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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[418]森崎名無しさん:2016/01/18(月) 21:04:45 ID:??? カグヤファン だって本当にゴール前に必要なのはこっちであって姫様はゴール前のアイドル枠だったからw
[419]森崎名無しさん:2016/01/18(月) 21:06:11 ID:??? 完全に趣味だがブローリン欲しい
[420]森崎名無しさん:2016/01/18(月) 21:08:13 ID:??? ブローリンは趣味とガチを兼ね備えた良キャラ、わかるわかる キスメもブロッカーとマスコットの役割を兼ね備えていい感じ
[421]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/18(月) 22:30:20 ID:??? こんばんは、更新再開します。 >>399 乙ありがとうございます。 さとりもにとりもどっちも正GKになれるようにはしようと思います。 ただ、キャラや選択によって、大まかな成長の仕方(必殺型か通常型か、など)は分かれるようにする予定です。 最終的にはどのキャラも性格面・能力面で個性的になると良いなと思っています。 >>415 これが古明地こいしちゃんですか>アリス(ヤンデレ)
[422]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/18(月) 22:31:20 ID:??? 14人目の勧誘→矢車(松山) 魅魔「さて。……実はあたしはあんたとお燐の他に、あの矢車って男を勧誘しようと思ってるんだが、案内してくれないかい? えっと……外の世界では松山って少年だったが、故あってバッタの妖怪と融合したとか、そんな噂の奴の事さ」 さとり「地上ではそんな風に伝わってたのね……。 ――ま、まぁ。別に良いですけど。ハッキリ言って、オススメしませんよ?」 さとりの勧誘に成功して勢いづいた魅魔は、この調子で松山光――ふらのでの精神崩壊の後遺症か、 矢車想と名乗る飛蝗の妖怪の人格も併せ持っている――を、続けて新チームへと誘いたいとさとりに申し出るも。 ……彼女の反応は明らかに後ろ向きだった。 魅魔「何故だい? あたしは地霊殿サブタレイニアンローゼスの試合も全て観戦していた。 彼……いや、彼らの実力は間違い無く世界でも上位に入るレベルだ。 元チームメイトのあんたとしても、願っても無い申し出じゃなかったのか?」 さとり「いや……その。まぁ。……私は彼を誘う事は決してやぶさかでは無くむしろ歓迎しています。 ちなみに先に言っておきますが、これは良くある『普段はつれないけれど、内心では凄いそのキャラの事が大好き』とかいう、 薄っぺらい小説に良くいる薄っぺらいチンケなキャラ特有の薄っぺらい創作設定では無く、 単純に彼を放置すると地霊殿が鎖まみれになる事を憂慮しているだけの妥当かつ無難かつ重厚な描写ですので誤解なさらぬよう」 魅魔「(こいつは一体、誰と戦っているんだ……?)――まぁ、良く分からんけれど。取りあえず話を聞いてみる位は良いだろう?」 さとり「まぁ。普通は皆そう思いますよ。『多少根暗で偏屈な奴でも、強い選手なのだからチームに入れたい』……とね。 ……宜しい、分かりました。魅魔さん。――貴女に、地獄をお見せします」 さとりは最後に演技っぽくそう警告してから、魅魔を地霊殿の更に奥深くにある牢獄へと案内した。 近年は矢車を収容する以外には使用していないらしいが、それでも未だ尚血なまぐさい拷問の臭いが魅魔の鼻にこびりついた。
[423]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/18(月) 22:36:07 ID:??? ギィ……。 さとり「……入りますよ」 牢獄の一番奥で、さとりは独房の重々しい鉄のドアを開けた。 魅魔「(……ふむ。確かに半分以上人間のような身で、こんな所に住めるなんて正気じゃない。 だがその位だったら、瘴気溢れる魔法の森に住んでるあの子もどっこいどっこいだ。 古明地は一体、どうしてああも嫌がって)――って、え……?」 〜BGM:Lumbering Forces of Evil〜(ttps://www.youtube.com/watch?v=s6jo3O9i5mE) ガシャッ、ガシャッ……。 矢車「……誰か、釘を持って来てくれ。俺は俺を磔刑に処する事に決めた」
[424]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/18(月) 22:37:42 ID:??? そこには。……自らの四肢をどこから持ってきたか良く分からない十字架に縛り(勿論鎖で)、 どこかで見たような宗教画の如く、見事なはりつけにされている矢車が居た。 さとりが部屋に入るや否や、しきりに十字架に絡まった鎖をガシャガシャさせて来るのはやはりと言うか何というか、 単に構って欲しいだけのように見えなくもない。というか誰も居ないのに不毛に鎖をガシャガシャさせてる方が想像したくない。 さとり「……はい」 さとりは蔑むような視線で矢車をチラリと見て、それから魅魔に向き直る。 これで話は充分だろうと言わんばかりの顔をしていた。 さとり「以上の通り、彼はちょっと頭がおかしいです。――これでも、彼を勧誘したいと思いますか?」 魅魔「うっ……」 魅魔はこの時、ハッキリと迷った。さとりに対して果敢に土下座さえしてみせた魅魔が、この時初めて迷った。 本当に、この男を新チームに入れて――いや、そもそも声自体掛けてもいいのか……と。 ガシャッ、ガシャガシャッ……。 矢車「……………」ジーッ 魅魔「(なんかこっち見てるし……)」 さとり以外の第三者に気付いたらしい矢車は、奇異の目線を魅魔に向けながらも、 改めて自分が縛られてるアピールを再開した。魅魔の方向を凝視したまま。
[425]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/18(月) 22:39:07 ID:??? 魅魔「(――ま、まあ。正直言ってあたし達に時間は殆ど残されとらん。 コイツがどんな地雷だろうが何だろうが、勧誘を成功させる必要がある! ええい、こいつのスカウターの感情値は……!)」 ……だがしかし、そんな中で健気にスカウトマンとしての業務をこなそうとした魅魔は、 間違いなくプロと言っても良い根性だっただろう。 彼女はいつも通り、スカウターを起動させて彼の感情値を図ろうとするが――それがトドメだった。 ピピピ……。 矢車(松山)の感情値 (日本代表離脱 -4) (日本代表準主力 -5) (地獄の住人 -5) (闇の底には誰の声も届かない… -2) (お前…俺を笑ったな? -2) (笑うなぁぁぁぁ!! -4) (もうふらのもラベンダー畑もないんだよ -2) (どぉせ俺なんか… -2) (兄貴ぃ…凄いよ、すごすぎるよぉ… -3) (お前も俺の妹になれ +2) (鈴仙との関係性 +3) (さとりの存在 +5) ――――――――――――――― 合 計 -19 魅魔「な、なんじゃこりゃああああああああああああっ!?」 矢車「お前今、俺を笑ったな。……笑うなぁぁぁっ!!!!!!!」 ガシャッ!ガシャガシャガシャッ!
[426]森崎名無しさん:2016/01/18(月) 22:39:09 ID:??? と、とりあえずスカウターだ(汗)
[427]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/18(月) 22:43:47 ID:s4L1j4Og 魅魔の絶叫と矢車の咆哮が綺麗に重なった。激しく揺れる鎖の音をBGMに。 (矢車はキレてるけど、はりつけになってるので身動き取れない) 魅魔「(もう駄目だ。頭が痛い。幻想郷では常識に囚われては云々とは昔からよく言ったものだが。 コイツの常識は、もうなんか幻想郷がどうとかじゃない。異次元レベルだ……!)」 これまで窮地に陥った事は多々あったが、今程どうしようも無い場面に出会った事は魅魔とて無かった。 何を話せばいいのか、何を話してはいけないのかが全く掴めないし掴む必要性が感じられない。 魅魔「(――だが、それでもあたしは勧誘する必要がある。もう、戻れないんだ……!)」 後悔だけをひしひしと感じながらも、それでも魅魔は矢車に掛けてやるべき台詞を考えた。 正直もう、どれでも良いような気がしたけれど、それでも、それでも魅魔は真面目に考えてやった。 その言葉は――。 A:「地獄の住人が聖人と同じ罰を受けるなんて、烏滸がましいんじゃないかい?」 B:「というか鎖って窮屈じゃないかい? あたしが外してあげるよ」 C:「あたし達のチームは完全調和。パーフェクトハーモニーを目指している」 D:「何が地獄だよ。本当は単に構ってほしいだけじゃないのかい?」 E:「あにきぃ……自分で自分を磔刑とかイエス・キリスト並みだよ。地獄の神の所業としか言いようがないよぉ……」 先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
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0ch BBS 2007-01-24