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【レイセン】鈴仙奮闘記33【アレアレオー】
[25]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/12/04(金) 00:29:23 ID:??? C:鈴仙自身の今後について。 鈴仙「……あの。レティさん、聞いて下さい。 別に、何がどうとか、結論が欲しいとかそんなんじゃなくって。ただの、取り留めもない話なんですけど」 レティ「……ええ。良いわよ。私で良ければ聞くわ」 レティが優しく頷いた事で、鈴仙は話を続ける決心が出来た。 ……鈴仙自身の今後についての話を。 鈴仙「――私、もう暫くしたら、幻想郷を出ようと思ってるんです」 レティ「……」 鈴仙はそこから暫く、差支えの無いと思われる範囲で自分の今後についてレティに語った。 全幻想郷選抜に入れたとしても、自分はそれを辞退する。 その代わり、別の方法で大会に出場し、そして優勝を目指す……と。 レティは暫く黙って鈴仙の話に聞き入っていたが、 驚いた様子は全くなく、むしろ納得した素振りすら見せていた。 鈴仙「私は、周りの皆のお蔭で変わる事ができた。 今度は私が、同じように皆を。この幻想郷を……変えたいって。そう思ったんです」 レティ「……そうだったのね」
[26]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/12/04(金) 00:33:47 ID:XrD547WY 鈴仙の主張は事前の予告通り、取り留めも無く終わってしまった。 しかしレティはそれを揶揄する事なく、誠実に聞き遂げてくれた。 それだけでも鈴仙にとっては気持ち的にありがたかったが、 こうした鈴仙の説明に心を動かされたのか、レティも僅かではあるが、自身の気持ちを吐露してくれた。 その内容は……。 先着1名様で、 ★レティの返答→!card★ と書き込んでください。数値で分岐します。 JOKER→レティ「あら。だったら私と一緒じゃない! 【プロジェクト・カウンターハクレイ】では宜しくね、鈴仙!」 ダイヤ→レティ「――じゃあきっと、貴女はリグルと同じね」 ハート・スペード→レティ「……熱いわね。私は、貴女が羨ましいわ」 クラブ→レティ「正直に言って。私は、幻想郷に残り続けたい……」 クラブA→謎の向日葵仮面「私を置いて逃げるのねェ!? ユルサナイ」ジャキッ 鈴仙「そんな!? レティさんは実はオーバーボディで、その中身に謎の向日葵仮面が入っていたなんてーっ!?」
[27]森崎名無しさん:2015/12/04(金) 00:35:43 ID:??? ★レティの返答→ ハートQ ★
[28]森崎名無しさん:2015/12/04(金) 00:35:53 ID:??? ★レティの返答→ クラブ10 ★
[29]森崎名無しさん:2015/12/04(金) 00:37:27 ID:??? クラブAカメェェェーw
[30]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/12/04(金) 00:58:22 ID:XrD547WY ★レティの返答→ ハートQ ★ ハート・スペード→レティ「……熱いわね。私は、貴女が羨ましいわ」 レティ「熱いわね。私は、貴女が羨ましいわ」 レティが吐露した彼女の本心。それは鈴仙に対する羨望だった。 鈴仙「えっ……?」 これまでレティが抱く負の感情を知り得なかった鈴仙は、そんな彼女の答えに思わず声を漏らしてしまう。 鈴仙の顔を見たレティはフッと笑いながら、自嘲的に続けた。 レティ「――私は貴女が思っているより強い女じゃないわ、鈴仙。 むしろその逆。私は常に、自分よりも強い相手に対して目が無いのよ。 だから、風見幽香のような大妖怪と並び立ってプレーする事についても、内心では強い誇りと自負を持っているし。 ……その反面、折角強くなって、今の環境を勝ち得たのだから、冒険してそれを壊したくないという、臆病な心も人一倍強い」 鈴仙「そんな。レティさんは臆病なんかじゃないですよ! むしろ、あの幽香さんと一緒のチームであれだけ堂々としているなんて、尊敬ものです」 レティ「ありがと、鈴仙。……でもね、それと同じようなことは、私だって思っているわ。 八意永琳の弟子というプレッシャーに負けず、むしろそれを誇りと思って、貴女はここまで成長して来たのでしょう? 私も貴女も、そこについては殆ど同じ――いや、貴女の方がずっと凄いわ。 何故なら貴女は、八意永琳と並び立ててなお、それで満足せず、更なる高みを目指そうとしているのだから」 鈴仙「そ、それは……」 褒められているのに、鈴仙は何故か寂しい気持ちがしてならなかった。 レティは鈴仙が選んだ道を尊敬し羨望してくれている。しかし、レティは本当に、自身が言うような弱い女なのだろうか。 鈴仙はレティに反論したかったが、咄嗟の語彙力の無い鈴仙には気の利いた言葉の一つも浮かばない。 結果、談話の場は暫しの沈黙に包まれて。
[31]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/12/04(金) 00:59:28 ID:??? レティ「……さて。そろそろお昼か。確か貴女も予定があるんだったわね?」 鈴仙「あ。は、はい! ブリッツボールの試合が」 レティ「ブリッ……何とかは、私も良く分からないスポーツだけど。頑張ってね、応援しているわ」 ――そのまま申し合わせたような無難な会話を並べて、二人は解散する事となった。 鈴仙がもやもやした想いを抱きながらも慌てて店を出ると、場にはレティのみが残された。 少女が宣言した意志のある言葉は、レティの思案をますます深みへと落としていく。 レティ「(……私は間違い無く、今まで自分が暮らして来た幻想郷を守る為に動くと信じていたけれど。 ――だけど、私は――このまま、動かずにいても良いのかしら……?)」 レティは何度もその問いかけを繰り返したが、答える者は終ぞ現れなかった。 *レティの評価値が上がりました。 *レティの想いが、幻想郷側から少しだけ離れました。
[32]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/12/04(金) 01:06:47 ID:??? …と、言ったところで今日の更新はここまでにします。 >>24 アレアレ乙ありがとうございます。 アレアレオーの元ネタ知りませんでしたが、語感が一発で気に入ってスレタイにさせて頂きましたw 反町君も決して弱くは無いです。総合力(だけ)なら早苗さんにも匹敵しますし… >>29 カメよりはキン肉マンリスペクトな感じでしたねw それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
[33]森崎名無しさん:2015/12/04(金) 01:12:45 ID:??? アレアレオーはサッカーの応援チャントでよく使われるフレーズの一つですね もう片方もバモニッポンとかで定番 アレアレ乙
[34]森崎名無しさん:2015/12/04(金) 19:02:33 ID:??? 紫「だが気をつけるべきなのは鈴仙だ。奴はにとりが炎上しているのをアレアレオーなノリで楽しんでる。 にとりが毎回炎上するのも、鈴仙って奴の仕業なんだ」 にとり「なんだって!それは本当かい!」
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0ch BBS 2007-01-24