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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[672]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/24(日) 00:09:16 ID:??? 〜幻想郷・紅魔館〜 レミリア「小悪魔! 今から私が言うクラブチームに電話を掛けるのよ! えーと、まずはドイツのバイエルン! それとイタリアのインテル! 後は、えっと……」 小悪魔「ふ、ふえぇ……何で咲夜さんじゃなく私が……?」 レミリア「パチェが言ってたのよ。『普段私にやらせてるような事は、あの子に任せときなさい』って。 あ、決まった! 次はイングランドのリバプールに……」 咲夜「(……パチュリー様だとそうでも無かったけれど。 小悪魔がお嬢様に何か言いつけられてるを見ると、ジェラシーを感じる……)」 美鈴「それよか、お嬢様は何を企んでるんですかぁ?」 レミリア「――簡単。今からパチェを除いた紅魔の6人を、海外のクラブチームに売り込むのさ! そこで技術を磨いて、超一流の選手となる為にね!」 陸「はぁぁ。お嬢様は相変わらずメチャクチャな事考えるアルね。代表合宿をサボる気マンマン……って、アレ? 6人って事は。……もしかして、朕も入っているアル?」 レミリア「当たり前でしょ、中国。あんたも大事な私達の仲間。咲夜や美鈴と全然変わらないからね!」 陸「……! 大人(ターレン)……感謝する。謝謝」 レミリア「……(――絶対後悔させてやるよ、パチェ。次の大会で生まれ変わった私達の姿を見せてね。 そして……鈴仙。あんたには次の大会でこそ、必ずこの借りを返してみせる……!)」
[673]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/24(日) 00:10:39 ID:??? 〜仙界・神霊廟〜 青娥「太子様、報告いたします。……ナジーブ・ユブンタイが昨日、『不幸にも』心臓病で急逝しましたわ。 彼の莫大な遺産の全ては、遺言状の手筈通り、内縁の妻である私に」 神子「――つまり。いよいよ手駒が揃った、という事かな」 青娥「ええ! そうですわー。金と名誉。そして少年特有の馬鹿馬鹿しくて中途半端なプライド……。 その辺りを適度にくすぐり、カンペキなメンバーが揃ったと自負出来ますわ。 貴女様がこれより『明けの明星〈アルシオン〉』として君臨するに相応しい、最強最高のチームが……!」 神子「流石は青娥殿。私が最初指示していた以上の事をやってのける。 私は単に、海外から適当なチームを買い上げてくれ、と指示しただけだったのに」 青娥「いえいえ! 良いんですのよ? 私は太子様が喜ぶお顔が見たいだけですからー」 屠自古「(……神子様の手筈通り、幻想郷の政治的支配は水面下で着実に進んでいる。 そして同時に、彼女――霍青娥がここに帰り、色々な話をするようになった。 ……果たして、本当に良いのだろうか。忠臣として、ここで進言をせずとも……)」 布都「……屠自古。何か考えておるのか」 屠自古「――なんだ。布都か。お前には永遠に分からないような大事な事だよ」 布都「ふうん。……ま、屠自古が何を考えているかはどうでも良いが。 それなら我も言っておくべき事がある。 ……我は、何があろうとも、太子様に着いて行くぞ」 屠自古「! そう、か……(――布都はこう見えて賢い。私の何倍も。 ……彼女はきっと、私が今悩んでいる事などとっくの昔に悩み済みで。 そして、もう既に結論を出しているんだな……。ならば、私は……)」
[674]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/24(日) 00:11:53 ID:??? 〜幻想郷・選抜合宿会場〜 紫「――私が、今大会の監督をする八雲紫よ。宜しくね」 ラズリー「そして私がヘッドコーチを務める一般通過妖怪のラズリーよん。よろしくね〜」 ピース「そしてそして! あたいはごしゅ……ラズリーコーチのアシスタントをする、 一般通過妖精のクr……ピースよ! グッド・グレービー!」 霊夢「……………」 早苗「あ、あの! 質問なんですけど!」 紫「何かしら? 東風谷早苗さん?」 早苗「誰ですか、この変なTシャツ着た青い髪のお姉さん! コーチは藍さんじゃないんですか! あと、この更に変なタイツ着た妖精って、お姉さんの式神か何かですか!? 橙さん互換みたいな!? あとあと、レミリアさんとか咲夜さんとか複数人がイキナリ欠席してるのは何故ですか! えーと、他にも……兎に角、何かいつもと違うって言うか。ツッコミどころが多すぎると思います!!」 紫「……そこについてはおいおい話すわ。貴女達は何も心配せず、彼女達の指示に従っていれば良い。 大丈夫よ。幻想郷は、夢見る全ての者達の味方ですから。ウフフ……」 早苗「は、はい……(うううっ、心配過ぎです。霊夢さんは人形のように黙して何も語らないし、魔理沙さんは居ないし。 諏訪子様と神奈子様が居るのは救いだけど、お二人とも、何かこの状況を知っていながら話してくれないし。 ――やっぱり私、プロジェクト・カウンターハクレイで、鈴仙さんと一緒に行けば良かったのかなぁ)」
[675]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/24(日) 00:20:47 ID:??? ――これは、古き奮闘と新たな奮闘を繋ぐための、単なる幕間の物語。 しかしそれは、これまでの物語を振り返り、新たな物語を紡ぐ為に必要なピース。 悪霊に選ばれし15人の戦士達は、これより彼女達が想像するより多くの試練に出会い。 ……また、同時に多くの仲間を得るだろう。 しかし、それは幕間で語るべき些事では無い。いよいよ、物語を次に進める必要がある。 新天地で織りなされる、全く異なる7つの物語。 その顛末を経て初めて、我々は最後の物語を開く事が出来るのだから。 ――さあ、出かけよう。幻想を一旦離れ、舞台は確かにここにある、ただ一つの現実へ。 〜第二、五章 完〜
[676]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/24(日) 00:31:01 ID:??? …と、言ったところで今日の更新はここまでです。 第三章については、プロットについて確認でき次第始めたいと思いますので、 明日は更新できないかもしませんが、以下に簡単な進行予定についてだけ再掲します。 (再掲と言いつつ、若干内容を変えています(汗)。また、予定なので変更の可能性もあります(爆)) ★簡単な進行表 第三章開始 ↓ ○妖夢の章(試合) ↓ ○鈴仙の章(練習2回→試合)※最初(リオカップ開会前)のみ練習8回→試合 ↓ ↑ ○仲間の章(練習8回→試合)※試合後は鈴仙のチームに合流 ↓ チームメイト全員合流 ↓ ○鈴仙の章ラスト(練習2回→決勝戦) ↓ ○??の章(試合) ↓ ○新チームの章(練習4回→試合→練習8回) ↓ 第三章完、最終章へ… ※最終的な練習回数は、鈴仙が約20回+α程度。他の仲間が約8回+α程度となります。 練習の仕様等について、仲間の章の際は、少し方式を変えようと思います。詳細はその時説明します。 (鈴仙の章の際は、これまでと大体同じようにしようと思っています) ※才レベル等練習時の伸びやすさについては、選択の楽しみがあるように工夫しようと考えています。 ……もしも第三章について、質問があればネタバレになり過ぎない程度でお答えしたいと思っていますので、 またコメントを頂ければ幸いです。それでは、本日もお疲れ様でした。
[677]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/24(日) 01:03:29 ID:??? 〜宣伝コーナー〜 中西「鈴仙奮闘記第二回人気投票、今も実施中や! 今日はワイにも出番があったからなー、今頃300票位入っとるで!!」 幽々子「あら。中西君ったら大張り切りね。私は皆がこの場を通じて楽しんでくれるなら、何でも良いわ〜」 リリカ「私達はそんな悠長な事言ってらんないよ! 私達にも愛の手をー!」 ルナサ「……て、てをー……何か、恥ずかしいな」 メルラン「アレ? でも考えてみたらさ。私達が自分の心の中で1位だと思ったら、 それはつまり、私が実質的に1位って事じゃない! やった〜! 私1位だ〜♪」 藍「……と。世の中の全員がそう思えれれば楽なのだが、 そうはならないから、人気投票というものはあるんだろうな」 橙「でも。色んな人の気持ちが、コメントや投票を通じて見えるのって素敵ですよね! 皆違って皆良いですよ、藍さま!」 妖夢「(……私は、この場に入っても良いのだろうか。一度主に背を向けた自分が、 こうした明るい場に戻って来る事は、許されないと思う……けれど)」 幽々子「妖夢〜。貴女もこっちに来て宣伝しなさいな。この場はメタ空間だから、 ここで何を言って何を喋っても平気よ。 別に『あやや、私はフランちゃん! 応援してウサ!!』とか言っても、今なら怒られないからね〜?」 妖夢「怒られなくても、そんな事言いませんって。――でも、それなら。今は少しだけ、前みたく居させて下さい……。 (――そして。また頑張ろう。私は、私の物語を続ける必要があるのだから……)」 〜投票は以下のURLから〜 http://capmori.net/vote/vote41/bbs.cgi
[678]森崎名無しさん:2016/01/24(日) 13:48:37 ID:??? 乙なのです 三章も楽しみにしています。 早苗さんから漂う不憫オーラ 藍「早苗……私の妹になれ」 早苗「却下♪」 全く関係ないけどなぜかブラジルでポストプレイヤーとして開花して、 「あれぇ?」といいながら、大活躍する鈴仙ちゃんの夢を見た
[679]森崎名無しさん:2016/01/24(日) 14:17:57 ID:??? >そして大事な穣子さんと静葉さんの為にも、俺は成長するんだ! ……できればFWとして ――反町は―― 2度とFWへは戻れなかった…。 MFとDFの中間の選手となり永遠にフィールドをさまようのだ。 そしてFWで出たいと思っても出れないので ――そのうち反町はシュート練習をやめた
[680]森崎名無しさん:2016/01/24(日) 23:37:14 ID:??? 乙です。 なんか、仲間の海外修行にレミィと愉快な仲間たちが立ちふさがるフラグがw
[681]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/24(日) 23:38:16 ID:??? こんばんは、今日は意外と時間が取れたため、 とりあえず序盤のプロットはそこそこ上手い事整理できました。 なので第三章オープニングについて、冒頭だけ書いてみようと思います。 >>678 乙ありがとうございます。 楽しみにして頂いて本当にありがたいです。活力になります。 早苗さんは地獄堕ちする前に自己解決しちゃうタイプだと思います。 パスと競り合いも高いですし、選択次第ではポストプレイヤーになる道もあると思います。 >>679 究極ディフェンシブフォワード生命体の末路は哀しいですね…
[682]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/24(日) 23:43:50 ID:??? 〜19XX年11月 ブラジル・グアルーリョス国際空港〜 ――ゴオオオオオオオオ…………ッ。ガッ、ガガガガガガガガガガッ! パチュリー「……着いたわね」 ジェット機が無事地上に着陸し、けたけましい車輪の音がBGMとして鳴り響く中。 パチュリー・ノーレッジは気だるげにそう呟くと、読んでいた新聞を畳み、 エコノミークラスの狭い座席から窓の外を眺めた。 出立に先立ち小悪魔から仕立てて貰った薄紫色のブラウスに、濃紺色をした七分丈のパンツ。 外界の少女風の出で立ちでパチュリーがこのブラジル・サンパウロの地に降り立ったのは、 チーム発足後、彼女に選手兼コーチの地位を与えた魅魔の命による物だった。 「ハイパーカンピオーネ計画の核である、魂魄妖夢の視察に行って来い」 自身のイタリア研修中に与えられたその命令は、ハッキリ言ってパチュリーにとっては不快なものだったが、 一方で彼女自身も気にならない訳では無かった為、最終的にはその命令に承諾。 イタリアから遥々12時間のフライトを経て、こうしてブラジルの地に辿り着いたのである。 パチュリーがこの無茶な命令を承諾した理由は二つあった。 パチュリー「(私は――紅魔スカーレットムーンズは、かつて聖徳ホウリューズに辛酸を舐めさせられた。 紅魔の一員だった私は強い借りを感じていると共に、知識を追求すべき魔法使いとしての私は、興味を持っていた。 豊聡耳神子が企む計画――ハイパーカンピオーネは、一体どのような形の力を望むのか。 個人として強いサッカー? 組織を活かすサッカー? あるいはその両立? ……いずれにせよ、きっと彼女達は、私達のチーム……リトルウイングズには無い、全幻想郷選抜にも無い。 また別な意味での「力」を示してくるのでしょうけど)」
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0ch BBS 2007-01-24