※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[639]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/22(金) 23:52:35 ID:??? こんばんは、更新します。 >>630 乙ありがとうございます! >新チームの名前案について 今読み返すと日本語がメチャクチャでしたね…。 「次回更新時、新チームの名前を決め、第二、五章を終えます」と言いたかったのに、 これだと二、五章を終えた後、その次の日にチーム名を決めるようにも見えます。 そんな中、チーム名について考えて下さった>>630さん、>>631さん、 >>632さん、>>633さん、>>634、>>635さん、>>636、>>637さん、>>638さん。 本当にありがとうございました。そしてご迷惑おかけしてすみません(汗)
[640]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/22(金) 23:55:41 ID:??? ***** 鈴仙「……リ、リオカップ……? ブラジル……?」 魅魔は一同に対し今後の概要――新チームでは、実力の底上げの為各自海外で修行して貰う ――を説明の後、まずは鈴仙に対して、彼女が向かうべき国と修行の内容を伝えた。 それを聞き戸惑う鈴仙の様子を見ても尚、魅魔はその冷徹な態度を変えなかった。 魅魔「そうだよ。旅券は既に手配しているから、心配しなくていいよ」 鈴仙「えっ? ……。は、はい。大丈夫です、私、ビビッてなんかいませんから」 魅魔「おやおや。それは頼もしい(嘘付け。脚がガクガクしてるじゃないか)」 しかし一方で鈴仙はすぐに不安を隠し、きりっとした口調でそう言い放ってみせた。 実際の心境がどうであるかは置いといて、少なくともその態度は立派だった。 鈴仙に続いて、魅魔は他の選手の派遣先についても説明をする事にした。 魅魔「……さて。折角だから他の奴らについても言っておこうか。 お前さん達が果たしてどの国に飛ばされる予定で、どんな事を期待しているかを」 獣のような目つきでそう言った魅魔に対し、鈴仙以外の全員の視線が集中する。 その効果を充分に楽しんだ上で、魅魔は次々を発表を始めた。
[641]鈴仙奮闘記@>>639で>>634さんのみ敬称を略しちゃってますね…ミスです、ごめんなさい(泣) ◆85KeWZMVkQ :2016/01/22(金) 23:59:34 ID:??? 魅魔「――因幡てゐ、因幡佳歩、因幡つかさ! お前達三人の行先はアルゼンチンだ。厳しい社会で、サッカーの個人技たるや何かを学んで来い!」 てゐ「は……は〜い(うげっ。めんどくさそ〜……あたしゃ、イージーモードな社会で充分なのに)」 佳歩「はい! 頑張ります、何でもやります!!(――アルゼンチンって、確かパスカルさんの母国だったよね? 鈴仙さまとの2トップのライバルとして、パスカルさんには負けたくありません!)」 つかさ「……畏まりました(――佳歩ちゃんは眼を輝かせているけれど。 彼の国には恐るべき天才が潜んでいる。心を、折られないようにしないと……!)」 魅魔「――パチュリー・ノーレッジ! それと上白沢慧音! あんた達二人は共に、イタリアへと向かって貰う。お前達にはそれぞれMF、DFのリーダーを期待している。 それぞれ世界最高のレジスタとカティナチオマステリーになるまで帰って来るな!」 パチュリー「……簡単なノルマで良かったわ」 慧音「……了解だ(……私には、途方も無く困難な試練に思える。 私は果たして彼女と。もやしの天才、パチュリー・ノーレッジと、上手くやって行けるだろうか)」
[642]鈴仙奮闘記@>>639で>>634さんのみ敬称を略しちゃってますね…ミスです、ごめんなさい(泣) ◆85KeWZMVkQ :2016/01/23(土) 00:01:16 ID:??? 魅魔「――反町一樹。秋静葉、秋穣子。……えっと、あと、アリス・マーガトロイド! お前達3人、じゃなくて4人はフランスのサッカーアカデミーに留学だ! 反町。頭の良いお前が世界最先端の理論を学び、素朴な秋姉妹を導くんだよ!」 反町「……はい!(――この監督は俺の事を評価してくれる。この人の為にも、 そして大事な穣子さんと静葉さんの為にも、俺は成長するんだ! ……できればFWとして)」 静葉「私はそこまで素朴じゃないけれど。でも、反町君と居られるならば歓迎だわ」 穣子「いやったぁー! サッカーアカデミーって要するに学校でしょ? 文化祭に山登りに収穫祭だー! ……って、アレ? でも、アリスさんも私達と一緒? なんで?」 魅魔「あ。えー……――アリスは……。そう。頭が良いからここにしたんだ。うん、それだけさ。 (どう振り分けてもコイツだけ余るから……だなんて言ったら、また泣いちゃうしねぇ)」 アリス「……ふ、フン。当然ね。サッカーはブレイン、常識よ。 言っとくけど、『どう振り分けてもコイツだけ余るから』とか言われたらどうしよう……? ――とか、全く思ってないからね?」 魅魔「――コホン。次に寅丸星、ナズーリン、河城にとり!! あんた達3人はメキシコに行ってもらう! メキシコの熱風に吹かれ、精神と肉体を成長させろ! ちなみににとりがこの国になったのは、スポンサーであるヒューガーの意向でもある」 星「はい、がんばります!!!!!」 ナズーリン「!マークが多すぎるよ、ご主人……(精神と肉体の成長がテーマ……か。 私もご主人も、共々苦しむ事になりそうだな。――ご主人は、絶対何も考えてないだろけど)」 にとり「ひゅ、ひゅぃぃ……(――メキシコって、私が本来社員として派遣される予定だった国じゃん。 これってやっぱり、内定蹴った事に対する報復措置なのかなぁ……?)」
[643]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/23(土) 00:02:58 ID:??? 魅魔「最後に古明地さとり。そして火焔猫燐! あんた達2人はイギリスへの派遣が決まった。正確にはイングランドだ。 フィジカル重視のサッカーは華奢なお前さん達2人は苦しかろう。 しかし、そんな地獄を乗り越えてこそ、見える光もある筈だ!」 さとり「……地獄に光とは、憎い事を言いますね。私が断らないよう根回しした心算でしょうか」 お燐「あたいはさとり様と海外行けるなら何でもいいよ〜。あー、外国のお料理楽しみだなぁ〜♪」 ――以上5組の指名を終えて、魅魔は一旦口を閉じる。 アルゼンチン、イタリア、フランス、メキシコ、そしてイングランド。 そのどれもが、それぞれのメンバーにとって当然ながら馴染みの薄い国ばかりだった。 魅魔「――さて。あたしが話すべき事はこれで最後かな。何か質問は――?」 スッ……。 パチュリー「…………」 魅魔「何かね。パチュリー・ノーレッジ」 自分が必要事項をひとしきり話し終えたと思った魅魔は、最後に一同に質問を投げかける事にした。 そうして魅魔が質問を投げかける前に、苛立たしげにスッと手を伸ばしたのはパチュリーだった。 彼女は屋外であってもやはり囁くような声で、こんな質問をした。
[644]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/23(土) 00:04:41 ID:??? パチュリー「……ドイツには誰を派遣させるの」 魅魔「――へぇ。流石は良く学んでいるね」 その質問はパチュリーと魅魔以外の者にとっては殆ど意味不明な物だったが的を得ていた。 魅魔は良い質問だ、とニヤリと笑って答えた。 魅魔「そうだ。実はこの新チーム……お前さん達15人が全部じゃない。他にもまだ居る。 ドイツには、この他に居るメンバーに行かせるつもりだ」 パチュリー「………!」 ざわっ……! ざわざわ…… その回答にパチュリーが伏せた目を僅かに開き、周囲は謎の16人目の存在について俄かに色めいた。 魅魔はそれを律する様子も無く、ただ少し言い間違えたと言う風に軽く訂正する。 魅魔「……いや。正確には、まだ居る『かもしれない』かな。 一つ言える事は、その居る『かもしれない』奴についても、 お前さん達と同じような修行環境を与える予定である……それだけだよ。 何、詳しくはまた説明するさ。――時が来れば、ね」 パチュリー「……ま。別に今はそれで良いわ」 魅魔の回答は曖昧だったが、パチュリーはそれで納得したようだった。 その場はパチュリー程素直に納得はできなかったが、 しかし魅魔がそれ以上の情報を出さない事もあって、やがて場は再び静まり返った。
[645]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/23(土) 00:05:41 ID:??? 魅魔「さて。これで質問は最後かな?」 質問が無ければ、魅魔は15人のメンバーを空港まで送り届けなくてはならない。 いい加減にこの場を打ち切ろうかと思った際に――。 スッ……。 最後にピン、と手を伸ばす者が居た。それは鈴仙だった。 魅魔「何かな、えーっと……鈴仙」 鈴仙「――はい。あの、考えてみれば、パチュリーさんのと比べると、全然大した事無い質問なんですけど……」 彼女はピンと手を伸ばした割りには、どこか恐縮している様子だった。 部下としてならいじらしい態度だったかもしれないが、 鈴仙にある程度のキャプテンシーを求めている魅魔にとっては、ひたすら彼女が頼り無く見える。 魅魔「前置きは要らん。要件を言っておくれ」 魅魔は僅かな怒りを籠めてそう鈴仙を促した。 すると鈴仙自身も自らの情けなさに気付いたのか、オホンと咳払いをすると。 ――意を決したように、こんな事を提案してきた。 鈴仙「……名前、決めませんか? 私達の新チームに」 魅魔「名前ぇ? そんなもの、後で幾らでも……」 魅魔はその提案の下らなさに舌打ちしたくなった。 まるでかつての博麗の巫女のように暢気な奴だと思った。 ――しかし不思議な事に。あるいは偶然か、鈴仙の一言で場は大きく動いた。
[646]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/23(土) 00:07:06 ID:??? 星「た、確かに……! 私もいつまでも『新チーム』って言い辛いな、って思ってたんですよ!」 慧音「名付ける、定義するという行為は一種の世界との契約だ。 新チームとして結集するのは後になっても、その寄る辺があるのは大きいかもしれないな」 アリス「あ! じゃ、じゃあ新チームは『アリスちゃんとオトモダチズ』ってのは……?」 穣子「『オータムスカイズ』! なんかピピっと来ちゃった! これしかないって!」 反町「(み、穣子さん。それをあなたや俺が話すのは、何というか、その……危険です!)」 てゐ「でも鈴仙ったらないわー。あの緊迫した場で『名前決めません?』って。マイペースすぎ」 佳歩「……ですが。鈴仙さまの提案のお蔭で皆さんの空気がさっそく和んでるような気がしますよ? たまたまかもしれないですけど……。――でも、似たような事はルナティックスでも沢山ありましたし!」 魅魔「……なるほどね」 この様子を見て、魅魔は頷いた。そしてかつて永琳が自分に言わんとしていた事を察した。 魅魔「(この、なんとなーく皆の和を作り出しちゃう親しみやすさ。 これが単なる狂気の器には無く、鈴仙・優曇華院・イナバにしか無い才能……って事かね。 ――だったら、あたしが止める理由も無いか)――分かった」 騒ぎ出した一同に対し、魅魔は降参だと言った風に両手を挙げる。 そして彼女達に対して、こう言ってあげる事とした。 魅魔「そんなら、決めておくれ。新チームの名前。あたしは何も言わんから、 各自が適宜リーダーシップなり何なりを発揮する事。 ――これがお前達15人に与える、一番最初のタスクだ」
[647]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/23(土) 00:28:46 ID:SDpe5jZg ☆新チームの名称を決定します。以下のA〜Wの中からIDを出して投票をして頂いて、 【1/23(土)18:00:00までに一番票数が多かったチーム名】が、 鈴仙がこれから所属する新チームの名前となります。同数の場合は、決選投票を行います。 A:リトルウイングズ B:ワールドトラベラーズ C:ファンタジアガーディアン D:アウトサイダーズ E:ビッグボンバーズ F:地獄姉妹 G:たのしいサッカー同好会 H:反逆組織莫逆大鑑 I:ラ・オルケスタ・オブ・ザ・デス J:パーフェクトハーモニー・オブ・ザ・デス K:トワイライト・オブ・ザ・デス L:デッド・オア・ダイ M:ファイナルファンタジー N:弑虐プロジェクト O:イナバサッカークラブ P:マスターパチュリーにきいてみて! Q:KI☆ZU☆NA R:仲間だもんげ S:幻想郷再生担当大臣 T:クラッシュファンタジー U:蹴球十五天王 V:シュバルツ・フェアレーター(黒の反逆者たち) W:ヴァイス・フリューゲル(白き翼) X:その他 自由選択枠(※同数の場合、A〜Wが優先されます)
[648]森崎名無しさん:2016/01/23(土) 00:36:18 ID:IEreljk6 A
[649]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/23(土) 00:47:00 ID:SDpe5jZg …と、言ったところで今日の更新はここまでです。 最初、今日チーム名を募集するのか明日なのかが分かり辛かった為、 A〜Wの選択肢に加えて、Xで自由選択枠を設けました。 ただし、自由選択と他の選択肢が競合した場合は、先に提案頂いた方を優先したいと思っています。 何票決にしようか悩みましたが、【土曜日の夕方6時を期限とする多数決】制としましたので、 また投票をして頂ければ幸いです。 ※夕方6時から投票開始! ……では無いので、ご注意ください。 それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24