばんは、今日も帰りが遅くなりましたが更新していきます。 >>486 霊夢はパスカルに、森崎は鈴仙に出し抜かれてしまいましたね。 博麗連合は攻撃の方法も沢山あると思うので、まだまだこれからですね。あ >>487 とりあえず萃香乙ありがとうございます。 萃香さんも選手としての格はかなり高い筈なのですが…w
[489]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/26(土) 01:20:36 ID:??? D:「どうかしら。これであんたも私に釘づけになったんじゃない?」好戦的に。 鈴仙「――永遠亭ルナティックスは、中山さんだけのチームでは無い。 よそ見をしてるんだったら。その隙に私の瞳で、あんたを火傷させてあげるよ」 鈴仙はここで、敢えて仲間に対してでも無く、自分自身に対してでもなく、森崎に対して勝気にそう言い放った。 それはこれまで森崎が自分では無く中山に対して注目を向けていた事への、ちょっとした嫉妬だったのかもしれない。 赤い瞳を輝かせて、鈴仙は森崎を見つめながらこう続けた。 鈴仙「……ここまで言えば。あんたも、私に釘づけになったんじゃない?」 森崎「ああ、なったよ。お前のあまりの痛さと残念さにな。 なんだよ、あんたを火傷させるって。今時、中学二年生でもそんな痛いフレーズ思いつかないぞ」 鈴仙「な、なんですって……。私のセンスは月でも評判だったのよ!?」 それに対し森崎は不敵に笑いながら悪意を籠めつつ、しかし短く応える。 過剰に反応をすれば鈴仙を喜ばせる結果になる事は、これまでの経験上良く分かっていたからだ。 そして案の定、攻撃はともかく口撃は未だ不得手だった鈴仙は、あっさりと崩れて狼狽えていた。 ――しかし。 そんな中でも鈴仙のこのシュートは。この力強い一言は。森崎の意識を知らずの内に大きく変えていた。 森崎「(やってくれるぜ。だが……次はない。 次こそ、お前がショックで失禁するシーンを見て、爆笑してやるぜ。――鈴仙)」 森崎は心の中で眼前の少女の名をハッキリと呼んだ。 森崎にとっての鈴仙は、中山の周囲に転がる路傍の石では無くなっていた。 *森崎の評価値が上がりました。 *鮮やかなゴールを決めた事で、人気が大きく上がります。87→90 *貴重な先制点を挙げた事で、永琳印象値が上がります。53→54
[490]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/26(土) 01:35:27 ID:??? パスカル「……ああ、レイセン。丁度良い所に」 鈴仙が自陣が戻った頃、ルナティックスメンバーは簡単な動きの確認をしていた。 それはある意味では恒例の光景だったが、今回は一点違う所があった。 今回の議題はチーム全体の動きでは無く、フォーメーションに関する不備の確認だった。 慧音「いや。ミーティングの時と今実際のフォーメーションが、少し違っていた気がしてな。 具体的には、佳歩と鈴仙の位置が反対だったのでは無いかと思ったのだが……」 てゐ「う〜ん。……確かに気付かなかったけど、『インビジブルデューパー』を撃つには、 私と鈴仙の位置を近づけといた方が、ワンツーとかで攻め上がり易い分撃ち易くなる気がするしなぁ」 中山「無論、今回の試合開始直後のように、 タックルも長けた鈴仙さんがウイング側の位置に居たからこそ取れるボールがある。 また、『インビジブルデューパー』を撃つ事だけに限れば、 鈴仙さんとてゐさんは、必ずしも近づきあっている必要は無い。 だから、今の布陣が完全に不利であるとは言えないが……少し妙だな。 内容の是非というよりは、一度決めた内容とは別の内容が平然とまかり通っているという事実が」 輝夜「……だれかが、右側と左側の境界とかを弄ったのかしらね。 だとしたら、恵まれた能力に反して、悲しい程にせせこましいイタズラだけど」 永琳「今は、原因について議論する時間では無いわ。 ウドンゲと佳歩の位置を入れ替えるか、否か。 キックオフまで時間も無い事だから、それだけ判断しておきましょう。……ね、ウドンゲ」 鈴仙「は……はい(――やっぱり、決めるのは私なんだなぁ……)」
[491]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/26(土) 01:37:27 ID:CBx1yvxI 永琳の指示もあり、鈴仙は次のキックオフまでの短い時間で、フォーメーションの確認を迫られる。 鈴仙と佳歩の位置を入れ替えるか否か。もしくは、他に細かい点で変更すべき箇所はあるか。 僅かな逡巡の後、鈴仙はこう判断を下した。 A:佳歩と鈴仙の位置を入れ替える。 B:その他 自由選択枠 細かい位置の変更・マークの設定等があればこちらで C:特に変更は必要無い。試合再開だ! 鈴仙のガッツ:630/980 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 (現在のフォーメーション) 永遠亭ルナティックス:4−4−2 −F−H− F佳歩 H鈴仙 630/980 −−−−− −−J−− Jパスカル G−−−E Gてゐ E永琳 −−I−− I中山 −BDC− B妹紅 D慧音 C霞 −−A−− Aつかさ −−@−− @輝夜 730/730
[492]森崎名無しさん:2015/09/26(土) 01:41:39 ID:8W58b+xI C
[493]森崎名無しさん:2015/09/26(土) 01:41:59 ID:Tu1a/CCo A まったくせこい大妖怪もいたものだ(すっとぼけ)
[494]森崎名無しさん:2015/09/26(土) 01:46:09 ID:EAOIcMIU A
[495]森崎名無しさん:2015/09/26(土) 01:57:57 ID:??? >>493 これも全部鈴仙ってやつの仕業なんだ 奴は霊夢を倒し幻想郷を変えるというテロを起こすために参加者すら騙し点を取った だからみんなのためにもお互いのためにこの点は無効にするべきではないかしら? フェアに行きましょうフェアに
[496]森崎名無しさん:2015/09/26(土) 01:59:35 ID:??? おのれ鈴仙
[497]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/26(土) 02:22:52 ID:CBx1yvxI A:佳歩と鈴仙の位置を入れ替える。 鈴仙「――何だか気味が悪いし。最初に決めた配置に戻しときましょ」 鈴仙は結局、気兼ねなしにそう言った。 検討はしたが、やはり今回の試合において鈴仙とてゐとの『インビジブルデューパー』。 そして場合によっては、佳歩とも連携して放つ『真実の友情』の存在もまた、森崎対策の為に大きい。 ならば、そのキーマンであるてゐとより連携の取りやすい布陣が先決である。 そんな鈴仙の考え方に反対する者は居なかった。 パスカル「細かい戦術については……考えても無駄か。 その場その場でキャプテンの指示に合わせれば良いし、それより――」 霞「――博麗連合の攻撃はまさしく多彩で変幻自在。 現状ではまだ、対策なんて立てようがありませんよ……」 永遠亭ルナティックスはキックオフに備えて変更した陣形へと並んでいく。 ……霞が最後に呟いたとおり。 僅か1点のリードのみをもって、博麗連合への警戒を怠る者は一人として居なかった。 *鈴仙と佳歩の位置を入れ替えました。 (現在のフォーメーション) 永遠亭ルナティックス:4−4−2 −H−F− H鈴仙 630/980 F佳歩 −−−−− −−J−− Jパスカル G−−−E Gてゐ E永琳 −−I−− I中山 −BDC− B妹紅 D慧音 C霞 −−A−− Aつかさ −−@−− @輝夜 730/730
[498]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/26(土) 02:24:15 ID:CBx1yvxI 魔理沙「――さーて。こりゃマズいな」 霊夢「……そうは言いつつ、明るいじゃないの」 魔理沙「当たり前だろ? だって、こんな逆境にあってこそ、 それを打ち砕くストライカーの存在は輝くんだ。要するに主人公の面目躍如って奴だぜ」 霊夢「面目が丸つぶれにならなきゃいいけどね」 対する博麗連合はこの失点を受け、鈴仙のファインプレーに感嘆する声こそあれど、 狼狽し慌てふためくなどと言う事はしなかった。 それは王者の余裕でもあったし、もしかしたら霊夢の暢気さが伝播したからかもしれない。 霊夢「…………(前の準決勝とは打って変わって。憑き物が取れたかのように明るいわね、魔理沙。 本当に心の底から、最期になるかもしれないサッカーを楽しんでいるのか、それとも……。 ――って、やめやめ。私らしくも無い事、考えすぎ)」 しかしその一方で、親友との楽しいサッカーに戸惑いを覚えている自分が居る事に、霊夢は気が付いていた。 自分は魔理沙の選ぶ道を尊重したい。尊重する以上、自分は魔理沙が選んだ道 ――自分のサッカー生命を犠牲にしてでも、霊夢と並び続けたい――を、止める事ができない。 だが、それにより友人が命すら投げ捨てる様子を諸手を挙げて応援しても良いのか。 何事にも中立である筈の、博麗の巫女らしからぬ邪な考えに、霊夢は思考を妨げられていた。 アリス「……次のキックオフはどうしましょうか。何か、意見のある者は居ないかしら?」 そのため、博麗連合の作戦立案のブレーンは自然と霊夢からアリスへとシフトしていた。 元々補佐役として作戦の指揮を行う事の多い彼女がこの立場に立つ事は何ら不自然では無く、 他のチームメイトも普段の行いもあってか、あの霊夢がまさか深く思い悩む事は無いだろうと信じていたため、 少なくとも表面上は平静は保たれていた。
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0ch BBS 2007-01-24