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【悪運悪待】私の巫女様11【悪撃悪手】
[694]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/09(水) 02:17:28 ID:??? 弘世 菫 「本当に申し訳ない……」 ペコペコ 頬を桃色に染めたまま、ペコペコと謝る姿が可愛らしくて。 弘世さんは本当に私を男と勘違いして、真摯に告白してきたんでしょう。 君代 命 (そりゃあ、私はパッと見だと――少年のようにも見えますけど) だからって、告白するくらい私を見て。その上で "男だと思った". ――なんて言われたら、告白を受けるわけには行きませんでしたよ。 弘世 菫 「改めて……私は【西武白糸台中学校】の2年生 "弘世 菫" だ。 "白糸台のシャープシューター" と言う方が、通りが良いかな」 君代 命 「【西武白糸台】……ですか」 【南諏訪浜中学校】が練習試合を行い、ボコボコにされた―― そう "大矢監督" が愚痴っていたチームの二年生。 とすると……もし全国大会に出れた場合、当たる可能性が高いってことですか。 弘世 菫 「私達【西武白糸台中学校】はすでに全国大会への出場を決めているよ。 ……だからこそ、私がこうして偵察に来ているんだ」 君代 命 「偵察ですか? わざわざ長野の、準決勝を見に?」 弘世 菫 「それが必要な事情があったんだよ」
[695]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/09(水) 02:28:49 ID:??? ふぅ、と小さくため息を付きながら答える弘世さん。 先程までの可愛く染まった頬はどこへやら、苦労人の相が見え隠れ。 弘世 菫 「まぁ、私の心配事が杞憂に終わった……と言えば終わったな。 根本的に解決したワケじゃないが、今今でやるべき事はなくなった」 心配事が杞憂に終わった、と言うのはよく意味が分かりませんが。 とりあえず、眼前の弘世さんはある程度ヒマなようです。 弘世 菫 「明後日――決勝戦終了までは長野に居るつもりだよ。 そこまで重要にも思っていなかったが、君が出る決勝戦なら興味深い」 君代 命 「見て行かれるんですか、私達の試合」 弘世 菫 「ああ―― "諏訪社のシャープシューター" 君代 命をもっと見たい」 今度は私が頬を染める番でした。 私の中で弘世さんの影は大きかったのか、無意識に――。 ロングパスに "シャープシューター" と名付けていた事を、 その当人に知られたんですから。 弘世 菫 「あの後、逢っていなかったが――私の事を嫌ってはいないようで安心したよ。 私の異名を取り込んでいてくれるなんて――思ってもいなかった」 君代 命 「あの、それはその――ですねぇ」
[696]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/09(水) 02:36:28 ID:??? 弘世 菫 「理由はどうあれ、私は嬉しい」 ス、と私を見据えながら口を開く弘世さん。 弘世 菫 「こうして私の事を忘れずに居てくれたんだと、実感できた」 どこか悪戯っぽく、なんでもないように言う弘世さん。 足元が綿菓子にでもなったようにフワフワして、落ち着かない感じ。 どんなつもりか分からないけど、そんなこと言われたら意識しちゃうじゃないですか! 弘世 菫 (――ふぅ。 もう大丈夫だな、ちゃんと私は――"君代 命"と向き合える) 一度本気で惚れてしまい、告白した相手。 その性別を間違えていたことには本当に驚き、 素直にその事を口に出してしまった――断られて当然の事だ。 気まずくなってその後逢うことはなかったが、こうしてサッカーでまた会う事が出来た。 親友の―― "宮永 照" の為に長野まで来たが、私のためになるとはな。 弘世 菫 (神なんてそれほど信じていなかったが、信じたくなってしまうな) 目の前の少女――君代 命が、なにかの宗教に入れ込んでいることは知っている。 時たまそんな事を話していると、人づてに聞いていた。 オカルト関係の事にも興味が強く、雑誌を購入した姿を見たこともある。 弘世 菫 (サッカーの神様が引きあわせてくれた、なんて考えるのはロマンチックすぎるかな)
[697]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/09(水) 02:43:55 ID:??? 今にして思えば、偶然ではなく必然だったのかもしれない。 "宮永 咲" の調査なんて、それこそ後輩やスタメン外の者にさせて良かった。 なにか引かれる物を感じて、自分が行くと立候補した長野偵察。 ________________________________ /::::´:::::::::::`ヽ:::::\::::::`ヽ . "/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. /:::/::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. . /:::/::/ :/:::::::::|i:::::|:::::li:::::::::::}:::::::::::::::. 弘世 菫 //イ::/⌒i:::|::|:::|i:::::l⌒|i:::::::::::}::::::::::::::::i (私は、彼女に会いたかったに違いない。 .'/:::∨ ,,__|i_|:」_八_/i::::リ:::::::::::}::::::::::::::::| だって、私はあれから――) . 〔//::::〔 ̄` =ミ、/ :::::::::::}::::::::::::::::: . //|::::::| ′ "" /:::::::::::::リ::::::::::::::::′ :/_:|:::从 /:::::::/:::/:::/:::::::::::/ 〔 |_:/ハ t ァ /___::/:_/:::::':::::::::::/ .*゚ /::::::. ./::::::::,::::::::|i:::::::::′ ゚+'. . /:::/:::::ーr‐ ´/:::::::::ハ:::::::|i:::::::::| '% /::::'::::::::_.ノ〕 .:::::::::://> :::::::::| .:::::::〔´ / ':::::::::/ `ヽ ':::::::〃 / /::::::::::' \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 先着一名様で ★どうなる弘世様→!card★ JOKER → 出たら考えましょう、みんなで。 ダイヤ → (ずっと女同士、友達としてやり直したいと思ってたんだから) 友愛 ハート → (女でも構わない、愛していたいと思ったんだから) 愛情 スペード → (ずっと謝りたいと思っていたんだから) 罪悪感 クラブ → (女性を愛せることに気づけたんだから) 百合 クラブA → (私の親衛隊に加えたいと思っていたんだから) !!?
[698]森崎名無しさん:2016/03/09(水) 02:45:33 ID:??? ★どうなる弘世様→ ダイヤJ ★ J・O・K・E・R! J・O・K・E・R!
[699]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/09(水) 02:46:41 ID:??? あっ注意書き置いておきますね ☆キャラブレイクについて 多数発生します。 突然カードゲーム始めたり、異世界に飛んでみたりするかもしれません。 違う次元の自分を大量に呼び出したり、中の人に目覚めたりします。 嫌だな、気に入らないな……と思ったらそっと閉じて下さい。
[700]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/09(水) 02:49:06 ID:??? 友愛で今日はここまで。 菫さん → 命ちゃん の友好度、愛情度が共に高い状態で始まります。 オラ、すっげぇワクワクしてきたぞ!
[701]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/09(水) 02:53:05 ID:??? ハート 友好度:そこそこ 愛情度:とても高い スペード 友好度:高い 愛情度:そこそこ+罪悪感 クラブ 友好度:普通 愛情度:高い+??? クラブA 友好度:とても高い 愛情度:とても高い+執着+愛欲 スキル:ヒモ瀬様 こんな感じでした。 いいよねキャラブレイク。
[702]691:2016/03/09(水) 03:11:15 ID:??? まさか遊び半分で書いたものがシュープシュートされるだなんて…… しかもきっちり綺麗に着地させてくれるだなんて…… 森崎板は捨てたもんじゃないぜ! 後は菫さんに告白されたことを皆にバラすだけだな!! 乙でした
[703]森崎名無しさん:2016/03/09(水) 07:12:38 ID:??? 読者の無茶振り安価に答えてくれる安価スレ作者の鏡、でも無理はしないでね!
[704]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/13(日) 23:24:26 ID:??? ★どうなる弘世様→ ダイヤJ ★ ダイヤ → (ずっと女同士、友達としてやり直したいと思ってたんだから) 友愛 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 弘世 菫 「そうだ、私は――君にまた逢って話をしたかったんだ」 スイと出てくるスマートフォンには、ジャラジャラとした装飾品は一切なく。 保護を目的として付けられたであろう外装は、薄紫のスミレがあしらわれた瀟洒なもの。 弘世 菫 「良ければ、連絡先を交換して欲しい。 恋人じゃなく――友人としてやり直したいんだ」 君代 命 「――喜んで!」 現代っ子らしい手際の良さを互いに見せ、連絡先を手早く交換。 彼女の真面目さはこんなところにも現れているようで、 すぐに連絡先が間違っていないかどうか、確認のメッセージが届く。 君代 命 「心配せずとも、届きますって」 弘世 菫 「わかってはいるが、心配なんだよ」 目を逸らし、隠すように彼女が何事か言ったように思えた。 けれど、私はそれを聴き取ることは出来なかったのですけど。 弘世 菫 (もう逢えないかもしれない君と、些細なミスで連絡が取れない――。 なんてことは避けたかったからな) ボソ
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0ch BBS 2007-01-24