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【せまる】ライ滝第三十六話【ヒューガー】
[364]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/04/10(日) 23:12:02 ID:??? 現在全力で書きあぐねている為次の更新にはまだ時間がかかりそうです もう少しお待ちしていただければ幸いです
[365]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/04/12(火) 22:58:01 ID:??? 高杉→スペード4+かえる飛びオーバーヘッド91=95 刹那→クラブ5+ブロック77=82 →シュートは邪魔される事無く放たれた! GKとの勝負へ ドモン→スペード3+爆熱ゴッドフィンガー84+(明鏡止水+2)=89 →和也のかえる飛びオーバーヘッドが頑駄無ゴールに突き刺さる! 片桐「因みに本条予想だと私の好感度が上がっていたぞ」→ハートK →刹那がパワーアップフラグを獲得 和也(っ、しまった!) 高杉和也という男は基本的に非常に勝負強い男である。 しかし先程自分のミスであわや失点という状況を招いた負い目は根深かったらしく、彼はここでシュートを打ち損じてしまった。 オーバーヘッドを放った瞬間、高杉は表情を歪めるが最早手遅れ。 シュートは本来の威力よりもはるかに弱弱しい勢いで、ゴールではなくほぼ垂直に真下へと落下していくのだった。 だがこれが結果として思わぬ事態を招く遠因となる。 刹那(ミスキックか……) ドモン(どうやらプレッシャーに負けたようだな) 垂直に落下するボールを見た刹那とドモンは高杉がシュートを打ち損なったと確信し、緊張を緩めていた。 その結果、彼らは気付く事が出来なかった。高杉の放ったシュートに強烈なドライブ回転がかかっていた事に。 ドライブ回転がかかったボールが地面に触れればどうなるか。その答えをドモン達はこの直後に思い知る事となる。
[366]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/04/12(火) 22:59:20 ID:??? 刹那「……っ!? ボールが!」 ドモン「なにィ!? い、いかん!」 地面に落下したボールは強烈なスピンによって方向を変え、Vの字を描くようにしてゴールへ向けて勢いよくバウンド。 この瞬間刹那とドモンはようやく目の前の危機に気づくが、時既に遅かった。 ボールは刹那の真上を飛び越え、咄嗟に手を伸ばしたドモンの手の少し先を掻い潜る。 そして、ボールはそのまま頑駄無のゴールネット上部に突き刺さるのだった。 ピィィィィィィィィィィィィィィィッ!! 頑駄無 1-2 本条 といった所で判定も選択肢もありませんが今回の更新はこれだけとなります この先の刹那パートが思いの外長くなりそうだったので先にここまでだけ投下する事にしました 筆が進まず更新が遅れに遅れてしまっていますがご容赦下さいませ
[367]森崎名無しさん:2016/04/14(木) 14:58:03 ID:??? 乙でした やっぱ高杉の必殺シュートと言えば蛙飛びオーバーだよな 最後の最後でこれが出たときは燃えたね
[368]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/04/16(土) 21:58:27 ID:??? >>367 乙ありがとうござます 必殺技みたいなものがあまり出てこない作品なだけにやっぱりかえる飛びオーバーは印象的ですよね 個人的にはアルゼンチン編でリカルド相手に使った急降下ドライブシュートも好きだったりします ここ最近碌すっぽ更新できず大変申し訳ありません 明日から更新を再開します
[369]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/04/17(日) 22:55:45 ID:??? 和也「き、決まったのか……?」 打ち損なった時点で防がれる事を確信してた高杉は、まさかのゴールに着地と共に呆然とそう呟く。 と、そこで高杉は背後から騎場に勢いよく頭を叩かれた。 和也「痛ってえ!?」 騎場「おいコラ和也ぁ! お前なんちゅうヘロ球打っとんねん! あの場面でミスキックかますとか決めてなかったらぶっ殺す所やぞ!」 和也「……悪かったよ。あんなミスはもうしないって」 叩かれた頭を摩りながら謝罪する高杉に、騎場はやれやれと言った様子でジト目を向ける。 騎場「当たり前やド阿呆。ま、今回は結果オーライやし大目に見たるわ。どんな形でも1点は1点やからな。 けど、言うまでもない事やが気を抜いたらあかんで。ここからは向こうも死に物狂いで攻めてくる」 和也「ああ、分かってる。絶対に勝つぞ」 騎場「言われるまでもないわ。守備陣! 最悪ガロードにだけはボール渡したらアカンで! 他は末次なら何とか出来る! ええな、和也の言う通り絶対に勝つで! ぶっ倒れるまで動き回るんや!」 本条一同『おう!』 騎場の檄に本条の選手達は力強く応え、各々のポジションへと戻って行くのだった。
[370]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/04/17(日) 22:56:56 ID:??? 一方、再びリードを許した頑駄無サイドは重苦しい空気に包まれていた。 アムロ(騎場のあの物言い、恐らくこちらを挑発してキラやジュドーに打たせる腹積もりもあるのだろう。 悔しいが末次を相手にあの二人がゴールを奪うのは実際難しい。 ガロードを徹底マークされるとなると厳しい勝負になりそうだ) シン「クソ、中盤を抑える事は出来ても一度攻められると止め切れない……」 ドモン「打ち損なったと油断した結果がこれか……不覚……っ!」 刹那(俺は……何をやっている……) ここまでの戦いを経て、頑駄無の選手達は生半可なプレイでこの先スコアを巻き返す事が難しいのだと理解していたのだ。 中でも特に刹那の落胆は大きかった。それは、彼が頑駄無の選手の中でも特殊な経歴の持ち主であったからである。 刹那・F・セイエイ、彼は元々日本人ではない。中東のクルジスという国で生まれ育っていた。 そこで刹那は少年時代にテロ組織によって少年兵に仕立てられており、幼少から凄惨な戦いの中を生きていたのだ。 テロ組織に神の名の元に戦う事を刷り込まれていた刹那であったが、彼は過酷な戦いの中この世界に神がいない事を知る。 そして数年前、テロ組織から切り捨てられた刹那は「紛争根絶」を掲げる武装組織にスカウトされ、 この世に存在しない神に代わり自らが平和とは程遠いこの世界の「歪み」を破壊する者となったのであった。 そんな刹那が頑駄無やってきた理由はただ一つ。 世界に紛争を巻き起こすショッカーを始めとした秘密結社がこぞって重要視している日本を監視する為である。 その為に学生に扮し怪しまれぬようクラブ活動にも参加していた刹那であるが、頑駄無での生活は非常に大きな影響を与えていた。 平和という物を体感した事のなかった刹那は、仲間達と過ごす中己が目指す平和な世界の具体的ヴィジョンを見出せるようになったのだ。 滝やギリアムから世界滅亡の危機と日本サッカー協会の腐敗の話を聞かされたのは正にそんな時の事だった。 世界の滅亡というオカルト極まる話はともかく、 自らが平和の象徴と見たサッカーを私利私欲で弄ぶサッカー協会に対し刹那がどんな感情を抱いたか、説明するまでもないだろう。 故に刹那はsingular Herosの一員として世界の歪みと戦う事に強い使命感を持っていたのだが、 だからこそこの試合でまるで攻撃を防げない自分に対し強い絶望感を抱いてしまったのである。
[371]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/04/17(日) 22:58:19 ID:??? 刹那(世界の歪みの一つを見つけたというのに、トップクラスとはいえ国内レベルの相手を前に俺はまるで歯が立たない…… 俺が戦い以外で世界の歪みを断ち切るなど、夢物語だったのか……?) 絶望し、顔を伏せる刹那。 ???『ったく。随分としけた面をしてるじゃないか』 刹那「っ!?」 刹那の耳に何者かの声が聞こえてきたのはそんな時であった。 その声に聞き覚えの有った刹那は驚愕した様子で顔を上げる。 顔を上げた刹那の目に真っ先に飛び込んできたのは一面何もない真っ黒な世界。 しかしその事に刹那が驚く事はなかった。それ以上に彼にとって驚くべき人物が眼前に存在していたからだ。 刹那は呆然とした様子で、眼前に立つ一人の男に向かって言葉を投げかける。 刹那「まさか……ロックオン・ストラトス……なのか」 ロックオン『久しぶりだな、刹那』
[372]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/04/17(日) 23:00:23 ID:??? といった所で中途半端ではありますが今日はこれだけです 刹那のパワーアップイベントならニール出したいよなあと色々考えていたらエラく時間がかかってしまいました 今まで味方の掘り下げ全然やってなかったツケが回ってきた感じですね それではー
[373]森崎名無しさん:2016/04/17(日) 23:04:51 ID:??? 乙でしたー
[374]森崎名無しさん:2016/04/17(日) 23:08:28 ID:??? 乙でした 森崎板でロックオンっていうと某スレのカペロマンが真っ先に出てくる
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0ch BBS 2007-01-24