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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[76]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/11(月) 21:53:42 ID:nymbWcHU 魅魔「(レジスタへの志向、か……。反応はああだけど、やはり自分自身の目指すべき選手像として、 イタリアサッカーの司令塔を見ていたようだね。 全幻想郷代表では恐らくレジスタは目指せまい。この方向で突いていけば……)」 順調な推移を見せる感情値に、魅魔は一瞬胸を撫で下ろしかけるも――。 パチュリー「――でも。それだけでは私は了承できないわ」 パチュリー・ノーレッジはそれで折れる程安い選手では無い。 彼女は魅魔に対してもう一つ、問いを投げかけて来た。 パチュリー「知ってると思うけど。私はなんだかんだでここの住人に思い入れがあるのよ。 できる事なら、代表としても一緒にサッカーをしたい。そんな庶民派な気持ちも、人並みはあるの。 確かにイタリアサッカーを学べるかもしれない、という点はあんた達の計画の大きな利点だとは分かった。 だけど、それだけでは私の思いは動ききらない。だから、他にも利点があるなら、教えてくれないかしら? 私が紅魔の絆を捨ててまで、あんた達について行くべき合理的かつ論理的な理由を」 魅魔「成程ね。合理的かつ論理的な理由か。――それならある」 パチュリー「……へぇ。気になるわね。聞かせて貰おうかしら」 魅魔「ああ、いいさ(……彼女のサッカー知識は、他の幻想郷の住人と比べても間違い無く断トツに豊富だ。 その上、自分の才能に関するプライドも高い。ここは殊更に気を付けて、的確な指摘をする必要があるだろうね)」
[77]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/11(月) 21:55:04 ID:nymbWcHU パチュリーはここで初めて、本を手元に置いて魅魔に視線を合わせた。 伏し目がちな双眸が魅魔の顔に冷たく刺さる。 ――ここは、今回の勧誘において最も重要な局面だ。第六感がそう告げる中、魅魔はこう話した。 A:「このまま代表にいても、あんたは霊夢の引き立て役だ。だがウチなら別だ、間違い無くトップ下になれる」 B:「紅魔の絆も大事だろうが、弟子との絆も大事じゃないのかい? 鈴仙は、あんたを心底慕っているよ」 C:「全幻想郷は個のチームだが、我々は組織のチームを目指す。……レジスタは、どっちのチームの方が輝ける?」 D:「我々のチームには、あんたのパスを受ける史上最高のクラッキが居る。……誰かは分かるね?」 E:「あんた、岬、射命丸、それと数合わせでアリス。……伝説のカルテットを完成させてみたいと思わんかね?」 先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[78]森崎名無しさん:2016/01/11(月) 22:04:21 ID:n3bgOnZk C AとDはそれぞれ暗にパチュリーとレミリアを貶すことになるから地雷かな
[79]森崎名無しさん:2016/01/11(月) 22:05:12 ID:g5HQ/O2w C
[80]森崎名無しさん:2016/01/11(月) 22:05:48 ID:6HPqrhDE C Dはレミリアでもよくね? になるかたしかに
[81]森崎名無しさん:2016/01/11(月) 22:06:51 ID:GA7FNFjs C
[82]森崎名無しさん:2016/01/11(月) 22:08:44 ID:??? 代表に個の力で勝てるわけがないから自動的に組織力で対抗することになる メンバーが碌に集まってなくても組織のチームを目指すと言い切れるはず 本当だったらメンバー次第になるんだろうけど
[83]森崎名無しさん:2016/01/11(月) 22:09:43 ID:??? ただCも今から作るチームでできるかという疑問は残るけど。
[84]森崎名無しさん:2016/01/11(月) 22:12:42 ID:??? 幻想代表に勝つ方法は組織的に戦うしか無いのも事実なんだよね。
[85]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/11(月) 22:32:28 ID:nymbWcHU C:「全幻想郷は個のチームだが、我々は組織のチームを目指す。……レジスタは、どっちのチームの方が輝ける?」 パチュリー「……ほう」 パチュリーはここで初めて表情を動かした。目を僅かに開き、魅魔の発言に注目している様子だ。 魅魔は物怖じする事なく、淡々と理由を述べていった。 魅魔「いいかい? 我々のチームは確かに、現在まだメンバーすら目途が立っていない。 が、全幻想郷選抜を含めた強豪国相手に勝利する事を目標としている。 この時、我々は必然的に、組織のチームを目指すしか選択肢は無い。 ……個の実力はどうしたって全幻想郷には劣るんだ。当然だろう?」 パチュリー「……まぁ。そうでしょうね。全幻想郷の代表監督は八雲紫。 彼女は以前からファンタジスタ・博麗霊夢を中心とするチームの創設を公言して憚らない。 そして、恐らくキャプテンでも無い一選手となるであろう、私の意見は受け入れられないでしょうね」 魅魔「そうだ。その前提もあって、我々は組織的なチーム作りが必要となる。 だがここで、一つの問題が生じる。――誰が、その『組織的なチーム』とやらを作るんだい? 幾ら半年時間があるとはいえ、今から作るような急造チームが。しかも弱小から中堅選手がメインのチームが、 世界にも通用するような『組織的な』プレーをするなんて、個々の選手が急に伸びるのと同じ位は無茶だ」 パチュリー「良かった。……その程度の常識は持ち合わせているのね。 単に根性論で組織プレーだ! ……とか、言いだすかと思ってヒヤヒヤしてたもの」 パチュリーの茶々を聞き流しながら、魅魔はコホンと咳払いをし、本題に入る。 魅魔「そこでだ。我々のチームが『組織的』なチームたるべきには、絶対不可欠な選手が一名居る。 試合中の得点の起点となり、高い実力と戦術理解力を持ち、攻守において要となるべき選手。 試合外においても、選手の組織的動きをコーチングし、実戦レベルへと導ける人物。……そう、レジスタだ」
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0ch BBS 2007-01-24