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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[278]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/15(金) 23:57:14 ID:??? 寅丸星の感情値 (幻想郷への未練 -2) (全幻想郷代表控え -1) (仲間達との別離 -5) (鈴仙との関係性 +5) ――――――――――――――― 合 計 -3 魅魔「(数値自体は悪くない。……だが、やはりと言うべきか仲間達の縁を大事にしているようだね。 この辺について、ちょっと探りを入れてみようか)一体何を悩んでいる。やはり住職――聖白蓮の事かい?」 星「えっと。……聖ではありません。彼女にはもう話しました。 私が今、何を悩んでいて何をすべきであるかについて、全て知っています。 その上で、聖はこう言ってくれました。――私は、貴女を導くどの道も輝いて見えます。……と」 魅魔「(要するに、『テメエで考えろボケ』って意味じゃないかね……。 ――ま、流石のあたしでも、ここで空気を読まない発言はしないけどさ)」 何気なく魅魔が切り出した白蓮に関する話題を聞いて、星はここから白蓮の優しさ、温かさ、包容力について、 今にも三十分程語りだしそうだったが……。 彼女もまた成長していた。欲求を抑えて白蓮を真似するように、控えめな笑みを浮かべてこう続けた。 星「……ですが、やはり私は気になるのです。私の大切な……――えっと、その。仲間の事が……」 魅魔「そうかい……(途中でちょっと言い直したね。仲間って言う前に。 ここまで奥ゆかしい彼女のメンタルで考えると、 『具体的に名前を挙げると他の皆に申し訳ないから、敢えて誰かは伏せた』――って、感じかな)」 そして、ここで魅魔は思いついた。 魅魔「(そうだ。……ここでコイツが思っている具体的な仲間の名を挙げてみよう。 そこで攻めていけば、一気に勧誘成功まで持って行けるんじゃないか?)」
[279]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/15(金) 23:59:18 ID:wwaanPCo 既にスカウターで大よその懸念が分かっている魅魔は、 敢えてその懸念の中心人物の名を挙げる事で星の心をより強く揺さぶろうとした。 魅魔「(――とはいえ。あたしがこれまで観察した限りじゃ、この命蓮寺の回りの連中。 常に全員が家族みたいで、気持ち悪い位仲が良いんだよねぇ。 ……ホントに具体的な『コイツ!』って奴は居るのかい? ま、良いか。余程話を聞いてないような答えじゃなければ、気分を害したりはせんだろう。 さて、こいつが。寅丸星が、いの一番に考えていそうな相手と言えば、一体誰だろうね?)」 候補選手のプロファイルシートと命蓮寺ロータスのメンバーを思い出しながら、 魅魔はやがて一人の人物の名を挙げた。それは――。 A:「……村紗の事だろう? お前さんが特に気にしているのは」 B:「……一輪の事だろう? お前さんが特に気にしているのは」 C:「……ナズーリンの事だろう? お前さんが特に気にしているのは」 D:「……白蓮の事だろう? お前さんが特に気にしているのは」 E:「……伝説の超人・ヒジリーの事だろう? お前さんが特に気にしているのは」 先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[280]森崎名無しさん:2016/01/16(土) 00:00:34 ID:fFqOCy3M C
[281]森崎名無しさん:2016/01/16(土) 00:00:40 ID:+WUDF7vc C
[282]森崎名無しさん:2016/01/16(土) 00:00:49 ID:??? E トラガスだからなあw
[283]森崎名無しさん:2016/01/16(土) 00:01:19 ID:J0GdLnzc C
[284]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/16(土) 00:36:52 ID:8HletNvo C:「……ナズーリンの事だろう? お前さんが特に気にしているのは」 星「え、えええええええっ!? なんでわかったんですか魅魔さん!? もしかして貴女が、地霊殿の古明地さとりのお母さん!?」 大きくジャンプしてひっくり返り、超絶オーバーかつ素直に驚きの顔を見せる星。 魅魔はその単純さに笑いそうになるが、辛うじて堪えて普段の冷徹さを見せつつ淡々と続けた。 魅魔「アホか、お前は。……そんなもん、お前の近辺を洗っていけば、大体予想が着くよ。 彼女自身も、お前の事を強く慕っているようだしね」 星「――う、うう。……でも、そうなんです。寺の皆は恐らく、私が選んだ道を尊重してくれるでしょう。 でもきっと、ナズーリンだけは反対します。『ご主人様を危ないトコに連れてけない』……とか言って。 というかこないだ、暗にこの話題を出したらそう断言されました」 魅魔「(ナズーリンとやらの気持ちも分かるけどねぇ……。 こいつを治安の悪い国に飛ばしたら、一体どうなるか分からん。……悪い意味で)」 星の頼りなさから、魅魔は思わずナズーリンの正論に同意しそうになるが。 しかし魅魔はそれでも星を引っ張る必要があるのだ。 打算とハッタリと、そして僅かの本音を籠めて、魅魔は彼女にこう宣言した。 魅魔「(……………)まぁ。大方そんな事だろうと思ったよ。 だが私はそこで、お前さんに言ってやりたい。――今のお前は、屏風の中の寅だ!」 星「……ええ。分かっています。私は虎では無く、お伽噺に出て来る、寅の妖怪に過ぎない。 だけど、野生で飢えて余裕を失っていないからこそ、私は自分らしく、皆に希望を与えられる」 ――しかし、星は魅魔の指摘を凛としたまま受け止めた。彼女にとって、その問題は既に乗り越えた壁だった。 彼女と似たプレースタイルを持ちながらも、正反対の信念を持つ男との戦い。 そして同じようなメンタリティを持ちながらも、星に先駆けて自分らしく皆に希望を与えていた少女の存在。 それらが、気弱で優柔不断だった星に大きな自信を与えていた。
[285]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/16(土) 00:38:45 ID:8HletNvo 魅魔「――あたしの話はまだ終わりじゃない」 しかし、魅魔はこれで食い下がらなかった。 魅魔「皆に希望? 自分らしく? ――本当にそうなのかい? 今のお前は皆に希望を与えているって、本当にそう言えるのかい……!? お前にはまだ、本当にやりたい事があるんじゃないのかい……!?」 魅魔は強い口調で星を押した。星の従者が持つ、主人に対する強い思慕は分かった。 星が今でも尚、迷いなき強い意志を抱いている事も分かった。 だが、それでも魅魔は言う必要があった。むしろ、だからこそ言いたかった。 魅魔「(彼女は一番大事な仲間の名を当てられてか、動揺している。 ここをもう一押し、感情的に揺さぶってやるんだ。そうすれば、勧誘は成功したも同然だね!)」 後一息、という気持ちも籠めながら。魅魔は星に対してとどめの一言を放った。 その内容は――。 A:「……お前はまだ弱い。もっと強くなる必要がある!」 B:「……まだ分からないのか。お前の成長こそが皆の希望という事実に!」 C:「……新チームに入れ、寅丸星! ここならレギュラーはほぼ間違い無しさ!」 D:「……お前はまだ、あの男に自分の意志を伝えられていないじゃないか」 E:「……夕食でもいかがかな?」 先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[286]森崎名無しさん:2016/01/16(土) 00:40:29 ID:g2EUDsSs B 夕食w
[287]森崎名無しさん:2016/01/16(土) 00:44:41 ID:fFqOCy3M D
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0ch BBS 2007-01-24