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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[689]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/25(月) 00:02:01 ID:vntwtxBc 翼君は最後に――私の方に視線を向けて、ニコリと笑ってこう言ってくれた。 翼「――そして。G番のネイ君は優秀なドリブラーだけど。 ……これについても、魂魄さんが彼を二回り位突き放している事については、疑問の余地が無いよね?」 妖夢「…………」 大空翼。私は彼の事が少しだけ苦手だった。 途方も無く高い才能と実力を持つ一方で、自身もこれを隠そうとはしない。 善悪の区別が付かない子どものような笑顔で、彼は自身の才と力をひけらかし、他者の無才と無力を蔑む。 そしてそれらは事実に裏付けされている故に、残酷だと私には思えた。 妖夢「(――とは言え。そういう彼も最近は変わって来たらしいのだけれど。 ……さてと。私はどんな風に彼に答えてあげようか)」 私は翼君の笑顔に向けて、こう言ってやることにした。 A:「――当然の事だ。一々勿体ぶって言う必要もあるまい?」 B:「二回りは私を過大評価し過ぎね。……一回り半、と言ったところか」 C:「……それが何? だから彼らを弱者として侮っても良いと?」 D:「結論は単刀直入に。今日の戦略をどうするか、教えてくれない?」 E:「それより、リマ君とレナート君の意見も聞いてみないか?」 先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *どの選択肢を選んでもマイナスはありません。ロールプレイと思って選んで頂ければ幸いです。
[690]森崎名無しさん:2016/01/25(月) 00:03:40 ID:t/0uGCmQ C
[691]森崎名無しさん:2016/01/25(月) 00:05:33 ID:9jLfzJhM C
[692]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/25(月) 00:06:20 ID:??? ……と、言った所で今日の更新はここまでにします。 妖夢の章はオープニングイベントなので、試合についてはかなりサックリ目に進行させて頂ければと思っています。 >>680 このくだりは3を意識していますねw それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
[693]森崎名無しさん:2016/01/25(月) 00:07:03 ID:uCPB4Kvo D
[694]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/25(月) 00:21:15 ID:??? 〜宣伝コーナー〜 早苗「みなさーん! 第二回鈴仙奮闘記人気投票では、是非私達守矢みらくるずに清き一票! いえ、私と神奈子様と諏訪子様の分で清き三票。 いえいえ、それにピエールさんとか若島津さんとかの票も入れて、清き沢山の票をお願いしまーす!!」 神奈子「ま、私らはそこまで派手にやってた訳じゃないから、そこまで伸びないとは思うけどねぇ。 ……でも、早苗には投票をして欲しいな。あの子も色々悩んで来たんだし」 諏訪子「……主に私達のせいで、だけどね」ボソ ピエール「そう言えば、新チーム……リトルウイングズのメンバーも、フランスに来る者が居るとか。 その時こそは、俺も是非宜しく交流させて頂きたいな」 早苗「!? そ、そうだ。私もフランスに行けば票が得られるかも! ピエール君、私をフランスに連れてって!」 神奈子「あ、こら! 駆け落ちは許さないよ!」 若島津「……フン。五月蠅い雑魚共だ」ガガガ 華扇「そう言う貴方は、今でもスクラップのままですけどね。……どうするんですか、今後」 若島津「決まっている。より強い身体を得て、より強い力を手に入れる。 そして今度こそ、この世界を血と暴力が支配する世界へと変えるのだ……」ガガガ 華扇「(――育て方、どこで間違ったかなぁ)」 偽レナート「人気投票のアドレスは下記のとおりだ! ていうかアレ!? 俺の本物が今日本編に出てたし、 これからの投票って全部本物に吸われるんじゃね!?」 〜投票は以下のURLから〜 http://capmori.net/vote/vote41/bbs.cgi
[695]森崎名無しさん:2016/01/25(月) 00:47:23 ID:??? F キーガンからとてつもないオーラを感じます・・・!!!
[696]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/25(月) 22:46:54 ID:??? 更新再開します。 >>695 妖夢の章を書くにあたって本スレのリオカップ編を改めて読み返してたんですが、 実はキーガンさんって、フラメンゴ戦でジェトーリオやカルロスのシュートを止めるまでほぼ空気だったんですね…。 あとはサントス戦でリベリオ君のバナナシュートを止めたくらいです。
[697]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/25(月) 22:49:40 ID:??? C:「……それが何? だから彼らを弱者として侮っても良いと?」 私はせめてもの反抗として、吐き捨てるように翼君にそう言ってやった。 それは、私自身がかつて弱者だったが故にした、単なる同情かもしれなかった。 ――しかし、結果として私の反抗は徒労に終わった。 ……ニコッ! 翼「それは違うよ、魂魄さん。彼らもサッカーに命を賭けてるんだ。 そんなライバル達を侮るなんて、するわけないよ」 翼君は不機嫌になるでもなく、冷やかに無視するだけでも無く――笑った。 成程確かに、その純真な笑顔からは蔑みとか傲慢とかとは無縁に見える。 そして、その笑顔は余りに真っ直ぐ過ぎるが故に、他のどんな感情よりも恐ろしかった。 翼「俺はむしろ、悲しいと思ってるんだ。彼らだって俺や魂魄さんと同じくらい努力しているのに、 何時まで経っても低レベルなサッカーから、どうしても抜け出せない。……本当に可哀想だと思ってる。 ……だけど、石崎君と再開して気付いたんだ。それを救うのが、俺の仕事なんだって」 翼君の表情から、僅かな陶酔が生まれた。それは貧しく病める者達に施しを与える聖人のようだった。 翼「俺は、事実として弱い彼らを救って……つまり、励ましてあげる必要があると思うんだ。 がんばれ、がんばれって。君たちでも俺みたくサッカーを愛すれば、きっと上手くなれるぞ……って。 だから魂魄さん、誤解しないで。俺はパルメイラスを侮ってるんじゃないんだよ。 むしろ使命感に燃えてたんだ。俺が、可哀想な彼らに、正しいサッカーを教えてあげなきゃ……って!」 妖夢「………」
[698]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/25(月) 22:51:12 ID:??? 翼君が演説を終える。チームメイトはシン、と静まり返っていた。 無理も無い。彼の考えは歪んでいると、その場に居た誰もが知っていたからだ。 翼君一人が、磔にされても尚正義を訴えるイエスの如くに輝いていた。 石崎「翼……。昔はここまでじゃなかったのに。やっぱり、森崎が消えた穴は、俺だけじゃあ……」 私の隣で石崎君が、無念そうにそう呟いていた。 彼は選手としての大空翼を復活させた立役者だったが、人間としての大空翼を復活させるには至らなかったようだった。 妖夢「……森崎、有三」 その人物の名を私は情報として知っている。彼が大空翼にとってどれだけ大きな存在だったか、という事も。 ……そして私は現実として知っていた。森崎有三を失った大空翼は今も尚、内心にどす黒い狂気を抱えている事を。 ***** ――その後、ミーティングは恙なく終わった。 一度は狂気を見せていた翼君も、こと実際のサッカーになると恐ろしく真面目な性格をしており、 ホワイトボードの図を何度も指差しながら、冷静で的確な判断をチームメイトに下していた。 翼「――試合自体は、まっすぐ攻めていっても問題無いと思うな。 いつも通り魂魄さんがボールを運んで、自分で決めるかストラットに送るかで迷わせるのも効果的だし、 俺が中盤でボールキープした上で、俺のミドルシュートを起点に攻めて行くのも悪くないと思う。 新田やマウリシオのサイドアタックも有効かな? 逆に今日の試合は攻勢になるだろうから、ボランチのバビントンが頑張って攻める必要は無いと思うよ。 ただ、守備は少し気を付けた方が良いかもね。 多分ネイのサイドアタックが中心に飛んで来るとは思うけど、それに対処する為に逆サイドが空いては目も当てられない。 基本的にはネイはドトール。サトルステギはアマラウ。そしてトニーニョのミドルシュートは石崎君が対処すれば、 大体は何とかなると予想してるけど……その辺りは、レナートの活躍にもよるかな?」 レナート「なにィ(闘志)」
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0ch BBS 2007-01-24