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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[584]森崎名無しさん:2016/01/20(水) 23:18:05 ID:??? よかった……ぼっちになるアリスはいなかったんだね
[585]森崎名無しさん:2016/01/20(水) 23:21:10 ID:??? 何かする度友達友達とたかってくるのは正直死ぬほどうっとおしいから 何とかして交渉段階でこれから先は節度ある交流になるように誘導したいところだ
[586]森崎名無しさん:2016/01/20(水) 23:24:45 ID:??? よし、キツネのともだちやを斡旋しよう
[587]森崎名無しさん:2016/01/20(水) 23:36:46 ID:??? ボール君に友達になってもらおう
[588]森崎名無しさん:2016/01/20(水) 23:46:46 ID:??? 友達だとたかられるのも嫌だけど、 それ以上に友達じゃないやつに友達だよって嘘ついて利用するって 割りと最低だからやりたくないんだよねぇ
[589]森崎名無しさん:2016/01/20(水) 23:50:59 ID:??? 幻想選抜で友達は出来ないけど、このチームなら友達出来やすいと思うんだけど。
[590]森崎名無しさん:2016/01/21(木) 00:02:21 ID:??? アリスに何故友達が出来ないのか、その理由を突き付けるのも優しさだと思う
[591]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/21(木) 00:06:09 ID:WbEunX1c 15人目の勧誘→アリス 魅魔「うーむ。矢車の勧誘に失敗したのは痛かったね……。 これで選手の頭は……鈴仙を入れて13人か。もう1、2人は入れたかったが、しゃあないか」 地底での勧誘を終えた魅魔はそろそろ潮時と思い、神綺が待つ魔界へと引き返そうとした。 実際に地上を出ると、時刻は既に丑三つ時と言った様相であり外には妖怪しかいない。 魅魔「居るのは知能の低い下級妖怪や妖獣ばかり。 こんなのを誘う位なら、多々良小傘にでも声を掛けるのと幾分も変わらんしねぇ」 近くで誰かが「あ、扱いが酷いっ!?」と言ってた気がしたが、恐らく空耳であろう。 魅魔は顰め面で地底の風穴付近の森を闊歩していると――。 カツーン、カツーン……。 魅魔「ん? ……今度は、空耳じゃないな」 森の奥から、何やら不吉な音が聞こえる。 キツツキが木をほじくり返す音にも似ているが、こんな時間は鳥だって寝ている。 一体何事だと思って、魅魔が興味本位で森の奥へと足を運ぶと……。 カツーン、カツーン…… アリス「ううう……。霊夢ったら。あんたは何時からそんなに冷たいヤツになっちゃったのよぉ……?」 魅魔「(…………)」 とても綺麗な金髪の女の子が、泣きながら藁人形に五寸釘を打ち付けていた。 正直言って、無視したい光景だった。……そのあまりの惨めさから。 実際、足早にその場から離れようとした魅魔だったが……。
[592]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/21(木) 00:07:58 ID:WbEunX1c パキン。 魅魔「――あ」 気まずさから妖力が誤って暴発してしまい、近くの枝を割ってしまう。 そのせいで一心不乱に釘を打っていたアリスが魅魔に気付いてしまい――。 アリス「あ。あんたは……! 前に魔界で会った……!」 魅魔「――や。やあ、久しぶりだね(えっと……会ったっけ?)」 魅魔にとって驚く事に、アリスは魅魔と昔からの知り合いらしかった。 らしいと言うのはどういう事かと言うと、魅魔は正直に言って、昔のアリスの事を覚えていなかった。 確かに大昔、魔界に行って神綺と戦った記憶はありありと残っているが……。 魅魔「……ああ。思い出した。本を使ってたヤツか」 それでもと促されて、魅魔は漸く思い出した。確かにコイツも、そこそこ手ごわかったっけ。 アリス「そうよ……。どうしてそこで詰まるのよ……? 私は出会った友達の事は、常に忘れないように記録してるのに……。 身長体重座高血圧ヘモグロビンA1cに、趣味嗜好座右の銘に左右の目まで。 私はあんたの全てを知っているのよぉ……!?」 魅魔「そりゃ確かにかなり知ってるみたいだけど、何か微妙な知り方だねぇ。 ストーキングするにも、もうちょっと頑張って調べようよ……」
[593]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/21(木) 00:09:33 ID:WbEunX1c 色々と鬼気迫る必死さがあるアリスを宥めすかしながら、 魅魔は丁度良い会話の打ち切り所を必死に探っていたが。 そうこうしている間に、アリスの方も少し落ち着きを取り戻したようで。 アリス「――ところで……あんたがどうして態々ここに来たの? 紅霧異変以来、魔界に別荘建てて悠々自適の隠居生活って聞いてたけれど……?」 魅魔「えーと。(……ここで適当に嘘をついても良いが。後でこじれても困るから正直に言っとくか) ――実は、あたしは今……」 アリスは最近になって幻想郷に姿を現した魅魔の現在について聞いてきた。 それはこれまでの行動や発言と照らし合わせても非常に常識的な質問だったが、 これまでが非常識過ぎたため、あまり答えたくない。 ――とはいえ、状況をこれ以上拗らせて面倒臭くしたくない。 そう判断した魅魔はヘタな嘘をつくよりも、正直に自分が今している事を答えた。 すると、アリスは最後の方になるとわなわなと肩を震わせ泣きだして。 アリス「う、ううっ……。ど、どうして……? どうして、私を誘ってくれなかったの……? ――わ、私が……ぼっちだから……?」 魅魔「(しまった。余計に面倒臭いよ、この子……あ。そうだ。スカウターを使ってみようか)」 ピピピ……。 どうしたものか、と思った魅魔は状況打開の為にスカウターを起動させた。 本来はスカウトとしての勧誘用に使う装置だが、不完全ながら人の心を読む事にも使える。 魅魔はアリスの内心を調べてみる事にした。その結果――。
[594]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/21(木) 00:12:19 ID:WbEunX1c アリス・マーガトロイドの感情値 (幻想郷への未練 -2) (全幻想郷代表主力 -10) (孤独 +5) (魅魔と顔見知り +2) (鈴仙との関係性 +15) (何で誘ってくれなかったのよぉ……? -5) ――――――――――――――― 合 計 +5 魅魔「(何で誘ってくれなかったのよぉ……?って言われてもね。元々誘う気なんてなかったし。 しかし――あれ。意外と感情値が低くない……?)」 ――偶然ではあるが、魅魔はとある事実に気付いてしまった。 魅魔「(全幻想郷代表でも当然に主力である筈の彼女だけど。――これなら、新チームに誘える……!?)」 アリス「う、ううっ……。どうして……?」 どうしてと泣きじゃくる孤独なアリスを見下ろしながら魅魔は考える。 ――これは、矢車や輝夜でしくじった分を十二分に穴埋めする、大規模な戦力補強のチャンスではないか? 魅魔「(ウチのチームには同タイプのMFとして既にパチュリー・ノーレッジが居る。 ……しかし。司令塔型の選手が二人居るのは組織戦をするにあたり役立つ筈。 また、パチュリーをFWやSBとして使う場合でも、アリスが居れば組織力が低下しないメリットもある。 ――なんだ。この面倒くさい性格さえ除けば、喜んでウチの方に来てほしい選手じゃないかい!)」
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0ch BBS 2007-01-24