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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】
[763]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/10/06(火) 00:33:57 ID:w9p0TU06 ★霞→ピンポイントパス 53 ( クラブ2 )( 6 + 4 )=63★ ★中里→パスカット 51 ( ダイヤA )( 5 + 5 )+(韋駄天の術+3)=64★ =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして霊夢がフォロー バシュウウッ……! 中里「確かにこれは正確で厄介なパスでゴザる。だが、――速さでは、まだ拙者の方が上ナリ!」 ――ギュンッ! バチイッ! 霞「あっ……! あと少しだったのに!」 実況「霞選手の放った、永琳選手への『ピンポイントパス』は僅かの所で中里選手が弾きます! ボールは再び前方、ルナティックスゴール側へと流れて行き、博麗連合側の優勢は変わりません!」 中山「(今のパスの動き、そして狙いは悪く無かった。純粋に、中里が実力者であっただけか。 だがお蔭で時間が稼げた。このまま後少し走れば、少なくともフォローには回れる! ……とはいえ。)」 ――スッ。 パシッ。 霊夢「……取ったわ」 妹紅「ちぇっ。霊夢に取られてしまったか(――中山さんやパスカル君が戻って来てくれたようだけど、 もう遅いか。敵はこういう事を見越して、霊夢を敢えて、FW的な位置に置いたのかもね)」 慧音「なんとか体勢は立て直したが……。 ペナルティエリア付近には魔理沙が。ペナルティエリア内には死神と小人が、相変わらず詰めて来ている。 もう一度、このシュート攻勢を凌ぎきる必要があるという事か!」 つかさ「それでも、中山さん達が戻ってらっしゃった分、先ほどよりは楽です。頑張りましょう!」
[764]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/10/06(火) 00:36:50 ID:w9p0TU06 実況「……博麗連合の優勢を証明するかのように、中里選手に弾かれたボールは、 バイタルエリアから一歩だけ下がっていた霊夢選手がしっかりとフォローしました! 霊夢選手、このまま得点に向けてじりじりと上がり、このまま1点を狙おうと躍起になっております!」 魔理沙「霊夢! お前は何だかんだで結構バテてる筈だけど。私はまだ全然元気だ! だから、私に――」 霊夢「(――魔理沙。そうね……確かにルナティックスの中盤は今、戻りつつあるけれど。 その一方で魔理沙へのグラウンダーのパスを撃つ分には、影響は殆ど無い筈。 だからここは、魔理沙の「ファイナルスパーク」に期待するのが、戦略的には最善でありそうだけど――)」 先着1名様で、 ★霊夢の判断→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→超モリサキ「来い、俺に持ってこい!」霊夢「……なんであんたがPA内に居るのよ!?」 ダイヤ→霊夢「ううん。ここは私が撃って牽制する。神霊――『夢想封印』!」 ハート・スペード→霊夢「魔理沙、……お願い。「ファイナルスパーク」で決めて!」 クラブ→霊夢「ドリブルで一対一を狙うわ。その方が確実に点を奪える筈よ」
[765]森崎名無しさん:2015/10/06(火) 00:37:57 ID:??? ★霊夢の判断→ スペード4 ★
[766]森崎名無しさん:2015/10/06(火) 00:39:16 ID:??? カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ カグロットォォーーーーーーーーッ!!
[767]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/10/06(火) 00:46:27 ID:??? 霊夢は魔理沙にパス。そしてとうとう繰り出されるファイナルスパーク! ……と、言ったところで中途半端ですが、今日の更新はここまでにします。 >>766 次回はカグヤファンが大活躍します(たぶんうそ) それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
[768]森崎名無しさん:2015/10/06(火) 00:48:04 ID:??? けーね つかさ けーね つかさ カホロットォォォーッ!
[769]森崎名無しさん:2015/10/06(火) 01:31:56 ID:??? 魔理沙の足が...熟れたトマトのような足が... は じ け た ! ! (フライング) 乙でした
[770]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/10/07(水) 00:28:01 ID:Ec6Jaiqs こんばんは、今日は帰りが遅かったので、ちょっとだけ更新します。 >>768 流石にカホロットは今回活躍しませんね…w >>769 ネタバレすると、まだ大丈夫です。 乙ありがとうございます。
[771]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/10/07(水) 00:29:11 ID:Ec6Jaiqs ★霊夢の判断→ スペード4 ★ ハート・スペード→霊夢「魔理沙、……お願い。「ファイナルスパーク」で決めて!」 霊夢「……」 霊夢はこの時、迷っていた。 純真な顔でパスを要求する自分の相棒に、果たして本当にボールを渡して良いのか。 それが彼女の破滅に繋がると知っていても、またそれが彼女の夢であると知っていても、 霊夢の脚は一旦止まってしまっていた。 中山「(霊夢さんが動きを止めた。このままなら、タックルに行けるか!?)」 タタタタッ……! 魔理沙「お、おい。霊夢! どうしたんだよ。迷ってる暇は無いってば!」 そうする間にも、中山は霊夢の元へと下がりつつあった。 先程は攻撃の為に中盤上がり目の位置にまで上がっていた中山だったが、 天子のオーバーラップから霞のパス。そして霊夢のフォローとまで来れば充分に余裕は出来ていた。 霊夢「(この試合は単なる退屈な大会の、退屈な決勝戦じゃない。 紫が言うに、この試合は幻想郷の秩序を、理を安定させる為に組まれた壮大な異変解決の儀式。 だったら、私はどんな手を使ってでも、成功させなくてはいけない。 ……だから、魔理沙の脚がどうなろうが知ったこっちゃない。私は勝てればそれで良い。それだけの筈なのに)」 しかし霊夢はまだ躊躇いを見せていた。 それは幻想郷の秩序を守る博麗の巫女として、これまで数多の人妖を屠って来た彼女らしからぬ行為だった。 ――が、結論から言うと最後には霊夢はボールを蹴り出した。
[772]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/10/07(水) 00:31:04 ID:Ec6Jaiqs バシッ……。 霊夢「魔理沙、……お願い。『ファイナルスパーク』で、決めて……!」 純粋に勝率を計算し、また、魔理沙の脚も後数回の『ファイナルスパーク』なら耐えるだろうと考えての、 冷徹な打算だったとこの時の霊夢は思った。友人の望みを叶えてあげた気持ちは毛頭なかった。 それが真実であるかは置いておいて、とにかく魔理沙にボールが渡った。 ざわっ……! 歓声すらも忘れて息を飲み騒然と見守る観客席。 彼らは先の試合で数度放たれた『ファイナルスパーク』の威力を知っていた故に、恐怖していた。 あれはただのシュートでは無いと、当事者でない赤の他人連中ですら何となく感じていた。 魔理沙「(――そうだよ。この頭を撃ち抜かれたような幸福感。 一人だけど、一人じゃない。私には、私を分かってくれる仲間が居る。 私には、私を尊重してくれる親友が居る! そう思えるこの快感……! これこそが。霊夢と並び立って、最強のチームを作る今こそが! ……やっぱり、私の夢だったんだ!)」 魔法使いになりたい。弾幕ごっこが上手くなりたい。世界の真理を解き明かしたい。 様々なお宝を手に入れたい。外の世界を探検してみたい。自宅の店を立派にしたい。 霧雨魔理沙は様々な夢を持ち、多くの欲望を持ち合わせる少女だった。 しかし、今の彼女は気付いていた。この色々な自分の夢は全部同じ。一つの原始的な欲求から来ていると思った。 魔理沙「(私は――結局、誰かに……霊夢に。認められて欲しかったのかもしれないな。今みたいにさ)」
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0ch BBS 2007-01-24