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【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】
[729]森崎名無しさん:2015/11/25(水) 11:51:53 ID:??? 乙なのです いよいよ選択の時……! 質問 ◯勧誘失敗した場合、失敗したキャラをチームに加入することができなくなる以外にデメリットはありますか?
[730]森崎名無しさん:2015/11/25(水) 16:46:43 ID:??? 前の質問の際に答えられなかったPCHに肩入れする理由はまだ答えらえない? と言うより、いまだ肩入れする理由というべきか、鈴仙に加担させる理由も含めて 本来の計画通りなら、PCHで挑む大会が永琳にとって、エネルギーを得る大会だったはず 時系列的にエネルギー得たい→外界と接触→PCHの裏で自分はエネルギー回収、という流れになって 今大会は、全体的に見て作戦第一段階だし、鈴仙に一定の成績を収めるだけで良かったはず。 しかし今回の説明通り、大体永琳のせいで始まり、今大会で波状したで終わる今 肩入れじゃなくて、成り立ち自体に関与していた永琳には必要ないものだろうし、 エネルギーを得るために利用していた鈴仙を加担させる意味があるとは思えない。 まだエネルギーを求めてこの計画を進めているのか。それともまた別の目的があるのか
[731]森崎名無しさん:2015/11/25(水) 16:59:05 ID:??? 仲の良い人たちで、どこに参加するか決まっている人はいますかね 現時点で答えられる範囲で良いので教えて頂けるとありがたいです
[732]森崎名無しさん:2015/11/25(水) 17:59:42 ID:??? 鈴仙自身が決めてもいいくらい、師匠的にはどっちでもよかったんじゃ? なんにせよ師匠が事の発端で、大会予選時点にはもうエネルギーとか関係なく半分目的達成してたんでしょ 理由なんて師匠はメタ的な視点で見れるし、「鈴星…いいわね、佳歩に頼れてる鈴仙も可愛いわ」とか 長所の点通り絡み増やしたかったとかでいいじゃん
[733]森崎名無しさん:2015/11/25(水) 22:46:18 ID:??? ルートによって選べる選手選べない選手は見れないのかな?
[734]森崎名無しさん:2015/11/25(水) 22:50:58 ID:??? プロジェクトカウンターカグヤはないのかな? カグヤファンの言い分「どうせ俺たちがシュート止めるんだから 俺たちの誰かが代わりにゴールマウスにたっててもいいじゃん」 カグヤ「ふざけんなゴルァ!」ブローリン「カグロットー!」 正GK争いは熾烈なのです
[735]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/26(木) 00:23:23 ID:??? こんばんは、更新再開します。>>729さん、乙ありがとうございます。 今日は質問への回答をやった後、>>724の内容を加筆修正して、 少しイベントを挟んで件の選択に入りたいと思います。 <質問への回答コーナー> Q:勧誘失敗した場合、失敗したキャラをチームに加入することができなくなる以外にデメリットはありますか? A:ありません。失敗しても鈴仙と険悪になったりはしないですし、紫から制裁を受けたりとかもありません。 Q:永琳がPCHに未だに肩入れする理由について A:>>724で話しているのが真実に近いです。詳細についてはルート決定後に語られますが、 最初は単なる手段だったのが、変わりゆく鈴仙の姿に感化され、 幻想郷や世界の『変化』に対して強い興味を抱くようになったためです。 「裏で更に計画があったら流石に食傷気味だし、純粋な気持ちでルートを選べなくなると困る」 …という作者のメタ的な気持ちもあります(汗) Q:仲の良い人で、どこに参加するか決まっている人は居るか? A:後のイベントでちょっと案内しますが、 永琳=全幻想郷、中山=全日本、パスカル=アルゼンチン は確定です。 あと、前々からの展開的に、妖夢=ハイパーカンピオーネ も確定です。 その他は割と流動的に、これまでの選手としての格+今大会の活躍+鈴仙との関係などで分かれます。 Q:ルートによって選べる選手、選べない選手は? A:リアル・幻想・セブンルートでは、魔理沙は選べません。 プロジェクト・カウンターハクレイルートでは、前述の永琳に加え、霊夢と紫、藍は選べません。 他は一応どの選手も選べますが、PCHルートだと強い選手は加入しづらいです。 Q:プロジェクト・カウンターカグヤはありますか? A:簡単にカウンターできそうなので、ありません。
[736]鈴仙奮闘記@>>724修正版です ◆85KeWZMVkQ :2015/11/26(木) 00:25:13 ID:??? 藍「……決めかねて。いや。それ以前に酷く怯えているようだね」 永琳「――今この場で答えろとは言わないわ。だけど、明日の朝にでも答えを頂戴。 幻想郷の結界が壊れてしまった以上、私達の身にいつ、何が起こるか分からないのだから」 鈴仙「……すみません」 本当ならば、勝手に選択を強制する二人に対し、鈴仙は怒っても良かったのかもしれない。 しかし鈴仙は謝った。意見こそ違えど、強い想いを持つ永琳と藍が眩しく見えたからだと、後で鈴仙は思った。 鈴仙「――あの。やっぱり私、今すぐには選べません。……少し、時間を下さい」 鈴仙は二人に対し猶予を申し出た。 永琳はすぐに鈴仙の内心を察して頷き、暫くの間表で頭を冷やすように命じてくれた。 永琳「……私が選んだ道を進んだとしたら。あるいは、八雲藍が選んだ道を進んだとしたら。 大まかにどういう事になるかは、こっちの方で表に纏めさせて貰ったわ」 藍「もしも質問があったら受け付けるから、しっかり目を通しておいて欲しい」 鈴仙「(い、いつの間に……)」 その際、鈴仙は藍と永琳に見送られて一枚の紙を貰った。 これはどうやら、【プロジェクト・カウンターハクレイ】と【リアル・幻想・セブン】。 それぞれのルートに関する簡単な説明書きだった。
[737]鈴仙奮闘記@ ◆85KeWZMVkQ :2015/11/26(木) 00:26:21 ID:??? 鈴仙「………」 ――そして、鈴仙は説明書きを読み終えて。 永琳と幾つかの質疑応答を交わした後、永遠亭の中庭へと歩み出た。 鈴仙「月、きれい……」 故郷の星が映る空を見上げて、秋の夜の冷え込んだ空気を吸い込む。 鈴仙は途方に暮れていた。 鈴仙「師匠も藍さんも酷いよ。私は確かに、ここまでやってこれたけれど。 私には……師匠達が期待するような力なんて無いのに」 これまで永琳に期待されておらず、雑に扱われる事の多かった鈴仙が、 いざ先程のように過大にも思える期待を投げかけられた時、一体どうなるかと言えば。 ……今度は、その期待に押しつぶされそうになっていた。 鈴仙「(――師匠は前から、私には特別な『何か』があるとは言っていた。 藍さんも同じ。……もしかしたら、前にレミリアさんが言っていたのも、そうだったのかも。 だけど、まさかそれがこんなにも大きな話になるなんて……)」 自分は強くなったという自負はある。しかし、それは仲間と共に得た強さであり、 決して自分自身の強さであると、鈴仙は断言できない。 ……間違い無く自分自身の力で強くなった魔理沙や森崎の姿を決勝戦で見て、 その思いはますます強くなった。
[738]鈴仙奮闘記@ ◆85KeWZMVkQ :2015/11/26(木) 00:27:45 ID:??? ヒュウウ…… 鈴仙「……さむっ」 ――そして、10月も終わりに近づいた日の夜は寒かった。 鈴仙は身体を温めるためにも、その辺りに転がっていたボールを取り出して、 リフティングでも始める事にした。何か作業をやっていれば、嫌な思考から離れられる。 そのうちに、永琳と藍から告げられた問題への答えも見つかるとも思って。 ポーン、ポーン、ポーン……。 ……ジャリッ。 それからどれだけの時間が経っただろうか。 鈴仙が自分のリフティング回数を正確に数えられなくなって来た頃に、 中庭の土を踏みしめる僅かな音が聞こえた。 鈴仙「……誰? ――って、あらっ」 ポーンッ、ポン。コロコロコロ……。――スッ。 中山「――悪いな、鈴仙さん。リフティング、止めてしまって」 その音の主は中山だった。 夜でも相変わらずユニフォームを着ているが、どうやら昼のとは違うらしく清潔だ。 びっくりして零してしまったボールを中山は拾い上げ、鈴仙に近寄った。
[739]鈴仙奮闘記@ ◆85KeWZMVkQ :2015/11/26(木) 00:29:10 ID:??? 鈴仙「どうしたの、中山さん。ひょっとして、これから特訓とか?」 中山「違うよ。……ちょっと、迷う……でも無いが。少し頭がモヤモヤしていて。 さっきまではパスカルと駄弁っていたんだが、奴が先に寝てしまったものだから。 少し特訓でもして、頭を冷やそうとか思ったんだよ」 鈴仙「結局特訓じゃないの……。――でも珍しいね、中山さんがモヤモヤするなんて」 中山「まあな。……ちょっと、森崎の事を考えてて」 鈴仙「大会後の大災害から、まだ誰もあいつと……魔理沙と霊夢の姿を見ていないみたいね。 不死身の中山さんが憧れる程の親友なんだし。まさか、森崎があの程度で死ぬとは思わないけどさ」 中山「はは。鈴仙さんも随分と森崎の事を分かって来たみたいで。 ……それなら、むしろパスカルよりも良いかもしれないな。ちょっと、俺とお喋りしてくれないか?」 鈴仙「あー。……パスカル君だとディアスディアスになっちゃうものね。 ――分かったわよ。私で良ければ付き合う」 中山と鈴仙はそれから、森崎を話題に暫く会話を楽しんだ。 森崎の好きなサッカー選手、森崎の嫌いな選手、森崎の数々の奇行、スーパープレイ……。 仮に本人たちが認めないにしても。 二人は一人の狂人の危険な魅力の虜になってしまっていた。 中山「それでさ。その試合で森崎がゴールポストをけっ飛ばして退場に……」 鈴仙「えーっ。審判厳しすぎでしょ。 ゴールポストを蹴っちゃダメなんて、現代サッカーを否定してるようなものじゃない!」 中山「…………」 鈴仙「そういや、中山さんって……。――って、アレ? 私、何か変な事言っちゃった?」
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0ch BBS 2007-01-24