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【レイセン】鈴仙奮闘記33【アレアレオー】
[872]森崎名無しさん:2016/01/10(日) 00:23:09 ID:??? D カグヤファン「カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ」 輝夜「誰がいくかあ!」
[873]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/10(日) 00:36:20 ID:9wczJTnk C:「だが、このチームには鈴仙が居る。彼女の想いを無碍にして良いのか?」 輝夜「んー。そうね。確かにイナバ……鈴仙は私の大事なペットよ。 私はあの子には、誰よりも幸せになって貰いたいと思ってるわ」 魅魔「そうだろう、そうだろう! だったら……」 輝夜「――甘いわね、魅魔。私が新チームに行く事を躊躇う理由はあくまで永琳の存在よ。 鈴仙の事は勿論大事に思っている。そうでなけりゃ、最初っから門前払いなんだし。 そして――だからこそ逆に聞くけど。鈴仙は、私と新チームでもサッカーやりたいって。確かにそう言ってたの?」 魅魔「……! ――いや。直接言ってはいない」 輝夜「そうよね? だったら、それだけを根拠に私の永琳への想いを離れさせようと思うのは、 少し理屈として弱いと思わないかしら? この答えも、感情に訴えるという線では間違いないけれど。 それなら、『物理的な距離でしか、お前は永琳との関係を確認できないのか?』とか、 直接永琳を引き合いに出した上で返してくれた方が、より私の心は動いていたかもしれないわね。 とはいえ、今更『永琳が居ないと何も出来ないのか!』……とか言われても、それで動じる私じゃないけど。 ――あと、sageでもDを選んじゃった>>872は後でノーミソグリグリの刑だかんね!!」 魅魔「……(――最初にあたしを試した時のように。彼女はこう見えて理屈を大事にする。 『感情的に』というフレーズに引っかかったが、今回問題となるのはあくまで 蓬莱山輝夜が、【永琳への想いを整理した上で】、新チームに来てくれるか否かだった……。 彼女は因幡佳歩程素直じゃない。そう返されたとしても、仕方が無いか。 そして>>872って、一体誰。いや、何なんだ……?)」 *輝夜の感情値は変化しませんでした。
[874]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/10(日) 00:40:06 ID:9wczJTnk 輝夜「――さ。これでもう話すべき事は無いわよね? それで、私の結論だけど……」 魅魔「……!(――最後は中途半端な結果に終わってしまったが。データ上の感情値自体は概ね良好だ。 大体確率にして11/13。8割以上で成功するだろうとは思うけど、上手く行っておくれよ……?)」 蓬莱山輝夜の感情値 (幻想郷への未練 -2) (全幻想郷代表準主力 -5) (永琳との別離 -10) (外界への好奇心 +2) (鈴仙との関係性 +6) (魅魔の妥当な見立て+6) ―――――――――――――――― 合 計 -3 先着1名様で、 ★輝夜の決断→ !card + (補正合計-3) =★ と書き込んでください。下記のとおり分岐します。 ≧0 スカウト成功 ≦−1 スカウト失敗 *JOKERなら強制成功です。
[875]森崎名無しさん:2016/01/10(日) 00:41:05 ID:??? ★輝夜の決断→ ハート2 + (補正合計-3) =★
[876]森崎名無しさん:2016/01/10(日) 00:41:25 ID:??? ★輝夜の決断→ スペード4 + (補正合計-3) =★
[877]森崎名無しさん:2016/01/10(日) 00:43:03 ID:??? あらら、ポストたちの活躍が見れなくなるのはちと残念だが仕方ないな。 切り替えてモコケネを落とす方針でいくか。
[878]森崎名無しさん:2016/01/10(日) 00:47:05 ID:??? うぐぅ……どうするか、GKはさとりとにとりでいく? にとり行くなら早いところ捕まえないとだけど けーね先生は私的には是非とも欲しい もこたんの難易度はどれくらいになるかな……
[879]森崎名無しさん:2016/01/10(日) 00:57:32 ID:??? さとり取って矢車さんもついてくる
[880]森崎名無しさん:2016/01/10(日) 01:06:52 ID:??? 地底チームを何人か誘ってから、さとりを狙うかな。
[881]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/10(日) 01:08:13 ID:9wczJTnk ★輝夜の決断→ ハート2 + (補正合計-3) =-1★ ≦−1 スカウト失敗 輝夜「……悪いわね。今回はパス。鈴仙は心配だけど、私は永琳がもっと心配だから。 彼女、あれでも自分が『純狐』を――世界を破滅に導く存在を呼び出してしまったって、 強い自責の念に駆られている節があるし。私が、傍に居てあげたいの」 魅魔「(駄目だったか……)――そうかい。だったらあたしは、止めはしないよ」 輝夜「――プロジェクト・カウンターハクレイのスタッフとしてなら、 今後もまた動くつもりだから。だから……本当に、その……ごめんね」 魅魔「おいおい。さっきまでの威勢はどうしたんだい? そんなにしおらしいと、逆に気持ち悪いよ」 魅魔は薄く笑った。これもまた演技だろうか? 自分が帰った直後に早速お気に入りの外界の電子機器を取り出して、 「あーマジあの亡霊ウザかったー!」とか呟きつつ、夜な夜な不毛なテレビゲームに明け暮れる予定なのだろうか。 きっとそうに違いない。彼女は永琳にも負けず劣らずの食わせ物なのだから。 輝夜「ごめん……ごめん、なさい……!」 そのため、魅魔は泣きそうな輝夜の声を聞いても、すぐに振り返りはしなかった。 しかし、彼女の懺悔は魅魔が部屋を出てからも続いた。 そこでようやく興味を持ち始めた魅魔が、彼女に勘付かれないように部屋の襖を少しだけ開くと――。
[882]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/10(日) 01:14:18 ID:9wczJTnk 輝夜「ごめんね。……ほんとうに……ごめんなさい。――私、変われなくって……。変わるのが、怖くって……!」 魅魔「…………!」 輝夜が眼に大きな涙を湛えながら、大きく肩を震わせていた事に、魅魔はこの時始めて気付いた。 そして同時に察した。これまでの彼女の傲慢かつ超然とした態度は、 単に魅魔を試しているだけでも、単に性格が悪いだけでも無いと。 魅魔「(――彼女は、怖かったんだ……。永琳が苦しみ、鈴仙が出て行き、今が変わる事が。 そして何より。それを怖いと思っている自分自身の弱さを認識する事が。彼女はずっと、怖いと思っていたんだ……)」 蓬莱の人の形は正確に言うと不老不死では無い。 ただ単に、世のあらゆる変化を拒み、永久の停滞を受け入れるのみが本質。 そして輝夜は絶望していた。好奇心旺盛で変化を愛しながらも、 蓬莱人としての呪い染みた枷から逃げ出せないという事実に――。 魅魔「(――あたしが彼女に出来る事は、もはや何も無い。強いて出来る事があるとしたら、祈る事だけだ。 彼女が不変の呪いから解放され。その本心の本心から、 あのうざったい笑顔を浮かべる、その日がやって来る事を……)」 魅魔は人を恨み、世界を恨む悪霊だ。しかし、この時ばかりは輝夜の安寧を心から願った。 それは魅魔自身も気づかぬ内に、輝夜の魅力に当てられていたからか、それとも、もう少し安っぽい同情か。 ――その動機は何であれ、魅魔が確かに言える事は一つ。 彼女が最後に流した涙は、普段の暗君でも、適時の賢君による物では断じて無く。 無力な一人の少女による、等身大の感情による涙であったという事実のみだった。 *輝夜は入団してくれませんでした。
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0ch BBS 2007-01-24