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【悪運悪待】私の巫女様11【悪撃悪手】
[251]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2015/12/06(日) 02:19:18 ID:??? まるで猫のような急発進でもって、ボールを奪い取る美月さん。 そのまま、ぴょんぴょんとボールを前に運び始めます。 有栖 桃子 「美月ちゃん! 悪いこと言わない、早く私にボールを頂戴!」 仁科 美月 「お、おねーさま? あんまりおねーさまばかりに頼ると、体力なくなっちゃうのです!」 有栖 桃子 「いいからはやく!」 染谷さんたちを追いかけるように走りこんで来た有栖さんが、美月さんにボールを要求。 それに困惑の表情で返す美月さんですが、 あまり有栖さんばかりにボールを集めると有栖さんが潰れてしま――!? ________________________________ . :./: . :./: . :// ヽ;从\: . ヘ: . : ',. : ., {:/: . : ,'. : ./ { `` V: . : . : ., 〃: . : . :../ _, V: . : . : ., ,イ: . : . : /{ , ィ '" }: . : . : .., 竹井 久 〃 ,: . : . 7-{−- : . : . }..:リ 「ちょっと判断が遅いんじゃない? 7 V: . :.{ ', -‐=彡 ノ: . : ,'. :ソ そうじゃないかしら――猫娘さん」 { V: . i、 ,,。szァ' ハ: . :.7: ..{ '、 ∨:.ヘ_, , .ハ: . : .{: . :', ヽ: ..:ヘ _, {: . : . :i: . : ', ` ,:.>、 ' ー ' /ヘ: .:}: .ヘ: . : ., ハ: . : . }. .ォ - ' iV: . : .}ヽ: ..}  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 仁科 美月 「みぃっ!?」
[252]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2015/12/06(日) 02:25:39 ID:??? 私のチェックに来た後に、染谷さんと連携するべく近づいてた竹井さんが! ボールを奪われたところまで走りこんで、 サッカー経験の少なさから判断の遅い美月ちゃんの隙を突いたってわけですか! 君代 命 「く――なんて運動量! 美月ちゃん、なんとかかわしてください!」 仁科 美月 「み、みぃぃぃ!」 ________________________________ 先着2名様で(順番通りでない書き込みは無効) ★仁科 美月 "ドリブル" 31+(!card)=★ ★竹井 久 "タックル" 34+(!card)=★ 【攻撃側の最大値】−【守備側の最大値】 ≧2→かわした、清澄中盤は全滅だ! =1→弾かれた、ボールは有栖さんがフォロー! =0→弾かれた、ボールは宮永さんの頭上へ! =−1→弾かれた、ボールは宮永さんの頭上へ! ≦−2→奪われた! 【補足・補正】 接触プレイ時は攻撃側がクラブを出し、守備側もクラブを出した場合、カード出目の悪い方がファールになります。 その際、>>21のルールに従って選手が怪我をする事が。 【竹井 久】 【スキル・悪待ち】:クラブ時、+2。
[253]森崎名無しさん:2015/12/06(日) 02:30:59 ID:??? ★仁科 美月 "ドリブル" 31+( スペード10 )=★
[254]森崎名無しさん:2015/12/06(日) 02:32:12 ID:??? ★竹井 久 "タックル" 34+( クラブ9 )=★
[255]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2015/12/06(日) 03:54:41 ID:??? 今日はここまで。 大丈夫、まだちょっとの変更でまとまる範囲です(震え声)
[256]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2015/12/07(月) 03:10:56 ID:??? E-5完遂です……。 いやーキツいっす(素) グラーフちゃん欲しいんで出来る限りE-4やってたんですけど やっぱ今回も出ないっぽいですね…… あ、更新は明日にします
[257]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2015/12/08(火) 02:25:56 ID:??? ★仁科 美月 "ドリブル" 31+( スペード10 )=41★ ★竹井 久 "タックル" 34+(悪待ち+2)+( クラブ9 )=45 ≦−2→奪われた! ________________________________ ::::::::::::゙l::゙l:゙l : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :::::::::::::゙l::゙l:゙l : : : : : : : : : : : : : ; ::::::::::::::゙l::゙l:゙l i : : : : : : : : : :::::::::::::::゙l::゙|:゙l `、 イ : : : : : : i ::::::::::::::::゙l:::l|:゙| ヽ. ,,、 / ::::::::::::::::::゙l::lll:゙l `、ヽ、 /::: ヽ::::::::::::::::|::||:ト `、 `ヽ、 /:::::: :::`、:::::::::::|::|ト:| `、 `-、 /:::::::: ::::::`、:::::::::|::|:|:::`、 ヽ、 `ヽ、..._ ,, 爪:::::: :::::::::ヽ::::::|: / ` 、_  ゙̄`'ー‐‐---------ゥ-‐'' /::/::::::;/, ::::::;;;;;;`、;;ノノ `、 `ー--、......____,,,....,、、‐'' ,/::/:::::::/:/ 二,,,、、_z `、 ,,,/:::::ク:::::// ::::゙l::::|ト ハ `、 ,,,//::::::;":;;/ / :::人::ハ::::::`、 ヽ ,,,,,,,, ∠ニニ=== _ク/ ::::::::Y::::\:::`、 `ヽ、,,,,,,,, ,,,,,,/:::::::/::::ハ::::::::/ ゙゙゙゙゙゙゙'''''''''''゙゙゙゙゙゙゙  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 竹井 久 「――悪待ち、行っちゃおうかしら」
[258]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2015/12/08(火) 02:30:01 ID:??? ダダダ――ッ! 竹井 久 「さぁ――頂戴な、そのボール!」 仁科 美月 「み……みぃっ!」 ボールを奪って動きを止めてしまったがゆえに、 ノーリスクでボールを手放すことができなくなった状況。 だが――。 仁科 美月 と 竹井 久 が徒競走をすれば、100%美月が勝つ。 徒競走、それも短距離であれば駆け引きなんてものは存在しないからだ。 だからこの状況も、 美月が大きくボールを蹴りだした上で――全力で走っていれば逃げ切れた。 それだけの瞬発力と、ニンジャとしての技術が "仁科 美月" には備わっている。 竹井 久 (この子とスピード勝負したら負けるなんて、そんな当たり前のことはわかってるのよね) "竹井 久" 自身も、自分の身体能力が高いなどと思っていない。 ここまでのプレーを観察し、自分では絶対スピード勝負に敵わないと理解している。 彼女が取るべきプレーは、縦のコースを切りスピードで抜けだされるコースを消すことだ。 理屈(デジタル)で考えればその通りだし――それが一番勝つ可能性の高い "待ち"。 原村 和なら絶対にそうしていたし、大半の人間はそう選択する だから。 そうであるからこそ――――
[259]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2015/12/08(火) 02:32:59 ID:??? 竹井 久 「だからこそ―― "悪待つ" のよ」 ニヤ だからこそ彼女は、仁科 美月が技術で抜きに来ることを待った。 通常ありえないその待ちは――。 仁科 美月 「みぃっ――命おねえちゃんのまねっこ!」 ヒュパッと繰り出した上半身フェイントと連動した、 運足の切り替えを伴うフェイントモーションで当たりを確信する。 ________________________________ // :::::;/ / /l::::::: l:::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::゙, / /:::::::::::::;/ ″l:ハ::::::|:::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ . / ,:::::::::::; '/"゙ヽ ゙ \i l ::::::::::::::::::::::::::::::::::::l / j::::::::;イ/,;=、ヽ -─‐-、゙::::.. | ::::::::::::::::::::i l l::::::/:i'l /):::}! ー___ ゙i::::::: l::::::::::::.. :::::::::::::l 竹井 久 i::::/::::!{:::。/ ,ィチ" ̄ミ、. l::::::!:::::::::::::::i:::::::... ″ 「それ――ロン(当たり)よ」 l::/:::::!゙-" ;_):::::::::゙ハ l:::/:::::::::::::::l:::::::::::::::::../ | !::::; "' , {:::::::c;/ノ }/:::::::::::::::/::::::::::::::::::/ . ヽ`Y ` ‐ " /:::::::::::::::::/::::::::::::::::::/ . { 、_ "" , .::'::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::/ . '、 ` ー /:::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::/ . \ /,l:::::::::/::::::::::::::/:::::::::::::::::/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
[260]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2015/12/08(火) 02:40:01 ID:??? ヒュパッ――! 2人が交差したかと思うと、ボールの所有者がそっくり入れ替わっていた。 仁科 美月 「み……みぃぃっ!?」 竹井 久 「あはは。 あり〜」 君代 命 「なっ……美月さんがああもアッサリ!?」 フェイントの動きを完全に読み勝つことで先回りに成功し、 そのスピード全てを殺しきった完璧な勝利――。 君代 命 「竹井さん、あなたほどの選手がなぜ全くの無名だったんですか――!?」 竹井 久 「さぁねぇ――それよりいいのかしら、また勝ち越しちゃうわよ」 君代 命 「あっ――」 奪い取ったらすぐに。 考える様子もなく、前へポーンとボールを放り込む。 行き先は――当然、この人。 "峰の上に咲く花" 誰も摘み取れない、遥か森林限界の上に咲く一輪の花。
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0ch BBS 2007-01-24