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【悪運悪待】私の巫女様11【悪撃悪手】
[768]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/04/04(月) 01:58:32 ID:??? 崎詠 富留 「ちょいやぁー!」 ズザザザッ 弘世 菫 「甘いな」 サッ 崎詠 富留 「うわぁぁぁぁぁ……」 ドップラー効果で遠ざかる声を尻目に、ゴールへボールを蹴りこむ弘世さん。 崎詠さんを見る目が、思い出したくない何かを見る目なんですけど。 弘世 菫 (落ち着け……あれはウチのGKじゃない……違うんだ……) 「……近づかれた時、迂闊に前に出過ぎだ。あれじゃマグレも起きないぞ」 崎詠 富留 「うげ、マジすか」 弘世 菫 「ああ。 せめて相手がボールをコントロール出来る時に飛び出すのは……止めたほうがいい。 大してドリブルは達者じゃない私でもアッサリかわせるぞ」 崎詠 富留 「はえー飛び出すタイミングってそうやって計るんすか……すっごい勉強になる」 弘世 菫 (違う……あれはウチのGKじゃない、大丈夫だ……) 「……勉強になったなら嬉しいよ」 1対1のコツを教えてくれるなど、崎詠さんをグングン成長させてくれます。
[769]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/04/04(月) 02:12:55 ID:??? 弘世 菫 「やれることはやったろう……あとは出たとこ勝負だ」 額に浮いた汗を、いっそ気品すら感じる仕草で拭う弘世さん。 取り出した淡い紫のハンカチは、彼女の美貌にそっと寄り添うようでした。 君代 命 「なんか意外ですね」 私の言葉にクールな美貌をきょとん、と崩す弘世さん。 弘世 菫 「何がだ?」 君代 命 「弘世さんが出たとこ勝負、なーんて言うのがですよ」 弘世 菫 「私はそれほど完璧な女じゃないよ。 そう思ってくれているのは……その、嬉しいけれどな」 照れたように口元を抑える菫さん。 弘世 菫 「けど、そうだな……"次期部長候補"だとか言われているんだ。 そうなれるよう努力するべきだし、完璧であるよう努めねばな」 ふぅ、と息を吐きながらこぼす菫さん。 それを見て私は――
[770]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/04/04(月) 02:16:23 ID:??? A 「部長、弘世さんに似合うと思いますよ」 応援した。 B 「弘世さんは、部長になりたくないんですか?」 問うた。 C 「他に候補はいないんですか?」 確認した。 D 「無理せず、自然体の弘世さんが好きですよ」 肯定した。 E 「まとめ役というのは、楽じゃないですよ」 止めた。 F その他(内容もどうぞ) ―――――――――――――――――――――――――――――――― 先に【2】票入った選択肢が採用されます。 (IDが確認出来るように投票してください、それ以外ではカウントされません。
[771]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/04/04(月) 02:19:34 ID:??? 今日はここまで。 また今度! コメント返しは後日やります。
[772]森崎名無しさん:2016/04/04(月) 09:39:17 ID:ZGZcUtW2 A
[773]森崎名無しさん:2016/04/04(月) 10:01:10 ID:3ZJ9Czfw A
[774]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/04/04(月) 23:53:51 ID:??? >>762 順調に攻略ルート乗っていましたか……? 引きは割と悪かったですよね、ふーちゃん >>766 そんなに相性悪くないと思います どっちも理屈が先に来そうなタイプなので 更新は明日以降にします! それでは
[775]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/04/10(日) 00:45:07 ID:??? A 「部長、弘世さんに似合うと思いますよ」 応援した。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 私の言葉に弘世さんが笑顔をこぼすと、嬉しそうに続けた。 弘世 菫 「そうか……君にそう言って貰えると、なんだか私もそんな気がしてきた。 ――君の言葉には、人を動かす力があるんだな」 君代 命 「思ったことを言っただけですよ、どうするかは弘世さんの選択です。 弘世さんに皆がついて来るかどうかも――弘世さん次第ですよ」 と言いつつも、弘世さんに皆付いて行くだろうなぁ――と確信していました。 そうなるのが一番収まりがいいような気がしますし、違和感を覚えない。 部長として皆を引っ張り、凛と立つ姿がとても、とても似合うような気がしています。 弘世 菫 ("キャプテンを目指す" ……やってみるか) チャ・ザ神 (かくて弘世 菫は、史実への道を辿る――と。 破滅とは縁遠いですが、栄達とも縁遠い未来へ) 君代 命 (チャ・ザ神様、何を?) チャ・ザ神 (いえいえ、なんでもありませんよぉ。 けれどやはり、原作というのは大きいものなのでしょうかね) 君代 命 (チャ・ザ神様は何をおっしゃってるんでしょう……?)
[776]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/04/10(日) 01:15:07 ID:??? 崎詠さんが汗だくフラフラになるまで動かし、 なんとか付け焼き刃程度にはなるかな、くらいに成長し。 今日も弘世さんと枕を並べて寝れば――決勝戦。 白銀の乙女"村田 乙女"さんが所属する"南諏訪浜中学校"。 恩人でもある "大矢 明彦" さんが監督を務めるチーム。 昨年の長野県チャンピオンチームでもあって――。 スゥ、と寝息とともに意識が夢に溶けていった。 …… … チャ・ザ神 (命。 正直な所言えば、私はまさか……。 このチームで、この年に、決勝戦に行けると思っていませんでした) 夢のなかで、チャ・ザ神様が何かおっしゃっている。 チャ・ザ神 (命の知名度を上げる事で、私の信仰に繋げる策はもう成っている) わたし、チャ・ザ神様のお役に、たてていますか。 チャ・ザ神 (だから、念押ししておきます。 ――"敵わぬかもしれませんが、気にしなくて構いません" ここまで来ただけでも予想以上、勝つのは奇跡、楽しんでください) 奇跡を起こすのが、私達の役目では――。
[777]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/04/10(日) 01:44:41 ID:??? …… … 君代 命 「……朝」 神社特有の澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込み、 布団を跳ね飛ばすようにして起きると、弘世さんが起きたようです。 弘世 菫 「ん……もう、朝か」 君代 命 「ですよ。 すいませんが、お布団を畳んでおいていただけますか? その間に軽く、ご飯作っちゃうので」 寝る前に仕掛けておいたご飯をよそい、アジの干物を焦げ目がつくまで焼く。 納豆は……やめときましょう、その代わりに買っておいたお豆腐を、と。 ん、こんなもんでしょう。 弘世 菫 「……いいなぁ、こういうの。 いいな、毎日こういうの……いいな」 君代 命 「パッパと食べますよー、決勝戦は余裕持って現地入りしたいですからね」 弘世 菫 「確かに、交通事故で遅れました――とかありえるからな」 下品にならない範囲で急いで食べ終わると、準備していた荷物とともにバスへ乗る。
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0ch BBS 2007-01-24