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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
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【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】
[539]森崎名無しさん:2015/11/05(木) 00:15:53 ID:??? 持っててよかった。スキル・ギャグキャラ補正。
[540]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/05(木) 00:16:58 ID:??? 魔理沙「―――――――」 そして、魔理沙は騒然とする観客を目にしたにも関わらず、 決して歓喜の雄叫びを上げる事も無ければ、静かにガッツポーズをして喜びを噛み締める事も、 仲間に対して檄を飛ばす事すらしなかった。 フラリ……バタン。 ――彼女はシュートを撃つ直前の爽やかな笑顔のまま、横に倒れ込んだ。 霊夢「……魔理沙ッ!」 タタタタタッ……! 霊夢は魔理沙に駆け寄った。倒れる彼女を抱き留めたい思ったからだ。 しかしそう思ったのは霊夢だけでは無く、近くにいた針妙丸や、 友達が欲しいアリスは勿論、ものぐさな小町すら慌てて魔理沙へと駆け寄った。 魔理沙「……はは。シュートは……シュートは決まったか、霊夢?」 霊夢「――決まったわ。輝夜は十回位同時に死んで、今リスボーン中」 魔理沙「十回死ぬって何だよ。本当にあいつ等宇宙人は訳わからんな」 魔理沙はいつも通りの悪態を吐きながら、笑って霊夢の呼び掛けに応える。 今のシュートで本当に死ぬかもしれないと誰もが思っていた中、 こうして魔理沙が生きているだけでも奇跡なのかもしれない。
[541]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/05(木) 00:19:09 ID:??? アリス「魔理沙。……本当に死ななくて良かった」 小町「で、でもさぁ。……そりゃ、命あっての物種とはよく言ったモンだけど。アンタ、本当に良いのかい?」 魔理沙「……良かったさ。サッカーがダメでも、生きてさえいれば、魔法の研究は出来るし、 箒に乗れば、弾幕ごっこだって続けられる。今までと、殆ど変わらないぜ」 針妙丸「で、でもさ! そんな事言っても……!」 霊夢「――魔理沙」 しかし、それでも魔理沙がこれ以上のプレー続行が不可能である事は、 誰の目から見ても明らかだったし、かくなる本人すらも、それを否定しないでいた。 霊夢「魔理沙。本当に……これで良かったのね」 魔理沙「……勿論だ。後悔なんて、どこにも無い」 霊夢「……! ――馬鹿。もう知らない!」 魔理沙は決然とそう言い放った事は、霊夢の心を逆撫でさせた。 ――あんたが良くても、私が良くないのよ。そう言いたかったが、霊夢は結局言わなかった。 言う事ができなかった。魔理沙の、……その大きすぎる『シュートの代償』を直視した後では。 森崎「(……馬鹿だぜ。アイツ。――いや。俺も同じ穴のムジナか? ……まさかな)」 森崎は魔理沙の右脚を見て、他のどのメンバーとも違う反応を示した。 恐怖でも哀しみでも無い、理不尽ながらもどこか理解できる、納得できるような。 そんな同情の気持ちを抱きながら、もう一度倒れた魔理沙の全身を見る。 ――彼女の右脚は、昔からそうであったかのように、きれいさっぱりと消滅していた。
[542]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/05(木) 00:20:23 ID:??? ***** 鈴仙「し、師匠ぉ……! もう試合続行不可ですよ! 早く魔理沙を治療しないと……!」 永琳「――この場においては、私が居たところで、医務室の天狗以上の施術は出来ないわ。 それに、彼女が命にも近い右脚を賭けて挙げた得点を、没収試合とする事で無に帰す事こそ、 霧雨魔理沙に対する愚弄となるのではなくて?」 鈴仙「そ、それは……」 ――魔理沙はあの後、騒然とする観客の悲鳴をBGMにして、派手な退場を遂げた。 博麗連合に代わりに入ったのは名無しの妖精であり、 見るに何の特徴も無く、数合わせ要員である事が明らかに見て取れるが――今はそんな事は重要ではない。 鈴仙達ルナティックスメンバーもまた、目の前で起きたライバル選手の散り際を直視し、 失点以上に驚きと動揺を隠せないでいた。 中山「――サッカーは危険なスポーツだ。 力を欲した者はしばしば、彼女のような末路を辿る事は少なくない。……俺も、紙一重でああなっていた」 パスカル「……エイリンさんの言う通り。マリサが倒れたところで、試合は終わらない。 俺達は、前に進み続ける必要があるんだ」 鈴仙「な、中山さん。……パスカル君。わ、分かったわよ」 しかし、サッカーの厳しさを知る中山やパスカルは、鈴仙程には動揺していなかった。 あるいは、内心で動揺していつつも、そうする事の無意味さを理解していたのかもしれない。
[543]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/05(木) 00:31:46 ID:SBjDZhCc 永琳「――試合は現在後半20分。試合は4−2で、私達のリード。 次のキックオフは当然に私達から。だから、私達には豊富な中盤と、 相手前線選手の退場及び負傷を活かして、ゆっくりとパスワークを続ける事ができる。 だから、博麗連合が攻撃チャンスを得られるのは後1回か……良くて2回程度。 私達がひたすら鳥かごを続けるならば、その2回目の攻撃チャンスすら、ままならないでしょうね」 鈴仙「…………」 そのため、鈴仙は依然変わりなく、これからの試合展開を決定する事を強いられた。 魔理沙の在り方に想いを馳せる事も、迷う事も許されずに。 しかし、それが強さと鈴仙は思う事にして、溢れる疲労感を堪えつつ、次のキックオフの大まかな動きを決定した。 それは――。 A:安定重視で、パスワークを主体に試合を構築していく。 B:追加点重視で、パスワークを主体としつつ、隙を見つけて攻勢に出ていく。 C:攻撃重視で、キックオフと同時に攻勢に出て、得点を狙っていく。 D:その他 具体的な戦術があれば極力反映します。 鈴仙のガッツ:90/980 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 ※選択肢について※ *Aの場合、博麗連合には1回のシュートチャンスが発生します。 *Bの場合、博麗連合には1回のシュートチャンスと1回の攻撃チャンスが発生します。 その代わり、ルナティックスにも1回の攻撃チャンスが発生します。(攻撃方法は選択可) *Cの場合、博麗連合には1回のシュートチャンスが発生します。 その代わり、ルナティックスにも2回の攻撃チャンスが発生します。(攻撃方法は選択可) ただし、ルナティックスの攻撃が失敗した場合は、そのまま敵の攻撃チャンスとなります。 *いずれの場合も4−3となった時、(クラブAを引かない限り)安全に試合を流せるような選択肢が発生します。 *試合の勝敗よりは、「○○(キャラの名前)を活躍(覚醒)させたい!」「姫様を最優秀GKにしたい!」 ……などのような感じで選んでくだされば幸いです。
[544]森崎名無しさん:2015/11/05(木) 00:33:41 ID:5LA9PjEs A サッカーって足が吹っ飛んでしまうような身体欠損の可能性のあるスポーツだったのか・・・! (テニヌを見て)・・・何も可笑しくは無いか。
[545]森崎名無しさん:2015/11/05(木) 00:34:12 ID:KBdSdKws A
[546]森崎名無しさん:2015/11/05(木) 00:34:36 ID:Im0kxiPI A
[547]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/05(木) 00:34:45 ID:??? …と、言ったところで今日の更新はここまでにします。 >>539 姫様が持ってるのはスキル・蓬莱人であって、断じてギャグキャラではないから… それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
[548]森崎名無しさん:2015/11/05(木) 00:35:34 ID:??? 鈴仙とウサギD交代で合体パスカットで霊夢へのパスをぶんどるとか? さすがに鈴仙はお役御免
[549]森崎名無しさん:2015/11/05(木) 05:59:42 ID:??? そういえばうどんちゃんの耳も1回無くなってたような気がする サッカーとは過酷なスポーツなんですなぁ
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0ch BBS 2007-01-24