※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【せまる】ライ滝第三十六話【ヒューガー】
[376]森崎名無しさん:2016/04/20(水) 05:18:52 ID:??? 必殺シュートって基本的に読者側がそもそもサッカーの知識に疎い時代にどうやったら衝撃を与えられるかってことで作られたものだからな 「俺たちのフィールド」や「シュート!」とかは読者側のサッカー知識がある人と無い人が入り交じった世代なのよね で、そこから「ファンタジスタ」や「ホイッスル」とかのリアル志向になってくる サッカー漫画って本当にその時代のサッカー事情が透けて見えてくるんだよね。最近だと「アオアシ」とかおすすめ
[377]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/04/20(水) 21:31:39 ID:??? >>373 乙感謝ですー >>374 乙ありがとうございます 狙い撃ったりトランザムしたりする方ですね 他には某禁則事項なスレでもちょこちょこ活躍している印象があります >>375 個人的には乱れ打つ方の人も好きであります >>376 なんだか物凄く納得しました 今見かける漫画がシステムや戦術に重きを置いた物の方が多いのはそういう事なんですね お勧めされた作品の方は機会があれば見てみようかと思います 更新再開します(キリッ)とかやっておいて大変申し訳ないのですが、 今週リアルの方が中々しんどい為平日の間は更新出来なさそうです 可能ならば土曜から更新を再開します。ご容赦下さいませ
[378]森崎名無しさん:2016/04/24(日) 13:05:37 ID:??? サッカー漫画…ジャイアントキリング(小声)
[379]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/04/24(日) 23:41:35 ID:??? >>378 ジャイキリならジーノと花森が好きですね 一時期椿出そうかと考えてましたが収拾つかなくなりそうだったので断念しました ロックオン・ストラトス。 刹那が所属している私設武装組織のメンバーであり、優秀な能力とリーダー気質の性格から組織内でも頼りにされていた男である。 しかし彼は数年前の任務中に戦死していた。 そんな男が目の前に現れたのだ。刹那が驚愕するのも無理からぬ事だろう。 刹那の様子に気づいたロックオンは、苦笑を浮かべながら口を開いた。 ロックオン『やれやれ、まるで鳩が豆鉄砲食らったような顔だな。ま、無理もないか』 刹那「何故、お前がここに……」 ロックオン『化けて出てきたか妄想の産物か。お前の納得行く理由で構わないぜ。 俺はただ、お前に聞きたい事があって来ただけだ』 刹那「聞きたい事?」 ロックオン『ああ。大事な事なんでな』 ロックオンはそれまで浮かべていた笑みを消すと、正面から刹那を見据える。 ロックオン「刹那、お前は世界に不満を持っていたからこそ俺達の仲間になったはずだ。 だが今のお前はこの世界をそう悪い物だとは感じていない。違うか?」 刹那「……ああ、そうだな。その通りだ」 ロックオンの問いに、刹那は首を縦に振って答える。
[380]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/04/24(日) 23:42:41 ID:??? 刹那「この世界は歪んでいる。人種、宗教、価値観の違いによる紛争。悪意と暴力で世界を支配しようとする秘密結社。 昔も今も、そして恐らくこの先も、この世界から紛争はなくならない。 俺達がどれだけ紛争を根絶しようとしてもそれが果たされる事はないだろう。 だが、こんな世界でも笑い、夢や希望を持って生きている人間がいる。 ここに来て俺はそれを知る事が出来た。 たとえ紛争を根絶する事が出来なくても、俺はせめて彼らの未来は守りたい。 だが……」 ロックオン『「だが、俺の力じゃあいつらを守れない」か?』 刹那「ああ……この世界を歪め、彼らの未来を絶とうとする者がいる。 だがそれに立ち向かうには、俺はあまりに無力だ。所詮俺は破壊しか出来ない存在なんだ」 ロックオン『……確かに。今のお前はそうなんだろう。だが、お前はまだ変われる。俺と違ってな』 ロックオンの言葉に、それまで俯き気味だった刹那はハッとした様子で顔を上げる。 ロックオン『嫌いじゃなくなったんだろ、この世界を。守りたいんだろ、ここで知り合った連中を。 ならお前がやるべきなのは下を向く事じゃないはずだ』 刹那「ロックオン……」 ロックオン『正直、お前が羨ましいよ。結局俺は最期の最後までこの世界を肯定する事が出来なかった。 だけどお前は違う。変われ、刹那。変われなかった俺の代わりに。 そして見せてくれ。お前が守ろうとした世界って奴を。 ……俺が言いたかったのはそれだけだ。期待してるぜ、刹那』 最後にそう言って微笑むと、ロックオンは静かにその場から消え去るのだった。
[381]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/04/24(日) 23:43:55 ID:??? シン「――な……刹那!」 刹那「っ!?」 ロックオンの姿が消えた直後、刹那は自分を呼ぶ仲間達の声を聞きハッと周囲を見渡す。 そこは先程までの一面暗闇ではなく元のグラウンド上に戻っており、周囲には心配そうに自分を覗き込む仲間達の姿があった。 ヒイロ「どうやら気が付いたようだな」 刹那「俺は……一体……」 ドモン「おい、大丈夫なのか? さっきの失点の後、ずっと立ち尽くしていたんだぜ」 刹那「そうか……」 キラ「本当に大丈夫? 調子が悪いんなら代わりにカツを人柱にするけど」 刹那「……ああ、問題ない。心配をかけてすまなかった」 アムロ「無理をしてないって言うんなら構わないさ。この後も頼んだぞ」 刹那の様子から彼の体調に問題はないと判断した頑駄無の一同は、ホッとした様子で試合再開の為に各々のポジションへと散っていく。 その姿を眺めながら、刹那は先程までの会話を思いだしていた。 刹那(ロックオン……あれは夢だったのか? ……いや、なんであろうと関係ないか) 先程までとは違い、刹那は決意を込めた様子で正面を見据える。 刹那(俺は変わる。今はまだ力及ばずとも、一歩ずつでも変わって行ってみせる。 見ていてくれ、ロックオン……)
[382]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/04/24(日) 23:45:00 ID:??? ▼刹那が全能力の必殺技習得フラグを獲得しました 刹那がスキル「イノベーター」の習得フラグを獲得しました といった所で今日はこれだけです 今週はそこまで忙しくないはずなのでそんなに休まないようにしたいですね それではー
[383]森崎名無しさん:2016/04/24(日) 23:49:43 ID:??? 乙でしたー
[384]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/04/26(火) 22:42:18 ID:??? >>383 乙感謝ですー その後再開された試合は、終始本条のペースで進んだ。 追加点を挙げた事で勢いに乗った本条の攻撃は苛烈を極め、頑駄無は反撃に転じる暇もない程防戦一方に持ち込まれたのだ。 またボールを奪った後も、騎場の指示によって徹底マークされる事となったガロードにボールを渡す事は困難を極めた。 キラ「なら僕が決めるまでだ。行けーっ!」 しかしガロードにマークが集中する以上、当然他のFWはドフリーになる。 絶好のチャンスを得たキラやジュドーは本条のゴールを割るべくチャンスあらば得点を狙っていった。 末次「フン、雑魚が。こんなもんで俺が失点とでも思ったのか!」 キラ「なにィ」 しかし全国でも指折りの実力を持つGK末次の前に、彼らは余りにも無力だった。 末次のセービングによって頑駄無のシュートは尽く防がれ、スコアは2-1から動かないまま時間だけが刻一刻と過ぎて行く。 そして後半もアディショナルタイムに突入し試合の決着もほぼ着いた中、本条は最後の攻撃に出る。 騎場(後半もほぼ終わり、でもってボールはこっち。もう俺らの勝ちは決定的や。 せやけど最後まで攻撃の手は緩めん。それが俺なりの礼儀や。もう一点、取ったる!) シン「クッソォッ!! 最後の最後まで止められないのかよ!」 試合の締めに追加点を奪いに来た騎場の前に、為す術なく突破を許してしまうシン。 誰もがこのまま騎場がゴールまで駆け抜けると確信するが――
[385]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/04/26(火) 22:43:45 ID:??? 刹那「俺は変わる。そしてこの世界と向き合う! 刹那・F・セイエイ、未来を切り開く!」 騎場「っ!? なんやと!」 ここで今までとは見違えるほどの動きを見せた刹那が騎場の行く手を阻んだ。 躊躇なく騎場の懐へと飛び込んだ刹那はキレのあるスライディングタックルを見せ、騎場から見事ボールを奪い取ったのだ。 ピッ、ピッ、ピィィィィィィィィィィィィィィィッ!! しかし、頑駄無の意地もここまで。 刹那がボールを奪い取った直後に審判の笛が高らかと鳴り響き、勝負は決するのであった。 試合終了! 頑駄無 1-2 本条 本日はこれだけ 明らかに筆の進みが遅くなっていてますね。すこしずつリハビリしてペースを上げて行きたい所です それではー
[386]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/04/30(土) 23:30:58 ID:??? 次のイベントで神風来るのが確定したようで羽黒とケッコンしてる身として大変喜ばしい限りです 報酬艦だと良いんですがはてさて アーケードはしばらく見送る事にしました。利根ねーさんとか妙高姉さんとか霞軍曹とか比叡とか欲しいですけど色々あったので そんなこんなで少しですが更新します 和也「やった……やったぞ! 全国だ!」 末次「フン、俺がゴールを守ってるんだ。当然だな(だが、相手が相手とはいえ予選で失点か。もっと力をつけなければ)」 全国大会出場を決めた本条の選手達はこぞって喜びを露わにする。 騎場(勝つには勝ったが……ヤバかったな) そんな中、一人騎場だけは神妙な面持ちで額の汗を拭っていた。 騎場(ラストの1プレイ、俺は完全にあの刹那の奴に負けた。 時間切れでそこまでやったが、もしあと少し時間があれば一気呵成に攻め込まれて追いつかれた可能性もあった。 和也だけやない。俺かてまだまだや。全国に向けてもっとレベルアップせな……!) そう決意すると、騎場は一転不敵な笑みを浮かべながら刹那の元へと歩み寄る。 騎場「よう、最後のプレイはやられたで。けど次は負けへんから覚悟しとけや」 刹那「騎場拓馬……それはこちらの台詞だ。次に戦う時は俺が勝ち越す。それまで全国で無様な姿は晒さないで欲しいな」 騎場「ハッ! クールぶった男やと思ったら意外と言うやんけ。 言われんでもそのつもりや。次に白黒着けるまで俺は簡単には負けへんし、優勝旗もまた神奈川に持って帰ってきたるわ」 刹那「そうなる事を期待している。俺も次に戦う時までにもって腕を磨いておこう」 吹っ切れた刹那と騎場は、お互いを認め再戦を誓い合うのであった。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24